掲載日 ・ 2025/12/19
GO株式会社
GO株式会社:DBRE_技術戦略部
900~1,200万円
東京都
会社名
GO株式会社
会社概要
タクシー事業者等に向けた配車システム提供などモビリティ関連事業を展開。
タクシー車両とのリアルタイムな位置情報連携と高度な配車ロジックによる配車アプリ「GO」の提供。タクシーのビジネス利用に特化した法人向け管理サービス「GO BUSINESS」の展開。
タクシーフードデリバリー専用アプリ「GO Dine」の提供。■No1タクシーアプリ『GO』など幅広い事業を展開。
■「移動で人を幸せに。」をミッションに、タクシー産業の課題解決を起点とした交通・社会課題の解決を目指しています。
ポジション
DBRE_技術戦略部
仕事内容
仕事概要
『GO』は、全国に約10万台のネットワークを持ち、2,200万ダウンロードを突破したタクシーアプリです。
今後は単なるタクシー配車にとどまらず、相乗りなどのより複雑なシステムを含めたモビリティプラットフォームを作り上げていきます。
GO Inc.は技術を強みとしていますが、技術そのものを目的とした会社ではありません。技術は課題解決の手段であるため、プロダクトに向き合うことが重要です。 言われたものをそのまま作るのではなく、ユーザーの課題やニーズを理解した上で、より良い体験を追求するための議論をしながら開発を進めていただける方をお待ちしています。
業務内容
GO Inc.ではマイクロサービスアーキテクチャを採用しており、サービスの根幹となる多数のデータベースを運用しています。社会インフラを支えるGOのサービスにおいて、データベースは信頼性・可用性の要です。Database Reliability Engineerは、多様な開発チームと連携しながら、これらのデータベースを安定的かつ効率的に運用するための仕組みを設計・構築・改善していく役割を担います。
GOでは個々のサービス単位で最適化された運用にとどまらず、全社的に標準化されたプラットフォームとしてのデータベース運用を目指しています。このポジションでは、実運用を支えながら標準化を進め、組織全体の生産性と信頼性を高めるための基盤づくりに取り組みます。
具体的には以下のような取り組みを行います。
マイクロサービス間で構成差異を生まないための標準化
性能限界を早期に検知するためのオブザーバビリティ向上
スロークエリの検知と対処を支援する仕組みの整備
効率的な負荷試験を実現するための環境整備
バージョンアップオペレーションの自動化・効率化
安全なスキーマ変更を支援するツール開発
次世代データベースの技術検証・評価
データの安全性を高めるバックアップ運用の仕組みづくり
募集背景
GOは交通を軸に社会インフラを支えるサービスを展開しており、日常の移動や都市のしくみと密接に関わる事業を運営しています。
事業の拡大とともに、サービスに求められる可用性・信頼性の水準も高まっています。
その中で、データベースに対する要件もより複雑・高次化しており、持続可能な運用と高速な開発を両立させる仕組みづくりが求められています。
DBREは、こうした社会的な責任と技術的課題の両面を意識しながら、安定したサービス提供を支える中心的な役割を担います。
開発環境
インフラ
AWS
GCP
コンテナ実行環境
Kubernetes (EKS, GKE)
Istio
監視
Grafana (Mimir, Loki, Tempo)
データベース
MySQL
PostgreSQL
IaC
Terraform
CI/CD
GitHub Actions
ArgoCD
組織風土
オンボーディング
GO Inc.では入社いただいた皆様が、新しい環境でつまづくことなく、成長し活躍いただけるように、会社・事業・組織・人を知るプログラムを様々設けています。
業務ツールや社内ルールのオリエンテーションはもちろん、各事業責任者に直接事業について質問できる事業理解プログラム、実際にタクシーに搭載されている機器と配車の仕組みを目の前で体感するフィールドエンジニア体験会、両代表とのコミュニケーションを目的とした社長&会長と話す会、カスタマーサポートの最前線をリアルに体験するプログラム等、GOの多岐にわたる事業や組織を理解できるように構成されています。
配属先上長との1on1はもちろん、入社1ヶ月・3ヶ月のタイミングにおいては事業部担当のHRBPとの面談も実施します。インプット中心の1ヶ月目から、アウトプット中心にしつつ立ち上がりをスムーズにしていく3ヶ月目まで、配属先のトレーナーやメンター、HRBPと幅広くサポートできる環境を揃えています。
エンジニア組織風土
エンジニア組織では、技術のインプット・アウトプットを積極的に行っています。
テックブログや、YouTubeでの月1回のTechTalk配信 、様々な社内勉強会、そしてiOSDCやDroidkaigi、技術書展等のスポンサー、情報処理学会など学会での発表等、幅広く技術情報発信に取り組んでいます。 また、エンジニアのスキルアップを促進するために『Engineer Challenge Week』という、2週間を新たな知識や技術の習得に充てることができる取り組みも行っています。
GO Inc.にはパパママ世代も多いことから、子育てをしながら働くエンジニア (https://go-on.goinc.jp/n/nee1b68438747) が多く、またオフィスフリー制度を活用して、地方から働くエンジニアもいます。
それぞれのライフスタイルに合った働き方をしながらチーム開発を行っているため、チームが集まるミーティングでは業務以外にも積極的に雑談の時間を設けたり、日帰りワーケーションでチーム外のメンバーとの交流を図ったりと、コミュニケーションを大事にします。
参考記事
「社会インフラになるサービスを手がける誇りを」GOのSREが未来につなげるもの
https://go-on.goinc.jp/n/n8ca6465e0661?gs=a44bf3ea7fb3
タクシーアプリ「GO」の少人数SREチームとマイクロサービス基盤
https://speakerdeck.com/mot_techtalk/sre-micro-service
参考サイト
GO Inc. Entrance Book for Engineer(まずはじめに知っていただきたいGO Inc.の情報)
https://fuzzy-margin-4d6.notion.site/GO-Inc-Entrance-Book-for-Engineer-e3e916579fc64696bef64488f4c7e73c
GO Tech Blog (GO Inc.のエンジニアが技術情報を紹介するブログ)
https://techblog.goinc.jp/
GO-on(GO Inc.の人や組織、事業について知れるブログ)
https://go-on.goinc.jp/
オフィスフリー制度(全国どこからでも勤務できる制度)
https://go-on.goinc.jp/n/nece2dde0c633
トライアルタクシー制度 (タクシー乗車費用を会社が一部補助する制度)
https://go-on.goinc.jp/n/ne45562990510
Engineer Challenge Week(半年に2週間、業務を離れてスキルアップに集中できるプログラム)
https://go-on.goinc.jp/n/n03e1ca85aacd
業務内容の変更範囲
会社が指定する業務全般
求める経験・スキル
必須の経験・能力
MySQLまたはPostgreSQLの本番環境での3年以上の運用経験
AWSまたはGCPにおけるマネージドDB(Aurora、Cloud SQLなど)の運用経験
何らかのプログラミング言語によるアプリケーション開発経験
望ましい経験・能力
RDBMSのレプリケーション機構に関する深い理解
高負荷環境におけるDBパラメータチューニングの経験
シャーディング構成でのRDBMS運用経験
Redis、DynamoDBなどNoSQLの運用経験
Spanner、TiDB、Aurora DSQLなどNewSQLの運用経験
求める人物像
データベースの内部動作に関心を持ち、深く理解したい方
サービスの価値と安定性のバランスを考えながら意思決定できる方
様々な部署のエンジニアと建設的な議論ができる方
標準化を重視した設計ができる方