

マクロミルのWebテスト(中途採用)の中身と攻略ポイントまとめ
マクロミルへの転職を検討している方の中には、「Webテストではどんな内容が出題されるの?」「SPIの対策は必要?」といった疑問を抱える方も多いでしょう。
本記事では、マクロミルの選考におけるWebテストの実態やSPIの概要、対策方法、さらに性格検査における注意点までを詳しく解説します。
これから転職活動を始める方も、最終面接に向けて準備中の方も、ぜひ参考にしてください。
※本記事は2025年6月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
マクロミルのWebテストとは?
マクロミルの中途採用選考では、書類選考・面接に加えてWeb上での適性検査が実施されます。
実施される適性検査については、マクロミルの中途採用全ての求人に選考プロセスの記載がありますがSPIです。2025年6月時点での情報であり、現在は変更されている可能性もあるため、詳細は転職エージェントなどを通じて確認しておくと安心です。
また、マクロミルでは適性検査のみで合否を判断するのではなく、適性検査はあくまでも参考情報として用いられる位置づけです。
職務経歴やスキル、企業とのマッチ度など、総合的な観点から判断されるため、適性検査対策だけでなく、その他の面接対策も忘れずに行っていきましょう。
参照:中途採用の求人
https://hrmos.co/pages/macromill/jobs/1743158718665256964
SPIとは?|構成・出題分野の基礎知識と対策
SPI(Synthetic Personality Inventory)は、リクルート社が提供する適性検査で、多くの企業で導入されています。SPIには大きく分けて「能力検査」と「性格検査」の2つがあります。
能力検査
能力検査は、業務を遂行するうえで必要な基本的なスキルを測るために実施されます。分野は大きく分けて「言語分野」と「非言語分野」に分かれています。
- 言語分野:語彙力や読解力、文法理解などが問われます。ビジネスシーンでのコミュニケーション能力を測る設問が多く含まれます。
- 非言語分野:数的処理や論理的思考、図や表の読み取りといった、課題解決力や分析力を測定します。
どちらも制限時間内で解答する形式のため、スピードと正確性の両立が求められます。計算の正確さや情報の要点を瞬時に捉える力が重要です。
性格検査
性格検査は、応募者の価値観や行動特性を把握し、企業の社風や募集ポジションとの適性を見極めるために用いられます。能力検査と異なり、合否を直接判定するものではありませんが、回答に一貫性がないとマイナス評価を受ける可能性もあるため、注意が必要です。
SPIはパソコンやスマートフォンで受験できる「Webテスティング方式」が主流で、自宅での受験が可能です。
能力検査対策|どんな勉強や教材が効果的?
SPIは参考書やWeb問題集を活用することで対策が可能です。特に中途採用の場合、短期間で効率よく出題問題を確認・習得することが重要です。
- 書籍対策
「これが本当のSPI3だ!」シリーズ(講談社)などの定番書籍を活用する。
- アプリ・Webサービス
SPIの練習問題を解けるアプリや、Webページ「SPI対策問題集」など、スキマ時間に取り組めるツールを併用する。
ただし、アプリやWebページなどでは長い間更新されておらず、問題内容が古いものも。直近2~3年以前の問題は対策として役立たない可能性が高いため、更新日をチェックすることも忘れずに。
- 模試で慣れる
模擬テスト形式の問題集で実践力を高める。
繰り返し問題に取り組み、出題形式に慣れておくことで本番でも落ち着いて対応できるようになる。
このような手段から、自分に合うものを組み合わせて、対策を進めていきましょう。
性格検査で気をつけるべきポイント
SPIの性格検査では、「正解」はありません。しかし、回答に一貫性がないと「信用できない」「協調性に欠ける」といった印象を与えてしまう可能性もあるため注意が必要です。
【注意点】
- 自分をよく見せようとしすぎない
- 嘘をつかず、正直に回答する
- 自分の性格や状況に応じて自然に回答する
- 極端な回答(すべて「はい」など)を避ける
また、同じような質問が何度か出されるため、前後の整合性にも意識を向けるとよいでしょう。
SPIまとめ
改めてSPIにこれまでの内容をまとめると、次のようになります。
能力検査 | 性格検査 | ||
言語分野 | 非言語分野 | ||
目的 | 読解力・語彙力の把握 | 論理的思考力・計算力の把握 | 企業とのマッチング・一貫性・協調性の確認 |
主な内容 | 語彙、文法、長文読解 | 数的処理、論理、図表の読み取り | 価値観、性格傾向、対人関係での行動パターン |
出題形式 | 選択式(時間制限あり) | 選択式(制限時間なし、複数回似た質問あり) | |
対策方法 | SPI対策書籍やアプリなどを用いての反復練習、模試形式でのトレーニング | 模擬質問で傾向を知る、自分の性格を客観的に把握 | |
注意点・ポイント | 時間配分に注意、問題傾向に慣れて正確さとスピードを両立させる | 嘘をつかず自然体で、一貫性のある回答を心がける |
マクロミルが求める人物像とは?
マクロミルが求める具体的な人物像は下記3点です。
- Macromill Valuesに共感、体現している人材
- 前例のないお客様の困難な課題解決をできる人材
- 強い成長意欲を持ち、自らを向上させていこうとする意欲・姿勢をもった人材
SPIなどの適性検査はあくまで参考情報であり、こうした人物像にフィットするか、スキルマッチをしているかも併せて総合的に判断されます。
自身の経験や考え方が、マクロミルのビジョンにどう貢献できるのかを自己PRや面接でしっかり伝えられるように準備しておきましょう。
マクロミルへの転職をお考えの方へ
マクロミルのSPIについて見てきましたが、SPIだけが通過の基準ではないので会社の理念や社風なども合わせて探ってみるとより理解が深まるでしょう。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートも可能となっております。
マクロミルへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。