
マクロミルが求める人材像とは?
マクロミルは、2000年に設立された日本発のマーケティングリサーチ企業で、オンライン調査を主力としたデータインサイトサービスを提供しています。高いデータ解析力を活かし、企業のマーケティング支援を行っています。国内外で広くネットワークを有し、グローバル調査にも対応。近年はコンサルティングや広告効果測定など、データ活用の高度化にも注力し、デジタル時代の消費者理解を支える中核企業として成長を続けています。
安定した経営や海外勤務や国際的なプロジェクトにも参加するチャンスがあることなどから就職・転職において人気が高い企業といえるでしょう。そんなマクロミルですが、中途採用において業界未経験者の方も歓迎しており非常に中途採用に力を入れています。
そんな同社が求めている人材像とは一体どのようなものなのでしょうか。本記事ではマクロミルが採用において大事にしている観点を紐解いていきます。マクロミルへのご転職をお考えの方はぜひ転職活動をするにあたってお役立てください。
※本記事は2025年 月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
具体的に求める人物像とは?
マクロミルは企業として、人材に対してどのような価値観を持っている組織なのでしょうか。CEOの佐々木氏のメッセージから紐解いてみましょう。
CEOからのメッセージ
マクロミルのCEOである佐々木 徹氏は下記のようにメッセージを送っています。
社会の持続的な成長のために、人材こそが最も重要な資源
マクロミルは、2025年1月31日に創業25周年を迎えました。創業当初に掲げた「お客様のより良い意志決定を支援するために、お客様が心から満足し、感動するサービスを提供する」という経営理念が当社グループの原点です。
“Build your Data Culture”のビジョンを掲げ、データネイティブな発想で顧客企業のマーケティング課題を解決し、ビジネスに成功をもたらすData Culture構築の原動力となることを目指してきました。
当社グループの強みは、国内最大級である3,600万人のパネルネットワークと4,000社を超える顧客基盤、そして2,000名超のデータネイティブな人材です。
近年、企業経営を取り巻く環境は、不確実性や複雑性が増し、サステナビリティ経営の重要性はますます高まっており、今後も、重要な資本である人材とテクノロジーへの投資を推進することで、事業モデルの変革を加速させ、社会価値の創出に注力していきます。同時に、従業員一人ひとりが長く健やかに働ける環境づくりと多様なキャリア形成の推進に取り組みます。
私たちは、大きな節目となる2025年をさらなる飛躍に向けた「ReSTART」の年として位置付け、サステナブルな取り組みを深化させていきます。
マクロミルグループの創業25年目のさらなる変革にご期待ください。
代表執行役社長 CEO佐々木徹
マクロミルが求める具体的な人物像
佐々木氏の発言や公式サイトに掲載されている求める人物像より、マクロミルが求める具体的な人物像は下記3点です。
Macromill Valuesに共感、体現している人材
公式採用情報HPに、Macromill Valuesに共感、体現している方という記載がありました。
引用元:https://www.macromill.com/recruit/freshers/recruit/
Macromill Valuesには以下4つの指針があり、それぞれ説明していきます。
①Think New, Think Deep
②Act Now, Act Together
③Be True, Be Open
④Own It, Enjoy It
①Think New, Think Deep
私たちは、常に新しい視点をもって、お客様に新しいアイデア・ソリューションを提供し続けます。同時に私たちは、上辺だけでなく物事の本質が何かを考え続けていきます。
②Act Now, Act Together
私たちは、経営においても実務においても、あらゆる考えを速やかに実行に移し、絶え間なく変化する環境に適応し続けます。 そして常にチームワークとコラボレーションの精神を忘れず、部門・会社・国境などあらゆる壁を越えて連携します。
③Be True, Be Open
私たちは、私たちの信念・お客様・社員・社会に対して、誠実で正しくあることは、持続的成長に欠かせないと信じています。 そして、お互いを尊重することで生まれる風通しの良さを大切にし、自由に意見を言い合えるような環境を育んでいきます。
④Own It, Enjoy It
私たちは、個人としても組織としても、何事も主体的にやり遂げます。そして、それぞれが役割を果たし、仕事の質を高め続けることに、誇りと喜びを見出します。
上記4つの指針に共感できる方やこれまで体現してきた方などが求める人物像に近いイメージとなります。面接でも聞かれることもあるかもしれませんので今一度Macromill Valuesについてはご確認ください。
前例のないお客様の困難な課題解決をできる人材
CEOの佐々木氏によるトップメッセージに以下記載がありました。
日々様々なデータが収集・生成されるようになり、お客様は、複雑化する生活者理解、変化するマーケティング活動への対応に加えて、「データの利活用」という新たな課題を抱え、いわば前例のない困難な状況にあると考えています。
お客様の課題を解決することは私たちの使命です。
これまで培ったノウハウと新たなテクノロジーを駆使して、 業界の慣習に囚われることなく、マーケティングリサーチの枠を越え、 身近で信頼できるお客様の真のマーケティングパートナーとして、この前例のない困難な課題解決のサポートをいたします。
引用元:https://www.macromill.com/company/vision.html
上記のようにマクロミルは、お客様の課題解決のため前例にない挑戦を常に行っていけるような人材を求めています。
強い成長意欲を持ち、自らを向上させていこうとする意欲・姿勢をもった人材
第二新卒枠の求人の求める人物像には以下記載がありました。
引用元:https://www.macromill.com/recruit/mm2021_nisotsu/
- マーケティングやデータビジネスへの興味関心のある方
- 世の中の様々な商品やサービス、消費者行動などに対する知的好奇心が強い方
- 強い成長意欲を持ち、自らを向上させていこうとする意欲・姿勢をもった方
※マーケティングやリサーチ経験は不問です。
上記のように実務経験の有無よりはマーケティングやデータかビジネスへの興味関心や世の中に対するビジネスへのアンテナの貼り方、常に成長し続けていけるよう向上心をもった方を求めています。
マクロミルが求める価値観とは?社員インタビュー編
人材を大切にしているマクロミルですが、マクロミルの社員の方のインタビューを基に求められる価値観をより深く紐解いていきましょう。
FMCG Sales / 蛯原 千晶氏
入社後から一貫して営業に携わり、現在は消費財メーカーを中心に担当しています。お客様が達成しなければいけないビジネス目標・ゴールに対して、現在抱える課題をヒヤリングし、マクロミルが提供できる様々なアセットを使って解決策をご提案していきます。直近は、マクロミルで過去に実績がないようなご相談をいただくケースも多く、複数部署にまたがるプロジェクトチームを作ったり、外部のパートナーを巻き込むことも増えてきました。業務の幅を決めずに、自身の裁量でどこまでも広く、深くクライアントのビジネスに関われることが非常に面白く感じています。
Digital Researcher / 佐藤 優太氏
リサーチャーとして、マーケティングリサーチの企画、分析、報告を担当し、中でもデジタルデータ(ログデータ)とアスキング(アンケート)データを組み合わせた調査を得意としています。デジタル領域は変化が非常に速いため、最新の情報をキャッチアップし活用していく柔軟性が求められます。また、デジタルデータを活用できるリサーチャーを増やしていくために、10人程のグループのマネジメントも行っています。
Offline Research Director / 半沢 美保子氏
オフラインでの会場調査(CLT)の運用業務をメインで担当し、主に家電や通信業界の調査に携わっています。秘匿性の高い調査のため、普段店頭で見かける商品の試作段階をテストできたり、調査参加者のリアルな反応をお客様へ届けられたりすることが面白みのひとつです。幅広い業界のお客様やパートナー企業、社内関係者など、多くの人と連携して調査を作り上げていく必要があるため、適切なコミュニケーションやスケジュール管理など、高いディレクション能力が求められます。
Tabulation(集計)/ 村松 昂洋氏
データマネジメント部で集計業務を担当しています。マクロミルモニタが回答したデータは”回答しやすいデータ”ですが、それらが”分析しやすいデータ”とは限らないため、分析レポートやグラフを作成しやすいよう、データ整形をする必要があります。入社後、最近まで広告代理店の案件を多く担当していました。広告代理店関連の調査は、短期間で多くの調査を並行して実施するため、スケジュール調整とマルチタスク能力が必要です。忙しい中でも、多種多様な広告の効果測定結果に触れることができるため、やりがいも大きいです。
引用元:https://www.macromill.com/recruit/mm2021_nisotsu/
上記第二新卒から入社された方のインタビューを抜粋しております。
「裁量大きく深くクライアントのビジネスに携われる」
「最新情報のキャッチアップ」
「高いコミュニケーション能力」などなど様々なことがインタビューから見て取れます。
ただ総じてMacromill Valuesの体現に近いことが分かります。クライアントのために何ができるのか?マーケティングリサーチの枠を越え、 身近で信頼できるお客様の真のマーケティングパートナーとして課題解決することを追い求めている姿が見て取れます。
会社概要
社名 | 株式会社マクロミル(英文社名:Macromill, Inc.) |
本社所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南2-16-1
品川イーストワンタワー 11F |
代表者 | 代表執行役社長 CEO 佐々木徹(ささき・とおる) |
創業 | 2000年1月31日 |
資本金 | 1,090百万円(2024年6月時点) |
従業員数 | 連結:2,228名、単体:1,186名(2024年6月末時点) |
マクロミルへの転職をお考えの方へ
マクロミルが求める人材像を見てきましたが、会社としての理念や社風とも直結してくる話なので、そちらも合わせて探ってみるとより理解が深まるでしょう。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートも可能となっております。
マクロミルへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。