【女性×サントリー】中途採用・転職情報-女性が活躍するサントリー
2023/09/24

【女性×サントリー】中途採用・転職情報-女性が活躍するサントリー


監修者 藤井 俊介

監修者

sincereed株式会社 藤井 俊介

株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてIT・インターネット領域の法人営業/営業マネジャー、営業領域・IT領域のキャリアアドバイザー組織のマネジャー/部長、東海エリアの部長・地方エリアの部長を歴任。
サントリーの採用コンサルティングを手掛けると共に、サントリーDX領域においてトップクラスの転職支援実績を持つ。


近年サントリーではダイバーシティ経営を通して女性活躍推進に力を注いでおり、女性管理職の比率も上がっています。しかし、もともとは結婚や出産を機に退職する女性社員も当たり前にいる状態だったサントリーにおいて、どのように女性活躍推進の取り組みが進んでいるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

 

ここではサントリーへの転職をお考えの方に、サントリーでの女性活躍推進の背景や取り組み内容をご紹介していきます。企業理解の一つとして参考にしていただければ幸いです。


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サントリーにおける女性活躍の変化

サントリーは、もともと”一般職”や”総合職”などの区別が無い会社ではありましたが、女性社員の転勤はほとんど無く、結婚や出産を機に退職する女性社員も当たり前にいる状態でした。そんな中、女性活躍の変化が始まったのは、2009年のことです。同年サントリーは持株会社に移行し海外のM&Aを加速させていくにあたり、本格的にダイバーシティ経営方針を取り入れていくことになりました。2011年にはダイバーシティ推進室も設立され、女性活躍に本格的に乗り出します。具体的な制度については下記に詳しく記載していますが、保育園に入れない場合や急な子どもの病気の際に利用できるベビーシッター制度、短時間勤務や時差通勤の制度なども取り入れました。

また、以前までは男性が中心だった営業職や地方への転勤も、入社後の比較的早い時期に女性や若い世代も経験できるようにしました。これにより、ライフイベントと重なったり、下積みが長すぎて意欲が下がってしまったりする前にある程度の経験を積めるようにしています。現在では、営業拠点で女性の支店長も出ており女性管理職の比率も向上しています。

このようにサントリーでは、ライフイベントが多い女性に対して”キャリアパスを止めないこと”を意識し、様々な取り組みを行っています。

 

サントリーにおける女性活躍推進に向けた取り組み

サントリーでは、国内において2030年にサントリーホールディングス(株)籍・サントリー食品インターナショナル(株)籍の女性管理職比率を30%とすることを目指しています。そのために、「仕事と育児の両立支援」「マネージャー層のパイプラインの確立」「部門間格差解消」「ストレッチ機会の強化」「マネジメント層の意識改革」を課題として様々な取り組みを行い、各種制度を充実させることで女性の働きを支援しています。具体的な取り組み内容は下記の通りです。

 

◆研修・学びの機会

研修などの学びの機会は、社外・社内の双方で用意されています。まず社外では、管理職一歩手前の従業員を対象とした社外セミナーへの派遣を行っています。異業種との交流を行うことで、更なるチャレンジ精神を高められるようにすることが目的です。社内での取り組みとしては、サントリー株式会社(旧サントリー酒類株式会社)において、2021年から「女性リーダーシップ研修」を実施し、部長以上がメンターとして伴走しながら、経営層への提言を行う機会をつくっています。

 

◆マネージャー層に向けた取り組み

育休から復職した社員をもつ上司に対して、育児中のメンバーをマネジメントするために必要な情報等を提供し、マネジメントによる活躍支援の後押しを強化しています。

また女性マネージャー自身の意識・行動変革とネットワーキングを目的とした女性リーダー・フォーラムを開催するほか、男性社員も含めた管理職向けのダイバーシティマネジメント研修を実施したりしています。様々な部下のマネジメントについて学べる同研修は、2019~2021年にかけて営業・生産研究・スタッフ・マーケティング部門の管理職約1400人に向けて実施されました。

 

◆育児との両立支援

サントリーでは「女性が働きやすく、かつ成果を上げている会社」を目指し、“復職後の早期フルモード化”を後押ししています。そのために、まずは産休に入る前の女性従業員を対象としたガイダンスを年3回実施。また休職中は「SMILE通信」を配信して会社の情報をキャッチアップできるように支援し、実際に復職した後はフォローアップセミナーを開催しています。復職後の育児との両立支援策としては、最長7か月間、認証保育園並みの負担額でベビーシッターサービスを利用できる制度を整備したり、短時間勤務や時差勤務制度を設けたりすることで柔軟な働き方ができるようにしています。また「働き方改革」を銘打ち、ワークスタイル革新にも着手。働く場所と時間の制約をなくし、多様な働き方が可能となる仕組みを整えています。サントリーでは柔軟な働き方を目指し、フレックスタイム制の導入、テレワーク環境の整備、サテライトオフィスの拡充なども実施しています。

評価制度においても、昇格が育児などのために遅れるのを防止するため、出勤率が100%に満たない社員にはみなし評価を実行しています。さらに、若手女性におけるキャリアの不安・壁にアプローチし、キャリアにおける選択肢を広げ、中長期のキャリアを考える事を目的としたセミナーの実施、サントリーグループグローバルの女性管理職を対象としたネットワーキングイベントを開催したり、産休前ガイダンスには男女を問わず興味のある方/パートナーも参加可能とし、社員全体を巻き込んだ意識改革にも挑戦しています。

具体的な育児との両立支援制度は下記の通りです。

 

産前産後休業

原則、産前6週間と産後8週間

 

・育児休職

原則、子が満3歳に達するまでの間取得可能

 

・法人契約シッター利用補助

復職時のシッターサービス

保育園等への入園が困難な場合、法人契約先のシッターを紹介し、保育園等への入園ができるまで、最長7カ月間の費用補助

②子の病時・緊急時のシッターサービス

子の病時や急な残業・出張等の緊急時に、法人契約先のシッターを利用しやすくするため、入会金・年会費等を会社が負担。子が小学校4年生になるまで利用可能。

シッター利用補助

家庭内での乳幼児、小学校低学年の児童の保育や保育所等への送迎

補助額は1日あたり1,700円

 

・ウェルカム・ベビー・ケア・リーブ

2011年には男性の育児休職取得促進を目的に育児休職の一部有給化した制度。育児休職開始当日からの連続5日間は有給。

2024年までに「男性育休取得率100%」達成を目標に活動を強化。

 

・短時間/時差勤務

育児休職のほか、妊娠期~育児期まで利用できる短時間・時差勤務制度。保育園などの送迎や子どもの生活時間に合わせられるように、働き方を幅広く選択できる。

 

・フレックス勤務・テレワーク勤務

事由は問わず、子の年齢制限も設けていない。

 

・キッズサポート休暇

育児事由全般のための特別休暇(有給休暇)制度。中学校入学前の子1人につき1年間に5日、2人以上であれば1年間に10日取得できる。

 

・不妊治療サポート

特定不妊治療を行う場合、最長1年の休職が可能。

 

・出産前~復職後のサポート

出産前

制度説明やスムーズな復職に向けた情報提供を主目的にガイダンスを対象者全員に実施(男女問わず興味のある方/パートナーも参加可能)

休職中

タイムリーな会社情報、復職に向けたお役立ち情報に関するメールマガジンを隔月で発信

復職時

保育園への入園が困難な場合、つなぎシッター制度にて一定期間の費用を補助

復職後

両立支援を目的に病時、緊急時シッター制度や育休後フォローアップセミナーを実施

 

・短時間/時差勤務

休職期間と合わせて最長9年まで取得可能。短縮時間は1日あたり2時間を限度。時差勤務は一定の範囲内で設定可能。

 

・フレックス勤務・テレワーク勤務

事由は問わず、子の年齢制限も設けていない。

 

女性活躍推進の実績

産休前ガイダンス・育休後フォローアップセミナーによる復職者支援、さらに復職者を部下に持つ上司への情報発信など、本人だけでなく職場を巻き込んだ取り組みを進めた結果、出産・育児による休職からの復職率100パーセント、そして女性管理職社員の比率は2019年時点で5.7%でしたが、現在は10.5%まで拡大し営業拠点での女性支店長も増えています。

また会社としての取り組みも変化しています。例えば、女性ブランド担当者によってスキンケア商品や低アルコール商品などの商品開発が行われたり、女性目線による工場での重作業などの工程改良が行われるなど、女性視点を活かした取り組みが進んでいます。また、時間的制約をもつワーキングマザーの働き方が周囲の社員に良い影響となり、生産性向上やテレワーク、働き方改革の促進にも繋がっています。

 

サントリーの実績・評価

サントリーの女性活躍推進やダイバーシティ強化の取り組みは、社外からも高い評価を頂いています。

 

日経Smart Work大賞を受賞

「日経Smart Work大賞」において、初の「殿堂入り企業」に選出。日本経済新聞社が実施する「第4回日経Smart Work経営調査」においてサントリーグループは、総合ランキングで最高ランクとなる5つ星を3年連続で獲得に加え、「人材活用力」「イノベーション力」「市場開拓力」の3部門でいずれも3年連続で最高評価の「S++」を獲得。とりわけ、「人材活用力」では、女性やシニア、外国人の活躍を促すダイバーシティ推進や在宅勤務、モバイルワークなどの制度や環境を整え、多様で柔軟な働き方を実現している点が高く評価されました。

 

「えるぼし」「プラチナくるみん」を獲得

「女性の活躍推進が進んでいる企業」としての最高認定「えるぼし(3段階目)」、「子育てサポート企業」として最高認定「プラチナくるみん」を獲得

 

プラチナキャリア・アワード優秀賞を受賞

東洋経済主催、人生100年時代の新たな働き方のため「プラチナキャリア」実現に取り組む企業を表彰する第3回「プラチナキャリア・アワード」にて優秀賞を受賞しました。

 

「健康経営銘柄2023」に選定

2016年、サントリーでは従業員・家族の健康がサントリーの挑戦・革新の源であるという考えのもと、全従業員が心身ともに健康でやる気に満ちて働いている状態を目指す健康経営宣言を行いました。従業員やその家族の健康維持のための定期検診やメンタルヘルス対策といった”健康投資”、喫煙者比率の低下や運動習慣向上などの”公私ともに充実した時間の拡充”、健康やキャリア等に関する”人材への投資”などの健康経営の取り組みが先進的であると評価され、「健康経営銘柄2023」に選定されました。「健康経営優良法人2023~ホワイト500~」には2017年以来、7年連続で認定を受けています。

また、厚労省の委託事業「がん対策推進企業アクション」により「令和4年度がん対策推進優良企業」として表彰されています。

 

サントリーへの転職をお考えの方へ

サントリーへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

sincereedでは、サントリーのデジタル本部発足当初から採用コンサルティングをしながらご支援させていただいております。現在もサントリー様と一緒にデジタル人材採用強化に取り組んでおり、デジタル(DX)領域において数多くの支援実績を誇っております。

弊社だからこそ知りえた選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

サントリーへの転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。


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