ベイカレント・コンサルティングの働き方とその制度は?
2024/05/07

ベイカレント・コンサルティングの働き方とその制度は?

監修者 阿部 祥子

監修者

sincereed株式会社 阿部 祥子

大学卒業後の5年半、裁判所の心理職として、解決策を提案してご支援を行う。その後創業期ベンチャーに入社し、両面型転職エージェントを経験。
これまでの経験を活かした、徹底的に寄り添った転職支援に定評があり、数多くのキャリア形成を支援している。

ベイカレント・コンサルティングへの転職を検討されている方の中には、激務なのではないかと心配される方も多いのではないでしょうか。転職を検討する上で働き方については特に気になるポイントだと思います。

ベイカレント・コンサルティングでは、社員が安心して仕事に専念出来る環境・多様な人材が健康的な働き方を選択できる環境を整備する為に、様々な取組みを実施しています。実際の働き方、社員の口コミ、制度も含めてご紹介していきます。企業理解の一つとして参考にしていただければ幸いです。

       

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ベイカレント・コンサルティングが激務と思われてしまう理由

 

残業時間

ベイカレント・コンサルティングへの転職を検討されている方の中には、残業時間が長くブラックのイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。しかしこれは一昔前のイメージが残っているだけで、クライアントに高品質なサービスを提供するには社員が心身ともに健康であることが必要だという考えのもと、現在は厳しく労務管理が行われています。

 

具体的には、経営陣やプロジェクトリーダークラスのコンサルタントを中心に、相互に長時間労働に関する注意喚起を行なうことや、長時間労働になりうるプロジェクトの早期発見・改善をする仕組みを構築しており、結果として月間平均残業時間は21時間(2021年度)となっています。

 

離職率

激務だと思われている理由の1つが、離職率が高いという点です。

公式に開示されているデータはありませんでしたが、離職率は10〜15%程度だと考えられます。参考までに、リクナビ記載の2019年の新卒の離職率は9.1%となっており、またコンサル業界全体を見ても高くない数字となっています。コンサル業界ではコンサルタントとして一定活躍した後に、さらに専門領域に特化したコンサルファームや事業会社に転職するケースが多く、一般的な平均離職率と比べて高くなりますが、そもそも長く働くという概念は他業界より薄いことが特徴的でありベイカレント・コンサルティングも同じと言えるでしょう。

 

また、ここ数年で入社者が増え、育成やトレーニングは充実しているため、こうした離職率の数字から安易に結果を考えるのではなく、環境という面では安心して良いのではないでしょうか。

 

決算年度 社員数 平均年齢
2023年2月期 3,310人 32.1歳
2022年2月期 2,638人 32.6歳
2021年2月期 2,161人 32.9歳
2020年2月期 1,839人 32.6歳
2019年2月期 1,531人 32.0歳

 

ベイカレント・コンサルティングの健康経営

 

ベイカレント・コンサルティングでは企業が持続的な成長を達成する為には、社員やその家族が心身ともに健康であり、社員がプロフェッショナルとして継続的に付加価値の高いサービスを提供することが重要だと考えられています。

 

上記の残業時間の取り組みのほかにも、以下のような健康サポートに関する取り組みがあります。

健康診断・ストレスチェック

・健康診断・人間ドックに対する費用補助(定期健康診断、人間ドック、 脳MRI/肺CT/大腸内視鏡検査、乳がん検査、雇い入れ時健診)

・健康診断結果に基づく産業医の健康チェック

・ストレスチェックの実施(年1回以上)

・裁量労働制適用者への健康状態自己診断の実施と提出の指示(四半期に1回)

 

健康相談・アドバイス

・体調、メンタルヘルス、介護に関する電話健康相談窓口の設置

・社内広報誌にて、健康に関するアドバイスを発信(月1回)

・本人希望で産業医面談を実施

 

感染症予防

・インフルエンザ予防接種費用補助

・新型コロナウィルスワクチンの職域接種の実施

・体調不良者や濃厚接触者に対するPCR検査キットの無償提供

 

労働環境の改善

・産業医を含む衛生委員会を開催し、社内の安全や衛生に関する議論等を実施(月1回)

・労働環境の改善を目的とした労働環境に関するアンケートを社員に対して実施

 

傷病休暇制度

・有給休暇制度とは別に、有給の傷病休暇制度(シックリーブ)を設置

 

自社健保の設立

・2022年より自社保険組合を設立し、社員へ総合保険組合と同等以上の充実した保険給付や健康診査や体育奨励などの保健事業の展開を実施

 

ベイカレント・コンサルティングの女性の活躍支援・男性の育児参加支援

ベイカレント・コンサルティングでは、産前・産後休業、育児休業、介護休業の取得について、全ての社員が積極的な制度活用を図ることが出来るように制度の拡充を図っております。2021年度のデータを見ると、女性社員の産前・産後休暇、育児休暇取得率は100%で、休暇取得者の全員が復職しています。また男性社員の育児休暇取得率は65%となっており、積極的な育児休暇の取得を推奨しています。そのほかにも以下の制度・取り組みをしており、女性の活躍支援や男性の育児参加の支援を行っている企業です。

 

・時短勤務制度の設置

・ベビーシッター費用補助制度の設置

・リモートワークの活用

・勤務地の考慮など、コンサルタントが担当するプロジェクトに関する配慮

 

実際にベイカレント・コンサルティングで働いている社員の声・口コミ

 

上記で働き方や制度を紹介してきましたが、実際に働いている社員はどう感じているのでしょうか。ここではベイカレント・コンサルティングの社員の方々の口コミをご紹介します。

 

勤務時間・休日休暇

・プロジェクトによるが、勤務時間も休暇取得タイミングも調整しやすい(上司や顧客とは先に調整しておく必要あるが)勤務時間管理は他社に比べると残業時間も厳しく管理されている。休日勤務もほとんどない。

 

・残業管理は非常に厳しくされるため、同業の中でも特にワークライフバランスはとりやすい。休暇調整もクライアント次第ではあるが、基本的に本人の希望に合わせるよう上司が調整してくれる風潮がある。

 

・45時間以上の残業をしないように業務を効率化して動く必要がある。特にコンサル転職が初めての未経験の場合は成長をどのように残業せずに担保するか、ということが求められるため、非常に厳しいプレッシャーがかかることもある。

 

・プロジェクトアサイン期間外は自由。まとまった休みを取る事も可能。有給休暇を取得する事にツッコミを入れられる事はない。また、「シックリーブ」という、体調を崩した際に休める有給休暇とは別の休暇制度が年間10日付与される。

 

ご紹介した残業時間の管理の取り組みは、業務の効率化や成果を出すことを前提の上で、しっかりと運用されているという声が多く聞かれました。また、アサインされるプロジェクトにも左右されますが、休暇も取得しやすい環境・風潮のようです。

 

女性の働きやすさ

 

・男女差別なく、しっかりと成果を見て判断してもらえる環境なため女性にとっても働きやすい環境と思う。また残業時間についても、他のファームに比べて少ないためワークライフバランスも取りやすいと思う。女性にもおすすめしたい。

 

・女性の採用人数も増えてきている印象ではあるが、未だに男性の割合が多い。働きやすさの観点では、プロジェクトベースの働き方になるため、プロジェクトの状況に依存する。ただし、忙しさなどはアサイン前に多少リクエスト可能と思われる。

 

・女性でも男性と変わらずコンサルとしてキャリアアップしたい方はいくらでも出来る。労働時間も調整可能なので育休や時短勤務もしやすいかと思います。

 

・成果・アウトプットを重んじる実力主義のため、仕事の上で男女の区別はない。その意味では、女性であることによる働きづらさはないと思われる。但し、プロジェクトのゴール(およびその過程のマイルストン)の達成を強く求められるため、日によっては長時間労働を強いられる日もあり、子供が小さい場合や女性側が家事負担している場合は、家庭と仕事の両立は難しいかもしれない。年功ではなく成果で評価すること、業界の文化として人の出入りが激しく出戻りも少なくないこと、産前・産後・育児休暇制度も整備されていることから、結婚・出産・育児がキャリア上のネックになる程度は、他社に比べて低いのではないかと思われる。

 

プロジェクトベースの働き方になりますが、自身やチームでの調整は可能なようです。要求される結果や評価に男女の性差はなく、自分次第でキャリアアップ・成長できるという声が多く聞かれました。前述のとおり、女性社員の産前・産後休暇、育児休暇取得率は100%で、休暇取得者の全員が復職していることからも、活躍支援は充実しているのではないでしょうか。

 

外部からの評価

健康経営優良法人「ホワイト500」

ベイカレント・コンサルティングは、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人認定制度」の 大規模法人部門において、優良な健康経営を実践している上位 500 法人の 1 社として、 「健康経営優良法人(ホワイト 500)」に継続して認定されています。

 

くるみんマーク

「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業として厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けています。

 

ベイカレント・コンサルティングへ転職するために抑えておきたいポイント

ベイカレント・コンサルティングへの転職をお考えの方へ、抑えておきたいポイントをまとめてご紹介します。

会社概要

会社名 株式会社ベイカレント・コンサルティング

(英文表記:BayCurrent Consulting , Inc.)

資本金 282百万円
売上高 761億円(2023年2月期)
従業員 3,692名(2023年4月時点)
代表者名 代表取締役社長 阿部 義之
創業 1998年3月25日
所在地 〒106-0041

東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー

 

ベイカレント・コンサルティングの事業内容

ベイカレント・コンサルティングは、戦略・業務・ITのコンサルティングを中軸にクライアントの事業展開を支援する、日本発の総合コンサルティングファームです。あらゆる業界の企業経営者を支援するための戦略立案からビジネスプロセス改革、そして実行までの一連のサービスをワンストップで提供しています。専門的知識と豊富なプロジェクト経験をもとに、幅広い視点でのソリューションを展開しています。ベイカレント・コンサルティングが対応しているテーマには下記のようなものがあります。

 

・Strategy(戦略)

ベイカレント・コンサルティングは、クライアントの業務改革を戦略フェーズから支援しています。クロスボーダーな経験を通じて培われたビジネスとテクノロジーのケイパビリティを基に、揺るぎない構造的競争優位をクライアントとともに追い求めます。そして、現場に入り込んだ経験に裏打ちされた、解像度の高い打ち手へと落とし込みます。

 

・Digital(デジタル)

ベイカレント・コンサルティングは、戦略論と融合した「強い」DXの姿を追求してきました。また個別のDX施策ではなく、デジタル部門全体あるいは全社規模のDX支援実績が多いのもベイカレント・コンサルティングの特長です。

 

・Operations(オペレーション)

クライアントの業務改革を成功に導くには、戦略を描くだけでなく、現場の業務を改善することが重要です。ベイカレント・コンサルティングは具体的な成果の創出を徹底追求することをポリシーに、変革後の姿の企図に留まらず、実際の変革実現まで事業の現場に入り込みます。

 

・Technology(テクノロジー)
ベイカレント・コンサルティングは、戦略立案から一貫してデジタル改革の支援を行っています。これらは案件単位でなく、デジタル部門全体や全社規模で支援をしていきます。

 

・Sustainability(サステナビリティ)

サステナビリティの重要が高まる社会で、ベイカレント・コンサルティングはSX支援にも力を入れています。SXの本質は、不確実性が高い状況における戦略立案と機動的な見直し、そして組織変革にあります。ベイカレント・コンサルティングはこれらに対し幅広い側面から支援を行っています。

 

求める人物像

コンサル適性のある人材

基本的なコンサル適性である「論理的思考能力(ロジカルシンキング)」と「コミュニケーション能力」が求められます。論理的思考能力は企業の課題解決のための問題解決力として必要であり、解のない課題を解決していくためにはファクトから仮説を立て、そして解決策を出していかなければいけません。単にアイデアベースではなく、一貫性があり企業経営陣にも納得感のある説明をしなければいけないため、論理的思考能力は重視されています。またコミュニケーション能力においてはクライアント企業だけでなく社内メンバーとも円滑にプロジェクトを推進していくために必要で、仲良くなるためではなく、正確に物事を伝えること、相手の言っていることを理解することはプロジェクトにおいてクライアント企業を巻き込んで成功に導いていくために必要とされています。

 

プロジェクトマネジメント経験(PM・PL)

プロジェクトのPMとして推進していかなければいけないため、何かしらのプロジェクトマネジメント経験を求められます。業界・職種は関係なくこれまで自身がリードして業務推進した経験があるのかがポイントになります。

 

ITエンジニア・SE経験者

ITエンジニアやSE経験者も積極的に採用しています。コンサルティングプロジェクトにおいて、ベイカレント・コンサルティングでは戦略から業務オペレーション、システムまで広範囲にわたって手掛けており、IT関連プロジェクトも多いため、知識・経験のあるSE出身者を求めています。経営という上流からの視座で課題解決が出来るため、コンサルタントへの転職を考えている方はおすすめでしょう。

 

コンサル経験者

どのコンサルティングファームでも同じですが、コンサル経験者も積極採用しています。実際にパートナー陣やマネージャー層には他ファーム出身者が多く、外資系ではなく日系というところも、自身のやりたいことが実現できる大きな魅力となりジョインする方も増えています。

 

ベイカレントコンサルティングへのご転職をお考えの方へ

ベイカレントコンサルティングへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

ベイカレントコンサルティングへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。

 

       

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