募集背景
2024年5月に公表した長期経営方針「& INNOVATION 2030」においてコーポレートメッセージ「さあ、街から未来をかえよう」を掲げ、産業デベロッパーとして社会のイノベーション・付加価値創出に貢献すべく、事業戦略として、①「コア事業の更なる成長」、②不動産領域における「新たなアセットクラスへの展開」、③不動産領域を超えた「新事業領域の探索、事業機会獲得」の、「三本の道」を設定しました。さらなる成長を目指し、「コア事業」2兆円程度(2026年度までに)に加え、M&A4,000億円以上(2030年度までに)、スタートアップ出資1,000億円以上(2030年度までに)の各投資枠を設定し、持続的な成長に向けて積極な投資を行っていきます。
DX本部は、長期経営計画の達成に向け各事業本部と協業し、リアルとデジタルを組み合わせた顧客の体験価値を最大化する重要な役割を有します。さらにデータや生成AI活用による業務の深化や効率化に向けデジタル基盤を強化し事業戦略を支えていきます。
事業横断でのデータ活用強化の必要性の高まりをうけ、2025年度からこれに特化したチームをDX本部に新設します。
新チームでは、事業部門での施策立案やビジネスにつなげることを目的に、課題設定から分析結果に基づく施策検討・結果検証までのデータ利活用サイクルの推進を担います。
業務内容
■データ分析業務の推進
・ビル、商業施設、ホテル、住宅等の当社事業の売上・利益目標達成に向けた事業横断でのデータ分析とその結果に基づくマーケティング施策等の実行
・事業・サービスの開発、改善における市場機会分析、事業計画策定支援
■データ利活用サイクルの実行
・課題設定から分析結果に基づく施策検討・結果検証までのプロセスを主体的に推進
・分析対象指標や手法の設計、分析結果を基にしたネクストアクションの提案と実行
■ナレッジの蓄積・共有
・社内外のデータ分析事例や成功事例の収集・整理
・分析ナレッジの蓄積と全社への共有を通じ、組織全体のデータ活用スキル向上を支援
■事業部との連携強化
・事業部と密接に連携し、データドリブンな意思決定を支援
・分析結果をもとにした事業部の戦略策定や施策実行のサポート
■データ利活用推進の啓発
・社内におけるデータ利活用の重要性を啓発し、データドリブン文化の醸成を推進
・データ分析に関するトレーニングやワークショップの実施
■最新技術・手法の活用
・データ分析分野における最新技術や外部データの研究、トレンドの調査・導入検討
・高度な分析スキル(機械学習、AIなど)を活用した課題解決の提案
領域・テーマ例
データ分析から施策検討と実行までをご担当いただきます。
・事業横断(ビル、商業施設、ホテル、住宅)データ分析
例)事業間連携施策に有効な顧客インサイトやポテンシャルエリアの発掘
・事業間連携施策の提案と推進
例)グループ事業横断的な再取引、クロスセル
例)当社プロダクト提供に関するマーケティング戦略の立案・実行
配属先情報
2024年に策定した長期経営方針「&INNOVATION 2030」の戦略を支えるインフラの一つとして、リアルとデジタルを組み合わせたビジネスモデル確立、イノベーション推進に向けてDXを深化させる役割を担うのが、今回募集する<DX本部>です。
2017年にITエキスパート職掌を新設しキャリア採⽤を強化。現在も、多くのキャリア入社の方が活躍されています。※DX本部全体146名(うちITエキスパート職81名)(2024年6月時点)
SI、コンサルティングファーム、事業会社などの様々なバックグラウンドのメンバーが在籍(不動産の知識はゼロでも心配無用です)
やりがい・仕事の魅力
事業について
DX本部は各事業部門・グループ会社と連携し、既存事業および新規事業双方の領域でDXを推進しています。オフィスビル、ショッピングモール、住宅、物流施設、ホテル、リゾート、エンターテイメントなど、三井不動産が手掛ける全ての空間が活躍の舞台であり、「働く」「住まう」「楽しむ」「憩う」という様々な顧客接点をリアル×デジタルの観点から活かせる可能性が多くあり、「事業を変革する」「新事業をつくる」「社会に影響を与える」そんな醍醐味が味わえる仕事です。
人・組織について
日本初の超高層ビル「霞が関ビル」、日本初アメリカ型ショッピングセンター「ららぽーと」の開発をはじめ、近年ではライフサイエンスやエンターテイメントなど新しい事業にも積極的であり、チャレンジャーとして長い歴史を有する企業。トップの強いコミットメントのもとで事業を推進する一方、個性や考えを尊重しながらチームで業務を行っています。社員一人一人が裁量と責任を有し、若いうちから成長が実感できる環境が特徴です。
キャリアパス
活かせる経験・スキルは多岐にわたり、下記のようなキャリアパスが想定されます。
- マネージャーとしてチームをリードいただく
- データ領域のスペシャリストとして、様々な案件テーマ・案件規模や事業に携わっていただきご経験を積んでいただく
- DX本部内の別職種(プロダクトマネージャー、システムPM、マーケティングなど)へ活躍の場を広げる