掲載日 ・ 2026/08/24
株式会社IHI
株式会社IHI:[01040304]IHI/航空・宇宙・防衛/情報システム/東京都昭島市/昭島:航空・宇宙・防衛事業領域におけるオンプレ生成AIを用いたDX担当
700~1,050万円
東京都
会社名
株式会社IHI
会社概要
株式会社IHIは、重工業や航空機エンジン、プラント設備など多岐にわたる事業領域を持つ日本のリーディングカンパニーです。
官民向け航空エンジン、次世代エネルギーで社会基盤を支え、24年度で株価は3倍、日経平均上昇率1位!時価総額も重工業界でトップクラスです。
IHIは4つの事業セグメントを保有しています。
1. 航空・宇宙・防衛(売上・利益の稼ぎ頭)
現在のIHIを牽引する最重要セグメントです。
主な事業:航空エンジン: 民間航空機用エンジンのモジュール(主要部品)製造、防衛省向けエンジン。
宇宙: ロケット(イプシロン、H3のブースター等)開発。
防衛: 防衛装備品(「はやぶさ」などの宇宙探査で培った固体燃料ロケット技術を応用し、誘導弾(ミサイル)の推進装置や射撃システムを製造しています。)
競合優位性(強み):グローバルサプライチェーンの中核: GE(米)やロールス・ロイス(英)などの世界的エンジンメーカーと「共同開発パートナー」としての地位を確立しています。特に、ジェットエンジンのコア部分(圧縮機、タービンなど)の技術において高い技術力を有しており、航空機エンジンの世界的な製造供給において重要な役割を果たしています。国産ジェットエンジン(例えば、C-2輸送機やP-1哨戒機用のエンジン)を開発しており、国内外の主要航空機メーカーとパートナーシップを結んでいます。特に、航空機エンジン部品における高精度な加工技術が競合他社に対して強みとなっています
極めて高い参入障壁: 航空エンジンは技術難易度が高く、安全基準も厳しいため、新規参入がほぼ不可能です。一度採用されると、数十年にわたり部品交換や整備(MRO事業)で収益が得られるストック型ビジネスの側面も持ちます。
2. 資源・エネルギー・環境
脱炭素社会に向けた転換期にあり、新技術への投資が進んでいる分野です。
主な事業:ボイラ、ガスタービン、原子力関連機器。
アンモニア発電技術(燃焼してもCO2が出ない技術)。
競合優位性(強み):アンモニア燃焼技術の先行・ 世界に先駆けて「燃料アンモニア」の大規模燃焼技術の実証を進めています。単に燃やすだけでなく、製造・輸送・貯蔵・利用というアンモニアのバリューチェーン全体を構築しようとしており、次世代エネルギー分野でのリーダーシップを狙っています。
既存インフラの活用: 既存の石炭火力発電所を少しの改造でアンモニア混焼/専焼に変える技術を持っており、ゼロから発電所を作るよりも低コストで脱炭素化できる提案力が強みです。
3. 社会基盤・海洋
巨大構造物を作る、創業以来のDNAが色濃い分野です。
主な事業:橋梁(橋): 国内外の巨大な吊り橋など。
水門: ダムや河川のゲート。
シールド掘進機(トンネルを掘る機械)。
競合優位性(強み):圧倒的な実績とエンジニアリング力: 明石海峡大橋やトルコのオスマン・ガーズィー橋など、世界的なランドマークとなる橋梁建設の実績があります。
メンテナンス(保全)シフト: 日本国内では新規建設が減る中、高度経済成長期に作ったインフラの老朽化対策(保全・補修)へビジネスモデルを転換しており、点検ロボットやAI診断などの技術で他社と差別化しています。
4. 産業システム・汎用機械
工場の生産ラインや物流、自動車産業を支える機械群です。
主な事業:車両用過給機(ターボチャージャー): 自動車エンジンのパワーを上げる装置。
パーキングシステム(立体駐車場)、熱処理設備、回転機械。
競合優位性(強み):ニッチトップ製品の集合体: ターボチャージャーでは世界有数のシェアを持っています。また、熱処理炉や真空炉など、特定の産業プロセスに不可欠な機械で高いシェアを維持しています。
ポジション
[01040304]IHI/航空・宇宙・防衛/情報システム/東京都昭島市/昭島:航空・宇宙・防衛事業領域におけるオンプレ生成AIを用いたDX担当
仕事内容
当社は、民間航空機エンジンの国際共同開発において、設計・製造・メンテナンス・修理・オーバーホール(MRO)まで一貫して担い、世界中の航空機運航を支えています。加えて、日本の防衛用エンジン開発、H3ロケット・イプシロンロケット、衛星関連事業など、航空・宇宙・防衛の最前線で、高い品質・安全性が求められる製品・サービスを提供しています。世界トップレベルの安全・品質基準に基づくものづくり・運用を徹底していることが当社の大きな特徴です。本ポジションが所属するのは、オンプレミス環境での生成AI活用を核とし、全社的なDXを推進する部門です。「航空エンジン事業を中心とした設計・製造・品質・調達・営業・管理部門など、各現場の業務課題を把握し、生成AIを活用した業務変革テーマを企画・立案」「エアギャップ環境のオンプレ生成AI基盤という制約条件を前提に、安全・品質要求を満たしながら、いかに実務で役立つかという視点で、業務プロセスを再設計」をご担当頂きます。単なる「便利ツールの試行」ではなく、世界最高水準の安全・品質要求を満たしつつ、オンプレ生成AIを業務の中に組み込む“本気の生成AI活用”に挑むことができるポジションです。クラウドベースのPoCにとどまらず、エアギャップ×オンプレ環境でエンタープライズAI基盤づくりに深く関わることで、大企業でのAI活用においても希少性の高い経験・スキルを身につけていただけます。
【業務内容】入社後は、オンプレ生成AIを核としたDXソリューションの企画・設計・推進に関する以下の業務を担っていただきます。■ 主な担当業務(1)業務課題の把握・テーマ企画・航空エンジン事業を中心とした各部門(設計・製造・品質・調達・営業・管理部門など)に対するヒアリングの実施・現行業務フローの分析(As-Is整理)と、生成AIを活用したあるべき姿(To-Be像)の構想・生成AIを用いることで効果が期待できる業務領域の特定・業務インパクト・実現性・安全性・セキュリティ要件などを総合的に評価し、優先度の高いDXテーマを選定(2)生成AI活用ユースケースの定義・ロードマップ策定・エアギャップ環境下のオンプレ生成AI基盤(社内構築基盤)を前提としたユースケース定義・品質・安全要求、および情報セキュリティ要件を満たすための利用範囲・ガイドライン・制約条件の整理・各テーマに対するステップ別のロードマップ策定・効果測定指標(KPI・KGI)の設定と、改善サイクルを回すための運用方針の検討(3)生成AIアプリケーション/AIエージェントの実装・導入・DifyやPythonを用いた生成AIアプリケーション/AIエージェントのプロトタイプ設計・実装・業務部門が日常的に利用できるUI/UX(社内ポータルや業務システムとの連携を含む)の設計・必要に応じて、社内システムや既存データベースとの連携方針の検討・実装(※連携方法はエアギャップ環境の制約に準拠)・ユーザートレーニング・マニュアル整備・運用ルール策定といった、現場定着に向けた支援(4)プロジェクトマネジメント・ステークホルダー調整・基幹職および各事業部門の責任者と連携したプロジェクト計画の策定・進捗管理・インフラ・情報システム・セキュリティ部門などとの要件調整(性能要件、セキュリティ要件、運用体制など)・外部パートナー(ベンダー・技術パートナー等)が関与する場合の要件定義・成果物レビュー・スケジュール調整・品質保証・安全保障(セーフティ/セキュリティ)に関わる部門との協議を通じた、リスク評価・対策の検討■各関係者との連携について社内:航空・宇宙・防衛事業領域内並びに本社の情報システム・インフラ部門、セキュリティ部門、各事業部門(設計、製造、品質保証、調達、営業、管理部門など)社外:生成AI関連の技術パートナー・ベンダー、必要に応じたコンサルティング会社・研究機関 等各ステークホルダーとの対話を通じて、業務要件・技術要件・安全・セキュリティ要件をバランスよく満たす「現実的な落としどころ」を見極め、合意形成を図りながらプロジェクトを推進いただきます。【アピールポイント】◆世界トップレベルの安全・品質要求を満たす「本気の生成AI活用」に挑める航空・宇宙・防衛という生命・財産に直結する事業を支える業務に対して生成AIを適用します。「便利なお試しツール」ではなく、世界最高水準の安全・品質要求を満たしながら業務変革を進める経験は、他業界では得がたいキャリアになります。◆エアギャップ×オンプレ環境でのエンタープライズAI基盤づくりをリードできるクラウド上でのPoCではなく、エアギャップ環境のオンプレ生成AI基盤を前提としたユースケース設計・実装に深く関われます。制約条件の多い中で「どう実現するか」を設計する経験は、今後の大企業でのAI活用でも希少価値の高いスキルになります。
職務内容備考:【変更の範囲】会社の定める業務
求める経験・スキル
【必須要件】・生成AI/LLM(大規模言語モデル)に関する基礎知識と、業務での活用経験・業務プロセスの分析・可視化、課題整理の経験・小規模〜中規模プロジェクトの推進・リーダー経験【歓迎要件】・業務向け生成AIアプリケーション/AIエージェントの設計・実装経験・LLMアプリケーションフレームワーク/ツールの利用経験【求める人材像】・デスクの上だけで考えるのではなく、設計・製造・品質・営業・工場などの現場に自ら足を運び、業務を理解しながら課題を一緒に解いていく姿勢をお持ちの方。・「現場の言葉」で会話し、信頼関係を築きつつ、AI活用への不安や疑問にも丁寧に向き合える方。・PoCを実施して満足するのではなく、本番導入・運用・定着まで責任を持って推進したい方。・エアギャップ環境や高い品質・安全要求などの制約を前提に、「できない理由」ではなく「できるやり方」を探せる方。