掲載日 ・ 2026/04/28

オムロン株式会社

オムロン株式会社:【R&D】デジタル化社会の実現に必要なAIを活用する開発基盤の設計・実装・検証を担うアーキテクト

非公開
京都府

オムロン

電気・電子

アーキテクト

会社名

オムロン株式会社

会社概要

オムロン株式会社は、1933年の創業以来、京都を拠点に世界中で事業を展開する電気機器メーカーです。

一般的には世界シェアNo.1を誇る「血圧計」などのヘルスケア企業として知られていますが、現在の売上の約45%は「工場の自動化(制御機器)」が占めており、実態は世界のモノづくりを支えるBtoBのリーディングカンパニーです。

同社の強みは「Sensing & Control + Think」というコア技術にあります。センサーで情報を読み取り、機器を正確に制御し、そこにAIなどの知恵を加える技術です。これらを武器に、労働力不足を解決する工場の自動化を中心とした制御機器、電子部品、駅の自動改札機や太陽光発電用パワーコンディショナーなどの社会システム、ヘルスケアなど多岐にわたる事業を展開し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。

また企業の特徴としては、ベンチャー精神あふれる「ソーシャルニーズの創造」です。「機械に出来ることは機械に任せ、人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」、この経営理念をもとに、世界初の無人駅システムや、自動感応式信号機など、時代に先駆けて社会が必要とするシステムを生み出してきました。

現在は、以下の5つの柱で事業を展開しています。

1制御機器事業部(IAB):売上の約50%以上を占める
工場の自動化(ファクトリーオートメーション)を支えるセンサー、コントローラー、ロボットなどを製造。オムロンの稼ぎ頭であり、世界のモノづくり現場を支えています。

競合優位性(強み):多くの競合(キーエンスはセンサー最強、ファナックはロボット最強など)が特定分野に特化しているのに対し、オムロンは工場の自動化に必要なほぼすべての機器を持っています。
(具体例)Input(センサー):Logic(コントローラー):Output(モーター・リレー):Robot(ロボット):+Safety(安全機器)
これら自社製品同士を高度に連携(すり合わせ)させることで、他社製品を組み合わせるよりも高速・高精度な制御を実現できます。これを「i-Automation!」というコンセプトで展開しています。

また 単に機器を売るのではなく、「ペットボトルのラベルを高速でズレなく貼る装置の制御プログラム」といった、具体的な用途(アプリケーション)をセットで提供できるため、顧客は開発時間を大幅に短縮できます。

2電子部品事業
家電や自動車、スマートフォンの中に組み込まれる「リレー」や「スイッチ」などの部品を提供しています。

競合優位性(強み):家電やEV(電気自動車)の中で電気を制御する「リレー」という部品に強みを持っています。

特にEVや蓄電池向けの高電圧・大電流を安全に遮断する技術は難易度が高く、世界でも戦える数少ない企業の一つです。

3データソリューション事業部
4つのビジネスカンパニーが持つ現場データとJMDC社のケイパビリティを融合して、オムロングループ全体のビジネスモデルを進化させるとともに、社会的課題解決に繋がる成長事業を創造しています。

競合優位性(強み):制御機器を中心としたモノづくりを通じてオムロンが培ってきた事業やそれにまつわる知見、人財、顧客基盤といった資産と、データドリブンなソリューション事業を展開するJMDC社の強みを融合させていることが強みです。

4ヘルスケア事業
家庭用電子血圧計は世界シェアNo.1を誇ります。その他、体温計、体重体組成計、低周波治療器などを製造販売をしています。「ゼロイベント(脳・心血管疾患の発症ゼロ)」を循環器事業のビジョンに掲げています。

競合優位性(強み):家庭用血圧計で世界シェアNo.1(約50%)を有しています。

医療機器としての精度(Medical Accuracy): 「家庭で測ったデータは参考値」と見なされがちだった時代に、オムロンは「病院と同じ精度」にこだわり、医師が診断に使えるレベルの信頼性を確立しました。

また世界各国の医療機器認証(FDAなど)をクリアするノウハウと、現地の薬局・病院に入り込む販売ネットワークは、新規参入企業(例えばAppleやFitbitなどのIT大手)にとっても高い参入障壁となっており、継続して高いシェア率を担保しています。

5社会システム事業部
鉄道の自動改札機や券売機、道路の交通管制システムなど、社会インフラを支える事業です。
世界初の無人駅システム(自動改札機)を開発したのはオムロンです。

競合優位性(強み):日本全国の鉄道(改札機)や道路(信号)に既にオムロンの機器が入っているため、更新需要やメンテナンスにおいて圧倒的に有利です。

ポジション

【R&D】デジタル化社会の実現に必要なAIを活用する開発基盤の設計・実装・検証を担うアーキテクト

仕事内容

◆募集背景
弊社では長期ビジョン Shaping the Future 2030 の中でデジタル化社会の実現への貢献を掲げています(※1)。制御機器事業においてはモノづくりの高度化に、社会システム事業では再生可能エネルギーの普及・効率的利用を目指したソリューションの提供に挑戦しはじめています(※2, 3)。
そのような中、OpenAIのChatGPTに代表される大規模言語モデル(LLM)の急速な機能拡張・性能向上、あるいは各種機械学習・AIやデータ解析の利活用の市民化が進展してきています。こうした技術環境の変化を受け、各事業で構想されたソリューションに対するLLM・AI・データ解析の有用性を見極める Try & Learnを 進めていますが、これらの技術を実用化する上での問題も顕在化してきています。

我々、ストラテジックR&D本部(全社の技術戦略立案及び技術・知財活動を主導する部門) デジタルソリューションセンタ(※4)は、データ解析やAI、シミュレーション等を使いこなすことでエンジニアリングチェーンの開発生産性向上をミッションとし、開発・生産・営業のデータに基づいた意思決定支援や自動化を進めてきました(※5)。しかし、ソリューション事業で顕在化してきている技術を実用化する上での問題を踏まえ、これまで培ってきたデータ解析、アルゴリズム開発に関する技術力を活かしつつ、ソリューション事業へのLLM・AI・データ解析の事業への利活用を推進する役割に挑戦することとなりました。具体的には、社内の多様な情報源の加工・統合、自然言語処理の活用による情報の類別・意味付け、さらにはシステムやアプリケーションのプロトタイピングを行い、各事業部と連携したPoCによるソリューションの仮説検証をクイックに推進します。

このようなソリューションへの展開を想定した新たな技術開発の挑戦にあたり、事業が構想するビジネスモデルや価値提供の形態、それを構成する商品・機能を踏まえ、LLM・AI・データ解析の活用を含むソリューションのバックエンドで稼働するシステムのアーキテクチャを設計・実装・検証するアーキテクトを募集いたします。
共に技術を磨き、オムロンのソリューションへの挑戦への貢献を通して一緒に成長する仲間をお待ちしています。

※1. https://www.omron.com/jp/ja/vision/sf2030/
※2. https://www.fa.omron.co.jp/solution/
※3. https://socialsolution.omron.com/jp/ja/solutions/
※4. https://www.omron.com/jp/ja/technology/activities/14/
※5. https://www.omron.com/jp/ja/searchresult_rd.html?q=デジタルデザインセンタ

◆担っていただきたい具体的な仕事内容
オムロン全社の技術開発を担うストラテジックR&D本部 デジタルソリューションセンタが主体となって行う事業部、特に制御機器事業、社会システム事業のソリューションに関するデジタル技術を活用したテーマを担当していただきます。そのテーマにおいて、「LLM・AI・データ解析の技術の進化」「全社の検証で顕在化した実用上の問題」「ソリューション事業の構想」を踏まえて、技術も含めた価値提供の仕組みを設計し、各技術が抱える問題の解消に有用な技術開発を見極め、それを構築・検証する主担当を担っていただきます。
具体的には以下のような業務内容を想定しています。

【業務内容 (※1)】
・テーマのチームメンバと協働しながら、技術開発の計画・実行・有用性の見極め
・事業部のソリューションに技術開発成果を展開するための対象部門の関係者との折衝
・事業展開する上で必要なLLM・AIエージェントを活用する仕組みの設計・プロトタイピング
・自身の専門性を活かしたメンバの指導、育成

【対象領域】
以下を候補とし、テーマ企画の進捗、スキル・経験等を踏まえて決定します
・基板検査装置を起点とした基板実装工程の生産性を向上するソリューション
・装置の制御の中枢となるPLCを起点としたデジタルツインによる生産性を向上するソリューション
・再生可能エネルギーの活用効率を高めるための発電・蓄電池・パワーコンディショナの連携を管理するソリューション
・弊社の技術開発部門に提供しているLLMを活用するための開発基盤の強化(※2)

※1. 直近は、先行して着手しているテーマのメンバとして参画いただき、組織長やテーマリーダと協働することで、連携部門との人脈形成、業務プロセスの理解を深めていただきます。
※2. https://www.omron.com/jp/ja/technology/omrontechnics/169/contribution_169-2.pdf

求める経験・スキル

◆必須条件【経験】
AI活用を支えるクラウド基盤やデータ処理・運用自動化の仕組みの設計・構築の経験をお持ちの方
※利用経験を求める具体的なツールはDevOps、ML/AIOpsなどです
◆歓迎条件
下記いずれかの経験を有する方
・LLMやAIエージェント、あるいは機械学習・データ解析を活用するサービス・システムの設計・実装
・非構造化文書を対象とする自然言語処理を活用した開発
・LLMを有効に活用するための周辺技術(RAGや Fine Tuning など)を活用した開発
・センサやコントローラ、製造装置と連携するIoTシステムの開発
◆歓迎する人物像
・事業部を含めたチーム内外の関係者と協力し、折衝・交渉を通して合意形成しながら協力して業務を推進できる方
・想定されるユーザの業務・課題認識に関心を持ち、広い視野を持って問題を解きほぐし、解決すべき課題を特定することを主体的に推進できる方
・新しい知識やスキルの習得に意欲的に取り込める方

労働条件

雇用形態

正社員

年収

非公開

勤務地

京都府

求人問い合わせ・転職相談

PICK UP

オムロンの他の求人はこちら

随時開催 まずはキャリア相談会から 簡単1分 無料転職相談を申し込む

リクルートへの転職 元リク面接官が明かす対策方法

リクルートへの転職 元リク面接官が明かす対策方法

中途採用のすべてを元社員がご紹介「リクルートに合格する人材、しない人材」とは?

転職FAQ

転職FAQ

皆様からよく頂く弊社Sincereedのこと、転職のことなどをまとめてみました。