掲載日 ・ 2026/04/22
オムロン株式会社
オムロン株式会社:【制御機器事業部】ファクトリーオートメーションを支えるセンサにおける組込ソフト及びツールの開発(商品事業本部/センサ事業部)
非公開
滋賀県
会社名
オムロン株式会社
会社概要
オムロン株式会社は、1933年の創業以来、京都を拠点に世界中で事業を展開する電気機器メーカーです。
一般的には世界シェアNo.1を誇る「血圧計」などのヘルスケア企業として知られていますが、現在の売上の約45%は「工場の自動化(制御機器)」が占めており、実態は世界のモノづくりを支えるBtoBのリーディングカンパニーです。
同社の強みは「Sensing & Control + Think」というコア技術にあります。センサーで情報を読み取り、機器を正確に制御し、そこにAIなどの知恵を加える技術です。これらを武器に、労働力不足を解決する工場の自動化を中心とした制御機器、電子部品、駅の自動改札機や太陽光発電用パワーコンディショナーなどの社会システム、ヘルスケアなど多岐にわたる事業を展開し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。
また企業の特徴としては、ベンチャー精神あふれる「ソーシャルニーズの創造」です。「機械に出来ることは機械に任せ、人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」、この経営理念をもとに、世界初の無人駅システムや、自動感応式信号機など、時代に先駆けて社会が必要とするシステムを生み出してきました。
現在は、以下の5つの柱で事業を展開しています。
1制御機器事業部(IAB):売上の約50%以上を占める
工場の自動化(ファクトリーオートメーション)を支えるセンサー、コントローラー、ロボットなどを製造。オムロンの稼ぎ頭であり、世界のモノづくり現場を支えています。
競合優位性(強み):多くの競合(キーエンスはセンサー最強、ファナックはロボット最強など)が特定分野に特化しているのに対し、オムロンは工場の自動化に必要なほぼすべての機器を持っています。
(具体例)Input(センサー):Logic(コントローラー):Output(モーター・リレー):Robot(ロボット):+Safety(安全機器)
これら自社製品同士を高度に連携(すり合わせ)させることで、他社製品を組み合わせるよりも高速・高精度な制御を実現できます。これを「i-Automation!」というコンセプトで展開しています。
また 単に機器を売るのではなく、「ペットボトルのラベルを高速でズレなく貼る装置の制御プログラム」といった、具体的な用途(アプリケーション)をセットで提供できるため、顧客は開発時間を大幅に短縮できます。
2電子部品事業
家電や自動車、スマートフォンの中に組み込まれる「リレー」や「スイッチ」などの部品を提供しています。
競合優位性(強み):家電やEV(電気自動車)の中で電気を制御する「リレー」という部品に強みを持っています。
特にEVや蓄電池向けの高電圧・大電流を安全に遮断する技術は難易度が高く、世界でも戦える数少ない企業の一つです。
3データソリューション事業部
4つのビジネスカンパニーが持つ現場データとJMDC社のケイパビリティを融合して、オムロングループ全体のビジネスモデルを進化させるとともに、社会的課題解決に繋がる成長事業を創造しています。
競合優位性(強み):制御機器を中心としたモノづくりを通じてオムロンが培ってきた事業やそれにまつわる知見、人財、顧客基盤といった資産と、データドリブンなソリューション事業を展開するJMDC社の強みを融合させていることが強みです。
4ヘルスケア事業
家庭用電子血圧計は世界シェアNo.1を誇ります。その他、体温計、体重体組成計、低周波治療器などを製造販売をしています。「ゼロイベント(脳・心血管疾患の発症ゼロ)」を循環器事業のビジョンに掲げています。
競合優位性(強み):家庭用血圧計で世界シェアNo.1(約50%)を有しています。
医療機器としての精度(Medical Accuracy): 「家庭で測ったデータは参考値」と見なされがちだった時代に、オムロンは「病院と同じ精度」にこだわり、医師が診断に使えるレベルの信頼性を確立しました。
また世界各国の医療機器認証(FDAなど)をクリアするノウハウと、現地の薬局・病院に入り込む販売ネットワークは、新規参入企業(例えばAppleやFitbitなどのIT大手)にとっても高い参入障壁となっており、継続して高いシェア率を担保しています。
5社会システム事業部
鉄道の自動改札機や券売機、道路の交通管制システムなど、社会インフラを支える事業です。
世界初の無人駅システム(自動改札機)を開発したのはオムロンです。
競合優位性(強み):日本全国の鉄道(改札機)や道路(信号)に既にオムロンの機器が入っているため、更新需要やメンテナンスにおいて圧倒的に有利です。
ポジション
【制御機器事業部】ファクトリーオートメーションを支えるセンサにおける組込ソフト及びツールの開発(商品事業本部/センサ事業部)
仕事内容
◆募集背景
オムロンでFA事業を展開するインダストリアルオートメーションビジネスカンパニー(以下、IAB)では、センサ:入力機器、コントローラ:制御機器、サーボ:出力機器のFA制御コンポーネントの全ての領域の製品を製造・販売しています。その中で光センサや磁気センサはFAのベースとなる製品であり、昨今の世界的な労働力不足の背景からニーズはますます高まってきており、この光センサや磁気センサの商品価値を飛躍的に高めるソフトの開発を進めるため、体制・人財の強化を行います。中期的にTOF光センサやミリ波センサや高精度計測センサなどの組込ソフト開発やツール開発を想定した体制・人財の強化となります。
◆業界動向と自社事業の特徴
世界的な労働力不足の背景からFAへのニーズ、そしてFAのベースとなる光センサや磁気センサへのニーズはますます高まってきています。こういったニーズに対応できるようオムロンはセンサ・コントローラ・サーボの全てのFA領域の製品をグローバルで製造・販売し、日々、世界中のお客様が求める製品をお届けしています。
◆部・チームの業務概要
IABの商品企画・開発を担う商品事業本部におけるセンサ事業部の開発部門への配属を予定しています。企画と開発が一体となった事業部運営となっているため、開発部門であっても常に顧客を意識し企画業務にも積極的に参画する運営を行っています。また、グローバルに生産工場を有しているため、それら生産工場と連携した生産立上を行っています。
◆担っていただきたい具体的な仕事内容
光センサや磁気センサの商品価値を飛躍的に高めるソフトの開発を担当頂きます。中期的にはTOF光センサ・ミリ波センサ・高精度計測センサの商品の組込ソフト開発及びツールのソフト開発を想定しています。
・商品価値を飛躍的に高める機能・性能を実現するためのアルゴリズム開発や組込みソフトのベースとなるCPU選定などのシステム設計から実際の組込みソフトの設計や商品の検査含めた生産立上まで行います
・センサ商品を顧客で使いやすくするツールの開発も行うため、ツールのデザイン設計、実装まで行います
・今後の技術獲得としてセンシング処理の性能を高める機械学習にも取り組んでいただきたい
◆具体的な仕事内容に対しての期待する成果
光センサや磁気センサの商品価値を飛躍的に高める機能・性能を実現するためのアルゴリズム開発、および各商品に組み込むソフト開発やツールの開発。中期的には、リーダ的なポジションでソフト開発をけん引し、センサ事業全体での成長への貢献を期待します。
◆使用する開発言語・ソフト・装置/機器等
・C+、C#
◆配属先の課・チームの人数や雰囲気
商品セグメントによって課を分けているため、キャリア採用の技術特性により配属先の課を決めていくことになります。それぞれの課は10名前後で構成されています。商品セグメントの各課はハード設計メンバで構成され、ソフト設計は1つの課にまとめています。開発テーマを実行するにあたり、ハードとソフトのメンバで構成されます。また、生産立上げで工場の生技など他部門との連携も多くあります。企画部門・関係部門とも密に活発にコミュニケーションをとり、全員が顧客や事業を意識して開発に取り組んでいます。リモート比率、フレックス利用頻度などは固定的ではなく、業務状況や業務効率を考えて柔軟に利用可能です。
求める経験・スキル
◆必須条件【経験】
組込み系のソフト設計を構想・詳細設計~生産立上までをリーダや主担当として経験していること(3年以上)
◆必須条件【スキル】
ソフト設計知識
組み込み知識(プロセッサ、基本ソフトウェア)、プロジェクトマネジメント、ソフトウェア開発プロセス
◆歓迎条件
計測・制御処理、ネットワーク技術
◆歓迎する人物像
顧客・事業を常に意識し考えながら開発に取り組む
チームでコミュニケーションをとりながら開発を行うスタイルを好む
グローバルでの業務を志向する