ドルビックスコンサルティングの年収|実例・年齢別目安&給与制度
DXの加速でコンサル業界が拡大する中、丸紅グループ100%出資の「ドルビックスコンサルティング」は、商社の事業基盤と変革力を兼ね備え、ハイクラス人材の注目を集めています。
一方、設立間もないファームゆえに「実際の年収水準」や「評価制度」の不透明さに不安を感じる方も少なくありません。
実態は、総合商社由来の安定基盤に加え、成果をダイレクトに反映する競争力の高い給与体系が整備されており、実力次第で大手ファームを凌ぐスピード昇給も可能です。
この記事では、現役社員の口コミやデータを基に、年齢・役職別の年収目安や評価の仕組み、他社比較を徹底解説。ドルビックスの待遇の全貌を明らかにします。
※本記事は2026年1月に掲載されました。
※記事中の情報は執筆時点での公開情報および市場動向を元に編集・掲載したものであり、各企業の公式見解ではありません。
※採用状況や選考基準は変動する可能性があります。最新の公式情報をご確認ください。
ドルビックスコンサルティングとは?
ドルビックスコンサルティング(Dolbix Consulting)は、総合商社・丸紅株式会社が100%出資して設立されたコンサルティングファームです。
主にDX(デジタルトランスフォーメーション)支援と事業戦略支援を中核事業としています。
最大の特徴は、一般的なファームが「第三者的な助言」にとどまりがちなのに対し、同社は丸紅グループが保有する世界中の産業ネットワークやリアルな事業資産を「実行の武器」として活用できる点です。
単なる業務改善やシステム導入ではなく、商社ならではの「ビジネスを創る力(事業実装力)」と「コンサルの構想力」を掛け合わせ、顧客のバリューチェーン全体を刷新する深みのある変革を手掛けています。
クライアントは丸紅グループ内案件(内販)のみならず、製造・流通・小売といった幅広い外部企業(外販)へと拡大中です。
上流の戦略立案から現場への定着(ハンズオン)まで一気通貫でリードする経験は、商社とコンサル双方の強みを獲得できる貴重なキャリア機会となります。
(*1)参照元:ドルビックスコンサルティング株式会社(2026年1月時点)
ドルビックスの年収・給与制度
ドルビックスコンサルティングの給与体系は、プロフェッショナルとしての成果と市場価値をダイレクトに反映する「年俸制」を採用しています。
丸紅グループの安定した福利厚生基盤を持ちながら、外資系ファームのような実力主義の側面を併せ持つハイブリッドな制度設計が特徴です。
給与の仕組みと賞与(14分割・評価連動)
基本となる理論年収は、提示額を14分割する形式がとられています。
- 月例給与:年俸の1/14を12ヶ月支給
- 固定賞与:年俸の2/14を夏・冬(6月・12月)に支給
- 変動賞与:上記の固定給とは別に、個人の評価や会社の業績に応じて年1回支給
月々のキャッシュフローを安定させつつ、個人の頑張りが「変動賞与」として上乗せされる仕組みです。
口コミ等の情報によると、変動賞与は基本給の1ヶ月分をベースに、評価ランク(S〜D等)に応じた係数が掛け合わせられる傾向です。
業績好調時には別途「特別賞与」が出るケースも報告されています。(*2)
評価基準(2つの軸)
評価は半期ごとに実施され、主に以下の2軸で決定されます。
- プロジェクト評価(貢献度・稼働率)
- コンピテンシー評価(能力・行動)
アサインされた案件での成果品質と、コンサルタントとしての稼働率が重視されます。
また、職位(ランク)ごとに定義された期待役割やスキル、行動指針をどれだけ満たしているかが問われます。
新卒・中途の待遇差について
制度上の区別はなく、入社後はフラットに評価されます。
ただし、中途採用者は前職の年収やスキルを考慮してスタート時のランクが決定されるため、即戦力として高いパフォーマンスを発揮できれば、入社初年度から大幅な昇給(ランクアップ)も十分に可能です。
年齢別・役職別年収目安
ドルビックスコンサルティングの年収は、年齢よりも「役職(ランク)」に依存します。
以下は、OpenWork等の口コミデータや求人情報を基に算出した、役職別の年収目安です。
| 役職(ランク) | 想定年齢 | 年収目安 |
| アナリスト | 20代前半〜 | 500万円 〜 650万円 |
| コンサルタント | 20代後半〜 | 600万円 〜 850万円 |
| シニアコンサルタント | 30代前半〜 | 800万円 〜 1,100万円 |
| マネージャー | 30代半ば〜 | 1,100万円 〜 1,400万円 |
| シニアマネージャー以上 | 30代後半〜 | 1,400万円 〜 |
※データ出典:OpenWork・Indeed(2026年1月時点)(*2)(*3)
<実際の年収・口コミ事例>
実際の社員・元社員からは、以下のような具体的な給与例が報告されています。
736万円(コンサルタント・中途入社)
・内訳「基本給(月)50万円 + 残業代(月)3万円 + 賞与(年)100万円」
・コメント「PJごとの評価と年度評価があり、フィードバックの納得感は高い」
970万円(シニアコンサルタント・中途入社)
・内訳「基本給(月)70万円 + 残業代(月)0万円 + 賞与(年)130万円」
・コメント「他の大手ファームと同等の額がもらえている」
市場データとの比較
IndeedやOpenWorkなどの複数の情報ソースを統合すると、全社的な平均年収は700万円〜800万円程度で推移しています。
コンサルティング業界全体の平均と比較しても上位水準にあり、特に親会社である丸紅の安定性を加味すると、実質的な待遇満足度は非常に高いと言えます。
(*2)参照元:ドルビックスコンサルティングの「給与制度」OpenWork(2026年1月時点)
(*3)参照元:ドルビックスコンサルティングの給与|Indeed(2026年1月時点)
ドルビックス年収は高い?他コンサルや業界平均と比較
転職を検討する際、最も重要な判断軸となるのが「他社と比較して、自分の市場価値がどう評価されるか」という点です。
結論から言えば、ドルビックスの年収水準は「総合系ファームの中ではトップクラス(上位水準)」に位置します。
コンサル業界全体・ベンチャーとの比較
コンサルティング業界全体の平均と比較すると、明らかに「高い」水準です。
特に比較対象となりやすい「新興ベンチャーコンサル」との決定的な違いは、丸紅グループという「資本の質」にあります。
福利厚生を含めたトータルで見ると、非常に安定した高水準を維持しています。
大手ファーム(戦略系・総合系)との比較
競合となる大手ファームと比較すると、以下のような傾向があります。
大手総合系(アクセンチュア・Big4等)
提示されるオファー金額は「同等」もしくは「やや高め」に設定される傾向があります。
後発ファームとして優秀な人材を惹きつけるため、意図的に競争力のある給与テーブルを用意しているためです。
また、大手ではポストが詰まっていて昇進待ちが発生しやすいのに対し、組織拡大中のドルビックスでは「昇進スピード」が速いため、入社数年後の到達年収で大きく差がつくケースも多々あります。(*4)
外資戦略系(MBB等)
マッキンゼーやBCGといったトップティアの戦略ファームと比較すると、ベース給与の面ではやや劣る傾向です。
しかし、商社機能とかけ合わせた「実行支援」まで深く入り込む案件特性上、成果を出した際のアップサイドは大きく、総合系ファームからの転職であれば年収アップを狙える可能性が十分にあります。
ブティック系・特化型ファームとの比較
小規模なブティック系ファームの場合、個人の腕一本で稼ぐため「当たれば大きいが、案件が途切れると年収が下がる」というボラティリティ(変動幅)のリスクがあります。
対してドルビックスは、「商社の看板」と「グループ内案件」による盤石な案件獲得力があるため、稼働率が安定しやすく、賞与を含めた年収見込みが計算できる、という点で大きなメリットがあります。(*5)
(*4)参照元:アクセンチュアの中途採用の年収相場|sincereed(2025年12月掲載)
(*5)参照元:外資系コンサルに向いている人の5つの特徴|sincereed(2025年12月掲載)
ドルビックス年収が高い理由・要因
設立から間もないドルビックスコンサルティングが、なぜ業界上位水準の高い年収を実現できるのでしょうか。
その背景には、単なる「資金力」だけではない、構造的な3つの理由があります。
大手資本(丸紅)による「盤石な収益構造」
通常のスタートアップや独立系ファームが直面する「資金繰り」や「案件獲得」の不安定さが、同社には皆無です。
丸紅100%出資という圧倒的な資本力に加え、グループ企業からの安定した案件供給(内販)と、商社ネットワークを活用した外販ルートが確保されています。
案件獲得コストが抑えられる分、利益率が高まり、その余剰原資を社員の給与として高還元できる仕組みが整っています。
評価制度と組織フェーズによる「早期昇給」
年功序列を排した実力主義に加え、「組織が拡大フェーズにあること」が年収アップの追い風となっています。
大手ファームでは上のポストが詰まっていて昇進待ちが発生しがちですが、ドルビックスは組織急拡大中のためマネジメントポストが常に不足しています。
成果さえ出せば「入社半年〜1年でのランクアップ」や「数年で年収200万円アップ」といった、大手では難しいスピード昇給が現実的に狙える環境です。
中堅ファームならではの「裁量と市場価値向上」
分業化が進んだ大手ファームとは異なり、一人ひとりのコンサルタントが戦略から実行まで広範囲をカバーするスタイルです。
「裁量が大きい=経験の密度が濃い」ことを意味し、短期間でコンサルタントとしてのスキルセット(市場価値)が飛躍的に高まります。
高いスキルは社内評価(ランク)に直結するため、結果として給与テーブルの上位へ早期に到達しやすくなります。
転職者から見た年収アップの実例
中途採用比率が高いドルビックスコンサルティングでは、入社直後から前職を上回る年収を実現している事例が多く見られます。
ここでは、OpenWorkにて投稿された口コミデータに基づき、具体的な年収実例を紹介します。
実例1:シニアコンサルタント(中途入社・在籍3年未満)
年収:970万円(基本給:月70万円、賞与:約130万円)
本人の口コミ要約:「他の大手ファームと同等の額がもらえていると思います。評価は年2回の会議で決定されます。」(出典:OpenWork / 回答日:2024年12月18日)
30代前後と推測されるシニアコンサルタント職で、年収1,000万円に迫る水準です。
特に月額の基本給が高く設定されており、生活水準を上げつつ安定したキャッシュフローが得られている好例です。
実例2:コンサルタント(中途入社・在籍3年未満)
年収:736万円(基本給:月50万円、残業代:月3万円、賞与:約100万円)
本人の口コミ要約:「PJごとの評価と年度評価の2種類あり、適宜フィードバックがあるので納得感は高いです。」(出典:OpenWork / 回答日:2022年7月26日)
マネージャー手前のコンサルタント職でも700万円台半ばをマークしています。
特筆すべきは「評価への納得感」が高く、適正なフィードバックが報酬に結びついている点です。
事業会社からの転職であれば、大幅な年収アップが見込めるラインと言えます。
転職後のギャップとリアル(賞与の変動幅)
一方で、入社後に感じる「ギャップ」として、賞与制度の運用変更に関する声も挙がっています。
注意すべき口コミ:「業績賞与がついておらず不審に思ったところ、サイレントで賞与対象者が変更になっており、当事者には通知されていないトラブルがあった。」 (出典:OpenWork / 回答日:2025年10月03日)
このように、設立から日が浅いベンチャーフェーズであるため、給与や賞与のルール(支給要件など)が年度によって変更される可能性があります。
オファー面談の際は、提示された理論年収のうち「固定給の割合」と「変動賞与の条件(業績連動か個人評価連動か)」を必ず確認し、最悪のケース(賞与減額)も想定して生活設計を行うのが、後悔しない転職の鉄則です。
(*6)参照元:ドルビックスコンサルティングの「給与制度」OpenWork(2026年1月時点)
よくある質問(FAQ)
Q1. ドルビックスの平均年収はいくら?
口コミデータの平均は約700万円ですが、マネージャークラスを含めた全体の実態は800万〜1,000万円以上と推測されます。
Q2. ドルビックスコンサルティングの年収は年齢ごとにどれくらい?
目安は20代後半で600万〜800万円、30代で800万〜1,200万円です。完全実力主義のため、20代で年収1,000万円への到達も十分に可能です。
Q3. ドルビックスコンサルティングの賞与や残業代はどの程度?
賞与は「固定(年2回)+変動(年1回)」の構成です。残業代は管理職未満であれば全額支給(みなし残業超過分含む)されています。
Q4. ドルビックスは他のコンサルファームより待遇は良い?
大手総合系ファームと同等以上の水準です。さらに丸紅グループの充実した福利厚生が上乗せされるため、実質的な待遇・働きやすさは業界トップクラスです。
Q5. ドルビックスは未経験転職でも狙える?
はい、狙えます。特にITエンジニアや事業会社の企画職など、コンサルと親和性の高い経験を持っている方は歓迎されます。
まとめ:ドルビックスの年収の特徴と転職のポイント
ドルビックスコンサルティングの年収体系は、丸紅グループの安定基盤と、成果次第で大手ファーム以上も狙える高い昇給幅が最大の特徴です。
年功序列を廃止し、個人の貢献をダイレクトに評価する仕組みは、ハイクラス人材にとって理想的な環境と言えます。
強みはベンチャー並みの裁量と商社系の安定性の両立ですが、弱みとして急拡大期ゆえの制度変更リスクがある点は留意が必要です。
転職成功のカギは、単なる経験年数ではなく、商社系ならではの「事業実装力」と、未整備な環境すら楽しむ「自律的なマインド」です。
なお、ドルビックスコンサルティングやその他のコンサルファームヘの転職を考えている方は、支援実績が豊富なハイクラス転職エージェントsincereedにぜひ一度ご相談ください。



