サイバーエージェントの働き方は?
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- サイバーエージェントの働き方は?
サイバーエージェントは日本を代表するITサービス企業であり、国内トップクラスのシェアを誇る広告代理店でもあります。
東洋経済オンラインによると、就職人気ランキングにおいても毎年上位に位置しており、その倍率は20倍とも言われています。中途採用・転職においても新卒同等の人気を誇っており、転職難易度は高くなっています。
しかし、広告代理店といえば「働く時間が長い」「激務」というイメージを持たれる方も少なくないでしょう。今回はサイバーエージェントの働き方について具体的に紹介します。
サイバーエージェントの働き方は?
サイバーエージェントでは、サイバーエージェントで働く人の心身の健康が会社の成長につながると考え、様々な施策を展開しています。2016年6月に健康推進室を立ち上げ、対話を重視し、社員一人ひとりの意思を尊重することをポリシーとして、健康的な働き方を推進する様々な施策をスタートしました。人事コンプライアンス室による人事関連の法令順守への取り組み、キャリアエージェントによる社員の適材適所の実現やキャリアプラン形成サポートとも連携しながら、様々な角度から社員一人ひとりの健康的な働き方を促進しています。社員一人ひとりの心身の健康をサポートしながら、高いパフォーマンスを発揮できる環境の創出に努めています。以下、代表的な制度を取り上げていきます。
●リモデイ
サイバーエージェントでは、2020年6月より全従業員を対象に特定の曜日はリモートワークとする「リモデイ」の運用を開始し、オフィス出勤とリモートワークを併用するハイブリッド型の働き方を取り入れています。移動を伴う社内会議や、大人数の会議は効率の良いビデオ会議に変更する、従業員が心身をリフレッシュする機会を増やすなどリモートワークの利点と、チームワークや活気の良さを両立させるための施策です。
●棚卸会議
対象となるチーム全員で業務内容を可視化し、捨てる業務、やめる業務、形を変える業務を決める会議。同時に組織課題を抽出する機会ともなり、改善点を見つけ出すことで個人とチームのストレスを軽減、パフォーマンスの向上を目指します。
●雪かき会議
マネージャーなどチームリーダーが対象となり、健康推進室と共にチームメンバーの労働時間を可視化。一部のメンバーに多くの負荷がかかっている等を発見した場合は属人化の有無などその原因を分解し、平均化する方法を考えていく。チーム全体の労働時間を効率化し、各メンバーがパフォーマンスをあげ、チャレンジを増やせる土台をつくります。
●勤務時間モニタリング
オフィスの入退室時に使うカードキーのタイムスタンプや在宅勤務時に使うオンライン出勤簿を利用し、勤務時間を毎日モニタリングしています。退社時間が遅かったり、勤務時間の長時間化の傾向があれば本人と上長に連絡し、状況を確認。月間残業時間が一定時間をオーバーした場合は産業医と面談を設定し、心身の状況の聞き取り、必要に応じた医療サポートを行っています。
●産業医面談やカウンセリング
社員が健康で快適な環境のもと、能力を十分に発揮して仕事に取り組めるよう、随時専属産業医との面談を実施しています。
また、月に一度、希望者を対象に臨床心理士資格を持ったカウンセラーとの面談機会を設けています。公私を問わず、多様なコミュニケーションの課題に対しカウンセリングを通して解決への糸口を見つけていきます。プライバシーの保護のため、相談内容について会社側は一切フィードバックを受けません。
また新入社員全員を対象として、入社初年度に年二回、カウンセラーとの面談を実施しています。仕事の状況や心身のコンディションについて専門家によるヒアリングを行い、適材適所やさらなるチャレンジにつながる環境づくりのきっかけとしています。
●GEPPO
毎月1回、グループ社員を対象に実施している、現在のパフォーマンスやチームコンディションについて晴れ、曇り、雨と天気で答えるシンプルなアンケートです。キャリア志向、課題感など、毎月異なる質問に対してのコメントや、気になることをフリーコメントで相談することも可能です。回答の閲覧は役員とキャリアエージェント(人事担当者)のみとなり、課題、ストレスを抱えている個人や部署の発見、本人・上長とのコミュニケーションを通じた課題解決や適材適所の見直しなどに取り組んでいます。
●女性の健康
サイバーエージェントで働く女性の活躍を推進する制度「macalon(マカロン)」には、妊娠、不妊を含めた女性系の不調、体調不良全般について専門家へ直接相談ができる「妊活コンシェル」や、女性社員が取得する有給休暇および特別休暇「エフ休」が含まれています。「エフ休」とは、妊活休暇、女性特有の体調不良による特別休暇の利用促進のため、有給を含めた休暇の利用用途がわからない形で取得できるようにした制度です。(エフ=FemaleのF)
●健康診断や予防接種
病気の早期発見、健康状態の把握のため、グループ全社員が年1回の健康診断を受診しています。健診結果に応じて産業医と連携してフォローアップを行い、社員の健康ケアを行っています。また、季節性インフルエンザの予防のため、社内で無料の予防接種を毎年実施しています。また、風疹流行の兆しがあった2018年には希望者を対象に風疹ワクチン接種費用を会社負担し、2013年には社内でMRワクチン( 麻しん風しん混合ワクチン )の集団接種を行いました。
●マッサージルーム
無料で月4回(週1回×4)まで専属のマッサージ師による施術が受けられるマッサージルームを、すべてのオフィスに完備しています。
実際はどう?社員の口コミ
制度だけではなく、実態はどうなのでしょうか。
社員の口コミを紹介します。
土日祝は基本的に休むことができているのでワークライフバランスは取れていると思います。ただし、部署によっては朝まで残業することが常態化しているところもあるようです。仕事をガッツリと行って3年位で転職をするには大変良い企業だと思います。
(営業/新卒入社2年/女性) |
部門・部署によるが、エンジニア職は、ワークライフバランスは極めて良好です。ビジネス職は時間の調整がしづらいように思います。
ただ、エンジニア職は成果物が明確であることが多い所謂ジョブ型の働き方なので管理する必要がなく結果としてワークライフバランスが保たれているように感じます。 (エンジニア/中途入社5年以上10年以下/男性) |
有給については数も適切な印象で個人的には100%消化しています。勤続年数に比例して増えていき、特別休暇なども付与されるためコロナ禍以前は海外旅行に行ってる人が大半でした。
(エンジニア/新卒入社3年/男性) |
部署や職種ごとに大きく環境が異なるとの声が多く上がりました。また、有給休暇を積極的に活用したりして私生活と柔軟にバランスをとっている人もいるようです。
しかし、仕事の性質上、時期によっては忙しさを覚悟する必要があるようです。企画のプレゼンテーション前や広告の締め切りなどの期日前や、顧客からの要望により、業務が増えたり緊急性が高まる場合があります。
広告という無形商材を扱うため、人が働いてこそ価値を生み出すという点では、最終的にマンパワーで成果を出す・品質を上げる、というのは念頭に置いておいたほうが良いでしょう。
- 職種にもよるが、広告業界のため一定忙しいことへの覚悟は必要
- 会社としても各種制度を整備しており、ワークライフバランス向上の意識がある
- 短い時間でも生産性高く業務する意識があれば、ワークライフバランスは保てる
- ワークライフバランスへの優先度が非常に高い方は注意
サイバーエージェントの働き方をまとめるとこのような形です。ご自身の価値観の優先度と比較して決定してみましょう。
働き方はポジションや部門にもよるので、転職の際には面接の終盤で聞いてみるのをおすすめします。また、聞きにくい質問ではあるので、転職エージェント経由で応募し、エージェントに相談するのもおすすめです。
サイバーエージェントへのご転職をお考えの方へ
サイバーエージェントへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
サイバーエージェントへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。
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