博報堂の強み・特徴は?
日本を代表する広告代理店の博報堂。電通と並んで国内広告代理店の二大巨頭として知られています。
高いクリエイティブ力を誇り、名だたる人材を輩出している博報堂。転職市場でも非常に人気が高い企業です。
そんな博報堂について、強み・特徴を具体的にご紹介していきます。
博報堂へのご転職をお考えの方へ
博報堂はどんな会社?
博報堂の設立は1895年と古く、教育雑誌の広告取次からスタート。同じ広告代理店として有名な1901年に設立された電通よりも長い歴史を誇っています。
博報堂は従来の広告ビジネスの枠組みを超えて、経営・事業から社会イシューまでのあらゆる領域において、国内でもグローバルでも、個々のクライアント課題に応える統合マーケティング・ソリューションを提供しています。
高いスキルと豊富な経験を持つ各領域の専門チームが、博報堂の最大の強みである「クリエイティビティ」を発揮し、クライアントの変革と持続的な成長をサポートしています。
博報堂の強み・特徴は?
●クリエイティブ力
「博報堂の最大の強みは『クリエイティビティ』」であると博報堂自体もコーポレートサイトで宣言しているように、「生活者発想」をベースとした深いインサイトを元にして、高い課題解決力、豊かな発想力、先進的な表現力等をもとにしたクリエイティブが強みです。
博報堂グループのクリエイティブは、国内からグローバルまで高い評価を受け、国内最大級のアワード「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」「朝日広告賞」「読売広告大賞」「アジア太平洋広告祭(ADFEST)」など、国内外の数々の権威ある賞を受賞。
大貫卓也、佐藤可士和などの名だたるアートディレクターやデザイナー、クリエイティブディレクターも輩出しています。
●インターネット広告領域で成長
2021年にはインターネット広告費が4マス(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)の合算を超えるなど、いまではマスメディアの広告市場は低迷し、Web広告などデジタル広告は飛躍的に成長しています。
博報堂はインターネット領域への注力領域のシフトに成功し、2023年3月期決算説明会資料にある通り、4マス(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)領域では減収しているものの、その分インターネットメディア等インターネット領域売上高が前年同期比で+ 13%の成長を見せています。
生活者インターフェース市場が拡大し、企業と生活者がさまざまな接点で常時接続するようになる中、生活者データをもとに、クライアント企業のあらゆるマーケティング活動を一気通貫で支援しています。
2018年にはインターネット広告大手のDACを完全子会社化。インターネット領域での今後の成長が見込まれます。
博報堂の強み・特徴に関して、社員の口コミは?
「クリエイティブの博報堂と言われるだけあり、クリエイティブに強みを持っている。従来の広告はもちろんのこと、ニュートラルなアクティベーションを得意としている。業界2番手という位置にも関わらず、広告賞の受賞は国内国外ともにトップクラスである」
(営業/中途入社3年/男性)
「圧倒的にクリエイティブとプロデュースの能力が高い。個人力が抜群に高く、学ぶべきものが大量にある」
(クリエイティブ/新卒入社10年/男性)
「早い時期からWebなどデジタル系の仕事に注力してきたため、デジタル領域の案件は比較的強い」
(アートディレクター/新卒20年以上/男性)
「強みとしては、クリエイティブの強さが一番かと思います。皆で一番いいクリエイティブを作っていくのが得意な会社です、優秀な人間はクリエイター、プランナー、営業にもいて、皆でいい知恵を出しながら仕事を進めていける点は最大の強みです」
(営業/中途5年/男性)
このように、クリエイティブ力を評価する声が非常に多いです。
クライアントのブランドイメージを高める広告を提供していくのは、広告代理店が提案するクリエイティブの大切な役割の一つ。広告を流通させていく上で、どのようなビジュアルやメッセージを届けるかが、顧客のマーケティングの成功にかかってきます。
クリエイティブに直結する仕事だけでなくとも、営業やプランナーなどプロジェクトに関わるメンバーも、顧客に提案するクリエイティブが優れたものであることで、胸を張って仕事ができます。
企業概要
株式会社博報堂
創業 | 1895年(明治28年)10月6日(設立:1924年2月11日) |
資本金 | 358億48百万円 |
売上高 | 9,069億99百万円(2020年4月~2021年3月期、連結ベース) |
代表者 | 代表取締役社長 水島 正幸 |
社員数 | 3,812名(2021年4月1日現在・契約社員含む) |
博報堂は、長い歴史の中で広告ビジネスを通じてクリエイティビティを鍛え上げてきました。新しい市場、新しい社会において、生活者発想を活かしたクリエイティビティを国内でも海外においても幅広く発揮しています。
大変革の時代においても、広告領域を超えて、経営・事業領域から社会イシューまでのあらゆる領域でクライアントの課題を解決し、社会に新しい価値を提供しています。
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
創業 | 2003年12月1日 |
資本金 | 95億円 |
代表者 | 代表取締役社長 矢嶋 弘毅 |
社員数 | 824人(2021年4月1日現在、契約社員含む) |
博報堂DYメディアパートナーズは、メディア効果をデザインする会社、メディア価値を創造しコミュニケーション効果を最大限に生み出すために2003年に設立されました。
生活者発想を活かし、媒体社やコンテンツホルダーのパートナーとしてコミュニケーションの価値向上に取り組み、また、グループの広告会社と連携して広告主の課題に対応することで、コミュニケーションの市場を創り続けています。
事業領域
マーケティング
デジタル化が加速し、あらゆるものがデータ化される現在、“マーケティング”の範疇や方法論も劇的に変化しています。博報堂はクライアントのマーケティングパートナーとして、最新テクノロジーや膨大なデータを扱うノウハウと、長年培ってきた生活者洞察力とクリエイティビティを発揮して、クライアント企業のマーケティングの変革から実行まで支援します。
クリエイティブ
価値観が多様化し情報があふれる現代において、生活者の心を動かすためには、現代の生活者に対する深い洞察力と新たなビジネスへの対応力が必要です。博報堂は世界をリードする圧倒的なクリエイティブ力によるメディア表現、デザイン、映像などの多彩なアウトプットに加え、クライアントの経営課題をともに解決する今までにないクリエイティブも生み出していきます。
アクティベーション
5GやIoTといったテクノロジーの進化によって、生活者との接点は、店頭、イベントなどの場からWebやSNSに広がり、さらには生活のあらゆる場面までもが新たなインターフェースになろうとしています。生活者行動データとテクノロジーを活用し、生活者のリアルとデジタルの体験を統合したUI/UXの設計・開発を支援します。
PR
組織のすべての活動が世の中へのメッセージとなり、SNSの普及で生活者の情報発信力が高まる現在、PRの重要性は一層高まっています。博報堂は、メディア・有識者・インフルエンサー・生活者など、多様な立場に対する深い理解をもとに、レピュテーションを維持・向上させる「マーケティング視点でのPR」を提供します。
コンサルティング
幅広い業種業界とのビジネスで培った市場への知見とクリエイティビティによってクライアントの経営課題・マーケティング課題の最適解を導き出し、戦略策定から最終的な実施までワンストップのコンサルティングを提供します。
事業開発/イノベーション
博報堂のクリエイティビティとプロジェクトデザイン力で、クライアントのイノベーションを発想から実装までサポート。また、博報堂がリーダーシップをとってさまざまなパートナーとチームを組み、未来のサービスや事業を創造する取り組みも行っています。
メディア&コンテンツ
生活者のメディア接触行動は年々多様化し、時間や場所にとらわれずコンテンツを楽しむ生活者も増えています。博報堂DYグループの総合メディア事業会社「博報堂DYメディアパートナーズ」と連携し、生活者と最新のメディア環境を見据えて、クライアントのコミュニケーション効果を最大化するメディア・コンテンツサービスを提供しています。
テクノロジー・R&D
ビッグデータの時代、蓄積された膨大なデータを読み解き、新たな取り組みへと活かす発想力が重要です。博報堂はデータアナリティクスの専門組織・専門家を擁して、最先端のデータドリブンマーケティングをクライアントに提供しています。また生活者発想の原点ともなる、生活者の声や行動を捉えた定性・定量調査やエスノグラフィ調査などの手法も多数保有し、課題に応じて提供しています。
デジタル
デジタル化の進展により、生活者のリアルタイムの行動から購買の前提となる意識や価値観に至るまで把握が可能となり、従来のマーケティング文脈では捉えきれない新たな課題が生まれています。
生活者とのコミュニケーションもリアル空間だけではなくメタバース空間にまで広がり、革新を続けています。生活者の気持ちを動かし、行動を触発するクリエイティブやプロモーション等、統合的なデジタルソリューションを提供します。
グローバル
博報堂グループは海外においても、責任あるパートナーとしてクライアントをサポートします。我々のソリューションは、海外18の国と地域・100を超えるオフィスを通じ、グローバル事業展開をしているクライアントへと提供され、高い評価を受けています。現在、現地採用スタッフを含み、5,000人を超えるスペシャリストが、世界各地でその力を発揮しています。
博報堂へのご転職をお考えの方へ
博報堂への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
博報堂への転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。