東京ガスの会社概要 – 東京ガスへの転職を検討中の方へ!知っておくべき基本情報
東京ガスは、日本国内で最大の都市ガス供給会社であり、エネルギー業界でもトップクラスの企業として知られています。
一方で大企業だからこその安定した経営や、知名度、から就職・転職において人気も高く、中途採用における各求人の採用枠も少ないです。そのため少ない採用枠に多くの人が応募してくるため、その難易度は高いと言えるでしょう。
ここでは東京ガスへの転職をお考えの方に、東京ガスの全体像をご紹介していきます。企業理解の一つとして参考にしていただければ幸いです。
東京ガスの企業理念とビジョン
東京ガスは、単なるエネルギー供給会社にとどまらず、社会全体に貢献する企業として、明確な企業理念とビジョンを掲げています。ここでは、東京ガスの企業理念やビジョン、そしてその背景にある想いを深掘りしていきます。
グループスローガン「未来をつむぐエネルギー」
このスローガンは、東京ガスが目指す未来の姿を端的に表しています。単にエネルギーを供給するだけではなく、人々の生活を豊かにし、社会の持続可能な発展に貢献するという強い意志が込められています。
グループ経営理念「人によりそい、社会をささえ、未来を紡ぐエネルギーになる」
この経営理念は、東京ガスの事業活動の根底にある考え方です。人々の暮らしを支え、社会全体の幸福に貢献するということを、エネルギーを通じて実現したいという想いが表されています。
価値観
東京ガスは、以下の4つの価値観を掲げています。
- 挑み続ける:日々、新たに挑戦し、学び続けます。
- やり抜く:何事も自分事として結果にこだわってやり抜きます。
- 尊重する:価値観を認め合い、互いの可能性を大切にします。
- 誠意をもつ:「ステークホルダーと地球」の未来に対して、誠意ある行動をします。
東京ガスグループ私たちの行動基準
行動基準は、具体的な行動指針であり、社員一人ひとりが日々の業務で意識すべき行動規範です。顧客への誠実な対応、従業員の多様性を尊重、環境への配慮など、幅広いテーマが網羅されています。
- 私たちは、常に信頼され選ばれ続ける東京ガスグループの一員として、自ら考え、行動します。
- 私たちは、常にクリーンでフェアな業務を行います。
- 私たちは、お客さま、お取引先、株主などのステークホルダーに対して誠実・公正に対応します。
- 私たちは、ともに働く仲間の多様性や個性を尊重し、働きやすい職場を実現します。
- 私たちは、地球環境を守るために行動します。
- 私たちは、企業市民として、地域や社会に貢献します。
- 私たちは、情報を適正に取り扱います。
- 私たちは、グローバルな展開にあたっては、各国・地域の法令、人権を含む各種の国際規範の尊重だけでなく、文化や慣習、ステークホルダーの関心に配慮した事業活動を行います。
- 私たちは、社会人としての良識を持ち、個人の生活においても高い倫理観に基づいた行動をします。
- 私たちは、行動基準から逸脱した行動を行った場合、または、見聞きした場合には、迅速に職場に報告し、必要な是正を行います。
- 経営層や管理者は、先頭に立って自ら行動します。
東京ガスの企業理念やビジョンは、単なる言葉の羅列ではなく、社員一人ひとりの行動に根付いています。社会貢献、人材育成、イノベーションなど、さまざまな側面から持続可能な社会の実現を目指しており、その理念に共感できる人にとっては、やりがいのある職場と言えるでしょう。
働き方改革の取り組みとワークライフバランス
東京ガスは、社員一人ひとりが生き生きと働き、持てる力を最大限に発揮できるような働き方改革に力を入れています。長時間労働の是正や、多様な働き方の実現など、社員のワークライフバランスを重視したさまざまな取り組みを進めています。
働き方改革アクションプラン
東京ガスは、働き方改革アクションプランを策定し、以下の3つのテーマに基づいた取り組みを推進しています。
- 長時間労働の是正・抑制: 社員の健康を第一に考え、法定基準に達する前に長時間労働を把握し、是正・抑制に取り組んでいます。
- 年次有給休暇の取得促進: ワークライフバランスの向上を目的に、社員が自律的に休暇を取得しやすい環境を整備しています。
- 時間と場所によらない働き方の促進: 多様な人材が最大限に力を発揮できる環境を整備するため、画一的な勤務形態を見直し、働く場所と時間の制約をなくした柔軟な働き方を推進しています。
多様な制度と利用実績
東京ガスは、さまざまなライフステージにある社員が柔軟な働き方を選択できるように、以下の制度を整備しています。
- 育児・介護休業制度: 法規定を上回る育児・介護休業制度を整え、社員が安心して仕事と育児・介護を両立できるよう支援しています。
- 短時間勤務制度: 育児や介護など、さまざまな事情を抱える社員が短時間勤務制度を利用することで、働き方を選択することができます。
- その他の休暇制度: 不妊治療や孫・子の学校行事、家族の介護・看護などに利用できる休暇制度もあり、社員のさまざまなライフイベントに対応しています。
男性の仕事と育児の両立
東京ガスは、男性社員の育児参加を積極的に推進しています。2023年度には、配偶者が出産した男性社員への特別休暇を5日間付与していますが、取得率が100%を達成し、男性の育児休職取得率も大幅に増加しました。
また、男性社員とその上司を対象としたセミナーや講演会を開催するなど、育児休業取得を促進するためのさまざまな取り組みを行っています。さらに、育休取得者への経済的な支援や、周囲の社員に対するサポート体制も充実させています。
社員インタビュー
実際に育休を取得した社員のインタビューでは、育児と仕事の両立の難しさや、周囲のサポートの大切さなどが語られています。また、育児休業を取得したことで、家族との絆が深まり、仕事に対する意識も変わったという声も聞かれます。
Q.復職の準備はどのようにされましたか。
A.出産後は本当に大変で…。保育園事情も相まって、復職できないかもしれないと何度も悩みました。
ですが、実母が「私がサポートするから」と言ってくれて、夫の後押しもあり、子どもたちが1歳のときに実家近くの保育園に入園して復職しました。自宅近くの保育園に転園できるまでの4か月の間、母に助けてもらいながら、実家から勤務地まで約2時間かけて通勤しました。
Q.復職後は、お子さんの環境変化もあり、ご自身も大変だったと思いますが、いかがでしたか。
A.復職後は、子どもたちが毎週交互に熱を出していましたし、私自身も体調を崩すことがありましたので、職場に迷惑をかけることが多く、突発的な休みに備えて周囲と事前に情報共有しておくことを心掛けました。職場では、一つの業務についてメイン・サブ担当の二人体制を基本としているので、予めフォローする、される関係があることも安心感に繋がっています。
職場のメンバーは、日々のサポートはもとより、私が休みを取る際は「小さいうちはすぐ病気になるものだよ」「そばにいてあげて」等、引け目を感じさせないように、声をかけてくれます。本当に感謝しています。
Q.仕事に育児に忙しい日々だと思いますが、働き方に変化はありましたか。
A.研究という業務特性上、以前は、何か気になることがあれば時間をかけてじっくり調べていました。今は、育児フレックスを利用しており、限られた時間で成果を出すことを常に意識しています。職場でも生産性の高い働き方を目指す風土が高まっているので、それも追い風になっていると感じます。子育てや家事との両立は、今も試行錯誤中ですが、夫が掃除全般を担当するなど夫婦で分担して、やりくりしています。
その他の取り組み
-
次世代育成支援対策推進法への取り組み: 子どもたちが健やかに育つ環境づくりに貢献するため、さまざまな取り組みを実施しています。
-
障がい者の活躍支援: 障がいのある社員が活躍できる環境づくりを進めています。
-
LGBTQ+への対応: 性的指向や性自認など、多様な性の尊重を進めています。
-
安全で働きやすい職場環境づくり: 障がいのある社員も安心して働けるよう、さまざまな設備を整えています。
-
健康経営: 社員の健康増進を支援し、働きがいのある職場づくりを目指しています。
東京ガスは、働き方改革を積極的に推進し、社員が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。多様な働き方を実現するための制度の充実や、男性の育児参加を促進する取り組みなどのほかに、次世代育成支援対策推進法への取り組み、障がい者向けの支援やLGBTQ+への対応なども行っており、社員一人ひとりが自分らしく働くことができるような仕組みが整っています。
多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍中
東京ガスは、社会インフラを支える安定した基盤を持ちながらも、常に変化を恐れず、新たな挑戦を続けています。エネルギー業界の変革期を迎える中、東京ガスは脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギー事業や新たなサービスの開発など、多岐にわたる事業を展開しています。
そんな東京ガスで働く社員たちは、それぞれが異なった経歴を持ち、個性豊かな働き方をしています。今回は、実際に東京ガスで活躍する社員の方々にインタビューし、組織として、職種としての魅力や働き方について見ていきます。
1:再生可能エネルギー業界で積み重ねた知見を、東京ガスのバリューチェーンに活かす。
入社年度: 2022年度
部署: 再生可能エネルギー事業部 再エネ事業管理・企画グループ
Q1: 転職理由
10年近く再生可能エネルギー事業に携わった経験から、事業管理に専門性を持つポジションで貢献したいと考えました。東京ガスのバリューチェーン全体を活用することで、地域への貢献ができると感じ、転職を決意しました。
Q2: 業務内容
現在、太陽光・バイオマス発電所の運営・管理を担当しています。具体的には、発電所の決算やアセットマネジメント業務を行い、各発電所が経営計画通りに運営できるようサポートしています。
Q3: 印象に残った案件
伏木万葉埠頭バイオマス発電所の業務委託契約延長が印象深いです。売主との交渉を通じて、社内外の多くの関係者と連携し、難しい状況を乗り越えられたことが成長につながりました。
Q4: 前職の経験が活きる点
再エネ業界での開発から運営までの経験が、東京ガスでの問題解決に役立っています。特に、土地契約の重要性やトラブルへの対応が以前の経験からの学びです。
Q5: 今後の目標
バイオマス発電所の安定運営に貢献し、洋上風力や海外再エネ案件にも挑戦したいです。再エネ事業の全体像を理解し、より多くの経験を積み重ねていきたいと考えています。
2:商用規模の浮体式洋上風力発電の運転を実現し、脱炭素社会に向けたエネルギー会社の責務を果たしたい。
入社年度: 2019年度
部署: 再生可能エネルギー事業部、再エネ第二グループ
Q1: 転職理由
エンジニアリング会社での経験から、事業者側でプロジェクト全体に関与したいと考え、東京ガスに入社しました。脱炭素化の流れの中で、再生可能エネルギーの推進に貢献したいという思いが強まりました。
Q2: 現在の業務活用
洋上風力発電の事業開発を担当し、前職の経験が直接的に活かされています。事業全体を俯瞰し、社会に還元する意義を持って取り組んでいます。
Q3: 挑戦していること
東京ガスの浮体式洋上風力発電に出資する提案を行い、プロジェクトの実現に向けた挑戦をしています。国内外の洋上風力事業のリーディングカンパニーを目指しています。
Q4: キャリアの広がり
対外的な活動を通じて業界の知見を得られ、自身のキャリアが深まっています。特に、海外企業との交流が新たな刺激になっています。
Q5: 今後の目標
浮体式洋上風力発電の商業運転を実現し、脱炭素社会に貢献したいです。また、リーダーシップを磨きながら、変化に対応していく姿勢を持ち続けたいと考えています。
3:前職で培った現場の知見・対応力にソフトウェアテクノロジーを組み合わせお客さまのDXに貢献したい
入社年度: 2021年度
部署: ソリューション共創部、Joy事業グループ
Q1: 業務内容
東京ガスの新事業であるソフトウェア開発を担当し、ノーコードで監視システムを構築できるソリューションを提供しています。M&Aの交渉から事業の立ち上げに関わっています。
Q2: 東京ガスの強み
多様な業界に向けた技術提供ができる点が強みです。社員の新規事業創出意欲が高く、柔軟な発想が求められる環境です。
Q3: 業務での課題
M&Aに関する業務で多くのタスクを抱えた結果、引き継ぎ時に課題を残すことがありました。限界を理解し、適切な体制構築が重要であると感じています。
Q4: キャリアの広がり
省エネサービスを多様な業界に提供することで、幅広いスキルを獲得しました。デジタル技術の進化を通じて柔軟性も身につけています。
Q5: 今後の目標
お客様に幅広いソリューションを提供し、DXを実現することが目標です。お客様のニーズに応じた柔軟な解決策を提供していきたいです。
4:多くの可能性を秘めたデジタルマーケティングの世界で、プロフェッショナルを目指す。
入社年度: 2021年度
部署: CX推進部、デジタルマーケティング担当
Q1: 転職理由
デジタルマーケティングのプロフェッショナルを目指し、新たな業界での経験を求めて東京ガスを志望しました。競争が激化する中でマーケティングの重要性を感じました。
Q2: 業務内容
現在は「myTOKYOGAS」の開発や新たなお客様接点の創出に関与し、顧客体験の向上に取り組んでいます。新規事業に積極的に挑戦しています。
Q3: 学びと成長
デジタルマーケティングにおける新しい視点や技術を学ぶことができ、エネルギー業界での挑戦を通じて成長を実感しています。
Q4: 現在の課題
スピード感が求められるDX市場において、迅速に対応することが課題です。確実性を保ちつつスピーディーに行動することを心がけています。
Q5: 今後の目標
顧客により良い体験を提供するため、デジタル技術を深化させ、多様なソリューションを提供し続けることを目指しています。
5:米国の再生可能エネルギー市場で、欧米トッププレイヤーと肩を並べるプレゼンスを確立したい
入社年度: 2019年度
部署: 海外事業カンパニー、海外事業企画部
職場: 東京ガスアメリカ
Q1転職理由
東京ガスを選んだ理由は、海外での事業開発にシフトし、メキシコでの経験を活かせると感じたため。2019年の再エネ事業進出を知り、ビジョンが一致した。
Q2業務内容
現在は事業開発チームでプロジェクトマネージャーとして大型太陽光発電プロジェクトを進め、用地選定や許認可取得を行う。プロジェクト全体をオーケストラの指揮者のように調整する役割。
Q3学びと成長
過去のEPC業務や保険の経験が活きており、リスクを適切に把握し、最適な契約や保険メニューを検討することができる。発電プロジェクトを多角的に捉える力も強化された。
Q4現在の課題
入社後、技術系と事務系の垣根が低く、幅広い業務を担当する点に驚いた。また、現場で汗をかく社員が多く、フラットな組織文化を感じた。人材の多様性には課題があると感じている。
Q5今後の目標
短期的には新規太陽光プロジェクトを推進し、長期的には海外法人の経営に挑戦したい。脱炭素バリューチェーンを構築し、米州市場での存在感を確立したいと考えている。
6:△を○に、そして◎へ。経理の側面から事業を支援し、会社の成長に貢献したい。
入社年度: 2022年度
部署: 経理部、連結決算グループ
Q1転職理由
監査法人での経験を通じ、企業成長に直接貢献したいと考え、社会的使命の大きな東京ガスを選んだ。フラットな企業風土や誠実な人柄も魅力だった。
Q2業務内容
現在、開示チームリーダーとして連結決算の財務報告と事業支援を行っている。内部資料作成やM&A支援に従事し、事業成長の観点から課題を解決することを重視。
Q3学びと成長
経理ガバナンス向上プロジェクトに参加し、海外事業の決算報告の統一性を高める取り組みを行っている。短期間での業務理解が求められる挑戦だった。
Q4現在の課題
入社前は官僚的なイメージがあったが、実際は柔軟な働き方があった。新規事業に挑む経験が不足していると感じており、より図々しく挑戦することが必要と考えている。
Q5今後の目標
短期的にはM&Aサポートを通じて成長に貢献し、中長期的には海外子会社のCFOとして活躍したい。各事業の理解を深め、経験を積むことが目標。
東京ガスは、社員一人ひとりの成長を応援し、多様な働き方を支援しています。今回のインタビューを通して、東京ガスのダイナミックな事業展開や、社員の成長意欲の高さが伝わったのではないでしょうか。
もし、あなたも、自分の経験やスキルを活かして、社会に貢献したいと考えているのであれば、東京ガスはあなたにとって最適な場所かもしれません。
東京ガスで働くメリット・デメリットを徹底比較
これまでに東京ガスで働くための制度や、転職者の声を紹介して会社概要を解説してきました。ここでは、実際の社員が感じている働くメリットやデメリットから会社概要を捉えていきます。
メリット
”その他公共系よりも採用人数が少なく、社員一人ひとりの意識や能力が高い。この傾向は10年前まで高卒を新人採用していた頃まで顕著だったが、最近は大卒のみとなり、あまり特徴がなくなりつつある”
(営業/新卒入社20年以上/男性)
”エネルギー業態はなんだかんだ言って安定しているのではないかと会社も思っているし、世間もそう思っていると思う。道管技術は世界に誇れるのではないかと思う。”
(事務/中途入社5-10年/女性)
”規則にこれまで守られてきたため、大きな事業基盤がある。知名度が高く、門前払いを受けることが少ない。そこそこ優秀な人材がそろっている”
(営業/新卒入社20年以上(退職済)/男性)
社員から見た東京ガスの強みは下記のようになります。
- 高い社員の意識と能力: 一人ひとりの意識が高く、能力も高い社員が多い。
- 安定した事業基盤: エネルギー業界という安定した業界で事業を展開している。
- 高い知名度: 高い知名度を誇るため、ビジネスを展開する上で有利。
- 優秀な人材が集まる: 優秀な人材が集まりやすい企業である。
東京ガスの強みは、高い社員の意識と能力、安定した事業基盤、高い知名度、そして優秀な人材が集まるという点に集約されます。これらの強みを活かし、東京ガスは今後も安定した成長を続けていくことが期待されます。
デメリット
”コスト意識が弱い。オペレーション効率を高める能力が弱い。内向きの議論を繰り返して時間を浪費している。他社と比較して自身のパフォーマンスを評価することが苦手である。自分たちがいかに恵まれているか理解していない人が多い”
(営業/新卒入社20年以上(退職済)/男性)
”プライドが高いので、社外の取引先からやりにくいと思われていそう。頭が良い人が多いので、論理的な話し方が苦手な人は職場で浮く可能性がある”
(営業/新卒入社20年以上/男性)
”部署それぞれだと思うが、自分の部署ではノウハウ整備がもう少し進んでいれば仕事がうまく進むのにと思うことがある。ジョブローテーション制度がある中で、経験を積んだ社員が集まってノウハウをきれいな形にできるようになる前に人が入れ替わる事態が起きているように思う。社員には優秀な方や勤勉な方が多いと思うが、それでなんとか乗り切れてしまう分だけ改善が進みにくいのかもしれない”
(総合職/新卒入社3-5年/男性)
社員から見た東京ガスの弱みは以下が挙げられます。
- コスト意識の薄さ: コスト削減や効率化に対する意識が低いという声が多く聞かれます。
- 内向きの風土: 社内での議論に終始し、外部の意見を取り入れたり、他社と比較したりする機会が少ないようです。
- ノウハウの共有不足: 部署間でのノウハウ共有が不足しており、業務の効率化が阻害されているケースが見られます。
- プライドの高さ: 社員のプライドが高いため、外部との連携がスムーズに行えない場合があるようです。
- 変化への対応の遅さ: 組織が大きく、変化に対応するのが難しいという声も聞かれます。
これらの課題が生じる背景には、3つの要因が考えられます。
- 安定した事業基盤: 長期にわたって安定した事業を展開してきたため、危機感や変化に対する意識が薄れている。
- 優秀な人材の集積: 優秀な人材が多く集まるため、現状維持でも十分な成果を上げられるという意識が根強い。
- 組織の大きさ: 内向きの風土が強い背景として、組織が大きく、意思決定に時間がかかる傾向がある。
東京ガスは、多くの強みを持つ一方で、改善すべき点も存在します。今後さらに組織として拡大する中で改善していくことを期待します。
東京ガス株式会社への転職で押さえておくべき会社情報
最後に、東京ガス株式会社への転職で押さえておくべき会社情報として、会社情報を紹介します。企業研究に役立ちますので、ご参考になれると幸いです。
会社名 | 東京ガス株式会社(東京瓦斯株式会社) |
取締役会長 | 内田 高史 |
グループ事業内容 | [エネルギー・ソリューション]
都市ガスの製造および販売、LNG販売 電気の製造・供給および販売 エンジニアリングソリューション事業 ガス器具、ガス工事、建設等 [ネットワーク] ガス導管事業、都市ガス供給事業 [海外] 海外における上流事業、中下流事業等 [都市ビジネス] 不動産開発、土地・建物の賃貸・管理等 |
本社所在地 | 東京都港区海岸1-5-20 |
拠点 | 東京本社、LNG基地(根岸、袖ケ浦、扇島、日立)、マニラ事務所など |
従業員数 | [単体]3,190名(2024年3月31日現在)
[連結]15,504名(2024年3月31日現在) ※従業員数は常勤の就業員数であり、受入出向者を含み、出向者および臨時従業員を含まない。 |
売上高 | 26,645億円(2023年度) |
東京ガス株式会社への転職をお考えの方へ
東京ガス株式会社への転職は難易度が非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
東京ガス株式会社への転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。