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旭化成の会社概要
旭化成は、化学、住宅、ヘルスケアの3事業領域でグローバルに展開する、日本を代表する総合化学メーカーです。
「昨日まで世界になかったものを」という理念のもと、革新的な製品やサービスを提供し、人々の“いのち”と“くらし”に貢献しています。
その多角的な事業展開と安定した経営基盤、充実した福利厚生は、転職希望者から高い人気を集めています。
今回はそんな気になる旭化成の会社概要をご紹介していきます。
旭化成の会社概要
社名 | 旭化成株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 日比谷三井タワー |
代表者 | 取締役会長 小堀 秀毅
代表取締役社長 工藤 幸四郎 |
設立 | 創業 1922年5月25日
設立年月日 1931年5月21日 |
資本金 | 103,389百万円 |
従業員数 | 49,295人(連結) |
出典:旭化成 公式ウェブサイト (2025年1月13日時点)
旭化成の企業理念
グループミッション
私たち旭化成グループは、世界の人びとの “いのち” と “くらし” に貢献します。
グループミッションとは:旭化成グループの普遍的な「存在意義」。時代環境や社会の求めるものが変わっても、変わることなく、旭化成グループとして永遠に追求し続けるもの。それは世界の人びとを想い続けることに他なりません。
グループビジョン
「健康で快適な生活」と「環境との共生」の実現を通して、社会に新たな価値を提供していきます。
グループビジョンとは:旭化成グループの「目指す姿」。それはミッションを基盤としながら、時代の要請に合わせて目指していく事業活動の方向性です。
グループバリュー
「誠実」誰に対しても誠実であること。
「挑戦」果敢に挑戦し、自らも変化し続けること。
「創造」結束と融合を通じて、新たな価値を創造すること。
グループバリューとは:旭化成グループで働く人財が必ず持つべき「共通の価値観」。多様な人財に共通する、ミッション追求の過程における基本的な姿勢です。
グループスローガン
Creating for Tomorrow
私たち旭化成グループの使命。それは、いつの時代でも世界の人びとが“いのち”を育み、より豊かな“くらし”を実現できるよう、最善を尽くすこと。創業以来変わらぬ人類貢献への想いを胸に、次の時代へ大胆に応えていくために、私たちは、昨日まで世界になかったものを創造し続けます。
これらの理念は、旭化成グループが創業以来大切にしてきた価値観であり、時代の変化に対応しながらも、常に「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献する」ことを目指しています。
旭化成の事業内容
旭化成グループは、「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3領域で、事業持株会社である旭化成株式会社と7つの事業会社を中核に事業を展開してます。
各領域の詳細は以下のとおりです。
1. マテリアル領域
独自性と差別性のあるユニークな製品を展開。
「サランラップ」などの消費財、バッテリーセパレータやLSI・センサ製品の電子部品など、繊維素材、樹脂などの石化製品の原料となる基礎化学品から環境にやさしい高機能素材があります。
先端技術を活かした付加価値の高い素材・製品群をグローバルに展開し、未来のくらしをリードします。
環境ソリューション事業:
サステナビリティ対応を推進する石油化学事業や、カーボンニュートラルな社会における新しいエネルギーのあり方を見据えた蓄エネルギー関連の製品・サービスなど、CO2回収技術、クリーンエネルギーである水素に関連する製品・技術を展開しています。
また、旭化成グループ全体のエネルギー政策を担うとともに、CO2削減などの環境貢献テクノロジーの進化にも取り組んでいます。
モビリティ&インダストリアル事業:
自動車用途を中心に旭化成グループが有する製品・技術を集結し、安全・快適でサステナブルな次世代モビリティ社会実現への貢献、自動車産業に限らずさまざまな産業が抱える課題を解決するための革新素材・ソリューションを提供しています。
ライフイノベーション事業:
電子部品と電子材料を通じてデジタル社会で求められるニーズへ応える「デジタルソリューション」と、健康で快適な日々の生活に貢献する製品・サービスを提供する「コンフォートライフ」の2つの分野において、競争優位性を発揮する幅広い製品ラインナップを生かし、グローバルに展開しています。
※グループ会社:旭化成エレクトロニクス
2. 住宅領域
人と地球に優しい技術とサービスによって理想の都市・社会づくりに貢献し、くらしを支えています。
住宅事業:
戸建住宅「ヘーベルハウス」、賃貸住宅「ヘーベルメゾン」、分譲マンション「アトラス」シリーズなど、高品質な商品とサービスの提供をはじめ、リフォームや不動産流通、都市開発などの周辺事業と一体となって提供。
住宅の価値を永く維持させることで、真に豊かな暮らしの舞台を生み出しています。
建材事業:
ALC(軽量気泡コンクリート)パネルのトップブランド「ヘーベル」をはじめ、省エネ住宅に最適な高性能断熱材「ネオマフォーム」、基礎杭、鉄骨構造用資材など、先進性と独創性に富んだ高付加価値な製品とサービスを展開しています。
※グループ会社:旭化成ホームズ、旭化成建材
3. ヘルスケア領域
高度な技術を進化・融合させ、社会が求める医療ニーズを満たすことで、医療の進歩に貢献しています。
医薬事業:
医療用医薬品の分野で、整形外科を中心に泌尿器、中枢神経、免疫、血液・循環器などの領域で新薬を提供し、研究開発型スペシャリティファーマとして、世界に通用する新薬の創出を進めています。
医療事業:
血液浄化(アフェレシス)治療システムのリーディングカンパニーとして、各種の分離器や吸着器、人工腎臓、白血球除去フィルター、ウイルス除去フィルター「プラノバ」などを展開し、新たな製品の開発や治療技術の普及拡大に取り組んでいます。
クリティカルケア事業:
クリティカルケア事業では、米国を中心に蘇生関連技術をもとに開発された製品を展開しています。AED・除細動器を始めとし、体温管理システムなど、クリティカルケアの幅広い領域を網羅する製品でより多くの人々の救命に寄与します。
※グループ会社:旭化成ファーマ、旭化成メディカル、ゾール・メディカル、ベロキシス
旭化成は高い技術力で多角化経営する総合化学メーカー
旭化成は、日本を代表する総合化学メーカーで、多岐にわたる事業を展開しています。高い技術力を持ち、他社には模倣されづらい独自の製品を数多く生み出している点が特徴です。
「サランラップ」や「ヘーベルハウス」といった製品を通じて広く知られていますが、実際にはヘルスケアやモビリティ分野にも進出しており、先進性・独自性の高い製品を開発しています。
旭化成の強みは、多角化経営と強固な事業基盤にあります。化学メーカーとしての原点を基盤に、医療、住宅、電子材料など幅広い分野へ事業を拡大しており、これらを通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。
「いのち」と「くらし」に寄り添い、世界中の人々に役立つ製品とサービスを提供することを目指して、旭化成は未来に向けた挑戦を続けています。
旭化成の福利厚生
ここからは、中途転職先として検討するために気になる福利厚生など、働く環境についても紹介します。
旭化成グループは、社員一人ひとりが生き生きと働ける環境を整備するため、充実した福利厚生制度を提供しています。以下に主な制度をご紹介します。
休日・休暇制度
週休2日制:土曜・日曜が休業日です。
祝日・年末年始休暇:祝日および年末年始に特別休日が設けられています。
年次有給休暇:年間15日から20日付与されます。
慶弔休暇:親族の不幸時に5日間の有給休暇が取得可能です。
結婚休暇:結婚時に4日間の有給休暇が付与されます。
サポート休暇:未使用の年次有給休暇を積み立て、本人や家族の傷病時、社会貢献活動、自己研鑽などに利用できます。
リフレッシュ休暇:勤続15年目で5日間、25年目で10日間の有給休暇が付与されます。
住宅補助制度
独身寮・社宅:全国に独身寮や社宅を整備しており、一定の要件を満たせば割安な個人負担で入居可能です。
持ち家手当制度:新たに自宅を取得した際、一定の要件を満たせば会社から手当金が支給されます。
育児支援制度
育児休業制度:満3歳到達後最初の4月1日までの子を持つ社員が、一定の要件を満たせば取得可能です(最初の5日間は有給)。
育児短時間制度:小学校就学前の子を持つ社員が、1日2時間を限度に短時間勤務を取得できます。
キッズサポート制度:小学校1年生から3年生までの子を持つ社員が、育児短時間制度と同様の内容を利用可能です。
家族看護制度:家族の看護が必要な場合に取得できる休暇制度です。
財産形成・共済制度
社員持株会:拠出額の一定割合を会社が支給します。
財形貯蓄:計画的な資産形成を支援する制度です。
共済生命保険:保険料の一部を会社が負担します。
医療障害共済:加入者や家族の傷病時の経済的負担を補助します。
慶弔見舞共済・交通災害共済:社員とその家族が生涯にわたり豊かで安定した生活を送れるよう支援します。
各種施設利用
全国の契約保養所やリゾート施設、スポーツクラブなどを利用できます。
クラブ活動
各地区で野球、サッカー、テニス、バスケットボールなどのクラブ活動が盛んに行われています。年に一度、全国の旭化成グループ各クラブ対抗のスポーツ大会も開催され、一定の要件を満たせば会社から活動に対して補助金が支給されます。
旭化成の育成制度
旭化成は、「人は財産、すべては『人』から」という理念のもと、従業員一人ひとりの成長とキャリア形成を支援する多彩な育成制度を整備しています。以下に、主な取り組みを詳しくご紹介します。
CLAP(Co-Learning Adventure Place)
社内外の学習コンテンツを各自の関心やニーズに合わせて受講できる独自の学習プラットフォームです。社内の知見を活用したコンテンツに加え、外部サービスとも連携し、キャリアの幅を広げる「学びの幅」と専門性を深める「学びの深さ」を提供しています。従業員の約8割が利用しており、同期との学び合いの場としても活用されています。
自己研鑽制度
従業員の自己啓発を支援する制度で、以下のような費用補助を行っています。
資格取得支援:所定の国家・公的資格に合格した際、受験料や登録料を全額補助します。
博士号取得支援:博士号取得に要した費用(入学金、授業料、論文審査費用など)を補助します。
語学学習支援:TOEICの受験料を年間1回全額補助し、語学学校の受講料も一部補助します。
外部教育研修支援:MBAなど外部教育機関のコース受講料を補助します。
これらの支援により、従業員のスキルアップを積極的にサポートしています。
高度専門職制度
新事業創出や事業強化を加速させるため、各分野の専門家を「高度専門職」として任命・育成しています。任命された人材は、年齢に関係なく、その専門性の高さに応じて処遇され、部課長から執行役員クラスの処遇が適用されます。
KSA(活力と成長のアセスメント)
「個人と組織の活力の向上と成長」を目指し、ワーク・エンゲージメントや成長につながる行動を確認するサーベイを導入しています。全従業員を対象に年1回調査を行い、個人と組織の状態を可視化。ラインマネージャーには組織レポートを提供し、メンバーとの対話を通じて「より良い職場づくり」を実現しています。
CaMP(Career Management Place)
従業員は自身の職歴、スキル、希望する業務や異動・転勤の有無など、キャリアに関する情報をこのシステムに登録できます。定期的なキャリア面談でもこの情報を共有し、経営層・人事はこれを基に人事異動などを調整。自律的なキャリア形成と組織パフォーマンスの最大化を両立させています。
公募人事制度
社員自らが募集のある部署へ応募し、異動できる制度です。事業会社や部署、職種を超えて新たな領域へ挑戦するキャリアアップが可能で、自己成長の機会を提供しています。
公募留学制度
留学候補先を個人で探して応募する海外留学や、上司推薦による海外「指名」留学などのコースを用意。期間は原則1年間で、学費や生活費等について一定の金額まで会社が負担し、グローバルな視野を持つ人材の育成を支援しています。
これらの育成制度を通じて、旭化成は従業員の終身成長を促進し、Well-beingと働きがいの向上を目指しています。
旭化成へのご転職をお考えの方へ
旭化成への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
旭化成への転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。