マネーフォワードの会社概要は?
2024/08/26

マネーフォワードの会社概要は?

マネーフォワードは、日本国内で人気のあるフィンテック企業であり、個人および企業向けに様々な金融サービスを提供しています。経済産業省・特許庁が主催する令和5年度の知財功労賞において「特許庁長官表彰」を受賞、アイティクラウド株式会社主催「ITreview Grid Award 2023 Fall」の各部門にて最高位を受賞するなど注目を集めています。

 

 マネーフォワードは、経理や人事労務を効率化する法人向けプロダクト「マネーフォワード クラウド」や個人向け家計簿プロダクト「マネーフォワード ME」を中心とし、数多くのプロダクト、サービスを提供しています。近年は積極的なM&Aを通じて、金融・会計・人事労務・マーケティング分野でのプロダクトラインナップを拡充し、より世の中での知名度が上がってきました。そういった背景もあり、金融・会計分野の急成長中の企業として転職市場でのマネーフォワードの人気が高まってきています。部門・職種によって異なりますが、中途採用の場合には求められるスキルや経験は高く、転職難易度も高いと言えるでしょう。

 

本記事では、マネーフォワードへの採用コンサルティングも手掛ける弊社sincereedが、マネーフォワードの全体像を解説していきます。


マネーフォワードの会社概要について、以下の項目に沿ってご紹介していきます。

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会社概要

「すべての人の、お金のプラットフォームになる。」というビジョンを掲げているマネーフォワード。同社では個人法人を問わず、すべての人のお金に関する課題を解決することを目指しています。オープンかつ公正なプラットフォームを構築し、本質的なサービスを提供することで、多くの人々の金融生活をサポートしています。まずは会社概要を紹介します。

 

会社名 日本電気株式会社株式会社マネーフォワード
代表者 代表取締役社長CEO 辻 庸介
創立 2012年5月
本社所在地 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
従業員数 2130名(2023年11月時点)
主な関係会社 マネーフォワードケッサイ株式会社

マネーフォワードホショウ株式会社

株式会社クラビス

マネーフォワードファイン株式会社

マネーフォワードフィナンシャル株式会社

マネーフォワードi株式会社

株式会社ナレッジラボ

Money Forward Vietnam Co., Ltd.

マネーフォワードシンカ株式会社

スマートキャンプ株式会社

マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社

株式会社アール・アンド・エー・シー

株式会社Biz Forward

株式会社Next Solution

株式会社ビズヒント

 

マネーフォワードは2024年時点で創業から12年にも関わらず、グループ全体で2000人以上の従業員が在籍しています。2023年度の通期連結売上高は303億円、昨年度から41%増加しており、まさに勢いの波に乗っている企業と言えるでしょう。

 

関連会社

マネーフォワードでは、金融・会社分野を中心に、15社を超える子会社・グループ会社を保有しています。「すべての人の、お金のプラットフォームになる。」というビジョンの実現に向けて、積極的に事業領域を拡大しています。特にM&Aを通じ、同社単体では達成できないような急速な規模の拡大と非連続な成長を実現しているようです。その中で、代表的な子会社・グループ会社とその役割を紹介します。

・マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社
同社が設立したベンチャーキャピタル(VC)で、特にフィンテックや関連分野のスタートアップ企業に対して、投資および戦略的支援を提供

 

・Money Forward Vietnam Co., Ltd.
同社の開発子会社としてソフトウェア開発やITサービスを提供


<M&A起点のグループ会社>
・株式会社クラビス  

レシートや領収書などの紙証憑をスキャンするだけで、原則1営業日以内に仕訳データにする『STREAMED』を展開。

 

・株式会社ナレッジラボ 

クラウド上で予実・キャッシュフロー管理が可能な予算管理システム『Manageboard』と経営管理領域のコンサルティングサービスを展開。

 

・スマートキャンプ株式会社

SaaSマーケティングプラットフォーム『BOXIL SaaS』を軸に、SaaSマーケティング支援事業を展開。

 

・株式会社アール・アンド・エーシー 

入金消込/債権管理業務に特化したクラウドサービス『V-ONEクラウドシリーズ』を展開。

 

・HiTTO株式会社

人事や労務を中心としたバックオフィス領域全般に特化したAIチャットボット『HiTTO』を展開。

 

・株式会社Next Solution 

ファイナンシャルプランナーによる、保険に限らないお金に関わる幅広い相談サービスを提供。

 

・株式会社ビズヒント

クラウド活用と生産性向上の専門サイト『BizHint(ビズヒント)』の運営。

 

事業内容

マネーフォワードの事業は、主にto法人・to個人・to金融機関の3つに分かれ、多角的に事業を展開しているため、その区分けに基づいて事業内容を紹介します。


■法人向け事業

企業や法人向けにバックオフィス業務の効率化や経営管理を支援するソリューションを提供しています。

 

<主要サービス>

マネーフォワード クラウドシリーズ:経理・会計、給与計算、請求書発行、経費精算、労務管理、会社設立など、バックオフィス業務を効率化するクラウドサービス。直近の法改正に対応したクラウドインボイスのサービスも提供。

マネーフォワード ケッサイ:B2B取引における高速与信審査や入金保証や口座振替のサービスを提供。

マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startups:売掛債権を売却していただくことで、最短翌営業日に資金化できるスタートアップのためサービス

 

■個人向け事業

個人向けに、家計管理や資産形成をサポートするサービスを提供しています。

 

<主要サービス>

マネーフォワード ME:個人の収支を一元管理する家計簿アプリ。銀行口座、クレジットカード、電子マネーなどを連携し、自動で収支を記録・分析することが可能。

マネーフォワード お金の相談:資産運用やライフプランニングのための専門家による相談サービス。

マネーフォワード 固定費の見直し:日々の生活に関わる「固定費」の削減をサポートし、個人の家計改善を促進するサービス。

 

■金融機関向け事業

金融機関向けに、DX化を支援するためのソリューションを提供しています。

 

<主要サービス>

マネーフォワード Fintechプラットフォーム:銀行や証券会社などの金融機関向けにAPIを提供し、顧客向けのデジタルサービスを強化するためのソリューション。

Mikatano シリーズ:複数の金融機関の口座をまとめた資金管理やインボイス管理や融資ポータルのサービスを金融機関向けに提供。

 

インボイス制度等の法改正があり、法人ではバックオフィスの業務負荷が進む中、同社では時代や法改正に合わせたサービスを提供することで法人向け事業を伸長しています。また、昨今の物価高を踏まえ多くの世帯・個人で家計の収支を見直すケースが増えてきました。個人向けサービスでは収支の可視化や固定費の見直し等、多くの人にとって有益なサービスを提供しています。

 

事業の強み・特徴

マネーフォワードが急成長している理由には、様々な特徴・強みがあります。ここでは、その特徴・強みをいくつか紹介します。

 

■強固な開発体制とM&Aによる幅広いサービスの展開力

同社では前述のとおり、to法人・to個人・to金融機関の3つの主要分野で多様なサービスを提供し、日々サービス内容が拡充しています。その背景には、CTOの中出匠哉氏が牽引する優秀なエンジニア組織の組成とその開発力にあります。国内でのITエンジニア確保が難化する中、例えば早期にベトナムでのオフショア(海外拠点)開発を推進し、またエンジニア組織の社内公用語を英語に統一・優秀な海外人材確保のハードルを下げるなど、国内のみにとどまらないグローバルな開発体制を整備しています。

その結果、競合企業がエンジニア不足により開発スピードが上がらない中、マーケットの変化に対して早期にかつ柔軟にサービス提供〜改善を実現してきました。また、積極的なM&Aを通じて自社の開発リソースでは対応できない部分を補い、多角的にサービスラインを拡充しています。

 

■ クラウド技術とSaaSを通じてデジタル化支援

同社はクラウド技術を活用し、業務の効率化や自動化を推進するサービスを提供しています。特に法人向けクラウドシリーズは、経理・会計、給与計算、労務管理など、企業のバックオフィス業務を効率化し、デジタル化をサポートします。従来はバックオフィスのシステム構築・導入や外注に高額な初期投資が必要だった一方で、SaaSを通じた従量型課金サービスを通じて規模が小さいスタートアップ、中小企業から大手企業まで幅広く支援ができています。

 

■APIプラットフォームと金融機関向けの先進的サービス

同社は、複数の金融機関の口座情報を一つに集約、閲覧を可能にするアカウントアグリゲーションというコア技術を保有しています。その技術をベースとしたAPIを活用したフィンテックプラットフォームや、データ活用を支援するサービスを金融機関向けに提供しています。これにより金融機関のデジタルサービス強化や新たなビジネスモデルの創出を支援しています。法改正やビジネス慣行が変化する中で、今後も金融機関をDX分野から支えていくと考えられるでしょう。

 

■ユーザーに根ざした利便性と使いやすさ

同社では、「User Focus」というバリューを掲げており、ユーザーにとっての利便性と使いやすさを重視しています。その取り組みの結果として、「ITreview Grid Award 2023 Fall」の各部門にて最高位を受賞する等、法人、個人から高い評価を受けてきました。例として、個人向けの家計簿アプリ「マネーフォワード ME」は、銀行口座やクレジットカードとの連携機能により、ユーザーが銀行など金融機関に行かずともスマホ一つで資産管理や収支の把握を可能にし、多くの人の生活利便性が大きく向上したのではないでしょうか。

 

これらの強みを活かして、マネーフォワードは、法人、個人、金融機関に対する価値を提供し、デジタル化時代におけるリーダーシップを今後発揮していくことが想定されます。今後も数多くのサービス改善や新規サービス提供を通じて、デジタル社会や最新の金融・会計分野を支える人材を輩出していくでしょう。

 

マネーフォワードへの転職をお考えの方へ

マネーフォワードへの転職は難易度が非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言えます。弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

マネーフォワードへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただけますと幸いです。

 

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