マネーフォワードの働き方は?
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マネーフォワードは、日本国内で人気のあるフィンテック企業であり、個人および企業向けに様々な金融サービスを提供しています。経済産業省・特許庁が主催する令和5年度の知財功労賞において「特許庁長官表彰」を受賞、アイティクラウド株式会社主催「ITreview Grid Award 2023 Fall」の各部門にて最高位を受賞するなど注目を集めている企業です。技術やサービスにおいて高い評価を受けるだけでなく、働きがいにおいても高い評価を受けています。
ここではマネーフォワードの採用コンサルティングも手掛ける弊社sincereedが、社員の働きやすさや様々な取り組みを解説していきます。
人材開発の基本スタンス
マネーフォワードでの働き方を考察するにあたって、会社が社員の人材開発をどう考えているか知ることは重要なポイントとなります。
マネーフォワードは、創業以来、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というMissionの実現に向けて、事業と組織を成長させてきました。その成長のベースにあるものが、メンバー一人ひとりの力と捉えています。そのため、同社は、「Talent Forward(社員の可能性をもっと前へ。)」という基本思想を持ち、成長の原動力である、メンバーの育成と活躍支援にコミットする想いを持っています。
その基本思想を「Talent Forward 戦略」として、5つのカテゴリーに分けて施策や制度構築を行っています。
1.安心して働ける環境・文化を創る
2.MVVCに共感する優秀で多様な人材を世界中から採用する
3.個人のポテンシャルを最大化できる仕組みを創る
4.メンバー一人ひとりが自律的に成長する
5.個人の成長を組織成長に繋げる
社員が安心して働ける環境の整備に留まらず、一人ひとりの成長できる仕組み作りに焦点を当てているのが印象的ではないでしょうか。個人の成長が組織の成長を底支えすることで、創業から12年という短い期間にも関わらず、グループ従業員数2000名の規模まで成長してきたと言えるでしょう。
多様な働き方を支える各種制度
マネーフォワードの「Talent Forward 戦略」では、「1.安心して働ける環境・文化を創る」という点を掲げています。組織が拡大し、多様な人材の受け入れが進む中でも、社員が自律的に働き、成長するための各種制度を整備しています。その代表的な制度をいくつか紹介します。
■柔軟な勤務体系の導入
同社では、主に3つのフレックスタイム制、裁量労働制、短時間勤務の勤務体系を導入しています。
<フレックスタイム制>
・始業および終業の時刻は従業員の決定に委ねる。(休憩時間60分)
・標準労働時間8時間
・フレキシブルタイム:7時00分~22時00分
・コアタイム:10時00分~15時00分、9時30分~14時30分
※業務の都合により変更する場合あり
※所定時間を超える労働あり
<裁量労働制>
・専門業務型裁量労働制
・9:30 – 18:30(休憩時間60分)
※上記時間帯を基本とし、従業員の決定に委ねる
※所定時間を超える労働あり
■リモートワーク制度
同社はリモートワークが認められていますが、適切なオフラインコミュニケーションも重要だと考えているため、週2日(推奨は週3日)のオフィス出勤を原則としています。オフィス内はフリーアドレスで、メンバーはGoogleカレンダーなどでお互いの出社状況を共有し合いながら働いています。
同社では上記の制度を整えており、従業員の様々なライフステージの変化に柔軟に対応しやすいという特徴があります。別の記事でまとめている口コミでも、柔軟な勤務体系が認められていて、働きやすいという声はありました。
また、原則週2日出勤の制度は他の社員とオフライン(会社)で気軽に交流ができるため、中途で新たに入社された方にとっても早期に馴染んでいきやすい環境といえるのではないでしょうか。
豊富な福利厚生
マネーフォワードでは、従業員の活躍の後押しや健康的な生活を支援するために、数多くの福利厚生を提供しています。その代表的な例をいくつか紹介します。
■近隣住宅手当・近隣引越し祝金
所属オフィス近隣に居住する際、最大2万円の近隣住宅手当を支給。また近隣住宅手当の範囲内に新たに転居した際、祝金10万円を支給。※詳細条件有
■特定サービス利用時の優待
①賃貸仲介②家事代行③ベビーシッター④ オンライン英会話スクールのサービスを受ける際、同社契約の事業者に限り、割引等の優待を受けることが可能。
■書籍購入補助
■『マネーフォワード ME』プレミアム無料クーポン
特徴的な福利厚生として、オンライン英会話スクールの優待があります。その背景には、エンジニア組織の公用語が英語である点があると考えられます。同社では、一部のエンジニア採用において日本語力を採用要件としていないため、一部のエンジニアとは英語でコミュニケーションを取る必要があります。そのため、英語学習のインセンティブを提供することで、英語・日本語の両方で業務を推進できる中核人材を育成したいという会社側の意向も見られます。
また、ベビーシッターサービスの優待は、他の企業より進んでいる福利厚生の一つといえるかもしれません。日本全体で共働き世帯が増え、一部の世帯にとって業務と子育てのバランスの取り方は悩ましい問題です。その中で、ベビーシッターのサービスを7%オフで利用できることは、子育ての負担を軽減し、仕事に集中できる環境を作るポイントになるのではないでしょうか。
同社では、『マネーフォワード ME』プレミアム無料クーポンという同社ならではの福利厚生を提供しています。昨今の物価高で家計見直しをしている世帯が増える中で、社員自身が自社サービスを利用することで、会社への所属意識やサービスへの愛着が深まるきっかけになるかもしれません。
外部からの評価
マネーフォワードは、「働きがい」という指標で、対外的にも高い評価を受けています。一例として、Great Place to Work® Institute Japanが実施した『2023年版日本における「働きがいのある会社」調査』では、大規模部門(1,000人以上)10位という評価を受けています。
会社の歴史が長い大企業が数多く名前を連ねる中で、同社は創業から約10年余りという歴史でありながら、大規模部門(1,000人以上)で女性ランキング 5位 ・アジア地域における「働きがいのある会社」のベストカンパニー 59位という評価を受けるのは、働き方や健康経営に関して多大なる企業努力をしてきた裏付けと言えるでしょう。
また、口コミでも働き方に関するポジティブな内容は多く、実際に働いている方のリアルな感想については マネーフォワードへの転職、気になる評判・口コミは? の記事を是非ご覧ください。
定量的にみるワークライフバランス
マネーフォワードは、育休産休に関するデータを外部に公開しています。定量的な情報から、ライフイベントへの対応を見てみましょう。
<女性に関するデータ>
・出産した女性メンバー:2年で 23 人
-2020年4月 – 2021年3月 9人
-2021年4月 – 2022年3月13人
・育休取得率:2年連続100%
-2020年4月~2021年3月 100%
-2021年4月~2022年3月 100%
<男性に関するデータ>
・パートナーが出産した男性メンバー:2年で 55 人
-2020年4月 – 2021年3月27人
-2021年4月 – 2022年3月28人
・育休取得率:50%
-育休取得人数:28 人※有給のみ方は含まず
・育休取得日数:平均100 日
-最短 14日 / 最長 351日
・復職率:100 %
男女ともに育児休業取得者数も年々増加しており、家族を大事にしながら就業し続ける印象が見受けられます。また、他の企業と比較し、男性の育児取得率や復帰率について情報開示しているのは印象的ではないでしょうか。急成長中の企業への転職を検討するにあたり、ご家族からワークライフバランスや今後のライフイベントを踏まえた働き方について懸念を示されることはよく聞く話です。その際、上記のような定量的な情報が開示されていると、ご家族に安心していただける材料につながると考えられます。
マネーフォワードへの転職で押さえておくべき会社情報
最後に、マネーフォワードへの転職で押さえておくべき会社情報として、会社概要を紹介します。企業研究に役立ちますので、ご参考になれると幸いです。
会社概要
会社名 | 株式会社マネーフォワード |
代表者 | 代表取締役社長CEO 辻 庸介 |
創立 | 2012年5月 |
本社所在地 | 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F |
従業員数 | 2130名(2023年11月時点) |
主な関係会社 | マネーフォワードケッサイ株式会社
マネーフォワードホショウ株式会社 株式会社クラビス マネーフォワードファイン株式会社 マネーフォワードフィナンシャル株式会社 マネーフォワードi株式会社 株式会社ナレッジラボ Money Forward Vietnam Co., Ltd. マネーフォワードシンカ株式会社 スマートキャンプ株式会社 マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社 株式会社アール・アンド・エー・シー 株式会社Biz Forward 株式会社Next Solution 株式会社ビズヒント |
マネーフォワードの企業理念(MVVC)
マネーフォワードの企業理念は以下の通りです。
ミッション:「お金を前へ。人生をもっと前へ。」
このミッションのもと、マネーフォワードはお金を単なるツールと捉え、それを通じてユーザーの生活や人生を豊かにすることを目指しています。お金に対するポジティブなアプローチを促進し、ユーザーが夢を実現できるよう支援するサービスを提供しています・
ビジョン:「すべての人の、お金のプラットフォームになる。」
マネーフォワードは、個人や法人を問わず、すべての人のお金に関する課題を解決することを目指しています。オープンかつ公正なプラットフォームを構築し、本質的なサービスを提供することで、多くの人々の金融生活をサポートします。
企業文化と価値観
マネーフォワードは以下の価値観を大切にしています
User Focus: ユーザーの本質的な課題を理解し、期待を超える価値を提供すること。
Tech & Design: テクノロジーとデザインの力を最大限に活かし、社会を前進させること。
Fairness: すべてのステークホルダーに対してフェアで誠実に向き合うこと。
Speed: 迅速な意思決定と行動。
Professional: 常に成長し、最高の結果を出すためにプロ意識を持つこと。
Teamwork: チームワークを大切にし、一丸となって目標を達成すること。
Respect: 感謝と尊敬を忘れずに、誰に対しても誠実であり続けること。
Evolution: 自ら変わり続け、進化し続けること。
Fun: 仕事や成長、人生を楽しむこと。
マネーフォワードへの転職をお考えの方へ
マネーフォワードへの転職は難易度が非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
マネーフォワードへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただけますと幸いです。
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