ベイカレント・コンサルティングはどんな会社?会社概要
2024/05/01

ベイカレント・コンサルティングはどんな会社?会社概要

監修者 阿部 祥子

監修者

sincereed株式会社 阿部 祥子

大学卒業後の5年半、裁判所の心理職として、解決策を提案してご支援を行う。その後創業期ベンチャーに入社し、両面型転職エージェントを経験。
これまでの経験を活かした、徹底的に寄り添った転職支援に定評があり、数多くのキャリア形成を支援している。

ベイカレント・コンサルティングは、日本を拠点とする経営コンサルティング企業で、クライアントの多様なニーズに応えるための幅広いサービスを提供しています。「Beyond the Edge 変化の一番先に立ち、次への扉を共に開く」を経営指針のパーパスに掲げているベイカレント・コンサルティング。

ベイカレント・コンサルティングでは通年で積極的な採用を行っています。多くはコンサル未経験者のポテンシャル採用となっていますが、求められるスキルや経験は高く、転職難易度も高いと言えるでしょう。

ここではのベイカレント・コンサルティングへの転職をお考えの方に、ベイカレント・コンサルティングの全体像をご紹介していきます。面接においてベイカレントの理解を問われる質問もされるため、企業理解の一つとして参考にしていただければ幸いです。

 

       

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ベイカレント・コンサルティングの会社概要

まずは会社概要を紹介します。

 

会社名 株式会社ベイカレント・コンサルティング

(英文表記:BayCurrent Consulting , Inc.)

資本金 282百万円
売上高 761億円(2023年2月期)
従業員 3,692名(2023年4月時点)
代表者名 代表取締役社長 阿部 義之
創業 1998年3月25日
所在地 〒106-0041

東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー

 

ベイカレント・コンサルティングの事業内容

ベイカレント・コンサルティングは、戦略・業務・ITのコンサルティングを中軸にクライアントの事業展開を支援する、日本発の総合コンサルティングファームです。あらゆる業界の企業経営者を支援するための戦略立案からビジネスプロセス改革、そして実行までの一連のサービスをワンストップで提供しています。専門的知識と豊富なプロジェクト経験をもとに、幅広い視点でのソリューションを展開しています。

 

ベイカレント・コンサルティングが対応しているテーマ・産業には下記のようなものがあります。

 

テーマ

・Strategy(戦略)

ベイカレント・コンサルティングは、クライアントの業務改革を戦略フェーズから支援しています。クロスボーダーな経験を通じて培われたビジネスとテクノロジーのケイパビリティを基に、揺るぎない構造的競争優位をクライアントとともに追い求めます。そして、現場に入り込んだ経験に裏打ちされた、解像度の高い打ち手へと落とし込みます。

 

・Digital(デジタル)

ベイカレント・コンサルティングは、戦略論と融合した「強い」DXの姿を追求してきました。また個別のDX施策ではなく、デジタル部門全体あるいは全社規模のDX支援実績が多いのもベイカレント・コンサルティングの特長です。

 

・Operations(オペレーション)

クライアントの業務改革を成功に導くには、戦略を描くだけでなく、現場の業務を改善することが重要です。ベイカレント・コンサルティングは具体的な成果の創出を徹底追求することをポリシーに、変革後の姿の企図に留まらず、実際の変革実現まで事業の現場に入り込みます。

 

・Technology(テクノロジー)
ベイカレント・コンサルティングは、戦略立案から一貫してデジタル改革の支援を行っています。これらは案件単位でなく、デジタル部門全体や全社規模で支援をしていきます。

 

・Sustainability(サステナビリティ)

サステナビリティの重要が高まる社会で、ベイカレント・コンサルティングはSX支援にも力を入れています。SXの本質は、不確実性が高い状況における戦略立案と機動的な見直し、そして組織変革にあります。ベイカレント・コンサルティングはこれらに対し幅広い側面から支援を行っています。

 

産業

・ハイテク

DXによる業務効率化やDX人材育成支援、事業ポートフォリオ変革など

 

・メディア

VRなど最新テクノロジーを駆使した訴求力の強いメディアコンテンツ創出の構築、パーソナライゼーションを実現するジャーニー・プロセスの確立など

 

・通信

5Gイノベーションやデータ活用、次世代コミュニケーションなど

 

・自動車・モビリティ

MaaS(Mobility as a Service)の地域別最適化、CO2排出ゼロなど

 

・ヘルスケア

医療AI、パーソナル・ヘルス・レコードの利便性や提供価値の向上、デジタル・AI創薬プロセスの実現など

 

・消費財

変容する消費スタイルへの対応、フードロスやカーボンニュートラルなどの自社事業による社会課題や持続可能な生産・消費の実現など

 

小売

飽和した消費欲求の打破、店舗労働人口減少への対応、購買におけるCX向上など

 

・機械・素材

脱炭素社会実現に向けたグリーンビジネス、AIを活用した製造プロセスの進化、サーキュラー素材の開発など

 

・銀行

新たなビジネスモデル構築に向けたDX支援、既存事業をデジタルによって効率化するデジタルインテグレーションなど

 

・決済

CXの追求、BtoB決済の進化、与信高度化など

 

・証券

従来のオペレーションコスト構造の変革、システム刷新によるレガシー脱却、多様化する投資ニーズ捕捉など

 

・保険

伝統的保険セールスの革新、保険データ×外部データの分析・利活用、変動性や不確実性が高まる昨今におけるアジャイルな事業運営支援など

 

・電力・ガス

脱炭素化に向けた環境配慮型エネルギーの安定供給支援、AIやドローン等のデジタル技術活用による品質やコスト効率化など

 

・石油・化学

デジタルツインを活用した高度な運転・保全のシミュレーション実現、センサリングやAIを活用した最適補修時期の見極め予測高度化など

 

・交通・物流

デジタル技術を活用したサプライチェーンの効率化や省人化、配送ロボやオンデマンド交通等による配送員不足や交通難民の解消など

 

・デベロッパー

災害や人口減少、建物老朽化といった様々な社会課題を乗り越えられる都市の構築、循環型都市の創出など

 

・パブリック

行政運営の抜本改革、環境・気候変動問題対策、デジタル教育改革など

 

ベイカレント・コンサルティングのプロジェクト事例

 

上記の通り、幅広いテーマ・産業で支援をしていることがわかります。具体的なプロジェクト事例もいくつかご紹介します。

 

・全社デジタル戦略立案・ 新領域への事業参入戦略
B2Cプラットフォーマーを見据えたデジタル戦略構想を立案し、特定した有望領域(ヘルスケアなど)の事業戦略・アライアンス交渉・立上げをリード


・中国ロボティクス市場への 新規参入戦略策定・推進

世界で最もホットなロボティクス市場である中国参入を模索。 教育・医療領域のパーソナルロボットに着目し、ビジネスモデルと展開ロードマップを策定

 

・次世代ライブエンタメDX事業の立上げ

リアルライブだけでは味わえないデジタル特有の価値を、アーティスト・視聴者両面で探索。音楽・ステージライブの新常識を定義し、事業化

 

・スマートシティ事業の中長期ビジネスロードマップ策定
テクノロジーの進展や社会課題、未来の顧客ニーズを踏まえ、近未来のスマートシティ像を描画。マクロトレンド分析により中長期的な事業機会を概観し、有望領域として「サーキュラーエコノミー」と「防災・減災」にフォーカス。既存事業との親和性などに鑑みたクライアントが提供しうるソリューションを検討し、全体の実行計画としてビジネスロードマップを策定


・RPA導入方法の整流化を踏まえた業務効率化の加速

大手製造企業において、業務遂行方法の属人化や、RPA導入リード組織の不在に起因し、導入効果の刈り取りが遅滞。導入対象業務の特定から、導入プロセスや対応組織の整備まで実施

 

・M&Aに伴うシステム統合推進

合併に伴う数百億円のシステム統合。30超のワーキンググループをリード。異なる企業文化、多数の関係者の下での推進・調整を、システム知見と人間力を武器に完遂


・バイオ燃料の2030年需給動向のシナリオプランニングおよび中計の策定
低炭素社会実現のためのバイオ燃料の動向を、上流資源ではバイオ原油・バイオナフサ、下流よりではSAFバイオジェット等に着目して整理。グローバルワイドの需給動向について、地域特性や各種技術・企業動向も鑑み、2030年時点のシナリオを策定(楽観/ベース/悲観 等)。そのうえで、バイオ燃料ビジネスにおいて、有望と考えられる領域を特定し、中計に反映

 

ベイカレント・コンサルティングの経営指針

面接対策で特に外せないのが経営指針です。しっかり把握して面接に挑みましょう。

 

Purpose(パーパス)

Beyond the Edge:変化の一番先に立ち、次への扉をともに開く。

 

Vision(ビジョン)

あらゆる業界のリーディングカンパニーの成長に最も貢献している

付加価値を誰よりも追求している

未来を担う人材が集結している

 

Values(価値観)

現状維持は衰退を意味する

既成概念にとらわれない

公明正大、真摯な姿勢

 

Code(行動規範)

Value:限られた時間で成果を出す

Initiative:主体的に考えて動く

Fair-Minded:何事も謙虚に受け入れる

Integrity:誠実に行動し、人格を常に磨く

Aspiration:向上心を持ち、限界を突破していく

 

ベイカレント・コンサルティングの特徴

 

ベイカレント・コンサルティングは常に顧客から求められる難易度の高いテーマに対応し、最適解を導きだし、適切なプロジェクト推進のもと、変革を実現していかなければなりません。

そのためには、ベイカレント・コンサルティングで働くコンサルタントが最大限のパフォーマンスをあげることが必要不可欠です。そのために、ベイカレント・コンサルティングでは以下のような取り組みを実現しています。

 

ワンプール制の採用

ワンプール制とは、アナリストからパートナーまで全てのコンサルタントが同じ部門(コンサルティング本部)に所属する制度です。多くのファームではインダストリーやサービスによって部門が構成され、その部門の中でPJをこなしキャリアを形成することが一般的ですがベイカレント・コンサルティングでは部門が分かれていない為、会社にある全てのPJから最も自身の志向にあったPJを選択しキャリアを形成していくこととなります。

 

営業専属部隊の配置

ベイカレント・コンサルティングでは他ファームとは異なり、営業専属部隊を設けています。そのため、コンサルタントはセールスミッションを追うことなく、顧客に対してのコンサルワークに集中することが可能です。また、ワンプール制の採用も含めて無駄な政治要素も排除しているため、派閥関係も無く、横のつながりも強固な組織が実現できています。

 

成果に応じてのプロモーション

プロモーションに関しては、年功序列ではなく成果に応じてのプロモーションを実現しています。これに関してもワンプール制がうまく機能し、部門・チームの業績に左右されることなく、純粋に会社の業績に対しての個人の成果でプロモーションを決定できます。定量×定性の明確な評価基準を設けている為、自らの強み弱みの把握も明確となり成長速度の激化につながり、結果、若くして成果を挙げる方が多いのもベイカレント・コンサルティングの特徴です。また外資系ファームのように本国からの指示を受ける必要が無いため、成果をあげているのに、上が詰まってプロモーションが叶わないということもありません。ベイカレント・コンサルティングでは最速で30歳でパートナーになった例もあります。

 

ベイカレント・コンサルティングの成長環境

 

ベイカレント・コンサルティングでは一人ひとりの成長を最大化させ、理想のキャリアを実現するためのトレーニングプログラムやサポート体制を整えています。

 

キャリアパス

個々人の適性や考え方に応じて段階的なキャリア形成を実現します。アナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタントとステップアップしていく中で、徐々に難易度の高い役割を担っていきます。得意領域や専門分野を見いだしながら、マネージャーやエキスパート以上のステップへ向かって段階的にキャリアを築きます。

 

Staff Role:コンサルタント、アナリスト
Leader Role:シニアコンサルタント

PM Role:マネージャー、シニアマネージャー
Partner Role:パートナー、エクゼクティブパートナー
Expert Role:エキスパート、シニアエキスパート、チーフエキスパート

 

人材育成制度

 

ベイカレント・コンサルティングでは、3つのトレーニングと、2つのキャリアサポートで、中長期的な人材育成を行っています。

 

Selection program(選抜プログラム)

高難度プロジェクトやテーマへの参画志望コンサルタント向けに、オーディションを実施。成績上位者は対象プロジェクトへ優先的にアサインされます。

 

専門知見トレーニング

各産業・テーマのエキスパートが、必要知識と最先端トレンド、そしてベイカレント・コンサルティングならではのメソドロジーを指南。実務に裏打ちされた確かな知見提供で、プロジェクトの付加価値を向上させます。

 

コアスキルトレーニング

豊富なトレーニングメニューを展開し、職位や求められる役割に応じたスキル開発を促進。コンサルタントの成長と、プロジェクトの付加価値の向上へつなげます。

 

キャリア担当制度

各コンサルタントにはキャリア担当が付き、多様な経験が可能なワンプールという環境において、一人ひとりの適性と考え方に合ったキャリア形成を支援します。(キャリアプラン形成、プロジェクトアサインメント、プロジェクトでの課題解決、各種評価のフィードバックなど)

 

キャリアサポート制度

個人の付加価値向上を後押しする、自己研鑽サポート制度を用意しています。(語学力向上補助、社外研修補助など)

 

ベイカレントコンサルティングの福利厚生

ベイカレントコンサルティングの福利厚生には以下のようなものがあります。

 

自己啓発支援

・資格取得補助制度

・社外研修費用補助制度

・英会話スクール費用補助

・英語力アセスメント受験補助

・キャリアカウンセリング制度

 

子育て支援

・ベビーシッター費用補助制度

・企業主導型保育園

 

その他

・社員持株会

・各種社会保険完備

・全社パーティー

・自社健康保険組合

・健康診断

・人間ドック

・カフェテリアプラン

・企業型確定拠出年金制度(2024年度導入予定)

 

ベイカレントコンサルティングへのご転職をお考えの方へ

ベイカレントコンサルティングへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

ベイカレントコンサルティングへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。

 

       

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