デロイト トーマツ コンサルティングの中途採用・転職難易度、採用倍率は?トップエージェントが明かす対策方法
2024/05/27

デロイト トーマツ コンサルティングの中途採用・転職難易度、採用倍率は?トップエージェントが明かす対策方法

デロイト トーマツ コンサルティングはグローバルに展開するDeloitte(デロイト)グループの一員であり、日本における有名経営コンサルティングファームの一つとなっています。いわゆる外資系コンサルティングファームになりますが、国内においては日本独自の商慣習や風土などからローカライズされた形となっており、厳しくもプロフェッショナルな「コンサル」という側面と、人を大事に育てていくといった「日本企業」の特徴を持つファームです。

ここでは、弊社sincereedの転職ノウハウの一部から、求める人材像や、各選考のポイント、さらにはこれまでご支援させて頂いた転職事例をもとにデロイト トーマツ コンサルティングへの「転職成功ポイント」をご紹介していきます。

 

※本記事は2024年5月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。

 

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そもそもなぜデロイト トーマツ コンサルティングの中途採用倍率は高いのか?

倍率が高い理由としては、

(1) 応募数が多い

(2) 高い「コンサル適性」が求められる

(3) 面接の通過率が低い

の3点が挙げられます。

 

(1) 応募数が多い

デロイト トーマツ コンサルティングは冒頭でもご紹介した通り、日本国内だけでなくグローバルでも有名なコンサルティングファームとなっており、新卒・中途両方において非常に人気のあるファームとなっています。日本国内で活躍するコンサルの中でも大規模なファームとなっており採用枠自体も多い一方で、応募数も多いのが実情となっており、書類選考通過率もかなり低くなっています。

またデロイト トーマツ コンサルティングの場合には部門別採用となっており、これまでの社会人経験を活かして親和性のある部門へと応募するのが一般的ですが職種自体が「コンサルタント」のみとなっていることから、ライバルのバックグラウンドも多種多様。一般事業会社であれば会社機能別に応募されているポジションのため、その企業に応募する候補者も分かれますが、コンサルの場合には一つとなってくるためライバル数も必然的に多くなってきます。

 

(2) 高い「コンサル適性」が求められる

何より難易度を高めているのがこの「コンサル適性」。コンサル適性とは論理的思考能力や課題解決力、コミュニケーション能力、やり抜く力、素直さなどコンサルタントとして必要な基本スキルが備わっているかどうか書類選考時点から評価されます。これら適性においてはすべて完璧にある必要はありませんが、コンサルタントとして活躍できるという一端を面接でアピールすることが出来なければ不採用となってしまいます。

そのためどんなに優秀な経歴の方も、面接においてコンサル適性がないと判断されれば即不採用になる厳しい門となっており、自身のこれまでの経歴と志望動機から、どのようにアピールするかがポイントとなってきます。

また年齢においても他事業会社の選考より顕著に厳しく、例えば30代中盤であればコンサルではマネージャーポジションになってくる年齢のため、その素養があるのかコンサル適性だけでなく、さらにプラスαを見られることもあります。

一方で中途採用比率においては非常に高いのがコンサルティングファームの特徴でもあります。ある部門では95%以上が中途という場合も珍しくありません。新卒より中途のほうが入りやすい、というデータもあるため、新卒リベンジから中途入社を目指す方も多くいらっしゃいます。

 

(3) 面接の通過率が低い

上記2点の通り、人気企業であり、採用ポジションでの求めるスキルから、おのずと面接通過率も低くなっています。デロイト トーマツ コンサルティングで実現したいことはもちろん、チャレンジ精神、成長意欲、という視点を重要視しているため、面接でのアピールはもちろん論理的思考能力やコミュニケーション能力もポイントとなってきます。

面接でこれらをアピールする必要があるでしょう。さらになぜデロイト トーマツ コンサルティングなのか、なぜ現職ではなく転職なのか、なぜデロイト トーマツ コンサルティングでなければいけないのかを論理的に述べることがポイントとなっており、その通過率は低くなっています。

 

どのような対策が必要か?

デロイト トーマツ コンサルティングへの転職では面接対策が重要なポイントとなります。書類においても実際に不採用になっているケースもあるため、ここでは書類、面接と合わせて、どのような対策が必要なのかご紹介していきます。

 

書類対策

一般的な書き方で問題ありませんが、しっかりとコンサル適性があることをアピールすることが大切です。ただ経歴を羅列するだけでなく、プロジェクトベースでそのプロセスと成果を具体的な数字をもって書くようにしましょう。プロジェクトベースでの業務経験がない方もいらっしゃるかと思いますが、自身の経験を分解、棚卸して、普段とは違う業務経験や突発的な業務などをプロジェクトとして考え書いてみるといいかもしれません。

転職エージェントに相談し、客観的な意見も交えてブラッシュアップしながら進めると良いかと思います。 応募書類の重要なポイントは人事担当者に「会ってみたい」を思ってもらうことです。どんなに人物面がよくてもこの書類選考で落ちてしまっては面接で何も伝えられません。

 

面接対策

デロイト トーマツ コンサルティングでは一般的な、自己紹介から始まり、なぜデロイト トーマツ コンサルティングなのか、志望動機や転職理由から、これまでの経験で苦労したこと、それをどのように乗り越えてきたのか、などが聞かれます。さらに面接官から深堀質問がされますので、これにも対応できるよう、自分自身でも腹落ちする志望動機の用意、結論を先に言うPREP法などを使って問答するようにしましょう。もちろん過去の経験とこれからデロイトでやりたいことを関連付けて一貫性をもって話せる必要もあります。

面接のどこかでフェルミ推定やケース面接を行う場合もあります。対策なしには乗り切れない可能性が大きいため、まずは書籍やネットでその概要を把握し、面接までに何度も練習して慣れていくことも重要なポイントでしょう。

そのため徹底的に自己分析、そしてデロイト の企業分析を行いう必要があります。また面接では自信をもって話せなくてはいけないため、例えば想定質問に対しての問答など模擬面接で練習を重ねたり、自分自身の回答がロジカルになっているのか、録音しながら振り返って確かめながら進めていくのもいいでしょう。

 

転職エージェントに相談する

デロイト トーマツ コンサルティングがどのような人材を求めているのか」を的確に把握することが転職成功のカギとなります。 sincereedではデロイト トーマツ コンサルティングへの転職支援数も多く、「どんな人材を求めているのか」このポイントを熟知しており、選考ノウハウはもちろん、入社事例やWebサイトには掲載されていないエクスクルーシブな情報も提供させていただきます。まずは一度ご相談頂ければ幸いです。

 

求める人材像

採用サイトの人事インタビューでは、活躍しているコンサルタントの人材像について以下のように語っています。

ひとつは常に前向きな気持ち、向上心を持っている方。もうひとつは困難な課題にぶつかっても諦めることなく、物事を前に進めようという意識で取り組んでいる方です。ただ、これらはプロフェッショナルとして活躍する人の共通点とも言えます。活躍している方に共通する3つ目の特徴は、これらに加え、世界や社会を良くしていきたいという大きな志や夢を持っていること。これがデロイトならではと言えるでしょう。

また、とくに若い世代に共通して備わっていると感じるのは素直さです。フィードバックの仕組みのなかで多くのことを吸収していく際、言われたことを聴く、あるいは理解して咀嚼するだけでなく、さらにそれを次のアクションに繋げて自分のものにしていく姿勢を持っている人が多いと感じます。デロイトの若手メンバーの成長スピードが速い理由はそういうところにもあると考えています。

コンサルタントとしてのハードスキルはもちろんですが、コンサルタントとしてのマインドを重要視していることが分かります。さらに新卒採用サイトからになりますが、

 

「日本企業を強くしたい」という熱い想い

クライアントの成功・成長がわれわれの成功・成長である。様々な角度・視点からの問いを通じて、未来の社会や自分たちの使命を思案し、融合させ、他者を幸せにするため行動を起こすことが重要と考えます。

 

グローバルなマインドセット

「グローバル=英語力」ではない。文化・価値観の違うクライアント・メンバーと共に、混沌とした状況下でも平常心で、粘り強いコミュニケーション能力・強いリーダーシップを発揮できる人物こそ、真の「グローバルプレイヤー」といえるでしょう。

 

特定領域の深い専門性

「過去の栄光」はいらない。今、そして将来にわたって、市場から、クライアントから、真に認められる卓越した専門性を身につけているかどうか。それをチームのために惜しみなく提供し、チームと共に問題意識を持ち、その能力を高めたいと考えられるかどうかが重要と考えます。

 

明確な長期的自己実現ビジョン

まずは自分自身がどうありたいか。周囲の共感・理解は得られているか。長期的な視野で自身のキャリアを計画し、DTCにおいてその計画を実現したいと考え、自己実現に向けて具体的に行動できるかどうかが重要と考えます。

 

と書かれています。やはり新卒であれ中途であれコンサルタントとして何がしたいのか、そのために実直に物事を進められるマインドがあるかどうかが大きなポイントとなってくるようです。

 

デロイト トーマツ コンサルティングの選考フローは?

デロイト トーマツ コンサルティングの選考フローは以下のようになっています。ポジションに応じて面接回数や、オンライン・対面など異なってきます。応募から内定までは、大体1カ月~2カ月程度となっています。また不定期ではありますが休日1日選考会など、短期的に選考を進められるイベントも開催していますので、こちらは転職エージェントと連携して進めると良いかと思います。

 

書類選考

コンサル適性があるのか、求める人材像などの観点から履歴書・職務経歴書を基に判断されます。良く整理された職務経歴書で、具体的に業務プロセスとその成果を数字をもって記載するようにしましょう。企画職の場合、どのような問題があって、どのように進めて、どんな成果が得られたのか、コスト削減なら何%、何円なのか、新規事業なら売り上げが何円で、そこからどのように改善しPDCAを回していったのかなどを盛り込むと良いでしょう。

 

1次~2次面接

面接では、転職理由はもちろんですが、入社して何がしたいのか、という質問や、前職における成功体験・失敗体験などがよく聞かれます。

求める人材像でも述べたように「コンサルタントとしてのマインド」もポイントになってきますので、これまでの経験から深堀質問され、一貫性をもって話しているのか、しっかりと物事を考えて業務をしてきた人なのか、を見極められています。どんな対策が必要かは転職エージェントに相談しながら進めると良いでしょう。

 

最終面接

最終面接では、基本的には他面接と同じ内容になりますが、ここでも書類→面接で答えた内容と齟齬がないよう、ロジカルに答えていきましょう。

 

デロイト トーマツ コンサルティング 中途採用情報

デロイト トーマツ コンサルティングの中途採用でのコンサルタント募集要件を見ていきましょう。

 

経営コンサルタント(金融×Digital/Technology領域)

職種ポジション 経営コンサルタント(金融×Digital/Technology領域)
仕事内容 G&I:Growth & Innovationチーム(金融業界向けコンサルティングサービスおよびオファリング開発)

Growth & Innovation(以下G&I)は、金融業界・日本経済の成長(Growth)のために、業界変革/パラダイムシフトを生む改革(Innovation)により、専門性を活用し継続的(Sustainable)な効果を実現することをミッションとして、企業の変革に対し全方位的な支援を行います。

■Digital & Technology領域
・新ビジネス創出/SoEプラットフォーム構築支援(マイクロサービス/API等)
・基幹系システム更改・クラウド化支援(勘定系、市場系、契約管理等)
・SaaSソリューション、ノーコード/ローコードプラットフォーム導入支援
・アジャイル変革/Digital Factory立上げ支援
・アナリティクス活用戦略立案/組織組成
・AIガバナンス、データマネジメント、データ分析基盤構築支援
・DX人材育成支援(アナリティクス人材、アジャイル人材、アーキテクトやエンジニアなど)

■Finance & Performance領域
・会計システムのクラウド化支援
・業務のデジタル化支援(デジタル決算、リモート決算、電帳法対応、ペーパーレス等)
・規制対応支援(IFRS、バーゼル、ESR(新ソルベンシー)等)
・経営管理高度化支援/EPMツール導入支援(Oracle EPM/Anaplan/Tagetik等)
・ファイナンス組織のグローバルガバナンス
・サステナブルファイナンス(ESG投資、気候変動開示)支援

上記に関わるコンサルティングサービスに従事していただきます。
また、プロジェクト推進に限らず、新たなオファリング開発などにも積極的に関与いただきます。

求める経験・スキル ■ 共通要件
・チャレンジ精神
-新しい組織を一緒に創り上げていける人財
・既成にとらわれないゼロベース思考
-ありものの解決策を安易に求めて適用しようするようなことはしない
・オープンマインド
-仮説思考でありながらも、素直に事実を受け入れ、柔軟に対応
-他人のアドバイスも真摯に受け入れる
・チームプレイヤー/コラボレーター
-全く異なる強みを持つ人との協業を楽しむ■ 個別要件
――――――――――――――――――――――――――
Digital & Technology
――――――――――――――――――――――――――
【出身母体】
◎ コンサルファーム(テクノロジに強いと尚良い)、シンクタンク
◎ テクノロジ系スタートアップ(Fintech、 InsurTech)
◎ SIer、ベンダー
◎ 金融機関(IT部門出身者、事務業務/企画部門出身者)【求める能力・経験】
・金融機関に対するDX案件の企画立案・実行経験、システム構想~要件定義・設計・開発経験
・ベーシックなコンサルティングスキル(ドキュメンテーションやロジカルシンキング、PPT作成など)※
・グローバル案件、アジャイル・UI/UX、クラウド、マイクロサービス・API、データサイエンス、レガシーモダナイゼーションなどの知見・経験があると尚可
※ ジュニアスタッフについては素養があれば問題なく、現時点でのスキル有無は問わない
※ マネージャー以上の場合、コンサルティング経験を有しており、業界動向や業界課題への現状認識を持っていることが前提。英語は出来れば尚可
※ 本人の経験・志向に応じてアーキテクト、 UI/UXデザイナー、データサイエンティスト、フルスタックエンジニアといったスペシャリスト職での採用も可【受入ランク・人数】
・マネージャー以上:10名程度
・シニアコンサルタント/コンサルタント:10名程度――――――――――――――――――――――――――
Finance & Performance
――――――――――――――――――――――――――
【出身母体】
◎ コンサルファーム(ファイナンス&リスクのプロジェクト経験者)、シンクタンク
◎ 金融機関(経理部、財務部、リスク管理部出身)
○ SIer、ベンダー(会計システム、パッケージの開発・導入経験)【求める能力・経験】
・会計・リスクに係る専門知見・知識があること、
もしくは各社CFOや経理、財務、リスク管理部門との強いコネクションを持つ方
・コンサル未経験者は会計・リスク周りの専門知見・知識に加え、コンサルティングへの
好奇心・チャレンジ意欲
※CPA(含むUSCPA)、アクチュアリー(含む準会員、科目合格者)、バイリンガル歓迎

【受入ランク・人数】
・マネージャー以上、シニアコンサルタント、コンサルタント:数名
※マネージャー以上の場合、コンサルティング経験を有しており、ファイナンス組織とのパイプやソリューション開発経験を重視

給与 ~1500万円

 

テクノロジー戦略コンサルタント

職種ポジション テクノロジー戦略コンサルタント
仕事内容 クライアントが成長戦略を描くうえで先端テクノロジーの存在は無視できなくなってきており、DTCに寄せられるクライアント課題は年々高度化・複雑化しています。 Technology Strategy&Transformationチームでは、クライアントのビジネスが複雑化する中で、IT部門のシステムを作る以外の「ITマネジメント」や「ITオペレーション」といった組織課題の解決を預かっています。ソリューションを入れて終わりではなく、クライアントの経営をよくしていくことが最重要テーマであるため、DTCの強みでもある「経営コンサルタント」として長年培ったストラテジー起点のノウハウを活かし、テクノロジー戦略が提案できるコンサルタント/エンジニア採用を強化しているのです。

■業務内容
例えば数年前までのウォーターフォール型から、Agile型でプロジェクトを進めたい、新たなテクノロジーとビジネスの融合を試してみたいといった、クライアントの要望の実現や経営課題の解決に向けたテクノロジー/組織強化の提案を行っております。AgileやDevOps(DevelopmentとOperationsの略語)をキーワードとした際の組織フォーメーションを、ツールや開発人員、ビジネス側との関係性、カルチャー等の観点で検討するのが私たちです。

サービス概要としては、「テクノロジ戦略ビジョン&アーキテクチャーデザイン・最新テクノロジー事例検証・ITビジネスマネジメント・Agileアドバイザリー・IT組織の改編・グローバルITマネジメント・ITのM&A・IoTストラテジー・CIOトレーニング」等、幅広いテーマがあり、ビジネスを広げる役割を担っていただきます。具体的なエンジニアリングやクラウド活用のニーズがあれば「Systems & Cloud Engineeringユニット」、SAP入れ替えニーズであれば「Digital Enterpriseユニット」と、目的によって社内コラボレーションも進めます。

■Technology Strategy&Transformationユニットの特徴

<IT部門における、システム開発以外の課題を解決> クライアントとともにテクノロジー戦略を描き、ITマネジメント/ITローテーション/オペレーションをどのように変革するのか多様なナレッジをもとに提案します。

<デロイトはビジネスを意識し続ける> あくまでもテクノロジーは手段であり、我々が目指すゴールはお客様の経営を良くする、最適化・効率化することです。テクノロジーを利用する局面だけでなく、利用することによるお客様の組織/ビジョン/ビジネスの広がり方などの大きな変化にもフォーカスしています。

<デロイトのグローバルリレーションシップと先進的な知見の共有> 当社は世界中の「デロイト」ブランドに参加しているメンバー企業の社員との繋がりが強いです。グローバル連携における障壁が存在しないため、プロジェクトにおける壁にぶち当たった時や、日本発で情報の発信をするときなどは気軽に情報交換ができ、場合によってはフットワーク軽く実際に現地に足を運んで情報の交換も行いナレッジの強化を行います。

◆当ポジションに期待するスキル・想い◆
・企業全体のIT戦略構想に対する知見
・テクノロジー戦略/ITガバナンスおよびマネジメントに対する知見
・CxOのマネジメントや課題の視点を有していて課題や解決策を構造的に分析、 アイデアの具体化ができる論理的思考力
・特定IT領域に関する深い知見、もしくは事業会社での経営層・事業側への提案経験を 活かし戦略コンサルティングにチャレンジしたいという想い

求める経験・スキル ■テクノロジー共通要件
オファリングの一つとして、新しいソリューションの開発や顧客価値を産み出す活動に積極的に参画し、世の中にない新しいものを生み出すマインドを持つこと。
インダストリやグループ内他ファンクションなどと積極的にコミュニケーションをとり、仕事を作る幅を広げていき、テクノロジーストラテジー領域におけるサービスと関連領域のデリバリーを厭わないマインド、受注に向けて能動的に動けること(マネージャークラス)【英語力】
(必須)英語の読み書き
(なお良)海外とのやり取りをしつつ業務遂行できること
(TOEIC目安)700点以上
※電話・TV会議が可能なレベル優遇■Technology Strategy&Transformation個別要件
【専門領域】
下記のいずれかに関する知見・経験を持つこと
<企業全体のIT戦略構想に対する知見>
・クライアントの企業戦略から最適な業務・IT戦略に落とし込む知見/経験
・CIOをはじめとするCxOを相手にしたプロジェクトの推進経験・業務分析結果に基づいた具体的なIT施策の提言に関する知見/経験
・ビジネス目標達成に向けて企業のITアーキテクチャーの設計と最適化に関する知見/経験
<テクノロジー戦略/ITガバナンスおよびマネジメントに対する知見>
・IT戦略立案、ITガバナンス/組織、IT投資管理、コスト削減、ITプロジェクト管理に関する経験
・New Technology活用(AI、IoT、MR/AR/VR、ドローン など)に関する企画、製品分析、導入等の知見
<IT M&Aに対する知見>
・IT M&A領域(ITデューデリジェンス、PMI)に関する経験
・ITアプリケーションやインフラストラクチャーの統合に関する知見【特に優遇する人材】
・コンサルティングファームにおけるマネージャー経験/コンサルティング経験がある
・グローバルプロジェクトへのアサイン経験がある
・特定のIT領域に関しての深い知見を有している
・CxOのマネジメントや課題の視点を有している
給与 500~1200万円

 

 

デロイトトーマツコンサルティングへの転職理由

デロイトトーマツコンサルティングへの転職を決めた理由として特に多いのは下記4点です。

 

①案件の幅広さ

②上流工程に強い

③穏やかな社風

④給与面での待遇の良さ

 

1つずつ詳しくご紹介していきます。

 

①案件の幅広さ

デロイトトーマツコンサルティング(以下、デロイト)は日本での歴史が長く、1993年に現在のデロイトトーマツコンサルティング合同会社であるトーマツコンサルティングが設立されました。歴史が長いぶん規模や経験ともに他のファームを圧倒しているため、カバーしている業界や機能が幅広い点が特徴。詳しくは下記にて触れておりますが、デロイトでは大きくインダストリー(業界)とオファリング(テーマ)の2つに分かれており、その2つの軸で、クライアント企業が抱える経営課題に応じて適切なチームを組めるマトリックス型のサービス提供を実現しています。例えばヘルスケア業界における企業の人事部門のプロジェクトの場合、インダストリーからは「医療・ヘルスケア」部門、オファリングからは「人事」部門のメンバーがアサインされプロジェクトチームが組成されます。プロジェクトが終わると解散し、それぞれのメンバーはまた別のプロジェクトにアサインされていきます。「医療・ヘルスケア」部門のメンバーにとっては様々なオファリングを経験でき、逆に「人事」部門のメンバーにとっては様々なインダストリーのクライアントを担当できるという案件の幅広さがデロイトの特徴であり、転職理由に挙げている声が多数聞かれました。

 

②上流工程に強い

上記の「案件の幅広さ」だけでなく、デロイトが案件の上流工程に強い点が決め手になったという転職理由も非常に多く聞かれました。最近では最上流の戦略立案からオペレーション変革、テクノロジーソリューションの導入にいたるEnd to Endの変革を伴走してほしいという依頼が非常に増えてきているとのこと。実際の口コミとしては「上流工程に強みを持つ会社だから」「上流から下流までエンドトゥーエンドで一気通貫した顧客支援ができる」「最上流で仕事ができ、下請けではできない面白い仕事ができるから」といったものがありました。

その他、別のコンサルティングファームから転職した社員の声もご紹介します。

他のコンサルティングファームからDTC(デロイトトーマツコンサルティング)に転職しようと思ったきっかけは2つあります。1つが、ソリューション導入ありきのコンサルティングからの脱却。もう1つが、CxOなどの経営層と対話できるコンサルティングの機会を得たいということです。実際に、この2つはDTCで実現できていると思いますね。

(2013年中途入社/コンサルタント/男性)

 

CxOなどの経営層と対話するコンサルティングの機会があるのは、上流工程に強いからこそではないでしょうか。戦略立案など、影響力の大きな部分に関わりたい方にとってはやりがいの大きい環境ですね。

 

③穏やかな社風

コンサルファームと聞くと、外資系のドライなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。実はデロイトはグローバルなネットワークを持つ日系コンサルティングファームのため、社風が比較的穏やかな点が特徴の1つ。そこに魅力を感じて入社を決めたという声も聞かれました。実際の口コミとしては「外資ほど実力主義でもなく、馴れ合いすぎるわけでもない社風が良いと思った」「Up or Outではないため、未経験でも安心して働けると思った」というものがありました。

またデロイトは「人を育てる文化」があり、教育制度が充実している点も特徴です。新卒だけでなく中途入社者向けの研修も充実しており、中途入社者の口コミでも「研修制度は充実していると思う」「人が全てなので、積極的な投資が行われている」「英語の勉強機会や社内の研修、外部研修など非常に手厚い」という声が多く聞かれました。

これらの社風に関して、実際の社員の声もご紹介します。

・入社前は、デロイトはドライなのかなと不安でしたが、むしろ逆でした。「自己責任で頑張ってこい」というよりは、「思うように挑戦してよい、もし何かあったら全部なんとかするから!」と後押しを貰えます。挑戦した後には、Bi-weeklyでの公式的なフィードバックだけではなく、パートナーやシニアマネジャーから直後に直々に電話が掛かってきて、「あれ、よかったよ!」だったり、次の挑戦に向けたアクショナブルなアドバイスなどを貰えたりと、仲間の成長を応援し、互いをリスペクトする風土だと感じます。

(中途入社/シニアマネージャー/女性)

・成長を支援する文化が浸透しているように感じます。評価やマネジメントを行う上長とは別に、個人のキャリア開発を支援するコーチ制度があり、コーチはキャリアステップに関するアドバイザリーを行います。プロジェクトアサインの際は、対象者のコーチにキャリア志向や状況を確認の上で、本人やプロジェクトマネジャーと調整を行います。

(中途入社/マネージャー/女性)

 

研修が充実していたり成長を応援してくれるなど、中途入社者にとっても安心できる環境ですね。

 

④給与面での待遇の良さ

給与の高さについても、転職の決め手として多く聞かれました。年収が全てではないものの、転職先を決める要素としては重要な項目の1つですよね。口コミとしては「他社と比較して給与面での待遇が良かったため」「総合コンサルの中でも比較的給与水準が高いと思ったから」「BIG4の中で最も給与が高いから」という声がありました。実際のオファー年収は経験や前年収によって変わるため一概には言えませんが、デロイトの平均年収は958万円(※openwork調べ)であり、やはり給与水準は高いと言えます。

弊社sincereedでもデロイトへの転職支援実績は多数あり、中には年収1000万円以上の転職を実現された方もおります。その方の転職の決め手としても、デロイトがオファーをいただいた企業の中でも最も待遇が良かったためとのことです。詳しくは弊社サイト内「転職成功事例」をご参照ください。

◆転職成功事例

https://sincereed-agent.com/occupation/

 

デロイトトーマツコンサルティングの会社概要

転職活動でおさえておきたい情報として、会社概要をご紹介します。

 

会社名 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
会社名(英名) Deloitte Tohmatsu Consulting LLC
設立年月 1993年4月
資本金 500百万円
代表者 佐瀬 真人(代表執行役社長)
執行役 金澤 透(執行役副社長)
経営会議議長 小泉 寿子
人員数 5,263名 (2023年5月末)
本社所在地 東京 丸の内(丸の内二重橋ビルディング)  

〒100-8361

東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング  

TEL:03-5220-8600/FAX:03-5220-8601

 

デロイトトーマツコンサルティングの企業理念

デロイトのネットワークが共有するPurpose(存在意義)とデロイト トーマツ グループの経営理念が、グループ全体の活動の基軸となっています。

 

Deloitte network Purpose

◆Deloitte makes an impact that matters.

私たちは、クライアントにとって、メンバー一人ひとりにとって、社会にとって、最も価値あることをもたらすために日々挑戦を続ける。

私たちは、創造性に溢れた洞察によって複雑な課題を解決し、クライアントの持続的な成長を支える比類なきサービスを提供する。

私たちは、クライアントに卓越した価値を提供するために、素晴らしいキャリア体験とオープンで協調的な文化を通じて、才能あるプロフェッショナルたちを輝かせる。

私たちは、誠実な組織でありつづけるとともに、私たちのコミュニティをサポートし、マーケットにおける信頼と信用を築くことで社会に貢献する。

共通の価値観が、発展的で揺るぎないインパクトの創造へと私たちの行動を導く。 

 

デロイトトーマツグループ経営理念

Fairness to society

経済社会の公正を守り率先してその発展に貢献する

 

◆Innovation for clients

クライアントの期待を超える知的専門サービスを総合的に提供する

 

◆Talent of people

各人の個性を尊重し能力を発揮できる生きがいのある場を創りだす

 

共通の価値観(Shared Values)

◆Lead the way

今後のプロフェッショナルのあるべき姿を率先して追求すると共に、多くの人々の機会創出や持続可能な社会の実現に貢献する

 

◆Serve with integrity

誠実性を堅持し、クライアント、規制当局、社会一般からの信頼向上に努める

 

◆Take care of each other

一人ひとりを尊重し、公平性の確保、互いの成長と幸福追求に向けて配慮し助け合う

 

◆Foster inclusion

多様性を受け容れ、それを活かし強みとする Inclusive な組織風土を醸成する

 

◆Collaborate for measurable impact

目に見える高い成果をめざし、多様なプロフェッショナルが相互協力の精神で国境や専門性の垣根を越えて連携する
 

デロイトトーマツコンサルティングの組織・部門

デロイトでは大きくインダストリー(業界)とオファリング(テーマ)の2つに分かれており、その2つの軸で、クライアント企業が抱える経営課題に応じて適切なチームを組めるマトリックス型のサービス提供を実現しています。

例えばヘルスケア業界における企業の人事部門のプロジェクトの場合、インダストリーからは「医療・ヘルスケア」部門、オファリングからは「人事」部門のメンバーがアサインされプロジェクトチームが組成されます。プロジェクトが終わると解散し、それぞれのメンバーはまた別のプロジェクトにアサインされていきます。プロジェクト内容によってはDTCだけでなく、監査・法務・税務・財務アドバイザリーを得意とするデロイトの他メンバーファームとの協業もあります。

 

インダストリー

Consumer(消費財、小売・流通、航空運輸・ホスピタリティ・サービス領域)

Automotive(自動車領域)

Power Utilities & Renewables(電力、エネルギー領域)

Process(素材化学、鉄鋼、オイルガス領域)

Industrial Products & Construction(製造、重工、航空宇宙、不動産、商社領域)

Insurance (保険領域)

Growth & Innovation (金融×Technology領域)

Banks & Capital Market(銀行・証券領域)

Civil Government(中央省庁、社会保障制度改革、行政DX推進領域)

Technology、Media & Telecommunications(テクノロジー/メディア/通信領域)

Region

 

オファリング

Monitor Deloitte (戦略コンサルタント)

M&A(M&Aコンサルタント)

Customer & Marketing(顧客接点&マーケティング戦略領域)

Human Capital(人事・組織領域)

TechnologyStrategy&Transformation(IT/Digital戦略領域)

Finance & Performance(財務・会計領域)

Supply Chain & Network Operations(サプライチェーン領域)

Deloitte Digital(デジタルコンサルティングサービスの提供)

 

デロイトトーマツコンサルティングの育成制度

DTCには充実した研修制度があり、各ランクやタイミングによって受講できる研修が整っております。中途入社者に対しても入社時の基礎的なスキル、また個人のニーズやタイミングで受講できる実践的な研修を用意しています。

 

【全社共通】

◆デロイトトーマツグループ共通研修

グループ共通昇格時プログラム/E-Learning受講/Digital人材育成プログラム/グループ共通英語研修 等

 

◆デロイトトーマツコンサルティング研修

人材育成研修/各ランク独立性研修/Feedback研修/Digital人材育成プログラム 等

 

◆グローバル研修

グローバル昇格時研修/Deloitte University Pacificプログラム 等

 

【中途入社者向け研修コンテンツ(Mid Career Boot Camp)】

Mid Career Boot Campでは、各スキルに紐づけたプログラムを随時拡充しており、個人のニーズ、タイミングに合わせて受講可能な実践型プログラムを取り揃えています。

基礎編(初級)と実践編(中級~上級)の2つに分かれており、8つのスキル(洞察力/コミュニケーション力/エンゲージメント管理・デリバリー力/変革力/品質・リスク管理力/セールス力/戦略的思考力/テクノロジー知識力)の項目を学べるプログラム。例えばコミュニケーション力の場合は、基礎編(初級)では”ミーティングマネジメント/ワークプラン/レビューの受け方/コミュニケーション技法”といったプログラムがあり、実践編(中級~上級)になると”インタビュー技法実践/プロジェクトマネジメント実践/報告書作成プロセス/PJワーク実践(コンサルコアプロセス)といったプログラムが用意されています。

 

デロイトトーマツコンサルティングの福利厚生

 

◆資格取得補助制度

DTCが提供するサービスの質の向上を図ることを目的としており、職員が自主的に取得した資格の取得・維持に要した実費のうち、一定の条件のもと承認された金額を補助する制度です。

 

◆カフェテリアプラン

1年に1度付与されるポイントにより、旅行やレジャー、社食、育児、介護など幅広い用途での利用が可能な福利厚生サービスです。

 

◆公認会計士企業年金制度

デロイトトーマツグループでは公認会計士企業年金制度を導入し運用しています。

 

◆退職金制度

退職金制度は、ポイント制を採用しています。
勤続期間や職務等級等に応じたポイントを毎年積み上げていき、退職時のポイント累計に基づいて退職金額が計算される制度です。

 

◆フレキシブル・ワーキング・プログラム(FWP)

適用者の事情・状況に応じて、勤務時間や勤務条件などを個別に設定することができる制度です。
育児・介護・不妊治療をはじめ、大学院との両立など、事由を問わず利用できます。(※一部制約があります)

 

◆各種両立支援

上記FWPに加えて、育児支援施策としては、シッター費用補助や無料コンシェルジュサービス等を利用できます。
また、介護支援施策としては、ヘルパー利用補助等を利用できます。

 

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デロイトトーマツコンサルティングへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

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