関西電力の気になる口コミは?
関西電力は、エネルギー業界において日本を代表する企業であり、関西を中心に事業を展開しています。国内における電力事業の他にも地域活性化・まちづくりや、海外でのインフラ整備等のコンサルティングなどその事業内容は多岐に亘っています。
安定した経営や、知名度、そして平均給与の高さなどから就職・転職において人気は高い企業といえるでしょう。そんな関西電力ですが、転職をお考えの方の中には、実際の評判や口コミが気になる方も多いのではないでしょうか。口コミは本当なのか、自分がイメージする仕事は出来るのか、そもそも関西電力へ転職すべきなのか、など不安な点も多いかと思います。そこで関西電力の実態を探ってみましょう。
仕事のやりがい、会社としての強み、福利厚生、女性の働き方、転職前と後のギャップ、などに分けて転職口コミサイトを参考にして実際に見ていきましょう。
社員による会社の総合評価の点数は3.47となっています。(2024年9月現在)一方で、電力やガス、エネルギーといった同業界の平均は3.20です。主に、待遇面の満足度、社員の士気、風通しの良さ、社員の相互尊重、人材の長期の育成、法令順守の意識という観点で業界平均を上回る点数が付けられています。もちろん、それぞれの尺度で付けられた主観的な点数のため、一概に正しいとは言えないものの、同じような事業を展開する同業界での点数は参考になる部分があるのではないでしょうか。
それでは具体的に見ていってみましょう。
仕事のやりがい
・都市だけでなく、地域の開発などにも大きく貢献していることから自分の仕事で暮らしやすい街づくりができていると思えた。自分が企画、提案したものに対して自治体に評価してもらえることもやりがいだった。
・社会のインフラを支えているということなので、働き甲斐はあるのではないか。また、関西を代表する会社でもあるので、プライドを持って働いている方も職場には多い。
・部署にもよるが、やりたいことを示せばチャレンジさせてもらえる。
・定期異動があるため、まったく同じ業務はほぼない。また、新たな業務を経験できることから、常に成長を意識することができる。
・事業の裾野が広いため、スキルとやる気さえ伴っていれば、自身の意向に沿ったキャリア開発はある程度可能。
仕事のやりがいに関しては、ポジティブなコメントが多い印象を持ちました。特に「社会インフラの安定供給をになっている使命感」や「自分次第では、目的に沿ってキャリアのチャレンジをさせてもらえる環境」というような意見が目立ちました。使命感の部分は言わずもがなではありますが、大手企業でありながら、チャレンジができる環境であることは少し意外な部分かもしれません。
会社としての強み
・グループ基盤を活用した総合力。特に情報通信事業は関西ではNTTに引けを取らない強さ。不動産事業も積極的で、エネルギーを中心にあらゆる事業へ展開。新規事業にも積極的。新しい領域への挑戦に踏み出しながらも、選択と集中による事業売却なども実施している。今後もさらなる成長に向け、M&Aなども視野に入れた多角化に取り組むのではないか。
・関西圏に安定した顧客基盤を持ち、さまざまなビジネスを展開できる。また、エネルギービジネスについては、その強み、専門性を活かして、全国または世界への展開も果たしている。
・国内で最も多くの原子力発電所を運営している。また、電力という商品は、作ったら作っただけその種運管に売れるという特殊なものであり、人が生活する以上は必ず必要となることも他業界と比べて強みだと思う。
・挑戦を掲げているだけあって、さまざまなフィールドに業務を拡げていく推進力は強みだと思う。
原子力発電所を日本で一番有しているということによる、電力事業を牽引しているということもさることながら、それだけでなく多角的な事業展開や、関西での顧客基盤などが強みとして挙げられていました。新電力の台頭もあるものの、それに負けない強さを持っているという意識がある社員が多い印象です。
福利厚生・働きやすさ
・職種によって異なるが、総じて時間外労働を減らして、有給休暇を取得するよう推進されている。
・テレワークと出社を自由に選択でき、当日でも変更可能。また、ショート勤務やフレックスも推奨されており、休暇も自由に取得できる。ワークライフバランスを重要視する方にはとてもおすすめ。
・女性は色々な制度を使える。
・自分の主観では良いと思っています。周囲の方に聞いても、概ね満足している社員が多い印象です。
・部署によってばらつきはあるみたいだが、休暇はとりやすい。カフェテリアプランや福利厚生も非常に充実している。
・時間外労働はここ数年で急速に減少した。
・ワークライフバランスの面では、非常に恵まれた環境だと感じる。制度面、環境面(協働するメンバーの理解が得られやすいなど)で恵まれていると感じる。
働きやすさに関しては、非常に好意的なコメントが目立ちました。特に時間外労働と休暇に関しては、メリハリを持って働いている社員が多い印象です。もちろん部署によって、多少のばらつきは出てきてしまうのかもしれませんが、面接内でどのような働き方をされているのか、一日の流れを質問してみてもよいでしょう。
入社前と後のギャップ
・大企業あるあるかもしれないが、色々な仕事があるため、色々な経験を積みたい方には向いていると思う。専門性を磨きたい方には、向いていない可能性もある。
・良い意味で想像していなかった業務に携わることもあり、今のところ日々学ぶことも多く、概ね満足している。
・いわゆる下積み時代がなく、すぐ本格的な業務に従事できた。一方で、現場を経験しない分、電気事業の基礎知識などは自ら必要に応じてキャッチアップする必要がある。
・原子力部門とそのほかの部門では少し風土が違う。
コメントを見ていくと、大手ゆえの安定や穏やかさを求めて入社し、その通りだったというものもあれば、意外に挑戦させてくれる風土だったというコメントも見られました。これ以前にも部署によって、という記載が見られましたが、部門によっても受ける印象は少しかわってくるのかもしれません。これは、ある程度の規模の会社で張れば起こりうることなので、選考を通して、より多くの社員とコミュニケーションを取る機会を積極的に作るなどして、疑問は解消するようにしましょう。
関西電力へ転職をお考えの方へ
関西電力について見てきましたが、同社への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいといえます。
弊社sincereed だからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
関西電力への転職にご興味ある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。