

NTTデータ関西への転職はアリ?大阪勤務で実現する安定と成長のキャリア戦略
「NTTデータ 転職 大阪」と検索される方は、関西圏かつIT業界でのキャリアアップを目指している方や、安定した環境で専門性を高めたいと考えている方が多いのではないでしょうか?
そんな希望にマッチする可能性が高い企業が、まさにNTTデータグループの一員である「NTTデータ関西」です。大阪を拠点に全国規模で多彩なITソリューションを提供しており、社会課題の解決にも貢献している注目企業の一つです。
本記事では、NTTデータ関西の事業内容や働き方、キャリア制度の紹介をしていきます。
ぜひ、企業研究にお役立てください!
※本記事は2025年5月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
NTTデータ関西とは?|企業概要とNTTデータとの違い
NTTデータ関西は、関西を拠点に、法人・公共・金融・ヘルステックなど幅広い分野でITサービスを提供する企業です。NTTデータグループの一員として、地域に根ざしたサービス提供をしながら、全国のプロジェクトにも参画するなど、そのフィールドは広がりを見せています。
会社概要(2025年4月時点)
会社名 | 株式会社NTTデータ関西 |
所在地 | 大阪府大阪市北区堂島3-1-21 NTT DATA堂島ビル |
設立 | 1990年3月7日 |
資本金 | 4億円 |
売上高 | 370億6,900万円(2023年度) |
従業員数 | 1,264名(2025年4月1日時点) |
株主 | 株式会社NTTデータ(100%) |
参照:会社概要:https://www.nttdata-kansai.co.jp/company/outline.aspx(2025年5月現在)
NTTデータとの関係
NTTデータ関西は、もともとNTTデータの関西支社およびグループ会社を統合する形で2003年に設立されました。事業領域としてはNTTデータ本体とほぼ同様ですが、大規模な研究開発(R&D)やデータセンターの設備はNTTデータ本体に集約されており、NTTデータ関西はそのリソースを活用しながら独自のビジネス展開を行っています。
参照:NTTデータ関西のFAQ:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/company/faq/(2025年5月現在)
関西圏に根ざした事業展開と全国対応の両立
NTTデータ関西の主な取引先は関西圏の企業や自治体ですが、製造業を中心とした強みのある分野では全国規模でのソリューション提供も行っています。さらに、NTTデータ本体の大規模プロジェクトにも連携して参画することで、関西にいながら全国レベルの技術やノウハウに触れることができる環境が整っています。
参照:NTTデータ関西のFAQ:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/company/faq/(2025年5月現在)
事業内容と強み
NTTデータ関西は、関西を基盤としながらも全国にサービスを展開するIT企業として、幅広い分野で社会を支える「しくみ」や「価値」を提供しています。主な事業領域は以下の3つです。
- 法人分野
製造業を中心とした企業向けに、生産管理や販売管理、財務管理などの基幹系システムをはじめ、Webシステムや調達システム、業務ワークフロー、分析系のシステム開発まで幅広く対応。特に関西は製造業が盛んな地域であるため、現場ニーズに即した実践的なソリューションの提供に強みを持ちます。たとえば、製造業向け基幹パッケージ「BIZXIM製番」、自治体向けの電子申請・予約システム「e-TUMO」、総合防災情報システム「EYE-BOUSAI」などが代表例です。
- 金融・ヘルステック分野
金融機関向けの基幹系システムやANSER(金融情報ネットワーク)関連システムなど、社会インフラを支えるシステムの開発に携わっています。さらに、保険会社や医療機関向けのシステム開発にも注力しており、ヘルスケア領域においても市場拡大を視野に入れたソリューション展開を進めています。
- 公共分野
地方自治体向けの住民情報システムや内部情報系システム、さらには災害対策に用いられる総合防災情報システムなど、多様な公共ニーズに対応。先端技術を応用しながら、社会インフラとしての信頼性と安全性を追求しています。
参照:ビジネス領域:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/company/business/(2025年5月現在)
NTTデータ関西ならではの強み
- 関西発のソリューション力
製造業向けパッケージ「BIZXIM製番」や、防災情報システム「EYE-BOUSAI」、自治体向けの電子申請・予約システム「e-TUMO」など、NTTデータ関西ならではの独自ソリューションを全国へ展開しています。 - 社会課題に向き合う姿勢
社会の変化や技術革新に対応しながら、ITを単なる手段ではなく、社会そのものを前進させる「しくみ」として捉え、持続的な価値創造に挑んでいます。 - DX・ITディレクターへの注力
近年では、単なるシステム提供にとどまらず、顧客ビジネスの変革をリードする「ITディレクター」人材の育成にも力を入れており、上流から下流まで一貫して価値提供できる体制を構築しています。
参照:採用メッセージ Our Way:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/company/ourway/(2025年5月現在)
参照:NTTデータ関西のFAQ:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/company/faq/(2025年5月現在)
カルチャー
NTTデータ関西のカルチャーは、「自律」と「共創」を両立しながら、社員一人ひとりが安心して挑戦できる環境を大切にしています。
社員のチャレンジを称える「GAP(Good Actions Praise)」制度や、自ら異動希望を出せる「社内公募制度」など、個人の主体性を尊重する制度が整備されており、自分の意志でキャリアを切り拓ける風土が根づいています。
また、社員同士が支え合い、高め合う関係も同社の特徴です。プロジェクト単位のチーム編成では、お互いの専門性を活かしながら協力し合うことで、より良いソリューションを生み出しています。役職や部署の壁を越えてフラットに意見を交わせる環境も、こうした風土を支える要素の一つです。
こうした文化のもと、NTTデータ関西では「安心して挑戦できる組織づくり」が進められており、社員の成長が企業の成長へとつながっています。
参照:NTTデータ関西の働き方:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/culture/workstyle/(2025年5月現在)
キャリア形成・評価制度
社員の専門性と変化対応力を高めるために、NTTデータグループが導入する「プロフェッショナルCDP(Career Development Program)」を活用。これは、社員の専門スキルや役割レベルを明確にし、自律的なキャリア形成を支援する制度です。
4段階の人財区分:
- アソシエイト:専門性を活かし、単独で業務遂行ができる人財
- シニア:高度な専門性で、業務の改善や付加価値創出ができる人財
- エグゼクティブ:高い視座と広い視野を持ち、戦略的課題に対応する人財
- プリンシパル:事業を新たなステージへ導くリーダー人財
各ステージに応じて評価・育成の基準が設けられており、四半期ごとの上司との面談により、目標設定・振り返り(PDCA)を通して成長を可視化していきます。
研修制度
NTTデータ関西の研修体系は、社員の成長段階や職種に応じて最適なプログラムが提供されるよう設計されています。
- CDPベーシック研修(入社1〜2年目対象)
基盤技術・システム開発・品質管理・PMなど、IT職としての基礎を網羅的に学びます。 - プロフェッショナルCDP対応研修
各人の職種や目指すスキルに応じてカスタマイズされた研修。より高度な専門知識や業務遂行能力を高めます。 - 若年層育成プログラム(1〜3年目)
職務経験ガイドラインに基づくOJTと、「変化対応力向上研修」「TERASOLUNA研修」などでマインドと技術の両面を強化します。 - 階層別研修
管理職1on1、新任課長・部長研修、ビジネスマナー、キャリア・ライフデザインなど、職責に応じたプログラムを展開。 - 重点研修・事業部研修・新入社員研修
ロジカル思考やPM力強化、OJTトレーナー育成、法務など、事業戦略と連動したスキル研修も充実。IT未経験者向け通信講座も用意されています。
成長と挑戦を後押しする制度
NTTデータ関西は、社員の主体的なチャレンジを評価し、行動変革を推奨する文化があります。
- 社内公募制度
自ら異動希望を申告できる制度。自分の興味・関心やキャリア目標に沿った異動が可能です。 - GAP(Good Actions Praise)制度
チャレンジや改善提案、行動実践などを称える社内表彰制度。個人の貢献がしっかりと見える化されます。 - 柔軟な学びと働き方の支援
自己啓発支援、リモート環境の整備、キャリア相談機会の提供など、多様性と自律性を両立する制度が整っています。
参照:人財育成:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/information/development/(2025年5月現在)
働く環境
NTTデータ関西では、社員一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できるように、多様で柔軟な働き方を支援する制度や環境整備に力を入れています。単なる制度導入にとどまらず、社員の自律性やチームの活性化を意識した仕組み作りに取り組んでいるのが特徴です。
- テレワーク制度
2009年度から本格導入し、全社員が業務都合に合わせて柔軟に利用可能。自宅などからでもセキュアに業務ができるネットワーク環境を整備しています。
- スーパーフレックス制度
時間的制約を取り払うことで、社員が最適なタイムマネジメントを行えるよう支援。柔軟な思考の醸成や創造性の発揮、生産性向上につながっています。
- 短時間勤務制度
小学3年生以下の子どもを持つ社員を対象に、育児との両立を支援。ライフスタイルに応じて働き方を調整できる制度が整っています。
「働く場」そのものを見直すロケーション改革としては、
- サテライトオフィスや個室ブースの整備
オフィス外でも快適に業務を行えるよう、働く場所の選択肢を広げる改革を推進。
- コミュニケーション重視のオフィス設計
オフィスは単なる作業場ではなく、社員同士が事業部の垣根を越えて意見交換や連携ができる「対話の場」として再構築。多様なコラボレーションが生まれるような空間づくりが行われています。
- 変化に適応するルール改革
コロナ禍を経て、社会や働き方を取り巻く価値観は大きく変わりました。NTTデータ関西では、そうした社会的変化を前提に、各種制度や運用ルールを継続的に見直し、時代に合った「働き方の最適解」を模索しています。
などが挙げられます。
参照:NTTデータ関西の働き方:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/culture/workstyle/(2025年5月現在)
よく寄せられる質問(FAQ)
転職希望者からよく寄せられる質問をまとめました。NTTデータ関西の理解をより深める一助となれば幸いです。
Q1. NTTデータ本体との違いは?
NTTデータ関西は、NTTデータの関西支社やグループ子会社が統合して設立された、関西エリアを中心に事業展開する地域会社です。事業領域は本体とほぼ共通しており、法人・公共・金融など幅広い分野に対応しています。ただし、大規模な研究開発やデータセンター設備などはNTTデータ本体に集約されており、NTTデータ関西はそれらを活用しつつ、独自の強みを活かしてビジネスを展開しています。
Q2. 対象となる顧客は関西だけですか?
メインターゲットは関西圏ですが、自社開発のソリューションや技術力を活かして全国の顧客へサービスを提供しています。他地域のNTTデータグループ会社と連携するケースや、NTTデータ本体のプロジェクトに参画することもあり、全国規模での活躍が可能です。
Q3. NTTデータ本体のプロジェクトにも関わることはありますか?
はい、あります。自社ビジネスが80%弱を占めていますが、もちろんNTTデータのプロジェクトに参画することもあります。
Q4. 東京勤務になる可能性はありますか?
NTTデータ関西の勤務エリアは原則として関西圏が中心です。NTTデータ本体の東京案件に参画する場合もありますが、リモートでの対応が可能になった現在では東京勤務は極めて少なくなりました。
参照:NTTデータ関西のFAQ:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/company/faq/
(2025年5月現在)
NTTデータ関西が見据える未来
NTTデータ関西は、単なるIT企業としてではなく、社会課題の解決や価値創造のパートナーとして、時代の一歩先を見据えた挑戦を続けています。これからの未来に向けたビジョンをご紹介します。
・社会課題を解決するトップランナー
近年、社会や産業構造は急速な変化を遂げており、ITに求められる役割も「業務を効率化するツール」から「社会全体を支える仕組み」へと進化しています。
NTTデータ関西は、こうした変化に柔軟に対応しながら、新しい「しくみ」や「価値」を創出し、社会やお客様にとって“必要不可欠な存在”であり続けることを目指しています。
・常識を超え、時代の一歩先を行くサービスを生み続ける
既存のソリューションにとらわれず、常に新たな視点から社会課題に取り組むことも、NTTデータ関西のスタンスです。
お客様とともに共創しながら、新たなサービスや価値を生み出し、関西から全国、そして未来へと続くビジネスの進化をリードしていきます。
・未来に向かって進化し続ける
進化を遂げるのは会社だけではありません。社員一人ひとりが自律的に学び、成長し、より高い専門性や創造力を身につけていくことを、NTTデータ関西は重視しています。
オンライン・オフラインの多様なコミュニケーションの場や、自己研鑽を支援する環境づくりを通じて、社員の「変わりたい・挑戦したい」という気持ちに寄り添っています。
・社会にとってなくてはならない企業であり続ける
これまで培ってきたお客様との信頼関係と、社員一人ひとりの想いを礎に、NTTデータ関西はどんな時代においても「社会から必要とされる企業」であり続けたいと考えています。
「お客様のため」「社会のため」「仲間のため」社員全員の想いがここまで会社を支えてきました。これからも一人ひとりの想いを大切にして、どのような分野でも必要とされ続ける企業であり続けます。
参照:見据えるミライ:https://www.nttdata-kansai.co.jp/recruit/company/future/(2025年5月現在)
まとめ
NTTデータ関西は、関西に拠点を置きながらも全国レベルの事業に携われるスケールと、地域密着ならではの柔軟さをあわせ持つ、非常にバランスの取れたIT企業です。
安定した経営基盤と社会的信頼のもとで、社会課題解決やデジタル変革(DX)に本気で取り組みたい方にとっては、まさに理想的な環境が整っています。
- 社会に貢献したいと考えている方
- 継続的に成長したい方
- 大阪・関西でキャリアを築きたい方
これらに当てはまる方に特におすすめの企業です。
NTTデータ関西への転職は、単なる職場選びではなく、これからの社会にどう関わっていくかを見つめ直す大きな一歩になるかもしれません。
ぜひご検討ください!