テプコシステムズの中途採用とは?企業概要と採用の特徴
テプコシステムズはどんな会社?
テプコシステムズは1977年設立、本社を東京都江東区永代に置くIT企業です。
資本金は3.5億円で、株主は東京電力ホールディングス株式会社。
ソフトウェアの開発・保守、情報処理、ITコンサルティング、電気通信事業、研究開発、プラント設備・機器の設計・開発・保守などを事業としています。(*1)
東京電力グループでは、ITシステムの企画構想から開発・保守、ITインフラの企画・構築まで担い、監視・制御や解析、原子力エンジニアリングなど電力インフラ特有の領域にも関わっています。(*2)
また、2026年7月改定のDX資料では、新領域への対応やDX・アジャイルの推進、DX人財の育成も掲げています。(*3)
中途採用で募集される主な職種
2026年8月時点の主な募集領域は次の通りです。(*4)
- システムエンジニア:業務システムの開発・保守
- インフラエンジニア:ネットワーク、サーバー、クラウドの設計・構築・維持
- アプリケーションエンジニア:EAM・ERPやスクラッチ開発など
- プロジェクトマネージャー:システムコンサルタント等の業務内でPMを担当
- 営業・管理部門:ICTソリューション営業を募集。管理部門は公式募集を確認できません
PM志望者は求人名だけでなく、各職種の業務内容まで確認するとよいでしょう。
テプコシステムズが求める人物像
テプコシステムズは「Challenge & Enjoy ICT」を掲げ、「自ら考え、自ら動く積極性」や、周囲と力を合わせて挑戦する姿勢を示しています。
採用サイトでも、変化に柔軟に対応すること、多様な仲間と学ぶこと、積極的にコミュニケーションを取ることなどが期待されています。(*5)
中途採用では主体性やチームワークに加え、職種ごとの専門経験も必要です。
クラウドのAWS・Azure、ネットワークのCisco機器、コンサルタントの上流工程など、募集要件が具体的に記載されています。(*4)
(*1) 参照元:会社情報|株式会社テプコシステムズ(2026年8月)
(*2) 参照元:テプコシステムズの仕事|採用サイト|株式会社テプコシステムズ(2026年8月)
(*3) 参照元:テプコシステムズDX推進活動について|株式会社テプコシステムズ(2026年7月)
(*4) 参照元:キャリア採用募集要項|株式会社テプコシステムズ(2026年8月)
(*5) 参照元:代表挨拶|株式会社テプコシステムズ(2026年8月)
テプコシステムズの中途採用の応募条件・選考フロー
応募条件
共通の応募資格は、原則「募集職種の職務経験を3年程度有すること」で、学歴は専門卒以上です。(*4)
ただし、年数だけでなく職種ごとの経験も見られます。
ビッグデータならDWH・BI、クラウドならAWS・Azure、ネットワークならCisco製機器などが例です。資格は一律必須ではなく、職種によって関連資格が歓迎要素になります。
応募前には、自分の実務経験と募集要件の対応関係を整理しておきましょう。
選考フロー
公式に案内されている流れは、次の通りです。(*4)
- プレエントリー
- エントリー・書類選考
- 面接・適性検査
- 内定
面接は2、3回で、すべての選考が終了するまで1カ月程度が目安です。
なお、「適性検査→一次面接→最終面接」という固定された順序までは公式ページに明記されていないため、具体的な順序は実際に書類選考通過後に伝えられると考えられます。
面接でよく聞かれる質問
面接での質問一覧は公式に公開されていませんが、一般的な中途採用の対策として、
- 転職理由
- 志望動機
- 開発経験
- 担当工程
- プロジェクトでの役割
- 利用技術
- キャリアプラン
を整理しておきましょう。
職種別の実務経験が応募要件のため、経験を具体的に説明できる準備が重要です。
テプコシステムズの中途採用の年収・給与・福利厚生
中途採用の年収目安
2026年8月時点の公式キャリア採用募集要項では、年収は400万円〜500万円で、「経験・能力および職務内容を考慮し、当社賃金規定により決定」とされています。(*4)
職種別・年齢別の公式年収は公開されていません。
OpenWorkでは正社員50人の投稿で平均年収590万円、年収範囲360万円〜1,000万円、平均年齢35歳ですが、既存社員の自己申告のため、あくまで参考として見るとよいでしょう。(*6)
給与制度
公式キャリア採用ページでは、賃金改定は一般職の場合「原則年1回(4月)」、賞与は年2回の6月・12月で、業績により変動するとされています。
通勤交通費、スマートワーク手当、住宅手当、家族手当なども記載されています。(*4)
福利厚生
中途採用向け募集要項では、社会保険、財形貯蓄、退職金、カフェテリアプラン、育児・介護休業、短時間勤務、独身寮、健康相談室、資格取得支援などが案内されています。(*4)(*8)
テレワーク勤務とフレックスタイム勤務もあり、採用サイトでは常時約6〜7割の社員がテレワークを実施しているとされています。
通常勤務者の勤務時間は8時40分〜17時20分です。2025年度の平均有給休暇取得日数は14.8日、取得率74%、リフレッシュ休暇の平均取得日数は4.9日、取得率93%でした。(*4)(*8)(*9)
資格取得を奨励する研修や通信教育の費用補助、合格時の表彰金もあります。
新卒向けに3カ月研修がありますが、中途にも同様に適用されるとは確認できないため、中途向けにどのような研修があるかは、選考時に確認しましょう。(*7)
(*6) 参照元:年収|株式会社テプコシステムズ|OpenWork(2026年8月)
(*7) 参照元:研修・資格認定制度|株式会社テプコシステムズ(2026年8月)
(*8) 参照元:福利厚生/諸制度|株式会社テプコシステムズ(2026年8月)
(*9) 参照元:数字で知るテプコシステムズ|株式会社テプコシステムズ(2026年8月)
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テプコシステムズで働く魅力・口コミ・評判
良い口コミ
OpenWorkには、東京電力グループの安定性や大規模システム、福利厚生や働き方を評価する口コミがあります。(*10)
- 大規模案件に携われると思い、かつ安定した環境で仕事ができると考えた。それに関しては間違いではなかった。
- 電力システムを支えるやりがいは大きい。その分電力業界の知識や東京電力の業務も理解する必要があるため覚えることは多い。また、基幹システムはCOBOLで構築した古いシステムが現存しているのでSEとしての技術も磨かねばならない。最初は苦労するが担当業務の知識を極めればPMやPLも安心してできる。
- かなりワークライフバランスを重視している企業だと思った。有給も自由を取得できるし、リフレッシュ休暇(5日間連続休暇)は年に一度必ず取る必要がある。取らないと上からかなり言われる。有給は午前休、午後休、時間休と細かく休みを取ることも可能で、フレックスタイム制を導入しているため、早く始業し早く帰る、遅く始業することもでき、子育てや介護がある人にとってはとても働きやすい環境だと思う。
ワークライフバランスでは、OpenWorkでは月間平均残業時間25.8時間、有給休暇消化率64.2%となっています。
一方、会社公式の2025年度実績では時間外労働が月平均25.6時間、有給休暇取得率は74%です。
調査方法や母集団が異なるため単純比較はできませんが、残業時間については近い水準となっています。(*11)
気になる口コミ
業務量については、部署・案件・投稿者によって受け止め方が異なるという口コミがあります。(*10)
- 社内制度や申請が多種多様でかつ、ブラックボックス的なところもあるので属人化してしまっている業務がある 。
- 部署やプロジェクトによっては様々な地域にある発電所まで頻繁に行く人もいるかと思いますので、そういう方はリモートもしづらく、移動疲れなども発生するかもしれません。
また、DXやクラウドを進める一方、基幹業務・制御システムの開発・保守も重要です。新規開発を希望する人は、保守・運用との割合を面接で確認しましょう。
口コミから分かる向いている人・向いていない人
向いていると考えられるのは、社会インフラのITに関心があり、開発だけでなく保守や改善にも取り組める人です。チームで成果を出す姿勢も求められます。
一方、最新技術だけを扱いたい人や保守・運用を避けたい人は、担当システムや業務比率、テレワーク頻度、キャリアパスを入社前に確認しましょう。
(*10) 参照元:社員口コミ|株式会社テプコシステムズ|OpenWork(2026年8月)
(*11) 参照元:TOP|株式会社テプコシステムズ|OpenWork(2026年8月)
テプコシステムズの中途採用の難易度と転職成功のポイント
中途採用の難易度
採用倍率や書類選考通過率、最終面接通過率は公式に公表されていません。
そのため、倍率や就職偏差値のような数値で難易度を断定することは難しいでしょう。
ただし、共通条件として募集職種の職務経験3年程度が求められ、各職種で専門的な経験も設定されています。
クラウドならAWS・Azure、ネットワークならCisco機器、電力系統解析なら電気工学・制御工学の知識や解析経験などが必要です。(*4)
一方、セキュリティエンジニアでは、ネットワークエンジニアなどの経験を生かしてキャリアアップを目指す人も対象とされています。
現在の職種名と求人名が一致しなくても、隣接領域の経験が評価される募集はあるため、求人内容まできちんと読むことが大切です。
転職を成功させるポイント
一般的に応募書類では、担当システム、利用技術、工程、規模、自分の役割まで具体化しましょう。
AWS・AzureやERP・EAMなど、求人要件と経験の接点を示すことが重要です。
志望動機も「東京電力グループだから」で終わらせず、電力インフラのITやDX、クラウドなど、どの領域で経験を生かすのかまで整理しましょう。
転職エージェントを活用するメリット
転職エージェントは、一般に求人紹介、書類添削、面接対策、条件確認などを支援しています。
募集職種が細かいテプコシステムズでは、経験に合う求人を整理したり、職種ごとの書類添削などに活用すると良いでしょう。
また、転職エージェントは非公開求人を保有しているケースもあります。
sincereedのような転職エージェントも選択肢に入れ、ITエンジニア採用やユーザー系SIerに詳しい担当者かを見ながら利用するとよいでしょう。
テプコシステムズの求人情報
現在募集されやすい職種
2026年8月14日に確認した公式キャリア採用ページでは、事業強化のため、次のような職種が掲載されています。(*4)
- ビッグデータ構築・活用支援エンジニア
- 情報システムセキュリティエンジニア
- 電力系統解析エンジニア
- クラウドサービス設計・構築エンジニア
- システムコンサルタント
- 業務アプリケーションエンジニア
- ネットワークエンジニア
- その他システム基盤技術領域
- ICTソリューション営業
- 原子力エンジニア
管理部門は同日時点の公式ページでは確認できませんが、募集状況は変わる可能性があるため、常に最新情報を確認してください。
勤務地・働き方
主な勤務地は門前仲町とされていますが、常時約6~7割の社員がテレワークで勤務しています。
ほかに新橋、西新宿などにプロジェクト室があるものの、プロジェクト室で勤務する社員は「ごくわずか」と説明されています。(*12)
客先常駐の有無やフルリモートの可否は公式ページで一律に確認できないため、応募先ごとに確認しましょう。
募集要項で確認すべきポイント
募集要項では「業務内容」と「求めるキャリア」を優先して確認しましょう。同じITエンジニアでも専門領域によって必要経験は異なります。
必須スキル、歓迎資格、年収レンジ、担当工程、キャリアパスも確認が必要です。
(*12) 参照元:採用FAQ|株式会社テプコシステムズ(2026年8月)
テプコシステムズの中途採用に関するよくある質問
Q. テプコシステムズの中途採用の応募条件は何ですか?
原則、募集職種の職務経験3年程度、学歴は専門卒以上です。さらに職種ごとの経験が求められます。
Q. テプコシステムズの中途採用の選考フローを教えてください。
公式の流れは「プレエントリー→エントリー・書類選考→面接・適性検査→内定」です。面接は2、3回で、選考終了までは1カ月程度が目安です。
Q. テプコシステムズの中途採用の年収はどれくらいですか?
2026年8月時点の公式キャリア採用ページでは400万円〜500万円です。経験・能力および職務内容を考慮して決定され、賞与は年2回です。
Q. テプコシステムズでは未経験からITエンジニアを目指せますか?
原則として実務経験3年程度が条件のため、IT実務経験がまったくない人向けとは言いにくいでしょう。ただし、隣接分野の経験を生かせる募集もあります。
Q. テプコシステムズの中途採用の難易度は高いですか?
公式の倍率や合格率は公表されていません。ただし、実務経験3年程度に加えて職種別の専門経験が求められるため、完全未経験者向けの採用より応募要件は明確です。経験と求人要件の一致度を確認することが重要です。
まとめ
募集職種や応募条件を事前に確認する
テプコシステムズは専門領域ごとに中途採用を行い、共通条件は募集職種の実務経験3年程度です。
求人名だけでなく、業務内容と「求めるキャリア」を確認しましょう。
ITスキルや経験を整理して選考対策を行う
担当システム、技術、業務領域、工程、プロジェクト規模、自分の役割を棚卸しし、主体性やチームワークを示すエピソードも準備しましょう。
転職エージェントを活用して選考対策と年収アップを目指す
sincereedなどの転職エージェントは、応募ポジションの整理、書類改善、面接対策、条件確認にも活用できます。
年収アップを保証するものではないため、職務内容や等級、手当、働き方まで含めて比較しましょう。
テプコシステムズは、東京電力グループの基幹ITや電力インフラを支えながら、DX、アジャイル、クラウド、データなど新しい領域にも取り組んでいます。
企業イメージだけで判断せず、自分の経験や今後のキャリアと応募職種が合っているかを軸に検討しましょう。