30代、年収ダウンでもチャレンジングでやりがいのある環境へ
ご経歴と転職理由
大手化学メーカーにて一環して情報システム部門での業務に従事。全社システムの統合や、ERPパッケージの導入、グローバルでのシステム構築のプロジェクトマネジメント等、幅広いシステム開発・導入プロジェクトを経験しました。
30代半ばというタイミングで今後の人生を考えたときに、現職では一定やりきったという感覚があったことと、新たなチャレンジがしにくくなっていたことが転職理由です。そのため、これまでとは社風やカルチャーも異なる、よりチャレンジングな環境で自分自身をもう一段成長させたいという気持ちで活動を開始しました。
転職エージェントの選定
ITコンサルティングファームに強いエージェントさんと、事業会社のシステム部門で魅力的な案件を保有されていたエージェントさん複数社にお願いしていました。sincereed社はリクルートをはじめ転職エージェント出身の方が多く、募集ポジションの詳細や面接対策に熟知されていらっしゃったことから、利用させていただきました。
転職にあたっての準備
30代後半にして初めての転職活動だったため、転職サイト等から情報収集しておりました。一般的な質問事項を整理した後は、企業毎の志望理由等はエージェントさんにテキストでまとめた内容を添削していただき、整理しました。sincereed社では、応募企業の選考に対応した模擬面接をしていただき、大変参考になりました。
活動で苦労した点
36歳からの転職活動であり、年収水準が比較的高いということもあったようで、希望している事業会社では、中々書類も通らない企業が多く苦労しました。ニーズが高かったコンサルティングファームですと高い年収水準であるという話もあり、方針を変えることを検討していましたが、やはりクライアントワークではなく、これから更に伸びる事業会社のDXというポジションで成長していきたいという気持ちをぶらさず、何とか選考を重ね、SAP×グローバルという自身の強みを改めて明確化、アピールすることで内定を勝ち取ることができました。
転職決定の理由
化学系メーカーでの事業会社のみの経験、かつ30代後半からの活動ということもあり、内定を獲得すること自体に苦労しました。そのような中でしたが、内定をいただいたリクルート社は、DXかつプロジェクトが初期フェーズであったこと、今後グローバルで更に成長していくための基盤作りであるということが自分の希望と合致した環境であったため、転職を決意しました。
転職エージェントからのコメント
当初はITコンサルタントや事業会社のITポジションなどを受けられていましたが、事業会社はなかなか選考が進まず、「ITコンサルティングファームで進めていきましょう」と再度ご相談していました。しかし、ご提案したかった企業様では会計基盤を大幅に見直すというフェーズであったことから、すぐに求人をご紹介し応募。Nさんのお人柄もかなりマッチしていたことから、スムーズに面接も進みオファーを獲得されました。年収はややダウンなものの、活動当初から「チャレンジングで今までとは違った環境で働きたい」というご志向にぴったりな企業であり、ご本人もそういった環境に惹かれ、転職を決意されました。
担当コンサルタント:南雲 亮
2008年株式会社リクルートキャリア(現リクルート)に入社。
キャリアアドバイザー、マーケティング企画・DX推進マネジャー、HR領域のSaaS新規事業開発・サービス企画部長を歴任。
2021年にsincereedを創業。