掲載日 ・ 2026/02/13
オムロン株式会社
オムロン株式会社:【データソリューション事業本部】【AI/データ/遠隔技術×新事業創造】事業アーキテクト(DX・BPRコンサルタント)
非公開
東京都
会社名
オムロン株式会社
会社概要
オムロン株式会社は、1933年の創業以来、京都を拠点に世界中で事業を展開する電気機器メーカーです。
一般的には世界シェアNo.1を誇る「血圧計」などのヘルスケア企業として知られていますが、現在の売上の約45%は「工場の自動化(制御機器)」が占めており、実態は世界のモノづくりを支えるBtoBのリーディングカンパニーです。
同社の強みは「Sensing & Control + Think」というコア技術にあります。センサーで情報を読み取り、機器を正確に制御し、そこにAIなどの知恵を加える技術です。これらを武器に、労働力不足を解決する工場の自動化を中心とした制御機器、電子部品、駅の自動改札機や太陽光発電用パワーコンディショナーなどの社会システム、ヘルスケアなど多岐にわたる事業を展開し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。
また企業の特徴としては、ベンチャー精神あふれる「ソーシャルニーズの創造」です。「機械に出来ることは機械に任せ、人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」、この経営理念をもとに、世界初の無人駅システムや、自動感応式信号機など、時代に先駆けて社会が必要とするシステムを生み出してきました。
現在は、以下の5つの柱で事業を展開しています。
1制御機器事業部(IAB):売上の約50%以上を占める
工場の自動化(ファクトリーオートメーション)を支えるセンサー、コントローラー、ロボットなどを製造。オムロンの稼ぎ頭であり、世界のモノづくり現場を支えています。
競合優位性(強み):多くの競合(キーエンスはセンサー最強、ファナックはロボット最強など)が特定分野に特化しているのに対し、オムロンは工場の自動化に必要なほぼすべての機器を持っています。
(具体例)Input(センサー):Logic(コントローラー):Output(モーター・リレー):Robot(ロボット):+Safety(安全機器)
これら自社製品同士を高度に連携(すり合わせ)させることで、他社製品を組み合わせるよりも高速・高精度な制御を実現できます。これを「i-Automation!」というコンセプトで展開しています。
また 単に機器を売るのではなく、「ペットボトルのラベルを高速でズレなく貼る装置の制御プログラム」といった、具体的な用途(アプリケーション)をセットで提供できるため、顧客は開発時間を大幅に短縮できます。
2電子部品事業
家電や自動車、スマートフォンの中に組み込まれる「リレー」や「スイッチ」などの部品を提供しています。
競合優位性(強み):家電やEV(電気自動車)の中で電気を制御する「リレー」という部品に強みを持っています。
特にEVや蓄電池向けの高電圧・大電流を安全に遮断する技術は難易度が高く、世界でも戦える数少ない企業の一つです。
3データソリューション事業部
4つのビジネスカンパニーが持つ現場データとJMDC社のケイパビリティを融合して、オムロングループ全体のビジネスモデルを進化させるとともに、社会的課題解決に繋がる成長事業を創造しています。
競合優位性(強み):制御機器を中心としたモノづくりを通じてオムロンが培ってきた事業やそれにまつわる知見、人財、顧客基盤といった資産と、データドリブンなソリューション事業を展開するJMDC社の強みを融合させていることが強みです。
4ヘルスケア事業
家庭用電子血圧計は世界シェアNo.1を誇ります。その他、体温計、体重体組成計、低周波治療器などを製造販売をしています。「ゼロイベント(脳・心血管疾患の発症ゼロ)」を循環器事業のビジョンに掲げています。
競合優位性(強み):家庭用血圧計で世界シェアNo.1(約50%)を有しています。
医療機器としての精度(Medical Accuracy): 「家庭で測ったデータは参考値」と見なされがちだった時代に、オムロンは「病院と同じ精度」にこだわり、医師が診断に使えるレベルの信頼性を確立しました。
また世界各国の医療機器認証(FDAなど)をクリアするノウハウと、現地の薬局・病院に入り込む販売ネットワークは、新規参入企業(例えばAppleやFitbitなどのIT大手)にとっても高い参入障壁となっており、継続して高いシェア率を担保しています。
5社会システム事業部
鉄道の自動改札機や券売機、道路の交通管制システムなど、社会インフラを支える事業です。
世界初の無人駅システム(自動改札機)を開発したのはオムロンです。
競合優位性(強み):日本全国の鉄道(改札機)や道路(信号)に既にオムロンの機器が入っているため、更新需要やメンテナンスにおいて圧倒的に有利です。
ポジション
【データソリューション事業本部】【AI/データ/遠隔技術×新事業創造】事業アーキテクト(DX・BPRコンサルタント)
仕事内容
●私たちが実現したい社会
2030年、日本は644万人の人手が不足するという予測があります。特に大きく不足すると言われているのが、サービス業や流通・小売などの生活・社会インフラを支えている働き手が多く存在する業界です。人手不足が深刻化する中で、人々の快適で豊かな暮らしをどうしたら維持できるのか。「サービスの自動化だけでは解決できない」難しい課題に、私たちスマートM&S事業部は「働き手を支える新しいサービスを創る」ことを通じて向き合いたいと考えています。
例えば、働き手一人一人の働きぶりや現場の課題を見える化でき、現場・管理部門・経営が一緒に具体的な改善に取り組むことが出来たら、働きがいのある労働環境が作れるのではないか。その積み重ねが、日本の高品質なインフラを守り、未来に受け継ぐことにも繋がっていく。私たちはそんな社会を実現したいと考えています。
●社会に貢献し続けるために生まれた新しい組織
私たちデータソリューション事業本部は、オムロン創業90周年を迎えた2023年に誕生しました。
これまでもオムロンは公共輸送・交通安全・決済などの社会インフラ領域で、およそ半世紀にわたり公共性の高いサービスを提供し、人々の生活を支えてきました。昨今、社会が大きな変革期を迎える中で、これまでの「モノ」による課題解決から、「モノ」の利用を通じた課題解決(ソリューションビジネス)へビジネスモデルを進化させる必要があります。私たちが目指すのは、オムロンの存在意義である「事業を通じて社会価値を創出し、社会の発展に貢献し続けること」の体現であり、社会課題の解決につながる次の成長事業を創造することです。
●募集理由
オムロンは長期ビジョン「SF2030」の実現に向け、2026年から2nd Stageロードマップをスタートしました。その中で、M&S事業は注力事業のひとつとして位置づけられ、データサービス事業の売上比率拡大を牽引する重要な役割を担っています。
この挑戦を成功に導くためには、顧客企業の経営課題を深く理解し、業務改革とDXを一気通貫でリードできる人材が不可欠です。本ポジションは、オムロンフィールドエンジニアリング(OFE)やオムロンソーシアルソリューションズ(OSS)との連携をさらに深化させ、人的サービス×データ・AI活用による新たな価値創出を担います。オムロンの成長戦略と社会的使命の両立に貢献する、極めて戦略的なポジションです。
◆担っていただきたい具体的な仕事内容
1. 顧客業務改革・DX推進コンサルティング
・流通・小売業界の顧客企業に対し、業務プロセスの現状分析と課題抽出を実施
・BPR(Business Process Re-engineering)を含む業務改革提案の策定
・DX化に向けたロードマップの設計と実行支援(AI・データ活用、リモートマネジメント等)
2. アセスメントサービスの提供
・顧客業務の診断・評価(アセスメント)を実施し、改善領域を特定
・統合保守サービスやBPOサービスとの連動を前提とした最適化提案
3. データソリューション活用の企画・導入
・顧客現場の可視化・分析(映像解析、データソリューション)による業務改善提案
・FAQ検索ツールやセルフメンテナンス支援ツールなど、既存・企画開発中のソリューションの横展開と機能強化
・顧客業務データを活用した意思決定支援サービスの開発
・新規ソリューション(クラウド型サービス、AIエージェント等)の企画・PoC・導入支援
4. プロジェクトマネジメント
・OFE・DSB・外部パートナーとの協働によるプロジェクト推進
・PM/PMOとして進捗管理、リスク管理、リソース調整を実施
・複数テーマの優先順位付けと横展開方針の策定
◆使用する開発言語・ソフト・装置/機器等
・資料作成(PowerPoint、Excel、Word等)
・プロジェクト管理・進捗管理(Teams、Slack、Jira、Confluence等)
・社内外ステークホルダーとのコミュニケーション・コラボレーション(Teams、Slack、Zoom、等)
・業界動向・競合分析(各種業界レポート、各種情報プラットフォーム等)
◆業界動向と自社事業の特徴
●事業内容
スマートM&S事業部は、オムロンのデータ・AI・遠隔技術を活用し、サービス業・小売業界を中心に社会インフラの未来を支える新しいサービスモデルを創出しています。現場のリアルな課題をデータで可視化し、AIによる業務最適化や自動化を推進。働き手の“やりがい”と“生産性”を両立する社会変革に挑戦しています。あなたの創造性が、日本の高品質な社会・生活インフラを次世代へ継承する力となります。
●強み
全国規模のコンビニやコーヒーチェーンのクライアントの設備機器の一括保守等のワンストップサービスやIoT製品の導入支援を担うオムロンフィールドエンジニアリング(OFE)と連携することで、膨大なデータ資産を収集することが出来、またサービスモデルの実装を進めることが出来ます。さらに鉄道・交通・エネルギー領域でトップシェアの製品を持つオムロンソーシャルソリューションズ(OSS)との連携も進めており、製品を通じて蓄積してきた現場データを活用した新たなソリューションを生み出せる可能性を多く秘めています。
また、2023年に新たにオムロングループに参画したJMDC社のデータマネジメント技術及びソリューション開発力も活用することで、データソリューションビジネスを創出し、事業部の成長力も高めることが出来ます。
●今後の展望
オムロンフィールドエンジニアリングとの連携をさらに深め、人的サービスとデータ・AI活用を融合した価値提供により、サービス業・小売業界の顧客企業が抱える経営課題の解決に貢献します。具体的には、店舗運営の管理対象であるヒト(従業員・顧客)、モノ(商品)、環境(店舗・設備機器)、そして基盤(プロセス・システム)に対し、最適化・高度化・効率化の3つの視点から業務変革とDXを推進し、顧客のLTV(顧客生涯価値)最大化を目指します。
◆その他
・データソリューション事業本部採用デック: https://speakerdeck.com/innovation_omron/dsb-introduction-as-of-2025
・データソリューション事業本部について: https://datasolutions.omron.com/jp/ja/
・スマートM&S : https://socialsolution.omron.com/field-engineering/solution/managementservice.html
・DSB公式noteトップ : https://note.innovation.omron.com/
・note個別記事 : https://note.innovation.omron.com/n/n491923f0971c
・note個別記事 : https://note.innovation.omron.com/n/n98a551451049
求める経験・スキル
◆必須条件【経験】
・業務改革・BPRの実務経験
サービス業・流通・小売業界または製造業で、業務プロセス改善や改革プロジェクトをリードした経験。
・DX推進プロジェクトの経験
データ活用、AI、クラウド、RPAなどを用いたデジタル化施策の企画・導入経験。
・顧客折衝・コンサルティング経験
顧客企業の経営層・現場担当者とのヒアリング、課題抽出、提案活動の経験。
・プロジェクトマネジメント経験
複数ステークホルダーを巻き込んだプロジェクトの進捗管理、リスク管理、リソース調整の経験。
◆必須条件【スキル】
・課題分析・問題解決スキル
複雑な業務課題を構造化し、改善策を論理的に導き出す能力。
・データ分析スキル
ExcelやBIツールを用いたデータ集計・分析、インサイト抽出のスキル。
・ITリテラシー
クラウドサービス、AI、RPAなどDX関連技術の基本理解。
・コミュニケーション・ファシリテーション能力
顧客や社内関係者との円滑な調整、会議進行、合意形成のスキル。
・ドキュメンテーション・プレゼンテーション能力
提案書、報告書の作成および経営層向けプレゼンテーションのスキル。
◆歓迎条件
・流通・小売業界の業務知識
店舗運営、サプライチェーン、販売管理などの業務領域に関する理解。
・DX関連技術・ツールの経験
BIツール(Power BIなど)、クラウドサービス、RPAの活用経験
・プロジェクト推進力と資格
大規模プロジェクトのリード経験、PMPやIT関連資格の保有
◆歓迎する人物像
いかなる状況でも決して諦めず、柔軟な思考と着眼点を持ち、自らを律しやりきることができる方を求めます。
スマートM&S事業部はまだ13名程度の規模の組織ですが、自らの手で社会に変革をもたらす事業を生み育てることにパッションを感じる方が多く在籍しています。私たちの思いに共感いただきつつ、大きな裁量と責任感を持って、事業をともに作っていける方を求めます。