SHIFTの平均年収は高い?年齢別・役職別の給与や口コミも
2026/06/24

SHIFTの平均年収は高い?年齢別・役職別の給与や口コミも

株式会社SHIFTは2005年に設立された、ソフトウェアテスト・品質保証を主力事業とする東証プライム上場企業です。

独自のテスト適性検定「CAT検定」やテスト支援ツールを武器に高い成長率を維持しており、給与水準もIT・ソフトウェア業界の中で着実な上昇を続けています。

 

本記事では、有価証券報告書や公式採用情報をもとに、SHIFTの平均年収、年齢・役職別の給与目安、賞与・評価制度の仕組み、口コミで見える実態を詳しく解説します。

転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

※本記事は2026年6月に掲載されました。
※記事中の情報は執筆時点での公開情報および市場動向を元に編集・掲載したものであり、各企業の公式見解ではありません。
※採用状況や選考基準は変動する可能性があります。最新の公式情報をご確認ください。

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SHIFTの平均年収はどれくらい?

SHIFTの平均年収

有価証券報告書によると、株式会社SHIFTの平均年間給与は約685万円(*1)で、日本の民間企業の平均給与である478万円(*2)を大きく上回る水準にあります。

社員の口コミサイト「OpenWork」での集計平均は652万円(*3)となっており、有価証券報告書との差が生じています。

これは口コミの回答者層に若手層が多い一方、管理職層の回答が少ない傾向があるためです。

 

データソース 平均年収 補足
有価証券報告書

※2025年8月期

685万円 平均年齢38.0歳・公式確定値
OpenWork口コミ集計

※2026年6月時点

652万円 平均年齢35歳

投稿者の主観 エンジニア・テスト職が多い傾向

日本の民間企業平均

※国税庁調査・令和6年分

478万円 全産業平均・参考値

 

※データ出典:有価証券報告書・OpenWorkの集計データを元に作成

SHIFTの平均年収の推移

SHIFTの平均年収は、2021年から2025年にかけて5年間で約93万円(約16%)上昇しています。

下表のとおり毎年着実に上昇しており、特に2022年から2023年にかけては39万円増と、近年最大の伸びを記録しました。

 

決算期 平均年収 平均年齢
2021年8月期(第16期) 591.4万円 35歳
2022年8月期(第17期) 604.9万円 36歳
2023年8月期(第18期) 643.5万円 37歳
2024年8月期(第19期) 670.0万円 38歳
2025年8月期(第20期) 684.9万円 38.0歳

 

データ出典:有価証券報告書の平均給与データを元に作成

 

給与水準が継続して上昇している背景には、創業以来の事業拡大と、それに伴う増収増益の継続があります。

2025年8月期の売上高は1,298億円(前期比17.3%増)、営業利益は156億円(同48.3%増)と大幅な増収増益となっており、事業拡大が給与水準の押し上げにつながっていると考えられます。

SHIFTの年収は高い?低い?

SHIFTの平均年収は、国内平均と比較すると高水準ですが、IT業界の中でも特にコンサルティングファームやシンクタンクと比べると控えめな数値です。

これは、SHIFTの従業員構成がテストエンジニアを中心とした若手・中堅層が多いことや、平均年齢が比較的若い組織であることが影響していると考えられます。

 

一方でソフト開発業界に限定すれば、独自のテスト適性検定「CAT検定」やテスト支援ツールを武器に高単価案件を獲得する仕組みがあるため、業界内では給与水準が高い部類に入るとの評価も見られます。

 

(*1)参照元:有価証券報告書|株式会社SHIFT(2026年6月時点)
(*2)参照元:民間給与実態統計調査|国税庁(令和6年分)
(*3)参照元:SHIFTの「年収・給与制度」|OpenWork(2026年6月時点)

SHIFTの年齢別平均年収

SHIFTの有価証券報告書には年代別の年収内訳までは開示されていないため、ここではOpenWorkの年齢別推定年収データをもとに目安を紹介します(*3)。

 

年齢 推定年収 推定範囲
25歳 457万円 317万円〜660万円
30歳 529万円 367万円〜764万円
40歳 717万円 497万円〜1,035万円
50歳 875万円 606万円〜1,264万円
55歳 946万円 655万円〜1,365万円

 

※データ出典:SHIFTの「年収・給与制度」|OpenWork(2026年6月時点)

 

年代が上がるにつれて推定年収は上昇する傾向ですが、SHIFTは年功序列ではなく成果主義の評価制度を採用しているため、年齢そのものよりも担当案件の単価や役割の大きさ、評価結果が年収を左右する点に留意が必要です(*4)。

 

30代はリーダー・マネジメント層への昇格が進みやすく、SHIFTの平均年齢が38歳であることを踏まえると、同社の従業員構成上もボリュームゾーンに近い年代といえます。

40代以降は管理職やハイクラス人材としてプロジェクト全体を統括するポジションに就く社員が増える一方、組織全体としては比較的若い年齢構成のため、40代以上の社員数自体は相対的に少なめです。

 

(*4)参照元:評価制度|キャリア採用|株式会社SHIFT(2026年6月時点)

SHIFTの役職別・職種別年収

SHIFTの給与は、職級とレベルを掛け合わせた細かいグレード制度によって決定される仕組みです。職種別では、OpenWorkの集計データで以下のような差が見られます(*3)。

 

職種 平均年収 推定範囲 人数
PMO 797万円 500万円〜1,240万円 16人
コンサルタント 788万円 400万円〜1,800万円 56人
エンジニア・SE 539万円 300万円〜1,008万円 149人
QA 512万円 318万円〜720万円 21人

 

※データ出典:SHIFTの「年収・給与制度」|OpenWork(2026年6月時点)

 

OpenWorkの集計では、PMO職とコンサルタント職が職種別の中で特に高い水準にあり、SHIFTが掲げる「IT業界の多重下請け構造の打破」という事業方針のもとで、上流工程を担うこれらの職種の採用ニーズが高まっています(*5)。

 

一方でエンジニア・SE職やQA職は全体平均よりやや低めの水準にあるものの、経験者であれば前職水準を踏まえた給与交渉がしやすいとの口コミも見られます。


(*5)参照元:SHIFTを取り巻く環境と課題|株式会社 SHIFT(2026年6月時点)

SHIFTの給与制度・評価制度

給与体系・昇給の仕組み

SHIFTの給与体系は年俸制を採用しており、年俸を12分割した金額が毎月の給与として支給される仕組みです(*3)。

 

基本給は職級・レベルに応じて細かく定められており、案件で担う役割や単価に応じて等級が上下するため、一般的な月給制+賞与とは異なる点に留意してください。

 

昇給は半期(6ヶ月)ごとの評価サイクルの中で見直され、評価結果に応じて年俸(等級・レベル)が改定される仕組みです(*4)。

会社全体の年間昇給率は2025年度実績で5.6%であり、個人差はあるものの、昇格を伴う等級アップは年収を大きく押し上げる要因になります(*1)。

 

なお、賞与という形での支給はなく、評価による年俸改定が実質的な昇給として反映されます。

評価制度と年収が上がりやすい人の特徴

評価制度は、他者との相対比較ではなく一人ひとりを基準に評価する「絶対評価」を採用している点が特徴です。

役割に応じた「職級評価」に個人目標の達成度を測る「業績評価」を加味して総合評価を決定し、評価決定会議を経て本人にフィードバックされる流れとなっています。

 

同社は顧客単価・エンジニア単価を重要指標としてモニタリングしているため、より高単価な案件を担えるようになるほど評価・年収の両面で還元されます。

 

検定合格で高付加価値な業務を任される「CAT検定」や、キャリアアップ制度「トップガン」の活用も、年収アップの実践的な手段として有効です(*6)。


(*6)参照元:適材適所をかなえる独自の検定づくり|株式会社SHIFT(2025年2月掲載)

SHIFTの賞与・福利厚生

福利厚生・各種手当

公式ホームページによると、SHIFTには大きく分けて以下の制度が用意されています(*7)。

 

資産形成支援
選択制確定拠出年金制度・従業員持株会・株式付与ESOP信託制度

 

学習支援
会社指定資格の合格で受験費用・報奨金が支給されるスキルUP応援制度

 

育児・介護支援
産前産後・育児・介護休業、時短勤務、SHIFT提携保育園制度など

 

その他
入社者の提示年収に応じて紹介者・入社者双方に手当が支給される社員紹介制度
従業員向けふるさと納税サービス「まん福」

実質年収が高いと言われる理由

SHIFTの「実質年収が高い」というイメージの背景には、事業拡大の機会の多さ、半期ごとに昇給機会がある評価サイクルによるスピード感、資産形成制度を含む福利厚生の充実度の3点が挙げられます。

 

一方で年俸制ゆえに賞与という形での還元はない点は、応募前に正しく理解しておきたいポイントです。

給与・福利厚生の両面を踏まえたうえで、自身の働き方やキャリアプランに合うかを見極めることが、納得感のある転職につながります。

 

(*7)参照元:福利厚生|キャリア採用|株式会社SHIFT(2026年6月時点)

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SHIFTの口コミからわかる年収・給与の評判

以下では、OpenWorkに投稿されたSHIFT社員・元社員の口コミをもとに、年収・待遇の実態を解説します(*3)。

年収に満足している口コミ

“職級やレイヤーは評価制度の基準となるテーブルあり、全員公平に行われている印象”
(QAエンジニア / 在籍3〜5年 / 中途入社 / 男性)

 

“評価されると給与がかなり上がり、市場価値以上の水準まで上がっている人もいる”
(バックオフィス / 在籍3〜5年 / 中途入社 / 女性)

 

“業界内では給与水準に満足しており、半期ごとに昇給もしている”
(コンサル / 在籍3年未満 / 中途入社 / 男性)

 

これらの口コミからは、評価基準が明確に可視化されていることへの納得感と、実力次第で給与が大きく伸びる昇給インパクトの大きさが評価されている様子がうかがえます。

業界内の水準と比較しても遜色ないと感じる社員が複数おり、評価プロセスに会社がリソースを割いている姿勢も、好意的に受け止められているようです。

年収に不満を感じる口コミ

“上長が普段の現場を見ていない場合、評価面談でアピールしないと正しく評価されているかにばらつきがある”
(QAエンジニア / 在籍3〜5年 / 中途入社 / 男性)

 

“仕組み化はされているが、結局は上長の主観的な評価になり、納得感が微妙なときもある”
(バックオフィス / 在籍3〜5年 / 中途入社 / 女性)

 

“実力単価は顧客からの提示単価がベースになるため、単価の高い案件にアサインされないと上昇が難しい”
(エンジニア / 在籍3〜5年 / 新卒入社 / 男性)

 

これらの口コミからは、評価制度自体は仕組み化されていても、実際の運用では上長の主観や現場把握度に左右されやすく、納得感にばらつきが生じやすい実態がうかがえます。

また、実力単価が案件配属に依存する構造的な課題なども指摘されており、年収面だけでなく評価の運用実態やキャリアの柔軟性も含めて検討する必要がありそうです。

SHIFTと競合企業の平均年収比較

各社の有価証券報告書をもとに、SHIFTと主要なIT・コンサル企業の平均年収を比較したのが下表です。

 

企業名 平均年収 平均年齢 備考
SHIFT

※2025年8月31日現在

685万円 38.0歳 事業会社単体・平均勤続3.2年(*8)
ベイカレント

※2025年2月28日現在

1,350万円 31.2歳 持株会社単体・平均勤続4.0年(*9)
野村総合研究所

※2025年3月31日現在

1,322万円 39.9歳 単体・平均勤続13.9年(*10)
フューチャー

※2025年12月31日現在

795万円 36.5歳 持株会社単体・平均勤続6.0年(*11)
日立製作所

※2025年3月31日現在

961万円 42.6歳 単体・平均勤続18.7年(*12)
富士通

※2025年3月31日現在

929万円 43.1歳 単体・平均勤続18.2年(*13)

 

※データ出典:各社の有価証券報告書をもとに独自作成

 

SHIFTの平均年収は、表内の競合他社と比べると低めの水準です。

ただし、ベイカレントやフューチャーの数値は持株会社単体(管理部門中心の少人数)によるもので、実態の事業会社水準より上振れしやすい点に注意が必要です。

野村総合研究所・日立製作所・富士通はいずれも平均勤続年数が13〜19年とSHIFTより大幅に長く、長期雇用を前提とした年功的な賃金カーブが反映されていると考えられます。

 

総じてSHIFTは、平均年齢・勤続年数の若い成長企業として、これらの大手企業より絶対額は低いものの、短期間での昇給スピードという点で異なる魅力を持つ企業といえます。

 

(*8)参照元:有価証券報告書 第20期|株式会社SHIFT(2025年11月21日提出)
(*9)参照元:有価証券報告書 第11期|株式会社ベイカレント(2025年5月28日提出)
(*10)参照元:有価証券報告書 第60期|株式会社野村総合研究所(2025年6月18日提出)
(*11)参照元:有価証券報告書 第37期|フューチャー株式会社(2026年3月25日提出)
(*12)参照元:有価証券報告書 第156期|株式会社日立製作所(2025年6月25日提出)
(*13)参照元:有価証券報告書 第125期|富士通株式会社(2025年6月20日提出)

SHIFTへ転職すると年収アップできる?

年収アップしやすい職種・条件

中途採用の年収は、前職の経験やスキルセットに応じて個別に決定される職級・レベルにより変動します。

特にPM・PMO、コンサルタント、ハイクラスエンジニアなど案件単価が高く設定されやすい職種は、転職による年収アップを実現しやすい職種です。

マネジメント経験やIT領域の専門知識、顧客との折衝・調整能力は、「職級評価」と「業績評価」を組み合わせた評価制度の双方で重視される要素です。

未経験者であっても独自の検定制度を通じて適性を評価する仕組みがあるため、IT業界未経験からのキャリアチェンジも一定数受け入れられています。

転職を成功させるポイント

SHIFTへの転職では、職務経歴書でこれまでの成果を定量的に示すこと、面接では顧客折衝やマネジメント経験を具体的なエピソードとともに伝えることが高評価につながります。

 

年収交渉の場面では、希望年収の根拠となる前職での実績や、担当領域の単価感をいかに説明できるかがポイントです。

転職エージェントの活用も納得感のある条件交渉に有効です。

SHIFTの平均年収に関するFAQ

Q. SHIFTの平均年収はいくらですか?

有価証券報告書によると、平均年間給与は685万円です。IT業界では高水準ですが、総合コンサルと比べるとやや控えめです。

Q. SHIFTは30代で年収1,000万円を目指せますか?

公式データはありませんが、口コミではPM・PMOやコンサルタントとして実績を積めば、30代で1,000万円に近づく例もあるとされます。

Q. SHIFTの評価制度は厳しいですか?

半期ごとに目標設定と評価を行う「絶対評価」を採用しています。成果主義のため、評価への納得感には個人差があるようです。

Q. SHIFTのボーナスはどのくらい支給されますか?

SHIFTは年俸制のため、原則として賞与はありません。年俸を12分割した金額が毎月の給与として支給される仕組みです。

Q. SHIFTへの転職で年収アップは可能ですか?

前職の経験やスキルが等級判定に反映されるため、特にPM・PMOやコンサルタント職では年収アップを実現しやすい傾向があります。

まとめ

SHIFTの平均年収は、国内の給与所得者平均を上回る水準にあります。

 

半期ごとの評価サイクルにより、若手でも実力次第で昇給を実感しやすいのが特徴です。

年俸制のため賞与はないものの、PM・PMOやコンサルタントなど単価の高い職種では年収アップを狙いやすく、成長企業ならではの伸びしろも魅力といえます。

 

口コミでは評価基準の明確さや成長環境への評価が高い一方、評価運用のばらつきを指摘する声もあるため、給与水準だけでなく働き方やキャリアプランとの見極めが大切です。

 

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