PwCコンサルティングの気になる年収は?
2024/07/08

PwCコンサルティングの気になる年収は?

PwCコンサルティング合同会社は、ロンドンを本拠地とし世界151カ国に展開する世界最大のファームであるPricewaterhouseCoopers(PwC)グループの一員として日本でコンサルティングサービスを提供している企業です。デロイト トウシュ トーマツ、KPMG、アーンスト・アンド・ヤング(EY)と並び、世界4大コンサルティングファーム(Big 4)の一角を占めています。PwCグローバルネットワークを活用し、戦略策定から実行はもちろん、グループファームが持つ財務アドバイザリーや税務、法務など幅広い分野の専門知識も活かしながら、企業のビジネス成長と持続可能性を支援しています。

 

PwCコンサルティングの転職を検討している方の中には、実際の給与などの条件面について気になっている方は多いのではないでしょうか?ここではPwCコンサルティングの給与・年収について、様々なデータから詳しくご紹介していきます。

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PwCコンサルティングの平均年収は?

PwCコンサルティングは非上場企業であるため、残念ながら有価証券報告書での平均年収の企業による公開は行われていません。公式の情報ではありませんが、現職社員や元社員の口コミが閲覧できる転職口コミサイト「OpenWork」から、年齢別の年収のデータを見てみましょう。こちらは2024年7月時点での情報です。

 

年齢 平均年収 約80%の推定範囲
25歳 671万円 490万円~918万円
30歳 831万円 607万円~1137万円
35歳 1022万円 747万円~1399万円
40歳 1249万円 913万円~1709万円
45歳 1469万円 1074万円~2010万円
50歳 1570万円 1147万円~2148万円

「OpenWork」で集計されている平均年収は、現職社員や元社員が会社評価レポートで回答した年収データから、独自のアルゴリズムによって統計的に算出されています。また「OpenWork」では一定数の年収データが集まらないと、年齢別の年収が表示されない設計のため、今回ご紹介した金額は企業の平均年収を推測する上で参考になる指標です。

年齢別の年収も、人によって差があることがわかります。これは年功序列ではなく、評価によって年収が決まってくると考えられるのではないでしょうか。

※コンサルタント職だけでなくバックオフィスなど管理部門の方も含まれています。

 

PwCコンサルティングの年収に関する口コミは?

それでは続けて、年収に関しての社員の満足度など口コミも見てみましょう。

 

・職階ごとに基本給が定まっており、給与体系については明瞭。個人の評価は、昇格スピード及び、ボーナスにて反映される形。会社方針として基本給の比率を高める動きがあることから、ボーナスは年1回支払われるものの、年収に占めるボーナスの比率は大きくない。

・制度は業界内で高い評価を受けています。報酬体系は業績に応じた適正な報酬を保証しており、同業他社と比較しても非常に満足のいく水準を維持しています。この公正な給与体系は、従業員のモチベーション向上に寄与し、長期的なキャリア形成を支援すると同時に、優秀な人材を維持するための重要な要素となっています。

・これまではボーナスの比率が非常に高かったが、最近はボーナスの比率を下げベースを上げている。瞬発的なパフォーマンスではなく、継続的なパフォーマンスをより評価するように変わってきている。

・月々の給与はタイトル(アソシエイト、シニアアソシエイト、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクター、パートナー)とタイトル内のランク(3段階)にて決定されており、ボーナスは年1回(7月)となっている。目安は以下の通り。

パートナー 3000万円〜
ディレクター 2500~3100
シニアマネージャ 1600~2100万円
マネージャ 1200~1600万円
シニアアソシエイト 850~1200万円
アソシエイト 550〜850万円

 

PwCコンサルティングの給与体系は、社員にも高い評価を得ています。職階ごとに基本給が明確に定められ、個人の評価は昇格や年1回のボーナスに反映されます。同社は最近、基本給の比率を高める方針にシフトしており、ボーナスの比率は相対的に低下しています。これにより、瞬発的な業績ではなく、継続的なパフォーマンスが重視されるようになりました。

各職階での報酬水準は、アソシエイトで550万~850万円、シニアアソシエイトで850万~1,200万円、マネージャーで1,200万~1,600万円、シニアマネージャーで1,600万~2,100万円、ディレクターで2,500万~3,100万円、パートナーで3,000万円以上と、非常に満足のいく水準が維持されています。

この公正で透明性の高い報酬体系は、従業員のモチベーションを大きく向上させ、長期的なキャリア形成を支援すると同時に、優秀な人材を維持するための重要な要素となっています。PwCコンサルティングの報酬制度が、社員に高く評価される理由は、この透明性と公平性にあると言えるでしょう。

 

PwCコンサルティングの評価制度

PwCコンサルティングの評価制度は、従業員のパフォーマンスやキャリアの成長を支援するために設計されています。

 

職域

PwC Japanグループでは、職域ごとに求められる役割が明確に定義され、各職階の役割に応じた能力を最大限に発揮することが期待されます。PwC Japanグループ内での相互連携により、個々人の専門領域の幅を広げるための部門を超えた機会を数多く創出しています。

 

Partner:複数プロジェクトの責任者/新規クライアントの開拓/経営/チームマネジメント

 

Director:プロジェクトスコープ・進め方・方向性の決定/クライアントキーマンと信頼関係を築く/スタッフの指導/継続受注

Manager/ Senior Manager/Senior Associate:現場担当者として、実作業をスケジュール通りに、求められる品質を保って行う/クライアント担当者と信頼関係を築く/後輩の指導

 

Associate:担当する分野・作業を遂行する/タイムリーに上位者の指示・サポートを仰ぐ/クライアント担当者と信頼関係を築く

 

評価基準

PwCコンサルティングでは、プロジェクト評価と組織評価の2軸で評価がされます。

 

・プロジェクト評価

四半期ごとに、担当プロジェクトでのパフォーマンスを評価します。

 

評価基準は、PwCプロフェッショナルのフレームワークに基づき、ホールリーダーシップ

ビジネスアキュメン、テクニカルアンドデジタル、グローバルアンドインクルーシブ、リレーションシップスの5つの要素に分かれています。評価はプロジェクトの上長が行います。

 

・組織評価

組織評価では、期間内のパフォーマンスではなく、知識や態度など、その人のスキルや成長が評価されます。これはプロジェクトを超えた個人の成長が対象です。

 

各コンサルタントにはキャリアコーチという評価担当者がついており、彼らが評価結果を評価会議に提出し、最終的な評価が決まります。

 

360度評価

PwCでは、360度評価も取り入れています。これは、上司だけでなく、同僚や部下、さらにはクライアントからのフィードバックを含む、包括的な評価方法です。この多角的なアプローチにより、社員は自分の強みや改善すべき点を多面的に理解することができます

 

コーチング制度

上記でも紹介しましたが、PwCコンサルティングでは、全社員にコーチが割り当てられます。コーチはキャリアアドバイザーの役割を担い、先輩社員が担当します。一人ひとりに応じたケアを実施し、短期的な育成だけではなく、将来のキャリアに目を向けて、対話を通じてキャリア実現をサポートします。

 

PwCコンサルティングの評価に関する口コミは?

それでは続けて、評価に関しての社員の満足度など口コミも見てみましょう。

 

・職階ごとに基本給が定まっており、給与体系については明瞭。

・自己評価、プロジェクトでの上司、組織上の上司(career coachという存在)により、評価案が作られ、マネージャー以上の評価会議にて決定される。評価者ごとの評価のズレ等は、マネージャー以上の会議の場においてある程度是正されていると推察される。また評価決定の仕組みから評価者が多ければ多いほど、本人の納得感のある評価となりやすい。

・評価制度では、半年ごとに360度評価を行っています。この評価では、上司だけでなく、同僚や部下からもフィードバックを受けるため、多角的な視点からの公正で透明性のある評価が可能です。評価のプロセスには明確な基準と詳細なフィードバックが含まれており、評価の納得感を高め、従業員が自身の成長とキャリアパスを具体的に理解できるようにしています。この継続的なアプローチは、全体として社員満足度を高め、企業の成長と発展に寄与しています。

・各部署で厳密かつ客観的な評価が行われており、比較的公正な結果となっている印象。評価基準をよく理解することや、個人の最低限の責任として課せられる項目(業務時間の登録や必須研修の受講など)を欠かさずに実施することが重要。

 

透明性と公正さを重視しており、従業員にとって納得感のある仕組みとなっているようです。自己評価やプロジェクト上司、組織上の上司(キャリアコーチ)の評価を総合し、マネージャー以上の評価会議で最終的な決定が行われるため、多くの視点からのフィードバックが反映されます。自身が成長することで、年収・キャリアアップできる環境は魅力的ではないでしょうか。

 


PwCコンサルティングへ転職するために押さえておきたい基礎情報

会社概要

会社名 PwCコンサルティング合同会社

(英文名称:PwC Consulting LLC)

代表者名 代表執行役CEO 大竹 伸明
創業 1983年1月31日
従業員数 4,500名(2023年6月)
所在地 東京

〒100-0004

東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー(地図)

Tel:03-6257-0700 (代表) Fax:03-6257-0701

名古屋

〒450-6038

愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ 38F(地図)

Tel:052-588-3958 Fax:052-588-3957

大阪

〒530-0011

大阪府大阪市北区大深町4‐20 グランフロント大阪 タワー A 36F(地図)

Tel: 06-6375-2620 Fax: 06-6375-2621

福岡

〒812-0012

福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル4F(地図)

Tel:092-477-7625 Fax:092-477-7626

 

PwCコンサルティング合同会社は、ロンドンを本拠地とし世界151カ国に展開する世界最大のファームであるPricewaterhouseCoopers(PwC)グループの一員として日本でコンサルティングサービスを提供している企業です。デロイト トウシュ トーマツ、KPMG、アーンスト・アンド・ヤング(EY)と並び、世界4大コンサルティングファーム(Big 4)の一角を占めています。

 

PwC Japanグループは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社の総称です。PwC Japanグループは以下の法人で構成されています。

 

・PwCあらた有限責任監査法人

・PwC京都監査法人

・PwCコンサルティング合同会社

・PwCアドバイザリー合同会社

・PwC税理士法人

・PwC弁護士法人

・PwC総合研究所合同会社

・PwCサステナビリティ合同会社

・PwCビジネスアシュアランス合同会社

・PwCビジネスソリューション合同会社

・PwC Japan合同会社

 

グループ間ではパートナーシップ体制を採用しており、プロジェクトによっては企業の垣根を超えてチームが組まれることがあります。このパートナーシップ体制により、戦略立案、システム導入、会計、税務、法務など幅広い課題解決、コンサルティングサービスを提供できることがPwCコンサルティングの強みとなっています。

 

PwCコンサルティングの経営方針

面接対策で外せないのが経営方針です。PwCコンサルティング)では、「3つのDによる変革」というコンセプトのもと、最適な価値提供を目指しています。

 

「Design:新しい姿を描き、作る」

クライアントの事業変革を成功に導くプロセスをデザインし実行する。

 

「Disruption:従来の概念を覆す」

デジタルを駆使して、既成概念を覆すサービスを提供する。

 

「Dimension:多くの側面から多面的に考える」

課題に対して多面的に取り組み、新たな提供価値を導き出す。

 

PwCコンサルティングの事業内容

PwCコンサルティングでは、戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。PwCコンサルティングが扱うテーマ・産業には以下のようなものがあります。

 

【テーマ】

・エンタープライズトランスフォーメーション

「デジタル」をキーワードに、「SAP×Cloud」をサービスの軸とし、SAPのソリューションと次世代のクラウドの利点を徹底的に追求した「クラウドネイティブ」を目指し、デジタル化の構想から、デザイン、実現までをトータルで支援します。

 

・ストラテジーコンサルティング

PwCのストラテジーコンサルティングは、伝統的な戦略コンサルティングファーム(Strategy&)の強みと、総合コンサルティングファームとしてのDXやM&A・提携・再編などの変革実務に係る強みを組み合わせることで、Practical Strategy(即座に実行できる戦略)の策定や、それを起点とした全社トランスフォーメーションを支援し、クライアント企業の「信頼の構築」「ゆるぎない成果」の実現に貢献します。

 

・ビジネストランスフォーメーション

「ビジネス」「デジタルデータ」「リスクマネジメント」の3つの観点からサステナブルな企業経営や企業間連携の実現、データドリブンでアジリティの高い組織の構築、デジタルを活用した新規事業の創出、地政学リスクやデジタルリスクへの対策など、クライアントが社会からの信頼を構築し、持続的に企業価値を高めていくための支援を提供しています。

 

・テクノロジー&デジタルコンサルティング

デジタルとテクノロジーの力で、クライアントの現在、そして未来へのゆるぎない成果の実現を支援するとともに、私たちの持続可能な社会づくりに取り組みます。

 

・トラストコンサルティング

企業のビジネス戦略を脅かす中長期的なリスクを識別し、事業運営の継続性を阻害するオペレーショナルリスクに的確に対処するための支援を提供します。

 

・グローバルビジネスストラテジー

さまざまな業界のクライアントに対して、グローバルビジネス戦略の策定から、実行に必要なビジネスオペレーションの構築、ピープルエンゲージメントの向上などに係る支援を提供しています。

 

【産業】

・自動車、製造、エネルギー、資源

・情報通信/エンタテイメント&メディア

・流通・消費財

・官公庁・公的機関

・ヘルスケア・医薬ライフサイエンス

・金融サービス

 

PwCコンサルティングへのご転職をお考えの方へ

PwCコンサルティングへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

PwCコンサルティングへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。

 

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