サントリー、働き方とその制度は?
2023/09/05

サントリー、働き方とその制度は?

監修者 藤井 俊介

監修者

sincereed株式会社 藤井 俊介

株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてIT・インターネット領域の法人営業/営業マネジャー、営業領域・IT領域のキャリアアドバイザー組織のマネジャー/部長、東海エリアの部長・地方エリアの部長を歴任。
サントリーの採用コンサルティングを手掛けると共に、サントリーDX領域においてトップクラスの転職支援実績を持つ。

多様な人材や価値観を生かし、より大きな価値を創出するダイバーシティ経営を推進しているサントリー。近年は女性活躍推進に力を注いでおり、女性管理職の比率も上がっています。一方で働き方改革も推進しており、テレワークや業務効率化の取り組みも拡充しています。

ここではサントリーへの転職をお考えの方に、サントリーでの働き方や具体的な制度などをご紹介していきます。企業理解の一つとして参考にしていただければ幸いです。

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働き方改革によるテレワークと業務効率化の推進

サントリーでは、「生産性の向上」「ワークライフバランスの実現」「健康・イキイキの実現」を通じた競争力強化を目的とし、 働き方改革に取り組んでいます。

実はサントリーが働き方の変革をスタートさせたのは、2007年~2008年のことでした。当時は「働き方改革」という表現ではありませんでしたが、2008年には工場勤務者を除いた全ての従業員を対象に、テレワーク制度を導入していました。

その後も更にワークスタイルを変革させ、2010年にはフレックスタイム制度のコアタイムを原則廃止し、スーパーフレックス制度を導入しました。5:00〜22:00の間で勤務時間の設定を可能にすることで、メリハリのある働き方を促しています。また、フレックスタイム制の利用を部署単位から個人単位での適用とすることで、対象者を拡大しました。同じく2010年にテレワーク勤務制度の対象範囲を拡大し、10分単位での利用が可能になりました。

その後2016年からは本格的な「働き方改革」と称して、テレワークやスーパーフレックス制度は継続しつつ、アウトプットの向上と労働時間の削減に対して踏み込んで取り組むようになりました。各部署にてアンケートを活用し、無駄な業務や会議を洗い出して把握するなど業務の棚卸しを行ったり、各部署の中堅社員を働き方推進リーダーに任命して具体的なアクションプランを立案・推進したりしています。管理職と現場のパイプ役である中堅社員をリーダーに任命したことで様々な成功事例が出てきたため、これを社内のポータルサイトで共有し、他部署にも共有できるようにしました。

また、AI・ロボットを活用した業務自動化も取り入れ、残業時間の減少・有給取得日数の向上など着実な業務効率化に繋げています。

2020年にはテレワーク勤務制度の日数上限撤廃を行い、現在では約9割の社員がテレワークを利用しています。

その他、具体的にサントリーで導入している働き方改革の制度は下記の通りです。

 

労働時間の削減・適正化

  • 長時間労働の抑制や年次有給休暇取得促進(原則として全員16日以上)を通じ、総労働時間1,899時間以内を目標として設定
    ※上記目標は、ILOの基準である週48時間以内である、週(5日)平均39時間となります。
  • 労使協働で長時間労働の抑制やサービス残業の禁止、年次有給休暇の促進
  • パソコンの使用時間など各種勤怠情報を日次で確認できるシステムを導入

 

業務効率化の推進

  • 高性能TV会議、Web会議、タブレット、スマートフォン、モバイルPC、RPAの活用
  • 働き方改革推進リーダー制度を基軸とした、各部署現場目線での継続的業務見直し

 

リフレッシュ休暇の付与

  • 勤続10年、15年、20年、25年、30年、35年、40年、45年に達した従業員に特別休暇および奨励金付与

 

ダイバーシティ経営による女性やシニア層の活躍

サントリーでは、人材の多様性を推進し、多様な価値観や発想を取り入れ、活かすことによって、より大きな価値を創出する「ダイバーシティ経営」を基本方針としています。

誰もがサントリー社員としての自覚と誇りを持ち、自らの心を解き放ち自分らしくいきいきと働ける職場、仲間の個性や多様性を強みとして活かす組織の実現に向け、2011年にダイバーシティ推進室を開設し、同年11月より新たに「DEI Vision Statement」を制定。サントリーグループ全体でDiversity, Equity & Inclusionを推進しています。

 

ダイバーシティ経営を体現している事例

性別

女性の活躍推進を目指し、これまでは男性が中心だった営業職や地方への転勤も、入社後の比較的早い時期に女性や若い世代も経験できるようにしています。ライフイベントと重なる前にそのような経験を積む機会があることで、ライフイベントを経てもその後の選択肢が増え、止まらないキャリアパスを可能にしています。その他、全女性管理職を対象とした「Diverse Leadership Forum」の開催、産休前ガイダンス・育休後フォローアップセミナーによる復職者支援、さらに復職者を部下に持つ上司への情報発信など、本人だけでなく職場を巻き込んだ取り組みを進めた結果、出産・育児による休職からの復職率100パーセント、そして女性管理職社員の比率は現在10.5%まで拡大し、営業拠点での女性支店長も増えています。

現在サントリーでは、国内において2030年にサントリーホールディングス(株)籍・サントリー食品インターナショナル(株)籍の女性管理職比率を30%とすることを目指しています。

 

年齢・ハンディキャップ

シニア層社員のニーズに応えるため、65歳定年制を導入。ベテラン従業員が長年培った経験と知識を活かして、一層活躍できるようサポートを進めています。また障がいのある社員に対しても、採用だけでなく現場の受け入れ体制強化にも注力。障がい者雇用率は、サントリーホールディングス(株)2.82%、サントリー食品インターナショナル(株)2.66%に上ります。

 

社員の声から生まれたサポート体制

サントリーでは「女性が働きやすく、かつ成果を上げている会社」を目指し、“復職後の早期フルモード化”を後押ししています。育児との両立支援策として、最長7か月間、認証保育園並みの負担額でベビーシッターサービスを利用できる制度を整備。産休前ガイダンスや育休後フォローアップセミナーも開催しています。「働き方改革」を銘打ち、ワークスタイル革新にも着手。働く場所と時間の制約をなくし、多様な働き方が可能となる仕組みを整えています。柔軟な働き方を目指し、フレックスタイム制の導入、テレワーク環境の整備、サテライトオフィスの拡充なども実施しています。

評価制度においても、昇格が育児などのために遅れるのを防止するため、出勤率が100%に満たない社員にはみなし評価を実行しています。さらに、若手女性におけるキャリアの不安・壁にアプローチし、キャリアにおける選択肢を広げ、中長期のキャリアを考える事を目的としたセミナーの実施、サントリーグループグローバルの女性管理職を対象としたネットワーキングイベントを開催したり、産休前ガイダンスには男女を問わず興味のある方/パートナーも参加可能とし、社員全体を巻き込んだ意識改革にも挑戦しています。

 

仕事と育児の両立支援

上記の通り、出産・育児による休職からの復職率100パーセントを実現し産休・育休を取得した社員への支援体制も充実しているサントリー。仕事と育児の両立を推進するための具体的な制度をご紹介します。

 

産前産後休業

原則、産前6週間と産後8週間

 

育児休職

原則、子が満3歳に達するまでの間取得可能

 

法人契約シッター利用補助

復職時のシッターサービス

保育園等への入園が困難な場合、法人契約先のシッターを紹介し、保育園等への入園ができるまで、最長7カ月間の費用補助

・子の病時・緊急時のシッターサービス

子の病時や急な残業・出張等の緊急時に、法人契約先のシッターを利用しやすくするため、入会金・年会費等を会社が負担。子が小学校4年生になるまで利用可能。

シッター利用補助

家庭内での乳幼児、小学校低学年の児童の保育や保育所等への送迎

補助額は1日あたり1,700円

 

ウェルカム・ベビー・ケア・リーブ

2011年には男性の育児休職取得促進を目的に育児休職の一部有給化した制度。育児休職開始当日からの連続5日間は有給。

2024年までに「男性育休取得率100%」達成を目標に活動を強化。

 

短時間/時差勤務

育児休職のほか、妊娠期~育児期まで利用できる短時間・時差勤務制度。保育園などの送迎や子どもの生活時間に合わせられるように、働き方を幅広く選択できる。

 

フレックス勤務・テレワーク勤務

事由は問わず、子の年齢制限も設けていない。

 

キッズサポート休暇

育児事由全般のための特別休暇(有給休暇)制度。中学校入学前の子1人につき1年間に5日、2人以上であれば1年間に10日取得できる。

 

不妊治療サポート

特定不妊治療を行う場合、最長1年の休職が可能。

 

出産前~復職後のサポート

・出産前

制度説明やスムーズな復職に向けた情報提供を主目的にガイダンスを対象者全員に実施(男女問わず興味のある方/パートナーも参加可能)

・休職中

タイムリーな会社情報、復職に向けたお役立ち情報に関するメールマガジンを隔月で発信

・復職時

保育園への入園が困難な場合、つなぎシッター制度にて一定期間の費用を補助

・復職後

両立支援を目的に病時、緊急時シッター制度や育休後フォローアップセミナーを実施

 

仕事と介護の両立支援

育児だけでなく、仕事と介護の両立支援制度も充実しています。サントリーは企業の社会的責任を認識し、従業員のニーズに即した支援を行うことを意識して支援を行っています。

 

介護休職

最長3年間、ただし通算93日以内であればこれを超えて取得可能。給付金1カ月あたり5万円

 

ホームヘルパー利用補助

1日につき1人分(上限15,000円)、年間50日を上限として支払料金の70%を補助。

 

短時間/時差勤務

休職期間と合わせて最長9年まで取得可能。短縮時間は1日あたり2時間を限度。時差勤務は一定の範囲内で設定可能。

 

フレックス勤務・テレワーク勤務

事由は問わず、子の年齢制限も設けていない。

 

特別休暇

通院の付き添い等のための休暇(有給休暇)。要介護状態の対象家族1人につき1年間に5日、2人以上であれば1年間に10日取得できる。

 

介護セミナー・介護ハンドブック

社外の講師を招いて介護の状況になる前の準備などについて話を伺う機会の提供。

 

再雇用制度

サントリーでは、妊娠や出産、育児、介護、配偶者の海外赴任を理由に退職した従業員が、再度サントリーに復帰したいと希望した際に再雇用を行う「ジョブリターン制度」を設けました。2007年に導入し、2022年までの間に96名が登録、2022年末までに17名が復帰しました。

再雇用が可能な離職期間としては、妊娠・出産・育児の場合は養育する子が小学校に就学するまでとし最長10年、介護の場合は介護事由が消滅するまでとし最長10年、配偶者の海外赴任の場合は配偶者が海外から帰任するまでとし最長10年となっています。

 

サントリーの実績・評価

サントリーの働き方改革やダイバーシティ強化の取り組みは、社外からも高い評価を頂いています。

日経Smart Work大賞を受賞

「日経Smart Work大賞」において、初の「殿堂入り企業」に選出。日本経済新聞社が実施する「第4回日経Smart Work経営調査」においてサントリーグループは、総合ランキングで最高ランクとなる5つ星を3年連続で獲得に加え、「人材活用力」「イノベーション力」「市場開拓力」の3部門でいずれも3年連続で最高評価の「S++」を獲得。とりわけ、「人材活用力」では、女性やシニア、外国人の活躍を促すダイバーシティ推進や在宅勤務、モバイルワークなどの制度や環境を整え、多様で柔軟な働き方を実現している点が高く評価されました。

 

プラチナキャリア・アワード優秀賞を受賞

東洋経済主催、人生100年時代の新たな働き方のため「プラチナキャリア」実現に取り組む企業を表彰する第3回「プラチナキャリア・アワード」にて優秀賞を受賞しました。

 

「えるぼし」「プラチナくるみん」を獲得

「女性の活躍推進が進んでいる企業」としての最高認定「えるぼし(3段階目)」、「子育てサポート企業」として最高認定「プラチナくるみん」を獲得

 

「健康経営銘柄2023」に選定

2016年、サントリーでは従業員・家族の健康がサントリーの挑戦・革新の源であるという考えのもと、全従業員が心身ともに健康でやる気に満ちて働いている状態を目指す健康経営宣言を行いました。従業員やその家族の健康維持のための定期検診やメンタルヘルス対策といった”健康投資”、喫煙者比率の低下や運動習慣向上などの”公私ともに充実した時間の拡充”、健康やキャリア等に関する”人材への投資”などの健康経営の取り組みが先進的であると評価され、「健康経営銘柄2023」に選定されました。「健康経営優良法人2023~ホワイト500~」には2017年以来、7年連続で認定を受けています。

また、厚労省の委託事業「がん対策推進企業アクション」により「令和4年度がん対策推進優良企業」として表彰されています。

 

サントリーへの転職をお考えの方へ

サントリーへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

sincereedでは、サントリーのデジタル本部発足当初から採用コンサルティングをしながらご支援させていただいております。現在もサントリー様と一緒にデジタル人材採用強化に取り組んでおり、デジタル(DX)領域において数多くの支援実績を誇っております。

弊社だからこそ知りえた選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

サントリーへの転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。

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