掲載日 ・ 2025/11/24
株式会社SUPER STUDIO
株式会社SUPER STUDIO:AI推進×情シス(CTO室室長候補)
800~1,200万円
東京都
会社名
株式会社SUPER STUDIO
会社概要
統合コマースプラットフォーム「ecforce」の開発・提供/D2C事業
ポジション
AI推進×情シス(CTO室室長候補)
仕事内容
◆募集背景
SUPER STUDIOのSaaSプロダクト「ecforce」は、コマースDXの実現に向け、AI-Readyなシステム基盤を構築する「AIコマースプラットフォーム」です。AIなどの最先端の技術革新をいち早く取り入れ、コマースDXでビジネス全体を最適化することを目指します。マーケティングの最適化や販売チャネルの強化はもちろん、AI駆動型のデータ活用、業務改善、実行までコマースビジネスに特化した様々なプロダクトを提供しながら専門性の高い意思決定や創造的な取り組みに集中できる環境を生み出します。これにより、誰もが事業運営・推進ができる基盤を構築することで、「コト、モノにかかわる全ての人々の顧客体験を最大化する」というSUPER STUDIOのミッションを実現します。
その上で全社的にもAI推進を掲げており、組織加速化していくためにもCTO室長候補を募集いたします。
◆向き合う課題
IPO準備と事業成長の両立
- IPOに向けたIT統制・セキュリティ基盤の確立が急務
- 一方で、事業成長のスピードを落とさず、意思決定を加速させる必要がある
- 守りを固めながら攻めを推進する、難易度の高いバランスが求められる
AI活用の全社定着
- ChatGPT、Claude、Notion AI等のツールは導入済みだが、活用が属人化している部分がある
- AI活用を"当たり前"にする文化と仕組みを全社に浸透させる必要がある
- 効果測定とKPI設計により、AI活用の価値を可視化し、継続的な改善サイクルを回す
専門組織との協働による実装責任
- セキュリティ室・経営企画室が方針・要件を担う一方、CTO室が実装責任を持つ
- 専門担当と対等に議論し、実装可能な設計に落とし込む専門性が必要
- 少数精鋭のチームで、効率的かつ質の高い仕組みを実現する
◆課題解決後に実現する姿
意思決定が速く、事実とKPIで語れる組織
- 必要な情報がすぐに取り出せ、意思決定スピードが2倍に
- AI活用とデータ基盤により、事実とKPIに基づいた議論が当たり前に
AI活用が全社で自律的に回る文化
- AI活用が特別なものではなく、日常業務の一部として定着
- ユースケースが自然発生し、改善が自律的に回る文化が根付く
監査に強く、攻めと守りが両立した基盤
- IT統制・セキュリティが効率的に機能し、監査指摘が低減
- 守りが固まったことで、安心して攻めの施策を推進できる状態に
◆業務内容
【専門性を発揮する領域】
IT統制・セキュリティ基盤の実装設計・推進
- セキュリティ室・経営企画室の専門担当と対等に議論し、方針・要件を実装可能な設計に落とし込む
- IPOを見据えたIT統制・情報セキュリティ・内部統制(SOX)の実装ロードマップ策定
- 監査対応を見据えた標準・プロセス・運用体制の構築と推進
- 効率的かつ質の高い仕組みとして実装する責任
AI推進の方法論確立
- 全社AI活用を定着させる推進メソッドの設計(教育・ユースケース発掘・展開プロセス)
- AI活用の効果測定手法とKPI設計
- MCP等の基盤を活かした実装戦略の立案
中長期ロードマップの協働策定
- 専門性に基づく具体的な施策と実装計画の立案
- 管掌執行役員の全社戦略・優先順位の視点との統合
- SUPER STUDIOに最適化したロードマップの協働策定と実行計画への落とし込み
【担当する業務範囲】
戦略・設計(専門性の中核)
- 専門性に基づく具体的な施策と実装計画の立案
- 管掌執行役員との協働による中長期ロードマップの策定
- セキュリティ室・経営企画室との協働による守りの実装設計・推進
- AI推進・業務基盤効率化による攻めの実装設計・推進
チームマネジメント
- CTO室メンバーのマネジメントと育成
- 専門性をベースにしたチームの方向づけとリード
- 週次・月次の進捗管理と課題解決
実装推進
- 策定したロードマップの実行リード
- ステークホルダー(事業・法務・監査・ベンダー)との調整
- 標準・ドキュメント整備と継続改善の推進
◆入社後の期待・成果指標
0〜3ヶ月:現状把握と優先度設計
- IT・AIの現行ロードマップ、主要KPI、監査論点の棚卸し
- 部門別ヒアリングとリスク・機会の可視化
- 管掌執行役員との擦り合わせを通じた戦略の最適化
3〜6ヶ月:先行2〜3テーマに集中し、勝ち筋を作る
- 例)エンプラFit&Gapの標準化、AI活用のモデル部門づくり、IT統制の重点是正
- 最低1つは"見える成果"(KPI改善・監査是正・コスト削減)を創出
6〜12ヶ月:横展開と仕組み化
- 成果の標準化・展開、運用サイクルの定着、指標のダッシュボード化
- 次世代リーダーの任命・育成プログラムの稼働
※上記はあくまで参考例であり、選考内で擦り合わせを行い具体的に何を担っていただくか相談できると幸いです。
求める経験・スキル
必須スキル
1. 情シス領域(IT統制、セキュリティ、SaaS導入・運用、ID/権限管理)での専門性
1. セキュリティ・IT統制の専門担当と対等に議論できる知識レベル
2. 方針・要件を実装可能な設計に落とし込み、推進する実行力
2. 以下いずれかの実績
1. パターンA:社内AI導入・展開の実績と、自分なりの推進メソッドや持論
2. パターンB:SaaS等の全社導入・定着の実績 + 現在進行形でのAIキャッチアップ(具体的な活用経験)+ 生成AI活用の基礎理解
3. 組織横断プロジェクトのリード経験(合意形成、利害調整、推進)
4. プロジェクトマネジメント経験(計画、実行、リスク、KPI運用)
5. 技術的な議論をキャッチアップできる程度の理解と、明快なコミュニケーション
6. 経営層・事業責任者と連携し、業務を推進した経験
歓迎スキル
1. PM/PdMとしての製品・事業推進経験
2. エンジニアとしての開発経験(フロントエンド、バックエンドいずれか)
3. コスト最適化、ツール統合、ベンダーマネジメント
4. 中長期ロードマップの策定・推進経験
5. 攻め(改善・スピード)と守り(統制・安全性)の両立経験
求める人物像
・専門性ベースの「あるべき論」を持ちつつ、経営判断や社内文脈を踏まえて最適解に調整できる柔軟性
・理想と現実の両輪で、SUPER STUDIOに最適な形を設計し推進できる実行力
・攻め(改善・スピード)と守り(統制・安全性)をバランスさせ、IPO準備と事業成長を両立させる判断力
・経営と現場の温度差を調整し、対立を建設的な合意に変えられる
・事実とKPIで語り、決めたことをやり切る
・ルールと利便性の最適解を見つけ、標準化してスケールさせる