パナソニックの仕事内容は？
2024/08/18

パナソニックの仕事内容は？

家電製品から住宅設備、自動車、エネルギー関連まで、幅広い事業を展開しているパナソニック。日々の暮らしを支える身近な製品から、社会課題の解決に貢献する最先端技術まで、多岐にわたる分野で革新を続けています。

 

そんなパナソニックへの転職は、自身のスキルや経験を活かして社会に貢献し、同時に自身の成長も実現できる選択です。専門知識を活かしてキャリアアップを目指せるだけでなく、社員一人ひとりの能力を最大限に引き出す柔軟な働き方も魅力の一つです。

 

今回は、パナソニックの具体的な仕事内容に加え、実際に働いている社員の声も紹介します。パナソニックへの転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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パナソニックの仕事内容

2024年8月現在公開されている求人一覧をもとに、パナソニックの具体的な仕事内容をいくつか紹介します。

 

エンタープライズリスクマネジメント推進

担当業務と役割

・ホールディングスの立場でのERMの推進と高度化の企画
・グループ横断プロジェクトマネジメント

・ERMの運用（リスクマネジメント会議や経営レポートの運営含む）

・リスクマネジメント体制高度化企画

※ERM…エンタープライズリスクマネジメント、統合型リスク管理

 

具体的な仕事内容

持株会社体制における、グループ全体のエンタープライズリスクマネジメント推進を担います。リスクマネジメントサイクルの推進や事務局としてのリスクマネジメント運営、ERM委員会の運営、ファシリテーションなどが主な業務です。

リスクマネジメントの高度化・効率化、危機管理体制の強化、事業継続計画（BCP）の推進、経済安全保障に関わる情報の取りまとめ、有価証券報告書などの開示資料作成にも携わります。

この仕事を通じて、企業の羅針盤として、リスクを最小化し成長機会を捉えるための提言ができます。経営層や様々な部門と連携しながらグループ全体を俯瞰し、経営視点を磨くことで、更なるキャリアアップも可能です。日本を代表するグローバル企業の中心で、やりがいを感じながら、自身の成長を実感できるでしょう。

 

職場の雰囲気・キャリアパス

年齢や役職に関係なく、フラットに議論できる職場環境です。新しい領域に挑戦する機会も多く、事業会社とのやりとりを通じて現場意識も高められます。東京・大阪に拠点があり、グローバルな関係者とも連携しながら、テレワークを中心に柔軟な働き方が可能です。

キャリアパスとしては、持株会社ならではの様々なプロジェクトや職務に挑戦し、総合的なスキルが身につけられます。将来的には、グループ全体の経営戦略に深く関わるポジションへのキャリアアップも期待できます。

また、経営層への報告・相談経験や、部門横断のプロジェクトマネジメント経験、多くのステークホルダーとの調整・折衝経験も必要です。論理的な資料作成能力に加え、TOEIC750点以上の英語力も求められます。

グループERM推進の経験や、海外駐在経験などは歓迎されます。

 

グローバル法務オープンポジション

担当業務と役割

パナソニックグループの法務部門は、「最高の企業法務チームになり、健全かつ持続的な成長による企業価値の向上を実現する」というビジョンを掲げています。事業部門のパートナーとして、また、会社の良心のガーディアンとして、事業の成長とコンプライアンスの両立を図る重要な役割を担っています。

 

具体的な仕事内容

・国内外のM&A案件の対応

・国内外の契約のドラフト、レビュー、修正

・国内外の訴訟・事件対応

・法務コンサルティング

・コンプライアンス推進業務

・コンプライアンス違反事案対応

・内部統制、ガバナンス対応　

現在、グローバル事業の成長を牽引する法務体制強化のため、即戦力となる人材を募集中です。具体的な仕事内容は、国内外のM&A、契約審査、訴訟対応、コンプライアンス推進など多岐にわたります。

 

職場の雰囲気・キャリアパス

パナソニックの法務は、事業の最前線で経営判断をサポートし、法的専門性を活かして事業の成長戦略に貢献するポジションです。多様な事業と製品を抱えるパナソニックだからこそ、他社では経験できない複雑な法務課題に挑み、グローバルな舞台で活躍しながらスキルアップできる環境があります。

 

クラウド基盤の開発・運用担当

担当業務と役割

全社共通クラウド基盤「Panasonic Digital Platform」の開発・運用を担当します。具体的な役割は下記のとおりです。

・クラウドソリューションベンダーが提供する最新技術の評価・導入・運用

・クラウドシステムのアーキテクチャ設計

・新機能の設計・開発・評価・導入

・運用業務の改善

 

具体的な仕事内容

接続製品の増加やデータ量の増大、多様化するデータに対応するため、最新技術の導入やアーキテクチャの更新、新機能の開発などを実施します。またSREの技術を活用し、構築したシステムの効率性・信頼性・安定性を向上させる運用改善業務も行います。

シリコンバレー拠点の技術者と連携し、SRE・DevOpsなどの先進的な開発・運用手法を学び、パナソニックグループ全体に展開・推進していく役割も担っているポジションです。 

 

職場の雰囲気・キャリアパス

クラウド技術者だけでなく、家電機器やモバイルアプリのソフトウェア技術者も在籍しており、多様な技術議論が活発に行われています。所長や部長との1on1ミーティングなど、階層を超えたコミュニケーションも活発で、風通しの良い環境です。

キャリアパスとしては、初期配属のクラウド関連業務にとどまらず、家電機器やモバイルアプリといったEnd to Endでの開発にも携われ、総合的なスキルが身に付けられます。

技術を極めるエキスパート、チームを率いるマネージャー、あるいは両者を兼ね備えたプレイングマネージャーなど、個人の特性に合ったキャリアを選択できます。

さらに、シリコンバレー拠点への長期出張や出向の機会もあり、グローバルに活躍することも可能です。

 

 

パナソニック社員による仕事内容の紹介

ここからは、パナソニック社員のインタビューを紹介します。現場で実際に働いている社員の声ですので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。

 

車載ソフトウェア開発の最前線

（パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社/商品開発センター/課長/男性）

 

“私は入社以来約15年にわたり、自動車メーカー各社の純正品、主にディスプレイオーディオとIVIのソフトウェア開発に携わってきました。一時的に基板回路設計などハードウェアの経験も積みましたが、その後はソフト開発リーダーとして、時代の変遷と共に搭載機能が増えているIVIの後継機種の開発に携わり、IVIに搭載されるコネクテッド機能の開発にも取り組んできました。”

車載インフォテインメント製品の開発は、メーカーの仕様に基づき、システムエンジニアを中心に進められます。開発期間は約3年と長く、数百人規模のプロジェクトとなることも珍しくありません。

インタビューに応じた社員によると、特に「車両設定のパーソナライズ機能」の開発プロジェクトが印象的だったと語っています。このプロジェクトでは、多様な機器との連携や国ごとの仕様の違いなど、多くの課題をチームで協力して乗り越え、大きな達成感を味わったそうです。

パナソニックの車載ソフトウェア開発部門では、幅広い機能や商品の開発に携わりながら、自身の知見や得意分野を生かしてキャリアを積むことができます。また、ハードウェア部門との連携も活発で、ソフト・ハード両面から製品開発を学べる環境です。

 

新規事業への挑戦から得た近未来へのヒント

（パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション/ビジネス開発課/男性）

 

“私はいわゆるガラケーの無線通信の開発に携わった後、社内公募異動を経てプラズマテレビの商品設計の仕事に就きました。その後、2019年からは新規事業の領域を担当するようになり、その一環で、パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションが新たに開発することになったコミュニケーションロボット｢NICOBO（以下、ニコボ）｣のプロジェクトに、手を挙げて参画。そこでハード設計や機種リーダーを担当しました。”

既存事業に加えて、新規事業創出にも力を入れているパナソニックグループ。その中で、パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは、大企業のリソースとベンチャー企業的な挑戦心を融合させ、新たな領域開拓に積極的に取り組んでいます。

インタビューに応じた社員は、携帯電話やテレビの商品設計を経て、現在はスマートホームの新規事業創出プロジェクトリーダーを務めています。コミュニケーションロボット「ニコボ」の開発を通じて、家電製品の新たな可能性を見出し、体験価値を生み出すことの面白さを実感しているそうです。

 

独自センシング技術と無線技術で、社会・くらしを変える

（パナソニック エレクトリックワークス/スマートメータデバイス技術部/主任技師/男性）

 

“私たちが携わった代表的なプロジェクトの例として、最新世代の超音波計測システムを搭載したコントローラの開発が挙げられます。このプロジェクトでは、以前から用いられていた超音波でのガスの流量計測について、システム構成や制御方法の最適化等を行いました。大規模なプロジェクトでしたが、連携部署と協働して開発を完了、量産にこぎつけました。”

インタビューに応じた社員は、車載器開発の経験を活かし、ガスメータの「脳」であるコントローラシステムの開発を担当しています。顧客と対等な立場で意見交換できる関係性や、自身の製品が生活者の安全・安心に貢献している実感に、大きなやりがいを感じているそうです。

パナソニック エレクトリックワークス社は、様々なバックグラウンドを持つ社員が活躍できる環境であり、研修制度も充実していると語っています。業界経験は必ずしも必要ではなく、C言語やPythonのスキルに加え、クラウドの知識があれば十分に活躍できる可能性があります。

 

パナソニックの中途採用情報（募集要項）

最後に、2024年5月7日時点でのパナソニックの募集要項を紹介します。転職活動の際にぜひお役立てください。

 

募集会社 パナソニック株式会社
募集職種 各求人票に記載あり
勤務時間 所定労働時間 7時間45分　休憩時間45分

※一部フレックスタイム制度有り（標準労働時間/1日7時間45分）

※事業所・部署によって異なる場合があります。

※時間外労働あり
給与 これまでのご経験・能力を考慮の上、当社規程に基づき決定いたします。

※ご参考 新卒初任給　2024年実績

修士了 月給 275,000円

学部卒 月給 250,000円

高専卒 月給 220,000円

高校卒 月給 188,000円
給与改定 年1回（4月）
諸手当 超勤手当、育英補助給付金、通勤手当 等
賞与 年2回（7月、12月）
勤務地 本社、研究所、全国の事業所および海外事業所のいずれか

※詳細は募集職種検索よりご希望の職種ページをご確認ください。

※将来的に転居を伴う転勤の可能性があります。
休日休暇 完全週休2日制、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、慶弔休暇、節目休暇、ファミリーサポート休暇 等

年間休日（毎年126日程度）、年次有給休暇（年間25日付与、初年度のみ入社月に応じ付与）

※事業所・部署によって異なる場合があります。
社会保険 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
福利厚生 【制度】持株制度、財形貯蓄制度、企業年金制度、カフェテリアプラン

（選択型福利厚生制度）、社内製品従業員購入制度 等

【施設】独身寮、社宅・住宅費補助、保養施設、医療施設 等
教育制度 【国内】新入社員研修、職能（職種）別・事業場別・階層別研修、各種社外研修、ビジネスリテラシー、リベラルアーツなど無償eラーニング 等

【海外】海外留学制度、海外トレーニー制度、海外研修 等
キャリアサポート 社内公募制度、eアピール制度（社内フリーエージェント制度）、社内複業制度、社外留職制度、キャリア＆ライフデザインセミナー、ワーク＆ライフサポート勤務 等
試用期間 試用期間あり（3ヶ月）

※本採用時と条件の変更はありません。
契約期間 期間の定めなし
就業場所における喫煙状況 屋内禁煙（屋内喫煙可能場所あり）

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パナソニックへの転職は難易度が非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言えます。

弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

パナソニックへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。

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