みずほ銀行の平均年収は?総合職・役職別・年齢別で徹底解説
2025/12/10

みずほ銀行の平均年収は?総合職・役職別・年齢別で徹底解説

このページでは、転職希望者の方が気になるであろう、みずほ銀行の平均年収を解説していきます。

 

※本記事は2025年12月に掲載されました。 

※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。 

※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。

 

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みずほ銀行の平均年収はいくら?

みずほ銀行(みずほフィナンシャルグループの中核)の平均年収は、有価証券報告書で見ると平均823万円(2025年3月期:平均年齢40.3歳)です。(*1)

 

年次により上下はあるものの、このレンジは日本の大手金融機関のスタンダードと言えます。

 

メガバンク比較では、三菱UFJ銀行三井住友銀行と大枠で拮抗しますが、年度・業績・評価配分によっては「MUFG・SMBCがやや上」「みずほはやや控えめ」という評価が出る年があります。(*2)(*3)

特に賞与原資の差や、投資銀行・市場など利幅の出やすい領域の好不調が平均値に反映されやすいのが実態です。

 

ただし、部門別・役職別に見れば逆転が起こることもあり、みずほ銀行の市場部門や大企業RM、投資銀行機能で高評価を取れば、他行平均を大きく上回るケースは珍しくありません。

 

一方でみずほ銀行の口コミベースでは「賞与のメリハリが強くなった」「評価上位と中位の差が広がった」という声も散見され、平均で見るより個人差が出やすい構造とも考えられます。(*4)

 

(*1)参照元:みずほ銀行 有価証券報告書 | みずほフィナンシャルグループ(2025年9月)
(*2)参照元:三菱UFJ銀行 有価証券報告書 三菱UFJフィナンシャル・グループ(2025年3月)
(*3)参照元:三井住友銀行 有価証券報告書三井住友フィナンシャルグループ(2025年3月)
(*4)参照元:みずほ銀行の「年収・給与制度」OpenWork(2025年12月)

みずほ銀行の年齢別・役職別の年収 

この章では、年齢別レンジでのおおよその年収価格帯を把握すると共に、役職別レンジで「どの段差を越えると跳ねるのか」をイメージしてみてください。

年齢別の年収目安(20代・30代・40代・50代) 

総合職を主軸にした相場観となります。(*5)

なお、勤務地手当や残業時間、評価のブレで上下することに注意が必要です。

 

年代 想定年収レンジ(*1) 備考
20代 450万〜700万円 若手は配属・賞与評価で変動幅が大きい。法人RM・市場周辺は上振れしやすい。
30代 650万〜1,100万円 昇格タイミングが支配的。30代半ばで課長級に触れると1,000万円前後も。
40代 1,000万〜1,500万円 ポスト競争の影響が最も強い。市場・投資銀行系で差がつく。
50代 1,200万〜1,900万円 支店長級・本部部門長級で年収が大きく変わる。役員級は2,000万円台も。

 

OpenWorkによると、26歳の年収は総合職で520〜600万円が一般的で、特に都市圏・繁忙部署は上振れしやすいようです。

昇給は「定期昇給+評価+賞与評価」の構造となっていて、役職昇格の段差が年収を大きく押し上げる傾向にあるようです。

役職別の年収(一般職/総合職/課長/部長/支店長/役員)

​​みずほ銀行の年収は、職種(一般職・総合職)と役職の進み方で大きく変わります。

特に総合職は配属領域と評価が年収に直結し、昇格スピードと賞与で差が開きやすい構造です。

 

職種別の年収目安 (*5)

 

区分 想定年収レンジ 特徴
一般職 350万〜550万円 20〜30代前半が中心。地域手当・住宅手当・残業で差が出る。
総合職(若手〜30代) 450万〜1,000万円 入行初期は450万円台〜、30代で700万〜1,000万円が王道。配属と評価が直結。

 

役職別の年収目安(総合職)(*5)

 

役職 想定年収レンジ 評価ポイント
係長級 600万〜900万円前後 個人の案件貢献が中心。
課長級 900万〜1,300万円 チーム・案件の両輪で成果を求められる。賞与差が出やすい。
部長級 1,200万〜1,600万円 市場・投資銀行・審査など事業性の強い領域は上振れ。組織成果・KPI管理が評価軸。
支店長 1,200万〜1,800万円 店舗規模・法人比率・地域特性で変動。都市圏は高め。
役員クラス 2,000万〜5,000万円超 業績連動が大きく、固定+賞与+株式報酬など複合構造。

 

総合職は「早期昇格」で年収カーブが急伸し、累積報酬に大差が出ます。

また、市場・投資銀行・リスク管理など専門領域は賞与で上振れしやすい構造となっています。

一般職は地域要因・残業要因でゆるやかに伸びますが、総合職ほどの段差はあまりないようです。

 

(*5)参照元:みずほ銀行の「年収・給与制度」 OpenWork(2025年12月)

みずほ銀行の年収に関する口コミ・評判まとめ 

ここで、みずほ銀行の社員・元社員の口コミで語られる満足度、他行比較の体感、ワークライフバランスと年収の関係性を見ていきましょう。

「年収が高い/低い」の口コミ傾向

 みずほ銀行の「年収が高い」という評価の根拠は、メガバンクとしての安定感や20代から支給される一定のボーナス、福利厚生の堅牢さにあります。

一方、「年収が低い」とする声は、年度によって他メガに比べ賞与が控えめ、昇給速度が緩やか、部署間の格差が大きいという体験から生まれます。

結局のところ満足度は、配属・上司・評価方針・案件の波などで大きく変わり、同じ年代でも受け止め方は二極化しがちなようです。(*6)

職場環境と年収の関係性 

働き方改革の浸透で、長時間労働は以前よりも抑えられる方向にあります。その反面、若手の残業代が減り、年収の「当年インパクト」は小さく見えやすくなりました。

 

ただし、長期的にはライフ・ワークの均衡が保たれ、離職率やメンタル負荷の軽減など間接的な「稼ぐ力」の維持に寄与します。

 

業務量と給与のバランスに関しては、大口法人・市場は濃密かつ高負荷な局面が多い一方、成果が評価と報酬に反映されやすいと考えられます。

審査・リスク・企画のミドルは、専門性の積み上げで安定したレンジを確保しやすく、昇格タイミングで一段上がる設計です。(*7)

年収を上げるために必要なキャリア戦略

年収レンジを引き上げるには、部門選択・スキル・評価軸の三点を揃える必要があります。

出世に有利な部署は、大企業RM、投資銀行(DCM/ECM・M&A)、市場(セールス&トレーディング、ストラクチャリング)、プロダクト(不動産・アセットファイナンス)などと考えられます

 

スキルは、財務モデリング、クレジット分析、デリバティブ知識、セールス力、案件推進力、英語力などが実利的に効き、案件のP/L貢献、クロスセル、顧客満足とコンプライアンスの両立、チームでの成果創出が評価ポイントになります。

 

給与レンジが高い領域は、収益性の高いプロダクトや市場・投資銀行の中核ライン。早期にアサインされるためには、社内ネットワーク、資格・実績の可視化、上司への明確な意思表示が欠かせません。

 

(*6)参照元:みずほ銀行の「年収・給与制度」 OpenWork(2025年12月)
(*7)参照元:みずほ銀行の「ワーク・ライフ・バランス」 OpenWork(2025年12月)

みずほ銀行へ転職して高年収を目指すポイント 

最後に、みずほ銀行が求める人物像や転職成功者の共通点、そして求人の探し方までを解説していきます。

みずほ銀行が求める人物像・採用傾向 

みずほ銀行では、自分の力を発揮したいというパッションがある人や、自主的に動くことが出来る人材、お客様により良い価値あるものを届けることのできる人物を求めていると考えられます。(*8)

 

さらに、ロジカルに物事を考え、インプットを貪欲に行える人も、みずほ銀行が求める人物像に当てはまっているでしょう。(*9)

転職成功者の共通点 

書類では、案件規模、手数料額、P/L貢献、ポートフォリオのKPI改善などを定量で記述し、自分の関与フェーズと役割を具体化するのが通過率を上げる定石です。

 

面接では、顧客課題の構造化と解決策の設計力、エクセキューションの再現性、リスク感度とコンプライアンス遵守、チームでの成果創出の事例が評価されます。

 

「Why Mizuho」の説得力—グループ総合力をどう活用して価値を最大化するか—まで語れると強いです。リファレンスを準備しておくと、最終の意思決定がスムーズになるケースもあるようです。(*10)

 

(*8)参照元:一人ひとりの輝きが<みずほ>の輝きになる|みずほ銀行・みずほ信託銀行採用情報サイト(2025年12月)

(*9)参照元:M&Aで圧倒的存在感。プロフェッショナルへの道がここにある。|みずほ銀行・みずほ信託銀行採用情報サイト2025年12月)

(*10)参照元:みずほ銀行・みずほ信託銀行:採用情報サイト(2025年12月)

FAQ|みずほ銀行の年収に関するよくある質問 

本文の総仕上げとして、転職検討者から特に多い質問を簡潔に押さえていきます。

Q1:みずほ銀行の年収は高いですか? 

A. みずほ銀行の年収は、平均約823万円ほどで、30代から1,000万円帯に乗せることは現実的と考えられるため、高いと言えるでしょう。

Q2:みずほ銀行で年収2,000万円は可能ですか?

A. みずほ銀行で年収2000万円は可能です。役員クラス、あるいは支店長・本部部門長クラスの上位レンジで到達する水準と考えられ、市場・投資銀行・グループ横断の大型責任ポストに就いた場合、株式報酬等を含めて2,000万円超が見えてきます。

Q3:みずほ銀行の26歳の年収はいくら? 

総合職で520万〜600万円が目安です。首都圏・繁忙部署・評価上位で上振れ、バックオフィスや残業抑制の強い環境では下振れもあります。

Q4:みずほ銀行の支店長の年収は? 

みずほ銀行の支店長の年収は、約1,200万〜1,800万円が目安です。店舗規模、預貸金構成、法人・個人の比率、地域特性により賞与の振れ幅が大きく、都市圏の大型店では上振れしやすい傾向があります。

Q5:みずほ銀行の年収は他のメガバンクと比べてどう? 

概ね横並びですが、年によっては三菱UFJ銀行・SMBCに対してみずほが控えめと感じるケースがあります。もっとも、部門・役職・評価で逆転は普通に起こり、個別戦略の方が平均差よりも効いてきます。

まとめ|みずほ銀行の年収を正しく理解してキャリア戦略を立てよう 

最後に、みずほ銀行の年収は、職種・部署・役職で大きく変わりますが、平均では約823万円ほどです。

 

なお、こちらの平均年収の数字は方角を示すコンパスにすぎず、実際のレンジは、ご自身がどの領域でどのような実績を作るかで決まります。

市場、投資銀行、法人大口、プロダクトなど収益性の高い領域で、再現性のある成果を積み上げられれば、30代から高レンジに到達するルートは開けると考えられます。

 

みずほ銀行への転職を検討する際は、転職エージェントなども利用し、内定を勝ち取るために最善を尽くすと良いでしょう。

 

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