掲載日 ・ 2026/02/09
株式会社IHI
株式会社IHI:[01040125]航空・防衛/生産技術/瑞穂 : 防衛省向け航空機用エンジン部品の製造工程評価・審査体制構築
701~1400万円
東京都
会社名
株式会社IHI
会社概要
株式会社IHIは、重工業や航空機エンジン、プラント設備など多岐にわたる事業領域を持つ日本のリーディングカンパニーです。
官民向け航空エンジン、次世代エネルギーで社会基盤を支え、24年度で株価は3倍、日経平均上昇率1位!時価総額も重工業界でトップクラスです。
IHIは4つの事業セグメントを保有しています。
1. 航空・宇宙・防衛(売上・利益の稼ぎ頭)
現在のIHIを牽引する最重要セグメントです。
主な事業:航空エンジン: 民間航空機用エンジンのモジュール(主要部品)製造、防衛省向けエンジン。
宇宙: ロケット(イプシロン、H3のブースター等)開発。
防衛: 防衛装備品(「はやぶさ」などの宇宙探査で培った固体燃料ロケット技術を応用し、誘導弾(ミサイル)の推進装置や射撃システムを製造しています。)
競合優位性(強み):グローバルサプライチェーンの中核: GE(米)やロールス・ロイス(英)などの世界的エンジンメーカーと「共同開発パートナー」としての地位を確立しています。特に、ジェットエンジンのコア部分(圧縮機、タービンなど)の技術において高い技術力を有しており、航空機エンジンの世界的な製造供給において重要な役割を果たしています。国産ジェットエンジン(例えば、C-2輸送機やP-1哨戒機用のエンジン)を開発しており、国内外の主要航空機メーカーとパートナーシップを結んでいます。特に、航空機エンジン部品における高精度な加工技術が競合他社に対して強みとなっています
極めて高い参入障壁: 航空エンジンは技術難易度が高く、安全基準も厳しいため、新規参入がほぼ不可能です。一度採用されると、数十年にわたり部品交換や整備(MRO事業)で収益が得られるストック型ビジネスの側面も持ちます。
2. 資源・エネルギー・環境
脱炭素社会に向けた転換期にあり、新技術への投資が進んでいる分野です。
主な事業:ボイラ、ガスタービン、原子力関連機器。
アンモニア発電技術(燃焼してもCO2が出ない技術)。
競合優位性(強み):アンモニア燃焼技術の先行・ 世界に先駆けて「燃料アンモニア」の大規模燃焼技術の実証を進めています。単に燃やすだけでなく、製造・輸送・貯蔵・利用というアンモニアのバリューチェーン全体を構築しようとしており、次世代エネルギー分野でのリーダーシップを狙っています。
既存インフラの活用: 既存の石炭火力発電所を少しの改造でアンモニア混焼/専焼に変える技術を持っており、ゼロから発電所を作るよりも低コストで脱炭素化できる提案力が強みです。
3. 社会基盤・海洋
巨大構造物を作る、創業以来のDNAが色濃い分野です。
主な事業:橋梁(橋): 国内外の巨大な吊り橋など。
水門: ダムや河川のゲート。
シールド掘進機(トンネルを掘る機械)。
競合優位性(強み):圧倒的な実績とエンジニアリング力: 明石海峡大橋やトルコのオスマン・ガーズィー橋など、世界的なランドマークとなる橋梁建設の実績があります。
メンテナンス(保全)シフト: 日本国内では新規建設が減る中、高度経済成長期に作ったインフラの老朽化対策(保全・補修)へビジネスモデルを転換しており、点検ロボットやAI診断などの技術で他社と差別化しています。
4. 産業システム・汎用機械
工場の生産ラインや物流、自動車産業を支える機械群です。
主な事業:車両用過給機(ターボチャージャー): 自動車エンジンのパワーを上げる装置。
パーキングシステム(立体駐車場)、熱処理設備、回転機械。
競合優位性(強み):ニッチトップ製品の集合体: ターボチャージャーでは世界有数のシェアを持っています。また、熱処理炉や真空炉など、特定の産業プロセスに不可欠な機械で高いシェアを維持しています。
ポジション
[01040125]航空・防衛/生産技術/瑞穂 : 防衛省向け航空機用エンジン部品の製造工程評価・審査体制構築
仕事内容
職種
生産技術・生産管理
航空エンジン技術部は、防衛省で運用している航空機(戦闘機・哨戒機・練習機・ヘリコプター等)用エンジン部品の量産・改良設計、品質向上のための技術検討及び運用や整備における技術支援を行っている組織です。今回募集を行う当組織内の初回試験グループは、防衛省で運用している航空機用エンジン部品の製造工程を評価することがミッションとなっております。昨今、海外の航空機用エンジンメーカーにIHI製航空機用エンジン部品を納入する機会が増加しております。そこで、防衛省向けの製造工程評価業務に加えて、海外の航空機用エンジンメーカーに納入するにあたり満たさなければならない製造工程や品質基準、その他要求事項に関する審査対応業務をご担当いただきます。
【業務内容】
主に大きく2つの業務に携わっていただきます。
①航空機用エンジン部品を海外の航空機用エンジンメーカーに納入するにあたって、エンジンメーカーの要求する製造工程,品質基準等を担保するための審査対応業務(海外の航空機用エンジンメーカーの審査を受ける業務)
②防衛省の航空機用エンジン部品における製造工程評価(国内製造拠点やサプライヤーに対して審査を行う業務)
【業務詳細】
① 海外の航空機用エンジンメーカーのエンジニアが実際に来訪して生産技術部門に対して行う製造工程や管理状況についての審査において、海外エンジンメーカーの観点,立場で考え、設計部門とともに対応していただきます。審査対応に当たっては、審査基準に即した製造工程の設計や品質を担保するために、関連部門に対する技術支援・指示も併せて行っていただきます。また、審査の場では、多くの確認・質問を受けるため、設計部門・生産技術部門と連携した想定問答の事前準備やその場での即応力が求められます。
② 海外ライセンス製品や自社設計製品における図面や規格の要求事項を理解した上で、供給元(国内製造拠点やサプライヤー)における製造工程が要求事項に合致しているか、審査を行っていただきます。航空機用エンジン部品は、非常に厳しい品質要求が課される製品であるため、製造工程の変更時には供給元からの申請内容をレビューした上で、工場に駐在している自衛隊の監督官等と調整をしながら必要時には現地での審査も行い、製造品質が維持されているかどうかを確認していきます。
【アピールポイント】
・海外ライセンス製品や海外エンジンメーカーとの連携を通じて、国際標準に関わる経験を積むことができます。
・日本の防衛装備品の供給基盤を支える重要な業務を通じて、国の安全保障に貢献する実感を得ることができます。
・製造工程の審査、品質管理、規格要求の読み解き、社内仕組み構築など、技術・管理・調整にわたる幅広いスキルを身につけることができます。
・社内の関連部門や供給元、さらには防衛省や海外メーカーなど、幅広いステークホルダーと連携することで、コミュニケーション・調整能力を磨くことができます。
職務内容備考:(変更の範囲)会社の定める業務
求める経験・スキル
【必須要件】
■メーカーにおける生産技術・製造技術のご経験
■ビジネスレベルの英会話ができる英語力(海外メーカーとの英語を用いた技術折衝が発生します)
【歓迎要件】
◆生産技術や品質管理における工程設計・管理の業務経験
◆業界を問わずAPQP/PPAP・供給元認定に関する業務経験