掲載日 ・ 2026/09/09
オムロン株式会社
オムロン株式会社:【制御機器事業】サーボドライバ開発_デジタル回路設計_リーダー/メンバ(商品事業本部/ドライブ事業部)
非公開
滋賀県
会社名
オムロン株式会社
会社概要
オムロン株式会社は、1933年の創業以来、京都を拠点に世界中で事業を展開する電気機器メーカーです。
一般的には世界シェアNo.1を誇る「血圧計」などのヘルスケア企業として知られていますが、現在の売上の約45%は「工場の自動化(制御機器)」が占めており、実態は世界のモノづくりを支えるBtoBのリーディングカンパニーです。
同社の強みは「Sensing & Control + Think」というコア技術にあります。センサーで情報を読み取り、機器を正確に制御し、そこにAIなどの知恵を加える技術です。これらを武器に、労働力不足を解決する工場の自動化を中心とした制御機器、電子部品、駅の自動改札機や太陽光発電用パワーコンディショナーなどの社会システム、ヘルスケアなど多岐にわたる事業を展開し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。
また企業の特徴としては、ベンチャー精神あふれる「ソーシャルニーズの創造」です。「機械に出来ることは機械に任せ、人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」、この経営理念をもとに、世界初の無人駅システムや、自動感応式信号機など、時代に先駆けて社会が必要とするシステムを生み出してきました。
現在は、以下の5つの柱で事業を展開しています。
1制御機器事業部(IAB):売上の約50%以上を占める
工場の自動化(ファクトリーオートメーション)を支えるセンサー、コントローラー、ロボットなどを製造。オムロンの稼ぎ頭であり、世界のモノづくり現場を支えています。
競合優位性(強み):多くの競合(キーエンスはセンサー最強、ファナックはロボット最強など)が特定分野に特化しているのに対し、オムロンは工場の自動化に必要なほぼすべての機器を持っています。
(具体例)Input(センサー):Logic(コントローラー):Output(モーター・リレー):Robot(ロボット):+Safety(安全機器)
これら自社製品同士を高度に連携(すり合わせ)させることで、他社製品を組み合わせるよりも高速・高精度な制御を実現できます。これを「i-Automation!」というコンセプトで展開しています。
また 単に機器を売るのではなく、「ペットボトルのラベルを高速でズレなく貼る装置の制御プログラム」といった、具体的な用途(アプリケーション)をセットで提供できるため、顧客は開発時間を大幅に短縮できます。
2電子部品事業
家電や自動車、スマートフォンの中に組み込まれる「リレー」や「スイッチ」などの部品を提供しています。
競合優位性(強み):家電やEV(電気自動車)の中で電気を制御する「リレー」という部品に強みを持っています。
特にEVや蓄電池向けの高電圧・大電流を安全に遮断する技術は難易度が高く、世界でも戦える数少ない企業の一つです。
3データソリューション事業部
4つのビジネスカンパニーが持つ現場データとJMDC社のケイパビリティを融合して、オムロングループ全体のビジネスモデルを進化させるとともに、社会的課題解決に繋がる成長事業を創造しています。
競合優位性(強み):制御機器を中心としたモノづくりを通じてオムロンが培ってきた事業やそれにまつわる知見、人財、顧客基盤といった資産と、データドリブンなソリューション事業を展開するJMDC社の強みを融合させていることが強みです。
4ヘルスケア事業
家庭用電子血圧計は世界シェアNo.1を誇ります。その他、体温計、体重体組成計、低周波治療器などを製造販売をしています。「ゼロイベント(脳・心血管疾患の発症ゼロ)」を循環器事業のビジョンに掲げています。
競合優位性(強み):家庭用血圧計で世界シェアNo.1(約50%)を有しています。
医療機器としての精度(Medical Accuracy): 「家庭で測ったデータは参考値」と見なされがちだった時代に、オムロンは「病院と同じ精度」にこだわり、医師が診断に使えるレベルの信頼性を確立しました。
また世界各国の医療機器認証(FDAなど)をクリアするノウハウと、現地の薬局・病院に入り込む販売ネットワークは、新規参入企業(例えばAppleやFitbitなどのIT大手)にとっても高い参入障壁となっており、継続して高いシェア率を担保しています。
5社会システム事業部
鉄道の自動改札機や券売機、道路の交通管制システムなど、社会インフラを支える事業です。
世界初の無人駅システム(自動改札機)を開発したのはオムロンです。
競合優位性(強み):日本全国の鉄道(改札機)や道路(信号)に既にオムロンの機器が入っているため、更新需要やメンテナンスにおいて圧倒的に有利です。
ポジション
【制御機器事業】サーボドライバ開発_デジタル回路設計_リーダー/メンバ(商品事業本部/ドライブ事業部)
仕事内容
◆募集背景
消費者ニーズの多様化がもたらす要求品質の高まりや生産の高度化、深刻化する生産技術人財不足、そのような社会的課題を解決するデジタル技術をはじめとした新たな技術への対応、また製造カーボンニュートラルなど地球環境保全を考慮したモノづくりへの転換など、製造業を取り巻く環境は大きく変化しています。モーションシステムは、モノづくりの中核をなす重要な要素であり、顧客装置の性能進化、顧客の設備設計や立上げ・調整・保守の効率化、エネルギー生産性の向上など、モノづくりの進化における顧客課題解決への貢献がますます期待されています。その期待に応え、グローバルの製造業の課題解決に貢献するため、開発力の強化が急務となっています。
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▼オムロン ドライブ事業部が担う「動きの中核」──技術優位性と技術者を伸ばす開発環境に迫る
https://www.omron.com/jp/ja/recruit/interview/04/
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◆業界動向と自社事業の特徴
サステナブルな社会の実現が世界的な課題ととらえられています。オムロンでは「環境負荷の最小化」「ますます高まる製造難易度や品質要求への対応」「安全・安心な作業現場の実現」などモノづくりの進化にチャレンジするお客様を支え、「産業の高度化と環境を両立しながら、人の可能性を最大限に引き出す未来のモノづくり」の実現を目指しています。このようなモノづくり進化を製品単体で実現することは限界がありますが、オムロンは強みである業界トップクラスの豊富な商品群を統一されたコンセプトでつなぎ合わせることで、ユニークで新たな価値を創出することに取り組んでいます。
◆部・チームの業務概要
配属先は、サーボやインバータ等、モータ駆動システムを構成する商品、その周辺機器を対象にした商品開発、技術開発を担当しています。パワーエレクトロニクス、デジタル回路設計、筐体設計など幅広い技術を保有するメンバからなる組織です。
<参考>取り扱い商品:https://www.fa.omron.co.jp/products/category/motion_drives/
◆担っていただきたい具体的な仕事内容
サーボドライバのハードウェア開発(エレキ設計)をご担当いただきます。
具体的には、ドライブ商品の設計リーダ(または設計主担当)として、ハードウェア開発に関する基本設計、詳細設計、検証・評価、生産部門など関連部門と連携した生産立ち上げまでの一連の開発業務を担当いただきます。将来的なプロジェクトリーダ/組織リーダ候補として、組織能力の強化計画の立案・実行、若手設計者の指導/育成も担当いただきます。
◆具体的な仕事内容に対しての期待する成果
・サーボドライブの開発を通じた社会的課題/顧客課題の解決
・顧客の装置進化を支えるモーション制御性能とコストパフォーマンスの実現
・開発生産性の向上/タイムリーな商品発売を支えるプラットフォーム、解析技術の確立
・5名程度のチームをリードし、組織能力の向上
◆使用する開発言語・ソフト・装置/機器等
CAD:図研 CR-8000, XVL studio
CAE:Signal Advisor, PSIM, KEYSIGHT ADS/EMPro など
求める経験・スキル
◆必須条件【経験】
・電気設計/デジタル回路設計の設計リーダまたは設計主担当として商品を完成させた経験
◆必須条件【スキル】
組込みシステムにおけるシステム設計スキル
◆歓迎条件
・モーション制御/パワーエレクトロニクス分野の製品開発経験がある。
・機能安全(Functional Safety)についての知識がある。
・IEC/ISOなど国際的な製品安全規格の適応設計や申請手続きの経験がある。
・リーダとしてプロジェクトマネジメントした経験がある。
・英語または中国語で、設計に関するコミュニケーションができる。
◆歓迎する人物像
チームメンバやファーム設計/筐体設計など関係する設計者、商品企画部門・生産部門・品質保証部門と互いの立場や制約を理解した上で、プロジェクト目標達成という視点で自らとるべきアクションを決定できる。