
オリエンタルランドの働き方は?
オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートの運営を通じて「夢・感動・喜び」を創造し続ける日本を代表するエンターテインメント企業です。同社は、テーマパーク運営やホテル事業、商業施設「イクスピアリ」の運営をはじめ、幅広い事業を展開しています。企業理念である「自由でみずみずしい発想を原動力に…」を具現化するため、日々進化を遂げるオリエンタルランド。多くの人々に夢を提供する特別な企業で働くことは、多くの転職希望者にとって憧れの的となっています。
今回は、オリエンタルランドの「働き方」に焦点を当て、改革の効果や実績を詳しく解説していきます。会社選びの参考にしてみてください。
働き方に関する方針・規定は?
OLCグループでは、ゲストの皆さんにエンターテイメントをお届けするということはもちろん、ESGマテリアリティのひとつに「従業員の幸福」も定めており、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境づくりを重視しています。「働き方」に関して言えば、従業員が私生活を充実させながら活躍できるよう、仕事と生活の調和を支援する制度を整えるとともに、それを支える風土づくりにも努めています。
・多様な働き方の実現に向けて
従業員が仕事と生活の調和を図るための取り組みとして、育児休職、子の看護休暇、介護休職、介護休暇、病気有給休暇(家族の介護事由でも取得可能、年次有給休暇から最大60日の積み立て)などの各種制度を整えています。
社員に対しては、業務内容に応じてフレックスタイム制や在宅勤務制度、半日・時間単位の有給休暇を導入しています。
なお、従業員の労働時間を適切に管理するための管理職への継続的な労働時間管理に関する啓発活動や働き方に関する意識醸成、人事本部と各組織による定期的な要員枠の見直しや業務効率化に資するツールの導入、所定外労働時間に関する状況確認などにより、過重労働の抑止や所定外労働時間の削減に取り組んでいます。当社の2023年度の社員およびテーマパークオペレーション社員における月平均所定外労働時間は、15時間12分でした。
働き方に関する具体的な制度
それでは、働き方に関する制度について具体的に見てみましょう。オリエンタルランドではさまざまな職種の社員が働いています。それぞれに適用される制度は違うものの、必要なものを順次整備しています。主には下記のようなものが挙げられます。
■休暇や休職について
従業員が仕事と生活の調和を図るための取り組みとして、育児休職、子の看護休暇、介護休職、介護休暇、病気有給休暇(家族の介護事由でも取得可能、年次有給休暇から最大60日の積み立て)などの各種制度を整えています。
■働く時間について
社員に対しては、業務内容に応じてフレックスタイム制や在宅勤務制度、半日・時間単位の有給休暇を導入しています。
■労働時間の管理について
従業員の労働時間を適切に管理するための管理職への継続的な労働時間管理に関する啓発活動や働き方に関する意識醸成、人事本部と各組織による定期的な要員枠の見直しや業務効率化に資するツールの導入、所定外労働時間に関する状況確認などにより、過重労働の抑止や所定外労働時間の削減に取り組んでいます。
■妊娠、出産に際して
妊娠・出産時においては産前産後休暇や配偶者の出産時に取得できる配偶者出産休暇(有給、最大2日間)を導入しています。
■育児休職からの復職に際して
育児休職からの復職後は、育児時間、育児のための勤務時間短縮、所定外勤務の免除、深夜勤務の免除、休日勤務の免除、子の看護休暇(最大7日)などの制度を利用することができます。また、授乳期の従業員のために、落ち着いた環境で搾乳ができる施設「マミールーム」を設置しています。また、シフト勤務社員に対して勤務時間を固定・短縮するミドル復帰プログラムを導入しています。そのほか、共働きの社員等を対象にしたベビーシッター等の育児補助金支援施策を導入しています。
■保育所支援について
企業主導型保育所「キッズビレッジあるぶる」を開園し、常時保育だけでなく一時保育の対応をするなど、時間的な制約がある中でも成長し、中長期的なキャリアをより描きやすくなるよう、社員やテーマパークオペレーション社員の復職を支援しています。
以上のように、それぞれの従業員に向けた制度が充実しています。ただ、どの企業でもいえることですが、制度が実際に活用されていなければあまり意味を成しません。実際の育児休職と介護休職の利用状況も見てみましょう。
■育児休職取得者数・復職率
社員(単体)
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
総数 | 128名 | 159名 | 221名 | 270名 | 248名 |
男性 | 20名 | 28名 | 52名 | 73名 | 73名 |
女性 | 108名 | 131名 | 169名 | 197名 | 175名 |
復職率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
■介護休職取得者数
社員(単体)
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
3名 | 4名 | 10名 | 16名 | 18名 |
特に、育児休職に関しては、男性の取得率も伸びているのが注目ポイントでしょう。世の中的にもここに注力している企業が増えていますが、オリエンタルランドも男性の育児休職取得に積極的な姿勢がうかがえます。
(参考:https://www.olc.co.jp/ja/sustainability/social/relation/support.html 2025年1月)
働き方に関する口コミ
これまで、働き方に関する方針や具体的な制度に関して見てきましたが、実際に働いている社員が働き方についてどのように感じているのかを、転職口コミサイトのOpenWorkを参考にして見てみましょう。
・休日を全員が取れるよう、考えられた体制は整っている。また、長期休暇の取得についても理解ある体制を作っていると感じた。
・ワークライフバランスは非常にいいと感じた。ただ、決して一人当たりの業務が少ないわけではないので、個人内でのスケジュール調整ができていることが原則。
・フレックスも時間休もあるのでプライベートとのバランスを調整しづらいと感じたことはない。特に抵抗なく当たり前のように制度を利用できる。休暇も取得できる。
・職種によっては在宅勤務も進み、働きやすい環境。
・36協定にとても厳しいです。残業が本当に必要なのか上司に精査されます。
・ワークライフバランスは上場企業の中でもトップレベルに高いと思う。部門と時間によるが、予定を調整すれば基本的に有給取得も自由。
さまざまな職種が存在する会社なので、もちろん働く時間帯や曜日などもさまざまではあるものの、基本的にどの職種でも「働きやすい」という好意的な口コミが目立ちました。部門によってはフレックスや在宅勤務がOKであったり、シフト制でも休暇の調整はしやすいなど、柔軟な働き方ができるようです。