DMM.comの人材育成や研修制度は?
2024/11/03

DMM.comの人材育成や研修制度は?

DMM.comはエンターテインメント、ゲーム、テクノロジー、教育といった幅広い事業を展開しており、事業の幅は16領域60事業以上にもわたります。事業数とともに売上高や会員数も年々右肩上がりで増加しており、成長し続けている企業です。

そんな「なんでもやっている」DMMの企業文化を支えるためには、社員の育成制度や研修制度が必要不可欠と言えるでしょう。具体的にはどのような育成制度があるのか、人材育成に対する考え方と合わせて探っていきましょう。

DMM.comへの転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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DMM.comの人材育成に対する考え方

まず、DMMが人材育成に対してどのような考え方を持っているのかを見ていきましょう。

DMMの企業文化を反映した「DMM ESSNCE」は、社員が自主的に学び成長するための指針となっています。失敗を恐れずに挑戦し続ける文化が根付いており、社員が積極的に新しいことに取り組む姿勢が推奨されています。

 

≪DMM.ESSENCE≫

・本気の失敗を肯定する。

新しいことに取り組めば、

必ずつまずく。壁にぶつかる。

しかし、絶対に失敗しない人間とは、

何もやらない人間のこと。

失敗を受け入れ、学び、前を向こう。

多くの偉業は、すべてそこから始まった。

私たちは、世界で一番失敗する会社になる。

 

・テクノロジーとともに。

組織をアップデートしながら、

社会に価値ある提案をするため、

新たな技術に挑戦し続ける。

そして、データを駆使し、科学することを怠らない。

私たちは、技術と組織を一つのシステムとし、

つねに最適解を導き出す、

唯一無二のテックカンパニーへ。

 

・誠実であれ。

信用を勝ち取れているか。

それは何より大切な指標のひとつ。

人を騙さない。約束を守る。

些細な一つひとつの積み重ねが、

仲間をつくり事業を発展させていく。

バカ真面目にカッコよく生きよう。

不誠実な人のところに、人は集まってこない。

 

・ちゃんと稼ぐこと。

夢を語る前に、まず稼ぐ。

お金がなければ自身が成し遂げたいことも、

人を幸せにすることさえもできない。

だから、正々堂々稼ぐ。

大企業でさえ苦境に立たされるこの時代、

私たちは世の中に貢献し続けるために、

確かな基盤を固め存続する。

 

・好奇心を忘れない。

私たちの事業は、絶えず変化していく。

あらゆる物事に飽くなき興味を抱き、

疑問を呈し、答えを出そうとするからだ。

そうすれば、たとえどんな荒野でも、

新たな道を切り拓いていけるだろう。

ビジネスの原石は、

きっとすぐ近くに転がっている。

いつまでも錆びない好奇心を、その胸に。

 

このように、DMMでは挑戦する文化が脈々と受け継がれてきました。だからこそ、現在は60以上もの事業を展開するまでに成長を遂げているのですね。

そんなDMMにはどのような研修制度があるのでしょうか。以下にて具体的にご紹介していきます。

 

DMM.comの実際の研修制度は?

人材育成に対する考え方がわかったところで、実際の研修制度をみていきましょう。

 

≪全社向け≫

・社内勉強会とトレーニング

DMMでは定期的に、職種・領域を問わず幅広い社内勉強会やトレーニングセッションが開催され、社員同士が知識やスキルを共有する機会が設けられています。これにより、最新の技術動向や業界のトレンドを把握しやすくなっています。

例えば、職種同士の繋がりを深めるカジュアルなLT(ライトニングトーク)会、社内外のエンジニアとの交流や技術啓蒙を行うミートアップ、特定の技術やスキル、社員同士の繋がりを高め合う勉強会のほか、経営層の声を社員に届けるためにCTOとVPOEとの社内ラジオも公開し、情報の透明性も図っています。

また役員との交流を深める目的として、勉強会以外にもCOOとのランチ会、全社員向けのイベントを複数開催しています。

 

・オンライン英会話

「DMM英会話」を利用して、社員はオンラインで英語を学ぶことができ、国際的なコミュニケーション能力を向上させる機会が提供されています。

 

・キャリアパス支援

各社員のキャリアパスに応じた支援が行われており、希望するキャリアに向けて必要なスキルや知識を習得するためのサポートが提供されています。これには、資格取得支援や外部研修の受講も含まれます。

 

≪エンジニア向け≫

◆DMM Tech vision

「DMM Tech Vision」は、DMMをテックカンパニーとして発展させるため、2018年に策定された技術戦略です。60以上の事業を支える「当たり前」をアップデートし続けていくために、”エンジニアを事業にもっとコミットさせよう”という社内の動きから策定されました。

DMM Tech Visionの中で、特に重要とされている4つのバリューをご紹介します。

 

「Agility(アジリティー/俊敏的)」

誰もが素早く挑戦し、失敗が許容できる技術的基盤がある。見つけた最適解を全体に広める仕組みがある。

「Scientific(サイエンティフィック/科学的)」

数値を共通言語とし、エンジニア、ビジネスサイドに関係なく意見が評価・実施される。改善に再現性があり、全社で活かされていく。

「Attractive(アトラクティブ/魅力的)」

日本で最もエンジニアを惹きつける組織。多事業展開や新技術、R&Dから成る多くの技術的チャレンジがある。

「Motivative(モティべーティブ/意欲的)」

誰もが能力を発揮できる場にいる。透明性の高い組織で、誰もが自分の仕事の意義を理解している。

 

DMM Tech Visionをもとにテック化に取り組むDMMでは、社員が最新の技術を習得し、業務に活かせるようにするためのトレーニングや勉強会が定期的に開催されているほか、技術者向けのサポート制度が充実しています。具体的な内容を下記にてご紹介します。

 

◆DMM Tech Empowerment

DMMの「なんでもあり」の事業展開を支えていくためには、日々技術を磨き高めていくことが必須になってきます。この技術職向けサポート制度/DMM Tech Empowermentは、エンジニア・デザイナーのスキルアップを支援するサポート制度パッケージです。

 

・カンファレンス参加支援

最先端の技術や情報に触れて参加者がスキルアップし、その後コミュニティに貢献することも目的に、国内外の指定するカンファレンスへの参加費(チケット費用+宿泊交通費)を企業が負担する制度。遠隔地の開催であっても積極的に支援を行っています。

・国内対象カンファレンス

RubyKaigi/ScalaMatsuri/DroidKaigi/try! Swift/iOSDC/Kotlin Fest 他

 

・海外対象カンファレンス

SXSW/Google I/O/WWDC/KotlinConf/GitHub Universe/ADOBE MAX/re:Invent 他

 

過去には、この制度を利用して「Google Cloud Next(@サンフランシスコ)」や「AWS re:Invent 2022(@ラスベガス)」に参加したエンジニアやデザイナーもいるそうです。
オンラインでイベントに参加することもできる時代ですが、日本を出て他国のエンジニア・デザイナーと交流することで、技術力の向上やモチベーションアップに繋がっています。

カンファレンス参加支援を利用した場合、参加レポート寄稿や、社内イベントでのプレゼンが活発に行われるため、参加できなかったメンバーも持ち帰った生の声を聞くことができます。

 

・勉強会・コミュニティ支援

メンバーそれぞれが、社内・社外問わずに学びを共有できるコミュニティに貢献し、切磋琢磨する相互作用を活性化するべく、コミュニティ活動に対して全般的な支援を行っていきます。

例えば定期的に開催されているのが「ビアバッシュ」。ビールを飲んだり軽食を食べながら、LT(ライトニングトーク※短いプレゼン)をして交流するイベントです。リモートで普段顔を合わせる機会が少ない技術職の方にとって、横の繋がりを作る良い機会になっています。

 

・AWS・GCP・Azure実弾演習場

AWSやGCP、Azureを使った環境構築スキル習得のため、月100ドルまで自由にAWS・GCP・Azureを使って学習ができる制度。挑戦する環境を提供することで、成功も失敗も経験し、1人1人の能力を高めてほしいという思いから誕生しました。

将来的な配属先でこれらの環境を使う予定の社員が、早めに環境に慣れておきたいということからこの制度を利用することが多いそうです。

 

・資格取得支援

各種技術関連の資格取得に関して、受験費用を会社が負担しています。

たとえば、「情報処理技術者試験」や「Python3 エンジニア認定基礎試験」といった資格試験が対象です。

 

DMM.comへの転職をお考えの方へ

DMM.comへの転職は難易度が非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言えます。

弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

DMM.comへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。

 

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