サントリーへの転職で後悔する人は?理由は?
2024/02/05

サントリーへの転職で後悔する人は?理由は?


監修者 藤井 俊介

監修者

sincereed株式会社 藤井 俊介

株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてIT・インターネット領域の法人営業/営業マネジャー、営業領域・IT領域のキャリアアドバイザー組織のマネジャー/部長、東海エリアの部長・地方エリアの部長を歴任。
サントリーの採用コンサルティングを手掛けると共に、サントリーDX領域においてトップクラスの転職支援実績を持つ。


日本を代表する酒造メーカーであり、世界的にも有名なブランドを多数保有しているサントリー。キャリアアップの転職先として魅力的であり、多くの人が希望する企業です。しかし実際に入社してみると、仕事内容や待遇に不満が生じるケースも少なくありません。

 

そこで今回はサントリーへの転職をお考えの方へ、サントリーへの転職で後悔する理由や退職理由、後悔しないためのコツなどをご紹介していきます。


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サントリーへの転職で後悔する理由は?

サントリーへの転職で後悔する理由は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

 

・仕事内容に不満を感じた

・社風や人間関係に馴染めない

・ワークライフバランス

仕事内容に不満を感じた

サントリーへの転職で後悔する理由として「仕事内容に不満を感じた」という声が挙げられます。

 

転職活動で気になる仕事内容の情報収集については、転職候補先の公式ホームページを閲覧するのが一般的です。しかし転職活動において情報収集が不十分だと、自身が思い描くサントリーのイメージから抜け出せず、入社後に仕事内容についてギャップを感じてしまう場合もあります。

 

入社後のギャップを埋めるには、まずは求人サイトや公式ホームページから採用情報を集め、口コミサイトや転職エージェントなどからも実態を調べる必要があります。それでも不確実な内容がある場合は、面接時に直接聞くのも有効な手段です。

 

社風や人間関係に馴染めない

サントリーは創業以来100年以上続く老舗企業であり、その社風も醸造されサントリーらしさが築かれています。そのため社風や人間関係に馴染めず、転職後に後悔してしまう人も少なくありません。

 

社員同士の結束力が強いサントリーでは、入社したばかりの社員は先輩社員の指導を仰ぐのが一般的です。しかし上下関係が厳しいと感じたり、自分の意見や考えを言えず苦しんだりする人もいます。

 

転職活動の際は自己分析や面接対策が欠かせませんが、サントリーの社風に馴染んで転職を成功させるには、入社することだけを目的にするのは避けましょう。まずは自身の性格と転職先の社風が合致するのか、エージェントと相談しながら検討するのをおすすめします。

 

ワークライフバランス

サントリーへの転職を果たした後、多忙な業務によりワークライフバランスが崩れ、残念ながら退職してしまうケースも少なからず存在します。

 

キャリアアップのためにサントリーへ入社する方は、一般的に成長意欲が高く、ハードワークに結びつくことが多いです。成果を出せば、より成長できる機会に恵まれる一方で、つい長時間労働になってしまい、自分の想いとは裏腹に空回りしてしまう可能性も否定できません。

 

ただサントリーは、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」に認定されており、以前よりもワークライフバランスが改善されています。

 

これは転職活動全般で言えることですが、仕事とプライベートのバランスを重視したいのなら企業選びの段階で情報収集を怠らず、事前にミスマッチを防ぐ努力が必要です。

 

サントリーの退職理由は?

続いて、サントリーの退職理由を紹介します。大きく分けて以下の3つの理由が挙げられます。

 

・社内風土が合わなかった

・成果が上がらなかった

・キャリアアップ、起業

 

社内風土が合わなかった

サントリーの退職理由として、まず「社内風土が合わなかった」点が挙げられます。

 

サントリーは「やってみなはれ」の企業理念をもとに、新しい事業に挑戦する社員が多いのが特徴です。主体性をもって成長したい方には向いていますが、これまで受け身の姿勢で仕事をこなしてきた方には向いていないといえます。

 

またサントリーでは年に1回、上司と部下で将来の姿について話し合う「キャリアビジョン面談」があり、社員同士のコミュニケーションが活発です。人付き合いが苦手な方や、自分をアピールするのが苦手な方は居心地が悪いと感じることが多いようです。

 

成果が上がらなかった

サントリーの退職理由として「成果が上がらなかった」というケースも見受けられます。

 

サントリーは営業成績や研究成果が思わしくないからといって、すぐに解雇したり追い詰めたりといった会社ではありません。社員同士の風通しが良いという口コミも多いですが、主体性を重視しすぎて自分でどうにかしようと考え出すと、誰にも相談せず空回りしてしまう事態に陥りがちです。

 

自分で自分を追い込みすぎて退職に至るケースもあるため、成果が上がらない場面に遭遇したら、まずは周りに相談することが重要になります。

 

キャリアアップ、起業

サントリーを退職した方の中には、ネガティブな理由ではなくキャリアアップのために退職・転職した、という方も存在します。

 

自分を成長させるために、より専門性の高さが求められる業界や国内の上場企業、成長著しいベンチャー企業へ転職するためにサントリーを退職した方も大勢いらっしゃいます。

 

またサントリーでの経験を活かして起業する退職者も見受けられ、飲食業界やマーケティングの分野で活躍される方も珍しくありません。

 

後悔しないために知っておくべきサントリー情報

サントリーへの転職を検討している方のために基本情報や、サントリーに転職して後悔しないための最低限の基礎情報をご紹介していきます。

 

会社概要

サントリーは、日本を代表する総合飲料メーカーです。1899年に創業し、現在では日本国内だけでなく、世界100以上の国と地域で事業を展開しています。

 

会社名 サントリーホールディングス株式会社
英文表記 Suntory Holdings Limited
代表取締役会長 佐治 信忠
代表取締役社長 新浪 剛史
所在地 本社(大阪オフィス)

〒530-8203 大阪市北区堂島浜2-1-40

06-6346-1131(代表)

サントリーワールドヘッドクォーターズ

〒135-8631 東京都港区台場2-3-3

03-5579-1000(代表)

創業 1899年
資本金 700億円
グループ会社 270社(2022年12月31日現在)
従業員数 40,885人(2022年12月31日現在)

 

事業内容

サントリーの事業は、大きく分けて以下の6つに分かれます。

 

・食品事業:清涼飲料、水、ワイン、焼酎、ビール、缶詰、菓子などの製造・販売

・スピリッツ事業:ウイスキー、ブランデー、リキュールなどの製造・販売

・ビール事業:ビール、発泡酒、新ジャンルの製造・販売

・ワイン事業:ワイン、シャンパン、スパークリングワインの製造・販売

・ウエルネス事業:健康食品、飲料などの製造・販売

・外食・加食・花・サービス関連事業:飲食店、食品加工、花卉、ホテル・旅館、ゴルフ場の運営など

・機能会社:グループ各社に共通する事業を集約。品質保証、技術開発、調達・物流、ビジネスシステム、基盤研究、営業支援など

・芸術文化・学術・社会福祉関連法人:芸術・文化・学術振興のための3つの公益財団法人、高齢者福祉施設・保育園を運営する社会福祉法人、学校法人の活動支援

 

サントリーの主なブランドには、以下のようなものがあります。

 

・食品事業:ペプシコーラ、サントリー天然水、サントリー烏龍茶、BOSS、伊右衛門、ビタミンウォーター、DAKARA、カルピス、オレンジジュース、ウエハースなど

・スピリッツ事業:サントリー角瓶、サントリーウイスキー響、サントリーブランデーXO、サントリーリキュールジムビーム、サントリーリキュールリザーブなど

・ビール事業:ザ・プレミアム・モルツ、パーフェクトサントリービール、ザ・モルツ、新ジャンル「金麦」など

・ワイン事業:サントリーワイン山梨、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワールなど

・ウエルネス事業:からだすこやか茶W、ビタミン炭酸水C、伊右衛門プラス、DHA&EPA+セサミンなど

 

経営理念

サントリーの企業理念は、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、人間の生命の輝きを目指す」という目的と、「Growing for Good」「やってみなはれ」「利益三分主義」という3つの価値観から構成されています。

 

目的は、サントリーグループが事業を営む理由、めざす方向性を示しています。人と自然が調和する豊かな社会を実現し、人々の「いのち」を輝かせることが、サントリーの根本的な理念です。

 

価値観は、目的を実現するために、すべての社員が大切にすべき考え方を示しています。具体的には、以下の取り組みを行っています。

 

・商品・サービスの開発、提供

・社会貢献活動

 

サントリーは、今後もこれらの取り組みを通じて人々の「いのち」を輝かせ、より良い社会の実現を目指しています。

 

給与・福利厚生

サントリーの給与は、ビールや飲料メーカーといった業界の中では国内トップクラスの水準です。2022年度の平均年収は1,140万円で、一般的な大企業と比べても比較的高水準であるとされています。

 

またサントリーの福利厚生は以下のとおりです。

 

・年間休日120日以上

・住宅手当(単身・世帯者問わず支給)

・育児・介護休業制度

・フレックスタイム制度

・テレワーク制度

・資格取得支援制度

・各種保険制度

・退職金制度

 

年間休日は120日以上と、一般的な大企業と比べても遜色ない日数です。また住宅手当は、単身・世帯者問わず支給されます。会社都合の転勤があった場合だと、住宅手当はさらに手厚く支給されます。

 

育児・介護休業制度は、子供が満3歳の誕生日前日まで取得可能です。フレックスタイム制度やテレワーク制度により、仕事と育児・介護の両立を支援しています。

 

資格取得支援制度では、社員が自己啓発のために資格を取得する場合、費用の一部を会社が負担します。各種保険制度では、医療保険、介護保険、生命保険、雇用保険、労災保険など、社員の生活を守るための保険が充実。退職金制度では、勤続年数に応じて退職金を受け取ることができます。

 

このように、サントリーは社員の働きやすさを重視した福利厚生を整備しており、社員のモチベーション向上を会社の成長につなげています。

 

サントリーへの転職で後悔しないための対策

本記事で述べたように、サントリーへの転職は誰にでも後悔するリスクがあるため、事前の情報収集をもとに慎重に判断しなければなりません。

 

まずは以下のポイントを押さえておくことが重要です。

 

・仕事内容や待遇を確認する

・社風や人間関係を実際の社員に聞く

・キャリアアップの機会を具体的に確認する

 

転職を検討する際は、以下の対策も考慮しておくと良いでしょう。

 

・サントリーの社員やOB・OGと交流する

・サントリーのインターンシップに参加する

 

これらの対策により、サントリーへの転職のメリットやデメリットを具体的に理解し、後悔するリスクを軽減できます。サントリーの仕事内容や社風、キャリアアップの機会を確認し、エージェントの力を借りながら慎重に判断することが重要です。

 

サントリーへのご転職をお考えの方へ

サントリーへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

sincereedでは、サントリーのデジタル本部発足当初から採用コンサルティングをしながらご支援させていただいております。現在もサントリー様と一緒にデジタル人材採用強化に取り組んでおり、デジタル(DX)領域において数多くの支援実績を誇っております。

弊社だからこそ知りえた選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

サントリーへの転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。


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