掲載日 ・ 2026/02/19
株式会社IHI
株式会社IHI:[01040120]IHI/航空・宇宙・防衛/開発/昭島 : 次期戦闘機の国際共同開発プロジェクトにおける新型エンジンの設計・開発
700~1,400万円
東京都
会社名
株式会社IHI
会社概要
株式会社IHIは、重工業や航空機エンジン、プラント設備など多岐にわたる事業領域を持つ日本のリーディングカンパニーです。
官民向け航空エンジン、次世代エネルギーで社会基盤を支え、24年度で株価は3倍、日経平均上昇率1位!時価総額も重工業界でトップクラスです。
IHIは4つの事業セグメントを保有しています。
1. 航空・宇宙・防衛(売上・利益の稼ぎ頭)
現在のIHIを牽引する最重要セグメントです。
主な事業:航空エンジン: 民間航空機用エンジンのモジュール(主要部品)製造、防衛省向けエンジン。
宇宙: ロケット(イプシロン、H3のブースター等)開発。
防衛: 防衛装備品(「はやぶさ」などの宇宙探査で培った固体燃料ロケット技術を応用し、誘導弾(ミサイル)の推進装置や射撃システムを製造しています。)
競合優位性(強み):グローバルサプライチェーンの中核: GE(米)やロールス・ロイス(英)などの世界的エンジンメーカーと「共同開発パートナー」としての地位を確立しています。特に、ジェットエンジンのコア部分(圧縮機、タービンなど)の技術において高い技術力を有しており、航空機エンジンの世界的な製造供給において重要な役割を果たしています。国産ジェットエンジン(例えば、C-2輸送機やP-1哨戒機用のエンジン)を開発しており、国内外の主要航空機メーカーとパートナーシップを結んでいます。特に、航空機エンジン部品における高精度な加工技術が競合他社に対して強みとなっています
極めて高い参入障壁: 航空エンジンは技術難易度が高く、安全基準も厳しいため、新規参入がほぼ不可能です。一度採用されると、数十年にわたり部品交換や整備(MRO事業)で収益が得られるストック型ビジネスの側面も持ちます。
2. 資源・エネルギー・環境
脱炭素社会に向けた転換期にあり、新技術への投資が進んでいる分野です。
主な事業:ボイラ、ガスタービン、原子力関連機器。
アンモニア発電技術(燃焼してもCO2が出ない技術)。
競合優位性(強み):アンモニア燃焼技術の先行・ 世界に先駆けて「燃料アンモニア」の大規模燃焼技術の実証を進めています。単に燃やすだけでなく、製造・輸送・貯蔵・利用というアンモニアのバリューチェーン全体を構築しようとしており、次世代エネルギー分野でのリーダーシップを狙っています。
既存インフラの活用: 既存の石炭火力発電所を少しの改造でアンモニア混焼/専焼に変える技術を持っており、ゼロから発電所を作るよりも低コストで脱炭素化できる提案力が強みです。
3. 社会基盤・海洋
巨大構造物を作る、創業以来のDNAが色濃い分野です。
主な事業:橋梁(橋): 国内外の巨大な吊り橋など。
水門: ダムや河川のゲート。
シールド掘進機(トンネルを掘る機械)。
競合優位性(強み):圧倒的な実績とエンジニアリング力: 明石海峡大橋やトルコのオスマン・ガーズィー橋など、世界的なランドマークとなる橋梁建設の実績があります。
メンテナンス(保全)シフト: 日本国内では新規建設が減る中、高度経済成長期に作ったインフラの老朽化対策(保全・補修)へビジネスモデルを転換しており、点検ロボットやAI診断などの技術で他社と差別化しています。
4. 産業システム・汎用機械
工場の生産ラインや物流、自動車産業を支える機械群です。
主な事業:車両用過給機(ターボチャージャー): 自動車エンジンのパワーを上げる装置。
パーキングシステム(立体駐車場)、熱処理設備、回転機械。
競合優位性(強み):ニッチトップ製品の集合体: ターボチャージャーでは世界有数のシェアを持っています。また、熱処理炉や真空炉など、特定の産業プロセスに不可欠な機械で高いシェアを維持しています。
ポジション
[01040120]IHI/航空・宇宙・防衛/開発/昭島 : 次期戦闘機の国際共同開発プロジェクトにおける新型エンジンの設計・開発
仕事内容
求人概要
IHIは、日本・英国・イタリアの3か国が共同開発するグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)にエンジン担当企業として参画しています。2025年9月には、ロールス・ロイス社(英国)、アヴィオ・エアロ社(イタリア)とともに、GCAP向けの次世代エンジンシステム開発を加速するためのコンソーシアムに関する協力協定を締結しており、当部門はその中で、各社と対等な立場でのシステムインテグレーション、ならびに当社が担当する要素の設計・開発を担っています。
担当者またはスペシャリスト(マネジメント)として、英伊の協力会社や社内のシステムイングレーション担当と連携し、当社が担当する要素の基本設計から解析・評価、試験計画の立案、試験結果評価あるいは量産化に向けた製造検討まで、様々な技術を高度化しながら最新のエンジン開発に向けた設計業務やマネジメント業務を進めていただきます。
職務内容
本プログラムは国家的規模の防衛装備品開発事業であり、3か国共同開発というグローバルなプロジェクトとして組成されたコンソーシアムの一員となり、各国対等な立場としてエンジンの開発を進めています。ご入社いただいた方には、最新のエンジン開発における設計業務に関わる主担当としてご活躍いただきたいと考えています。
《担当者》
◆3か国で共同開発をする中で、IHIが担当しているエンジン構成要素に関わる技術開発、コンポーネント設計および構造解析・評価業務(要素内における複数のコンポーネント設計に携わっていただくことを想定しています)
◆コンセプトの策定から詳細設計および構造解析・評価、試験計画立案~評価、量産化に向けた製造検討などをチームとして実施(設計は基本的に全てインハウスで進めて行きます)
《スペシャリスト・マネジメント》
◆プレイングマネージャーとして、チームで設計を行っている各コンポーネントをインテグレーションするための技術的・時間的マネジメント及び、要素全体における技術的成立性の実証検討・管理
◆担当要素設計、および各国が開発している要素にまたがるインターフェース設計における会議参加、技術折衝 等
【使用ツール】
CAE:Ansys CAD:NX
プロジェクトに関するface to faceでの国内外での会議が開催されるため、担当する要素・コンポーネントにおいては、客先や英国・イタリアへの出張が発生することがあります。
今後益々厳しさを増すことが予想される我が国の安全保障に寄与貢献すべく、戦闘機の要となる最先端のエンジンを開発するための設計業務に携わっていただきます。
求める経験・スキル
【必須要件】
【担当者】
■設計から解析・評価までの一連のプロセスにおける実務経験をお持ちの方(解析実務経験は不問ですが、解析結果を評価し、設計へ反映できる能力は必須となります)
【スペシャリスト・マネジメント】
■エンジンを構成する要素(吸気/圧縮機/燃焼器/タービン等)に関わる技術・製品等の設計・開発経験
■チームを率いて設計やエンジニアリングおよびプロジェクト等のマネジメントを行った経験
■ビジネスレベルの英語力
【歓迎要件】
◆航空機に関わる業界での業務経験をお持ちの方
◆設計から解析までを自身で行い、更に設計へのフィードバックするまでのPDCAサイクルを回した経験をお持ちの方
◆ビジネスレベルの英語力(担当者)
【求める人物像】
・GCAPに対する興味と、最新のエンジン開発を通して日本の安全に寄与したいという思いをお持ちの方