大阪ガスは第二新卒でも転職できる?採用難易度・選考対策・年収・働き方を徹底解説
2026/08/10

大阪ガスは第二新卒でも転職できる?採用難易度・選考対策・年収・働き方を徹底解説

大阪ガスへの転職を検討している第二新卒の方の中には、「大手インフラ企業は新卒採用がメインで、中途入社のハードルは高いのでは」と感じている方も少なくないでしょう。

実際には、大阪ガスを含むDaigasグループはキャリア採用(中途採用)の比率を年々高めており、第二新卒を対象とした求人も事務系・技術系を問わず複数の職種で継続的に募集されています。

 

本記事では、大阪ガスが第二新卒採用を行う背景から、応募条件、選考フローと対策のポイント、年収・福利厚生の実態、そして内定を勝ち取るための準備の仕方まで、詳しく解説します。

 

※本記事は2026年8月に掲載されました。

※記事中の情報は執筆時点での公開情報および市場動向をもとに編集・掲載したものであり、各企業の公式見解ではありません。

※採用状況や選考基準は変動する可能性があります。最新の公式情報をご確認ください。

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大阪ガスは第二新卒でも転職できる?

この章では、大阪ガスが第二新卒採用を行う背景と、実際に採用される可能性について解説します。

大阪ガスが第二新卒採用を行う理由

大阪ガスを含むDaigasグループでは、正規雇用労働者に占めるキャリア採用(中途採用)比率が2023年度の22.4%から2024年度は37.4%、2025年度には46.3%へと上昇しており、キャリア採用を積極的に拡大しています(*1)。

この背景には、カーボンニュートラルへの対応や海外事業の拡大、DX推進など事業領域の広がりがあります(*2)。事業環境の変化に対応するため、専門性を持つ即戦力だけでなく、将来的に中核人材として活躍できるポテンシャル層の採用も重要になっています。

 

また、少子高齢化に伴う労働人口の減少により、人材確保は企業にとって重要な経営課題の一つです。新卒採用だけでは必要な人材を十分に確保することが難しくなっていることから、第二新卒を含むキャリア採用の強化を進めていると考えられます。

 

実際に、リクルートエージェントに掲載されている大阪ガスの中途採用求人には、「【第二新卒】事務系総合職」「【第二新卒】技術系総合職」といった求人が掲載されており、「ポテンシャル採用」のタグが付与されています(*3)。ポテンシャル採用では、これまでの実務経験よりも、入社後の成長性や適応力が重視される傾向があります。

第二新卒でも採用される可能性は十分ある

有価証券報告書によると、大阪ガス(提出会社)の2024年度におけるキャリア採用での入社者は43人(正規雇用労働者におけるキャリア採用比率37.4%)となっています(*4)。また、新卒・キャリア採用(総合職)の合計人数は2024年度実績で116人、2026年度までの3ヵ年累計目標として330人が掲げられており、若手・中堅層を含めた採用を積極的に進めていることがうかがえます(*4)。

転職エージェント経由の求人情報では、「【第二新卒】事務系総合職」「【第二新卒】技術系総合職」といった名称の求人が継続的に掲載されており、人事総務・資源海外・事業企画・営業、あるいはエンジニアリング・生産技術・情報通信といった幅広い業務が募集対象となっています(*3)。

 

大阪ガスの新卒採用ページでは、採用にあたって重視する要素として、創造的かつ論理的に考え抜く力、専門家を巻き込みながら進めるチームプレイ、粘り強く行動する姿勢、向上心を持って学び続ける素直さの4点を挙げています(*5)。これらは新卒採用向けに示された要素ですが、キャリア採用においても共通して重視される可能性のある考え方だと言えるでしょう。

第二新卒に求められるスキル・経験

第二新卒として大阪ガスへの転職を目指す場合、以下のようなスキルや経験が評価されやすいと考えられます。いずれも大阪ガスに限らず、多くの企業の第二新卒採用で重視される一般的な要素ですが、社会インフラを担う企業である点を踏まえて整理すると次のようになります。

 

  • 主体性:指示を待つだけでなく、自ら課題を見つけて行動する姿勢
  • コミュニケーション能力:社内外の関係者と円滑に連携する力
  • 協調性:専門性の異なるメンバーと協働してプロジェクトを推進する力
  • 学習意欲:エネルギー政策や技術動向など、変化の速い領域を継続的にキャッチアップする姿勢
  • 安全意識:ガス・電力という社会インフラを扱う事業特性上、安全を最優先する意識

これらは一般的に第二新卒の転職市場で重視されやすいとされる要素であり、大阪ガスに限らず多くの企業で共通して評価される傾向があります。日頃の業務の中でこれらを意識したエピソードを整理しておくと、選考でのアピール材料になりやすいでしょう。

 

(*1)参照:大阪ガスキャリア採用情報|Daigasグループ(2026年7月現在)

(*2)参照:2026年度 Daigasグループ経営計画|大阪ガス株式会社(2026年7月現在)

(*3)参照:大阪ガス株式会社の中途採用・転職・求人情報|リクルートエージェント(2026年7月現在)

(*4)参照:有価証券報告書(第207期)|大阪瓦斯株式会社(2026年7月現在)

(*5)参照:募集要項|大阪ガス新卒採用情報|採用情報|Daigasグループ(2026年7月現在)

大阪ガスの第二新卒採用の応募条件

この章では、大阪ガスの第二新卒(キャリア)採用における応募条件や、未経験でも挑戦しやすい職種について紹介します。

応募資格・対象者

大阪ガスへ第二新卒として応募する場合、大きく分けて「新卒採用ルート」と「キャリア採用ルート」の2つの応募方法があり、それぞれ応募資格が異なります。新卒採用ルートは、卒業後おおむね2年以内の既卒者が新卒学生と同じ採用枠に応募する方法です。大阪ガスネットワークの新卒採用募集要項では、2024年3月~2026年3月に大学・大学院を卒業(修了)した既卒者が応募対象に含まれています(*6)。このルートでは、エントリーシートの提出締切やWebテストの実施期間など、新卒学生と同じスケジュール・選考フローで選考が進みます(*5)。

 

もう1つのキャリア採用ルートは、「第二新卒歓迎」「ポテンシャル採用」といったキーワードが付いた中途採用の求人に応募する方法で、事務系総合職・技術系総合職などの職種が対象となります(*3)。新卒採用ルートのような一括選考ではなく、募集ポジションごとに年間を通じて選考が進む点が特徴で、年齢や卒業年次を不問とするケースが多く、社会人経験の長さよりもポテンシャルを重視する傾向があります。

 

どちらのルートに応募できるかは、卒業からの経過年数や希望する職種、募集要項に記載された応募資格によって変わります。新卒採用ルートは卒業年次に一定の制限がある一方、キャリア採用ルートは年齢を問わない求人が多いため、自身の状況に合わせてどちらのルートで応募するかを見極めたうえで、募集要項に記載された学歴要件や職種ごとの必須条件を事前によく確認しておくことが大切です。

歓迎される経験・スキル

リクルートエージェント経由で掲載されている大阪ガスの第二新卒求人には「ポテンシャル採用」と明記されたものがあり(*3)、業界経験の長さよりも人柄や成長性を重視する採用スタンスがうかがえます。とはいえ、以下のような経験やスキルがあると、選考でアピールしやすくなると考えられます。

 

  • 営業、事務、エンジニアリングなど、これまでの職務で得た基礎的なビジネススキル
  • チームで業務を推進した経験
  • 資格取得やスキルアップに前向きに取り組んできた実績

 

具体的な業界経験を必須としない求人も多く、ポテンシャルや人柄を重視する採用スタンスがうかがえます(*3)。前職の業種が異なっていても、汎用性の高いビジネススキルをどう活かせるかを整理しておくとよいでしょう。

未経験でも応募できる職種

大阪ガスグループの中途採用求人には、施工管理やガス設備の保安・メンテナンスなど、実務未経験からスタートできる技術系職種も掲載されています(*3)。事務系総合職の求人票には「OJTでの現場育成や研修カリキュラムを通じて、Daigasグループの業務で必要となる知識について学んでいただきます」といった育成方針が明記されており(*3)、マーケティングや法人営業といった前職の経験を活かしながら、入社後に専門知識を習得していく形が想定されています。

未経験分野への挑戦を検討している場合は、求人票に記載された「歓迎条件」と「必須条件」を分けて確認し、どこまでが必須なのかを見極めることが重要です。

第二新卒に人気の職種(技術職・営業職・事務職・設備保全)

リクルートエージェント経由の求人情報を見ると、第二新卒向けの募集は「事務系総合職」と「技術系総合職」という名称で掲載されています(*3)。事務系総合職は人事総務・資源海外事業・事業企画・営業などを、技術系総合職はガス製造・発電に関わるエンジニアリング、システム開発、技術戦略の企画といった業務を担当します(*3)。

 

また、大阪ガスキャリア採用サイトの募集職種一覧を見ると、ガス製造・エンジニアリング事業部、資源・海外事業部、エナジーソリューション事業部、コーポレート部門など、幅広い部門で人材を募集していることが分かります(*7)。Daigasグループの基盤会社では、ガス導管の建設・維持管理を担うオペレーション&メンテナンス職なども募集されています(*6)。いずれの職種も、入社後にジョブローテーションを通じて複数の業務を経験しながらキャリアを形成していく設計になっている点が特徴です。

 

(*6)参照:募集要項(大卒)応募方法・スケジュール|大阪ガスネットワーク新卒採用情報|Daigasグループ(2026年7月現在)

(*7)参照:事業概要と募集中職種一覧|大阪ガスキャリア採用情報|Daigasグループ(2026年7月現在)

大阪ガスの第二新卒採用の選考フロー

この章では、一般的な転職活動における選考の流れや、対策のポイントを解説します。

応募から内定までの流れ

一般的に、中途採用の選考は「書類選考→適性検査→面接(複数回)→内定」という流れで進むケースが多いとされています。実際に大阪ガスの中途採用に応募した方の体験談を見ると、法人営業職では「1次面接→Webテスト・筆記テスト→2次面接→最終面接→内定通知」という流れが報告されている一方、プロジェクトファイナンス職では「1次面接→2次面接→最終面接→Webテスト・筆記テスト→内定通知」、新規事業企画・事業開発職では「1次面接→最終面接」のみで完了したケースも報告されています(*8)。

 

このように、面接回数は1〜3回程度、Webテスト・筆記テストを実施するタイミングも案件によって前後するなど、募集ポジションによって選考の進め方に幅がある点が特徴です。

 

前述の「新卒採用ルート」と「キャリア採用ルート」では、選考プロセスにもいくつかの違いがあります。新卒採用ルートでは、マイページへの登録後、決められた締切までにエントリーシートを提出し、指定された期間内にWebテストを受検するという、応募者全体が同じスケジュールで進む一括選考の形が取られています(*5)。一方、キャリア採用ルートでは、募集ポジションごとに欠員状況に応じて選考が進むため、応募のタイミングや選考にかかる期間は案件によって異なり、新卒採用ルートのような統一されたスケジュールは設定されていません。

 

また、新卒採用ルートではエントリーシートの内容が重視されるのに対し、キャリア採用ルートでは職務経歴書を通じた実務経験の確認に比重が置かれる点も違いの一つです。なお、2026年6月時点で、大阪ガスのキャリア採用ルートにおける具体的な選考倍率や通過率は公式には公表されていません。応募から内定までの期間は職種や選考状況によって異なるため、募集要項や応募先からの案内をこまめに確認することをおすすめします。

書類選考で評価されるポイント

書類選考では、職務経歴書や履歴書の内容から、応募職種とのマッチ度が見極められます。特に以下のような観点が重視されやすいと考えられます。

 

  • 応募職種で活かせる具体的な実務経験やスキル
  • 転職理由や志望動機の一貫性
  • 自己PRの具体性(数字や成果を交えた説明)

職務経歴書は、担当業務を羅列するのではなく、成果や工夫した点を具体的に記載することで、書類選考の通過率を高めやすくなります。

適性検査・SPI対策

中途採用の適性検査は、SPIなどのWebテスト形式で実施されることが一般的です。言語・非言語分野の基礎的な問題演習に加え、性格検査についても事前に自己分析を行っておくとよいでしょう。社会人になってから改めて適性検査の対策をする機会は少ないため、市販の問題集やWeb上の模擬テストを活用して、出題形式に慣れておくことをおすすめします。性格検査については、無理に自分を偽って回答すると入社後のミスマッチにつながりかねないため、素直に回答する姿勢も大切です。

転職理由

面接では「なぜ転職しようと思いましたか」「なぜ現職を離れるのですか」といった質問が最も高い頻度で聞かれる傾向があります。都市ガス・電力という公共性の高い事業を担う大阪ガスでは、こうした質問を通じて、安定志向や長期的に働く意思との整合性が見られやすいと考えられます。退職理由はネガティブな表現のまま伝えるのではなく、次のキャリアでどのように貢献したいかという前向きな言葉に言い換えて準備しておくとよいでしょう。

志望動機(なぜインフラ業界か)

「なぜインフラ業界を志望していますか」「なぜ大阪ガスを選びましたか」といった質問もよく聞かれます。数あるインフラ企業の中でなぜ大阪ガスなのかを説明する際は、社会貢献性との接続を意識した回答が重要になると考えられます。大阪ガスが重視するとしている「創造的かつ論理的に考え抜く力」「チームプレイ」「粘り強さ」「学び続ける姿勢」(*5)を踏まえながら、自身の経験と結び付けて説明すると、説得力が増すでしょう。

安全意識・リスク管理

「安全管理で意識していることは何ですか」「ヒヤリハットの経験はありますか」など、安全意識やリスク管理に関する質問は、インフラ企業特有の頻出質問だと考えられます。ガス・電力という保安に関わる事業特性上、ミスが許されにくい業務であることを踏まえ、日頃からどのように安全を意識して業務に取り組んできたかを具体的に説明できるよう準備しておくとよいでしょう。

トラブル対応経験

「緊急対応の経験はありますか」「突発的な問題をどう解決しましたか」など、災害・障害対応を想定した質問がされることもあります。前職でトラブルや予期しない事態に直面した際、どのように状況を整理し、周囲と連携しながら解決に導いたかを振り返っておくと、実践的なエピソードとして伝えやすくなります。

長期的なキャリア志向

「5年後・10年後どうなっていたいですか」「腰を据えて働けますか」など、長期雇用を前提とした質問が想定されます。大阪ガスのような大規模インフラ企業では、長期的な就業意思の確認が重視される傾向があるため、短期的な目標だけでなく、中長期的なキャリアビジョンを合わせて伝えられるように準備しておくとよいでしょう。

 

インフラ業界の面接には、共通した傾向が見られます。安全意識や責任感を確認する質問が多いこと、安定志向や入社の本気度を見られやすいこと、長期的な就業意思の確認が重視されること、派手な実績よりも堅実さが評価されやすいこと、そしてチームでの協調性を問う質問が多いことが特徴として挙げられます。面接対策を行う際は、これらの傾向を踏まえて回答を準備しておくとよいでしょう。

志望動機・転職理由の伝え方

一般的に、転職理由はネガティブな内容であっても、それをどう次のキャリアに活かしたいかという前向きな言葉に変換して伝えることが評価されやすいとされています。大阪ガスが求める人物像として挙げている「論理的に考え抜く力」「チームプレイ」「粘り強さ」「学び続ける姿勢」(*5)を踏まえながら、自身の経験と結び付けて説明すると、説得力のある志望動機になると考えられます。

 

また、面接でよく聞かれる質問の傾向を踏まえると、志望動機の中に「なぜインフラ業界か」「なぜ大阪ガスか」という2つの観点を盛り込んでおくと、より一貫性のある回答になりやすいでしょう。

 

(*8)参照:大阪ガスの選考概要(中途)の体験談一覧|転職サイト【ワンキャリア転職】(2026年7月現在)

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大阪ガスへ第二新卒で転職するメリット・デメリット

この章では、大阪ガスへ第二新卒として転職する場合に想定されるメリットとデメリットを整理します。

メリット

大阪ガスへ第二新卒として転職する場合、いくつかのメリットが考えられます。まず、都市ガス・電力という社会インフラを支える仕事に携わることができ、生活に欠かせないサービスを支えているというやりがいを感じやすい環境です。また、大阪ガスは売上高2兆690億円、親会社株主に帰属する当期純利益1,344億円(2025年3月期)と、安定した経営基盤を有しており(*4)、腰を据えて長く働きたい方にとって魅力的な環境と言えるでしょう。

 

加えて、独身寮や社宅制度、カフェテリアプラン、育児・介護関連制度など福利厚生が充実している点も特徴です(*5)。さらに、社内公募制度や社内副業制度(イカスキル制度)など、部署をまたいだキャリア形成を支援する仕組みも整えられており(*9)、入社後に幅広い経験を積みたいと考えている方にも適した環境だと考えられます。

デメリット

一方で、留意しておきたい点もあります。大阪ガスは転職市場での人気が高く、応募に対して採用枠が限られるため、選考難易度は高めと考えられます。また、配属先によって、営業・技術・事務など業務内容や勤務形態(転勤の有無など)が大きく異なる場合があり、希望する部署に必ず配属されるとは限りません。

 

加えて、ガス・電力という保安に関わる事業のため、安全意識や責任感が強く求められる点も理解しておく必要があります。特に技術系職種では、緊急対応やトラブル対応が発生する可能性があることを踏まえたうえで、自身の適性を見極めることが大切です。

 

(*9)参照:働き方|大阪ガス新卒採用情報|採用情報|Daigasグループ(2026年7月現在)

大阪ガスの年収・福利厚生・働き方

この章では、大阪ガスの年収水準や福利厚生、働き方に関する情報を紹介します。

第二新卒入社時の年収目安

年収の目安は、新卒採用ルートとキャリア採用ルートのどちらで入社するかによって考え方が異なります。新卒採用ルートで既卒者として応募した場合は、新卒学生と同じ初任給テーブルが適用されるのが一般的です。大阪ガスグループの基盤会社が公表している初任給は、2026年2月実績で修士修了が月給249,600円(住宅手当を含め最大273,600円)、学部卒が月給235,400円(住宅手当を含め最大259,400円)となっています(*6)。

 

一方、キャリア採用ルートで入社する場合は、前職の経験やスキルに応じて個別に給与が決定されるため、この初任給がそのまま適用されるとは限らない点に留意が必要です。なお、有価証券報告書によると、大阪ガス(提出会社)全体の平均年間給与は738万1,559円(平均年齢43.8歳、平均勤続年数15.9年)となっています(*4)。

昇給・賞与制度

大阪ガスの給与は勤続年数や役職に応じて段階的に上昇していく制度が採用されていると考えられます。賞与についても、業績や個人評価に応じて年2回程度支給される企業が一般的であり、大阪ガスもこうした標準的な制度を採用している可能性があります。有価証券報告書に記載されている平均年間給与には賞与および基準外賃金が含まれており(*4)、賞与が年収全体に一定の割合を占めていることがうかがえます。

 

具体的な昇給テーブルや賞与の支給月数は個別には公式開示されていないため、選考過程や内定後の条件提示の際に確認することをおすすめします。

福利厚生・各種制度

大阪ガスの新卒採用ページには、以下のような福利厚生制度が紹介されています(*5)。

 

  • 社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険等)
  • 社内貯蓄制度、団体契約保険、従業員持株会
  • カフェテリアプラン、福利厚生代行サービス
  • 独身寮(入寮条件あり)、社宅制度、健康開発センター、研修施設、体育館、グラウンド

 

これらの制度は新卒採用向けに公開されている内容ですが、キャリア採用(中途採用)で入社した社員にも同様の制度が適用されるのが一般的です。応募を検討する際は、募集要項や面接の場で適用範囲を確認しておくと安心です。

残業時間・休日・休暇制度

大阪ガス新卒採用の募集要項によると、年間休日は122日、有給休暇は15日~20日とされているほか、夏季休暇、育児休暇、裁判員制度休暇、リフレッシュ休暇、永年勤続休暇などの特別休暇制度が設けられています(*5)。年間休日122日は、一般的な大手企業の水準と比べても標準的からやや多めの部類に入ると考えられます。

 

有給休暇についても、勤続年数に応じて付与日数が増える仕組みが一般的であり、計画的な取得がしやすい環境が整えられていると考えられます。残業時間については部署や繁忙期によって差があるため、具体的な水準は選考過程や配属後に確認することをおすすめします。

勤務地・働き方・キャリア形成

フレックスタイム制度やテレワークなど、勤務時間・場所に柔軟性を持たせる制度が整備されています(*9)。また、社員が主体的にキャリアを考える機会として「自己観察」と呼ばれる面談の仕組みや、他部署の業務を体験できる社内インターン制度、興味のある仕事に挑戦できる社内公募制度などが用意されています(*9)。

 

勤務地については、事業所や職種によって転勤の有無が異なるため、募集要項に記載された勤務地条件をよく確認しておくことが重要です。特に技術系の職種では、製造所や発電所など特定の拠点での勤務が求められるケースもあるため、自身のライフプランと照らし合わせて検討するとよいでしょう。

大阪ガスへ第二新卒で転職を成功させるポイント

この章では、大阪ガスへの第二新卒転職を成功させるための準備のポイントを解説します。

評価される志望動機の作り方

大阪ガスが重視するとしている「創造的かつ論理的に考え抜く力」「チームプレイ」「粘り強さ」「学び続ける姿勢」(*5)を軸に、自身の経験の中でこれらを発揮したエピソードを盛り込むと、説得力が増すと考えられます。

 

また、面接でよく聞かれる質問の傾向を踏まえると、志望動機には「なぜインフラ業界なのか」「数ある企業の中でなぜ大阪ガスなのか」という2つの視点を織り込むことが有効です。抽象的な言葉だけで終わらせず、これまでの経験と結び付けた具体的なエピソードを添えることで、面接官にとって納得感のある志望動機になりやすいでしょう。

自己PRでアピールすべきポイント

自己PRでは、前職での成果をできるだけ定量的に示すことが効果的です。例えば、担当した業務の規模や、工夫によって改善した数値などを具体的に伝えることで、実務能力が伝わりやすくなります。

 

また、チームでの協働経験も重要なアピール材料です。大規模な組織である大阪ガスでは、多部署との連携が発生する場面が多いと考えられるため、周囲を巻き込みながら成果を出した経験があると強みになります。さらに、課題解決に向けて自ら動いた経験を伝えることで、受け身ではなく主体的に業務に取り組める人材であることを示すことができます。

企業研究で押さえるべきポイント

有価証券報告書やIR資料、公式の採用ページなど一次情報を確認し、事業構成(国内エネルギー・海外エネルギー・ライフ&ビジネスソリューションの3事業)や中期経営計画の方向性を理解しておくと、面接で具体的な受け答えがしやすくなります(*4)。

 

特に、カーボンニュートラルへの取り組みや海外事業の展開状況など、近年強化している分野を把握しておくと、志望動機や入社後にやりたいことを語る際の説得力が増します。競合他社と比較しながら、大阪ガスならではの強みを整理しておくこともおすすめです。

退職理由の伝え方

一般的に、退職理由はできる限り前向きな表現に言い換え、大阪ガスでどのように活躍したいかという展望とセットで伝えることが望ましいとされています。現職への不満をそのまま伝えるのではなく、「何を実現したくて転職を決意したのか」という視点で整理し直すことがポイントです。

 

特にインフラ業界の面接では、安定志向との整合性が確認されやすい傾向があるため、短期的な不満ではなく、中長期的なキャリアビジョンに基づいた退職理由を準備しておくと、面接官に納得感を持ってもらいやすくなります。

転職エージェントを活用するメリット

大阪ガスの第二新卒向け求人は、dodaやリクルートエージェントといった転職エージェント経由でも掲載されており、非公開求人の紹介や選考対策のサポートを受けられる場合があります(*3)。転職エージェントを活用することで、自分では見つけにくい求人情報にアクセスできるほか、職務経歴書の添削や模擬面接など、選考通過率を高めるためのサポートを受けられることもメリットです。

 

また、企業とのやり取りを代行してもらえるため、在職中で転職活動の時間を確保しにくい方にとっても、効率的に活動を進めやすい方法だと考えられます。

大阪ガスへの第二新卒転職に関するFAQ

この章では、大阪ガスへの第二新卒転職に関してよくいただく質問にお答えします。

Q1. 大阪ガスは第二新卒でも入社できますか?

はい、可能性は十分にあります。第二新卒として応募する方法には、既卒者として新卒学生と同じ枠で応募する「新卒採用ルート」と、「第二新卒歓迎」の中途求人に応募する「キャリア採用ルート」の2種類があります(*3)(*6)。大阪ガスグループのキャリア採用比率は2023年度22.4%から2025年度46.3%へと上昇しており(*1)、第二新卒を対象とした求人も複数の職種で継続的に募集されています(*3)。どちらのルートも、社会人経験の長さよりもポテンシャルや人柄が重視される傾向があるため、応募を検討する際は、募集要項に記載された応募資格を確認したうえで、自身がどちらのルートに該当するかを見極めておくとよいでしょう。

Q2. 大阪ガスの第二新卒採用の難易度は高いですか?

大阪ガスは転職市場での人気が高く、応募が集中しやすい企業と考えられます。ただし、公式に選考倍率や通過率が公表されているわけではないため、正確な難易度を数値で示すことはできません。自身の経験と募集要件との適合度を見極めたうえで応募することが重要です。また、キャリア採用比率が年々上昇していることを踏まえると(*1)、以前と比べて中途入社のチャンス自体は広がっている可能性がある点も念頭に置いておくとよいでしょう。

Q3. 未経験でも応募できる職種はありますか?

施工管理やガス設備の保安・メンテナンスなど、未経験からスタートできる技術系の求人が存在します(*3)。事務系総合職の求人票にも、OJTでの現場育成や研修カリキュラムを通じて必要な知識を段階的に習得できる体制が明記されています(*3)。事務系総合職についても、業界経験そのものよりも、これまでのビジネス経験をどう活かせるかが評価されやすい傾向があります。未経験分野への応募を検討する場合は、求人票の必須条件と歓迎条件を分けて確認することが大切です。

Q4. 第二新卒で入社した場合の年収はどれくらいですか?

大阪ガスグループの新卒(既卒者含む)向け初任給は、学部卒で月給235,400円、修士修了で月給249,600円が一つの目安になります(*6)。第二新卒(中途採用)の場合は経験やスキルに応じて個別に決定されるため、目安として参考程度にとどめてください。

 

なお、大阪ガス全体の平均年間給与は738万円台となっています(*4)。入社直後の年収は前職の給与水準や職種によって変動するため、正確な条件は選考過程での提示内容を確認することをおすすめします。

Q5. 第二新卒で大阪ガスを目指すなら転職エージェントは利用したほうがいいですか?

非公開求人の紹介を受けられることや、応募書類・面接対策のサポートを受けられることから、転職エージェントの活用は有効な選択肢の一つと考えられます(*3)。特に第二新卒は社会人経験が浅く、自己PRや志望動機の伝え方に不安を感じる方も多いため、第三者からの客観的なアドバイスを受けられる点は大きなメリットです。

 

複数のエージェントに登録し、自分に合ったサポートを受けられるサービスを比較検討するのもよい方法です。

まとめ|大阪ガスへの第二新卒転職を成功させるポイント

最後に、本記事の内容を振り返ります。

第二新卒採用は十分チャンスがある

大阪ガスグループのキャリア採用比率は年々上昇しており(*1)、第二新卒歓迎の求人も複数の職種で掲載されています(*3)。かつては新卒採用が中心というイメージを持たれがちだった大阪ガスですが、事業拡大やカーボンニュートラルへの対応、DX推進などを背景に、多様な経験を持つ人材を積極的に受け入れる姿勢が強まっています。

第二新卒だからといって過度に不安になる必要はなく、自身の経験を整理したうえで、前向きに挑戦してみる価値があると言えるでしょう。

求める人物像を理解して選考対策を行うことが重要

「創造的かつ論理的に考え抜く力」「チームプレイ」「粘り強さ」「学び続ける姿勢」(*5)を踏まえた自己分析と、それを裏付ける具体的なエピソードの準備が選考対策の軸になります。加えて、インフラ業界特有の質問である安全意識やリスク管理、長期的なキャリア志向についても、あらかじめ自分なりの考えを整理しておくと、面接でスムーズに答えやすくなります。求める人物像を単に暗記するのではなく、自身の経験と結び付けて語れるようにしておくことがポイントです。

企業研究・面接対策を徹底することが内定への近道

有価証券報告書やIR資料などの一次情報をもとに事業内容や経営方針を理解し(*4)、面接での質問に具体的に答えられるよう準備しておきましょう。特に、国内エネルギー・海外エネルギー・ライフ&ビジネスソリューションという3つの事業の位置づけや、カーボンニュートラルに向けた取り組みは、志望動機や逆質問の材料としても活用しやすい情報です。企業研究と面接対策を並行して進めることで、一貫性のある受け答えができるようになります。

転職エージェントを活用して効率よく転職活動を進めよう

非公開求人の紹介や選考対策のサポートが受けられる転職エージェントを、必要に応じて活用することもおすすめです(*3)。在職中で転職活動に割ける時間が限られている方にとっては、企業とのやり取りを代行してもらえる点も大きなメリットになります。

 

大阪ガスへの転職を本気で目指す場合は、公式の採用サイトで最新の募集職種を確認しつつ、sincereedなどの転職エージェントのサポートも組み合わせながら、計画的に選考対策を進めていくとよいでしょう。

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