サントリーの会社概要(*1)
サントリーは、酒類・飲料・食品事業をグローバルに展開する大手メーカーです。
ビールやウイスキー、清涼飲料水など幅広いブランドがあり、日本国内だけでなく海外市場にも展開されています。
| 会社名 |
サントリー株式会社 |
| 英文表記 |
Suntory Spirits Limited |
| 本社所在地 |
〒135-8631 東京都港区台場2-3-3 |
| 代表取締役社長 |
西田 英一郎 |
| 事業内容 |
国内・海外のビール事業、スピリッツ事業、ワイン事業、およびビール類・スピリッツ・ワインなど酒類の国内販売 |
サントリーの企業研究については、こちらの大企業転職チャンネルでも解説しているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
(*1)参照:企業概要|サントリー株式会社(2026年5月現在)
サントリーの選考フロー
サントリーの選考フローは職種や部門によって異なりますが、基本的には書類選考の後に2~3回(*2)の面接が行われる形になります。
また、選考途中で配属予定部門の社員や人事担当者との面談が実施されるケースもあり、実際の仕事内容やカルチャーへの理解を深めながら選考を進められる点も特徴です。
企業側も、候補者との相互理解を重視していることがうかがえます。
書類選考
書類選考では、これまでの経験やスキル、キャリアの一貫性が重視される傾向があります。
職務経歴書でも単なる実績の羅列ではなく、自身がどのような価値観で仕事をしてきたのか、今後どのようなキャリアを築きたいのかまで整理しておく必要があります。
営業職であれば成果実績や顧客折衝経験、IT・DX職であればシステム開発経験やプロジェクト推進経験など、応募職種に応じた専門性も確認されます。
一次面接
一次面接では、これまでの経験や人物面について詳しく質問されます。
特に多いのは、「転職理由」「志望動機」「これまで最も成果を出した仕事」についての深掘りです。
単に成果を説明するだけではなく、「なぜ成果を出せたのか」「その中で自分がどのような役割を果たしたのか」まで問われるケースが目立ちます。
また、サントリーでは中長期的に活躍できる人材かどうかも重視されるため、「キャリアプラン」「どのような仕事をしていきたいか」といった将来像について質問されることも少なくありません。
さらに、飲料メーカーならではの質問も特徴的です。
「好きな飲料は何か」「どんな商品を作ってみたいか」「サントリー商品のイメージ」「サントリーの広告で印象に残っているもの」などを聞かれるケースもあり、企業や商品への興味関心が見られている傾向があります。
二次面接
サントリーの二次面接では、一次面接よりもさらに深いレベルで、経験・スキル・価値観が確認されます。
単なる経歴確認ではなく、「入社後に本当に活躍できるか」「サントリーのカルチャーに合うか」を見極める場という色合いが強いのが特徴です。
なお、二次面接がなく、一次面接の次に最終面接に案内されるケースもあります。
質問内容としては、転職理由や志望動機の深掘りが中心です。
「なぜ転職するのか」「なぜ現職では実現できないのか」「なぜ飲料業界なのか」「なぜサントリーなのか」など、一貫性のあるキャリア観を持っているかが見られます。
また、「入社後にやってみたいこと」「将来のキャリアイメージ」について聞かれるケースも多く、中長期的に活躍できる人材かどうかも重視されています。
IT・DX系職種では、プロジェクト経験や技術力に関する質問もかなり具体的です。
KPI設計や分析手法、データ活用経験、プロジェクト推進時の工夫など、実務ベースで深掘りされる傾向があります。
単に知識を持っているかではなく、「どのように考えて課題を解決したか」が重視されている印象です。
さらに、「お酒との付き合い方」「酒類営業のイメージ」「夜遅い働き方への耐性」など、飲料メーカーならではの質問がされるケースもあります。
仕事内容だけでなく、実際の働き方との相性も確認されていると考えられます。
最終面接
サントリーの最終面接では、これまでの経験やスキルの確認に加えて、「サントリーで長く活躍できる人物か」が重点的に見られる傾向があります。
一次・二次面接よりも、価値観やキャリア観、人柄に踏み込んだ質問が増えるのが特徴です。
実際の質問では、「新卒時の就活軸」「現職を選んだ理由」「転職理由」「なぜサントリーなのか」など、これまでのキャリア選択に一貫性があるかを確認されるケースが多く見られます。単なる志望動機ではなく、「なぜ飲料業界なのか」「なぜ現職では実現できないのか」まで深掘りされるため、自分の価値観や将来像を整理しておくことが重要です。
また、「10年後にどうなりたいか」など、中長期のキャリアビジョンについて聞かれることも多く、サントリーでどのように成長していきたいのかを具体的に説明できるかがポイントになります。
IT・DX系職種では、システム開発経験やマネジメント経験、プロジェクト推進力についてかなり具体的に質問される傾向があります。
「炎上プロジェクトをどう立て直したか」など、実務経験をベースにした深掘りが行われています。
「お酒の悪いイメージに対してどう考えるか」など、世間から見たお酒への考えを問う質問が特徴的です。
(*2)参照:人事部の採用戦略。キャリア採用が広げるサントリーの未来|サントリー株式会社(2026年5月現在)
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サントリーの書類対策
職務経歴書では“実績の見せ方”も重要になります。
サントリーでは面接で成果について詳しく聞かれることが多いため、「どんな課題に対して、どのように行動し、どんな成果を出したのか」を整理して書くことがポイントです。
たとえば、「営業を担当していた」だけではなく、「新規提案フローを改善し、売上を120%まで拡大した」のように、数字や具体的な工夫を入れることで説得力が増します。
IT・DX系職種の場合も同様で、「システム開発経験あり」ではなく、「どんな課題を解決したのか」「どのような役割を担ったのか」まで書けると評価されやすくなります。
また、サントリーには「やってみなはれ」(*3)という有名な価値観があり、“まず挑戦してみる”姿勢を大切にしています。
さらに「みとくんなはれ」(*4)という、“やるからには最後までやり切る”考え方も重視されています。
そのため、書類では「主体的に挑戦した経験」や「困難な状況でも最後までやり切った経験」を盛り込むことが効果的です。
たとえば、新しい施策を自ら提案した経験や、周囲を巻き込みながらプロジェクトを完遂した経験などは、サントリーのカルチャーと相性が良いアピールになります。
(*3)参照:「やってみなはれ」の歴史|サントリー株式会社(2026年5月現在)
(*4)参照:先輩インタビューVol.6 「サントリーらしい」と感じたエピソード~”みとくんなはれ!”編~|サントリー株式会社(2026年5月現在)
サントリーの適性検査対策
サントリーの中途採用では、適性検査として「玉手箱形式」のテスト(*5)が実施されるケースが多いと言われています。
ただし、募集職種や年度によっては独自形式の試験が行われる場合もあるため、幅広く準備しておくことが大切です。
玉手箱は、多くの企業で導入されているWebテストの一種で、主に「言語」「計数」「性格検査」で構成されています。
特に特徴的なのは、問題自体の難易度よりも“制限時間の短さ”です。
そのため、サントリーの適性検査対策では、「素早く処理する力」を身につけることが重要になります。
言語分野では、長文を読んで内容の正誤を判断する問題が中心です。
すべてを丁寧に読もうとすると時間が足りなくなるため、設問から先に確認し、必要な箇所を探しながら読む練習をしておくと効率的です。
計数分野では、表やグラフを読み取り、四則演算や割合計算を行う問題が多く出題されます。
難解な数学知識よりも、素早く正確に計算する力が求められる傾向があります。
特に「割合」「前年比」「損益計算」などは頻出のため、繰り返し問題演習を行って慣れておくのがおすすめです。
適性検査については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
(*5)参照:サントリーホルディングス|ワンキャリア転職(2026年5月現在)
サントリーの面接対策
ここでは、サントリーの面接に向けて何を対策すれば良いか解説します。
「なぜサントリーか」を具体的に整理する
サントリーの面接では、「なぜ飲料業界なのか」「なぜ他メーカーではなくサントリーなのか」といった質問が頻繁にされています。
そのため、「有名企業だから」「安定しているから」といった理由だけではなく、自分の経験や価値観と結びつけながら説明できるようにしておくことが重要です。
たとえば、「生活者に近い商材に携わりたい」「ブランド力だけでなく挑戦文化に魅力を感じた」「グローバル展開やDX推進に関わりたい」など、自身のキャリア観と接続して話せると説得力が増します。
実際の面接でも、「なぜ現職では実現できないのか」まで深掘りされるケースが見られますので、深く用意しておきましょう。
キャリアの一貫性を説明できるようにする
サントリーでは、過去のキャリア選択についてかなり細かく聞かれる傾向があります。
新卒時の就活軸や前職を選んだ理由、転職理由などを通して、「どのような考え方でキャリアを築いてきたのか」を見られています。
そのため、それぞれの選択に一貫性を持たせて説明できるように整理しておくことが大切です。
また、「5年後・10年後にどうなりたいか」「どんな仕事を実現したいか」といった将来像まで質問されるケースもあります。
単なる転職ではなく、サントリーでどのように成長したいのかを明確にしておく必要があります。
過程を重視して伝える
面接では、「最も成果を出した仕事」「苦労したプロジェクト」などについて深掘りされることが多くあります。
その際、単に「売上を伸ばした」「プロジェクトを成功させた」といった結果だけを伝えるのではなく、「どんな課題があり、自分がどう考え、どのように行動したのか」まで説明することが重要です。
特にサントリーでは、「やってみなはれ」の文化を大切にしているため、自ら考えて挑戦した経験や、困難な状況でも最後までやり切った経験が評価されやすい傾向があります。
そのため、成果だけではなく、“そこに至るまでのプロセス”を具体的に話せるように準備しておくことがポイントです。
たとえば、単に「売上目標を達成した」と話すのではなく、「どんな課題があり、どのような仮説を立て、周囲をどう巻き込みながら改善したのか」まで整理しておくことで、主体性や課題解決力が伝わりやすくなります。
また、失敗経験や苦労した経験について聞かれるケースも少なくありません。
そうした質問では、「なぜうまくいかなかったのか」「そこから何を学び、次にどう活かしたのか」を説明できると、成長意欲や柔軟性をアピールしやすくなります。
人柄やカルチャーフィットも重視される
サントリーは、スキルや経験だけでなく、「一緒に働きたい人物か」という観点も重視している企業です。
そのため面接では、実績だけではなく、人柄や価値観を確認する質問が多く見られます。
「周囲からどんな人と言われるか」「ストレス耐性」「マネジメントで大切にしていること」など、人柄や価値観を見る質問も多い傾向があります。
商品への理解も準備しておく
サントリーの面接では、「お酒は好きか」「好きな飲料」などについて聞かれるケースもあります。
そのため、事前に商品を確認し、「なぜ魅力を感じるのか」まで説明できるようにしておくと、企業理解や志望度の高さが伝わりやすくなります。
経験や考えを自分の言葉で話せるように準備しておくことが重要です。
よくある質問
サントリーの選考を受ける上で、よくある質問を紹介します。
Q. サントリーの選考に年齢制限はありますか?
サントリーでは、基本的に年齢制限は設けられていません(*6)。ただし、選考では年齢そのものではなく、これまでの職務経験や専門性、応募ポジションとのマッチ度を総合的に判断している傾向があります。そのため、「どのような経験を積み、今後どのように活躍できるか」を具体的に伝えることが重要です。
Q. サントリーには飲料メーカーの経験がなくても応募できますか?
応募可能です(*6)。実際に、IT・コンサル・メーカー・広告・金融など、さまざまな業界から転職している人が多く、異業種出身者も活躍しています。サントリーでは、業界経験だけでなく、「これまで培ってきた専門性をどう活かせるか」が重視される傾向があります。
Q. サントリーの面接でお酒に関する質問はありますか?
酒類部門や営業職では、「お酒は好きか」「お酒とどう付き合っているか」「どんな飲料を作りたいか」など、飲料メーカーならではの質問をされるケースがあります。ただし、「お酒が強いこと」が必須というわけではありません。重要なのは、商品やブランドへの興味関心や、生活者視点を持っているかどうかです。
Q. サントリーの面接の雰囲気は厳しいですか?
面接は比較的穏やかな雰囲気だったという口コミも多く見られます。ただし、雰囲気が柔らかい一方で、質問自体はかなり深掘りされる傾向があります。特に転職理由や志望動機、過去の成果については、「なぜそう考えたのか」「なぜその行動を取ったのか」まで詳しく聞かれるケースが多いです。そのため、対策していないと答えづらい質問も少なくありません。
(*6)参照:経験者採用情報 生産部門|Q&A|サントリー株式会社(2026年5月現在)
まとめ
サントリーの中途採用では、書類選考・面接・適性検査を通じて、スキルや実績だけでなく、「サントリーらしい価値観を持っているか」も重視される傾向があります。
特に面接では、「なぜサントリーなのか」「なぜ飲料業界なのか」「どのようなキャリアを築きたいのか」など、一貫性のあるキャリア観を問われるケースが多く見られます。
また、「自分がサントリーで何を実現したいのか」を整理しておくことが大切です。
選考難易度は決して低くありませんが、事前にしっかり企業研究と自己分析を行うことで、通過率を高めることは十分可能です。
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