豊田通商の育成・研修制度は?
2023/12/11

豊田通商の育成・研修制度は?

大手総合商社、七大総合商社の一角でもある豊田通商。コロナ禍で加速する社会・経済のあり方、サーキュラーエコノミー/カーボンニュートラルによる産業構造への影響などにより、劇的に変化している中、豊田通商で「次のステージ成長するチャンス」と捉え“Be the Right ONE”として地域社会へ大きく貢献する新たな事業の創造を加速しています。

そこで豊田通商では「真のグローバル企業」になることを目指し、さまざまな成長機会の提供や教育・研修を展開しています。

例えば、社内最高峰の研修として、ビジネスに関して学ぶことはもちろん、リベラルアーツについても学んでいく「GALP(Global Advanced Leadership Program)」というプログラムを継続的に実施。国籍問わず、単体社員と国内外グループ会社社員が、約半年にわたる研修を通じて多文化の中でリーダーシップを磨いています。さらには、マネージャー層を対象とした「LDP(Leadership Development Program)」というプログラムでは、地域や国の課題解決をテーマに、将来のグループ経営を担うグローバルリーダーの育成に取り組んでいます。

ここでは豊田通商の育成・研修制度についてご紹介していきます。

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豊田通商が掲げる「グローバル人材育成」

冒頭の通り、豊田通商だけでなく多くの企業でコロナ、ESG・サステナビリティなどの側面から新たな企業の在り方を問われていますが、豊田通商では“次の新しいステージ”として「真のグローバル企業」になることへのチャンスと捉え、特にグローバル人材育成に力を入れています。

昨今の日本企業において、少子化や地方の問題から国内市場の鈍化・縮小に転じている中でグローバルでの売上拡大は目下の課題点となっており、有名大手企業においてはすでにグローバルでの売上比率が国内を上回っている企業もあります。

豊田通商では「真のグローバル企業」というありたい姿を実現するために、グローバルな視点で事業創造ができ、世界の市場で活躍できる経営人材の育成に注力しています。

もともと、「アフリカ戦略」では150年以上の歴史があり、すでにアフリカ全土でのネットワークを生かしながら、現地でのプレゼンスNo.1を目指している同社ですが、豊田通商らしさを強く発揮できる「アフリカ戦略」をいれた4つの重点分野を定め、成長戦略を推進しています。

自動車ビジネスの知見とネットワークを生かした「ネクストモビリティ戦略」、既存ビジネスモデルを強化してグローバル展開を加速させるとともに、事業領域の拡大を図る「再生可能エネルギー戦略」、ライフサイクル過程で発生する多様な廃棄物の再利用を促進する「循環型静脈事業戦略」、そして、「アフリカ戦略」。

大きく分けると国内、グローバルと2つずつ領域を分けており、やはり海外・グローバルというキーワードを意識していることが分かります。

こうした事業戦略も含め豊田通商ではビジョン実現に向けてのサステナビリティ重要課題の一つとして、“人権を尊重し、人を育て、活かし、「社会に貢献する人づくり」”を掲げ、グローバルで活躍できる人材育成に取り組んでいます。

特に、事業戦略上、極めて重要なポストの後継者候補については、業務アサインメントを通じた短~中期の育成計画をグローバル人事委員会で毎年議論しており、先期より海外現地法人所属社員2名を本社部長に登用するなど、国内からだけでなく、グローバル組織全体でも多様な人材の活躍を目指して取り組んでいます。

豊田通商の育成制度

それでは詳細に豊田通商の育成制度についてご紹介していきます。

入社直後のフォローアップや管理職向け、個々のキャリア形成のため、さらには専門的領域における研修など様々です。

新入社員導入研修・フォローアップ研修

入社後すぐに、新入社員導入研修を約3週間開催しています。ビジネスマナーや仕事の進め方、報連相などの基礎知識・スキルはもちろんのこと、合宿での体験学習や、社長座談会などを通じ、豊田通商パーソンとして成長していく上で重要な志、豊田通商グループウェイ(共通の価値観)を学び取っていきます。秋頃には、入社後半年間の振り返りと、2年目に向けた更なる能力伸張を促すために、フォローアップ研修も実施しています。 また、最新のビジネス知識やスキルインプットのために、使い放題のe-learningなども用意しております。※新型コロナウイルスの影響で合宿など一部実施見送り内容あり

若手・中堅社員向け階層別研修

入社2年目~10年目相当の時期に、グローバル・リーダー育成のために各等級に必要となる能力開発(例:2年目⇒問題解決力など)や自身のキャリアプランを考える研修、リーダーシップを磨く研修を実施しています。

キャリア入社者向けBe the Right ONE研修

キャリア入社の方々に、豊田通商の理念体系、グループの価値観・考え方を学ぶことで会社へのエンゲージメントを高めていただきます。キャリア入社者同士の横のつながり、ネットワークを構築する場としてもご活用いただけます。

マネジメント向け階層別研修

人材育成を実施するにあたり、マネジメントの影響は非常に大きいと当社は考えております。より良い会社をつくるためには、後進の育成が欠かせません。そのため、新任の管理職をはじめ、さまざまな管理職層の方々に部下との有効なコミュニケーションの取り方や、育成方法についての指導を実施しております。

実務知識講座

若手社員を対象にした昇格要件の1つであり、「豊田通商パーソン」として実務を遂行していくにあたり、必要な基礎知識、共通の土台を習得するための講座です。(経理・財務・貿易・法務など計8科目)。

コーポ各部主催 ビジネススキル研修

アカウンティング、債権管理、法務などのビジネススキルを、必要な人が必要なときに受講できる、公募型の研修を実施しています。

OJTリーダー研修

入社後1年間、配属部署の先輩がOJTリーダーとして指導にあたります。当社ではOJT(On the Job Training)を、豊田通商グループウェイの「チームパワー」を高めるための人材育成上の最重要事項として位置付けており、組織での人材育成に取り組んでいます。研修などのOff-JTの成果を定着させ、生かしていくためにも、全ての上司・先輩が後輩に対して中長期視点でOJTを実施しています。

語学研修制度

各本部の事業計画に基づく各種語学圏におけるグローバル人材の育成のため、一定期間、現地の大学または語学学校にて第二外国語(中国語・フランス語・ポルトガル語・スペイン語・ロシア語など)の習得を行います。その後、各本部の育成計画・事業計画に基づき、海外拠点での実習を行う場合もあります。

海外赴任前研修

入社後8年間のうちに、全員が海外で働く経験を得られるようにしています。海外で働くにあたり必要な意識、知識やスキルが習得できるよう、赴任前の研修を実施しています。

自己啓発

業務上必要とされるビジネススキルや、自己啓発学習を積極的に支援しています。●ビジネススクール通学支援制度マネジメント能力の強化のために、自己啓発を行う社員の支援を目的とし、ビジネススクール通学費用の補助を行います。●社外語学スクール補助制度語学力強化のために、自己啓発を行う社員の支援を目的とし、語学スクール授業料の補助を行います。●通信教育補助制度自己啓発を行う社員の支援を目的とし、ビジネススキル、キャリア開発、ライフプラン、語学などの通信教育にかかる費用の補助を行います。

キャリアロードマップ

年1回、上司と一緒にコミュニケーションを取りながら、自分自身のキャリアプランを短期から中長期にかけて考え、構築する機会です。自分自身の価値観や現時点でのコアスキル、キャリア実現のために不足しているスキルを認識し、これから何を学び、身につけなければならないか、どのようなアサインが考えられるかについて、将来の方向性を主体的に描き、上司と摺り合わせを実施します。毎年実施することで、キャリアプランが積み重なり、あなたの理想とするキャリアの道筋=キャリアロードマップを作り上げます。

チャレンジローテーション制度

社員のキャリア志向と意欲をできる限り尊重した異動を推進するための制度です。一定の要件を満たした社員は、異動希望先での前向きかつ具体的なプランと異動希望部署を申請し、希望先との面談を経て、双方のニーズ・要望と合致した場合、優先的に異動をすることができます。

チャレンジポスト制度

チャレンジローテーション制度の中で、特に人材の受け入れを希望するポストについて募集要項とともに開示し、人材を募集します。同ポストへの異動を希望する社員は、異動希望先部署との面談を経て、ニーズと合致した場合、優先的に異動することができます。

Be the Right ONE アワード

1年を通じて会社への貢献度が高かった組織や社員を表彰する制度です。Vision実現に向け大きく貢献した案件、社会貢献活動、資格取得者などを対象に、各賞を決定。毎年「Be the Right ONEセレモニー」を開催し、その功績を称えています。※2021年度より、「表彰制度」から「Be the Right ONE アワード」へ名称を変更

ライフステージ変化におけるキャリア支援

豊田通商では、2014年、経営トップによる「D&I宣言」の下、女性活躍を最優先テーマの一つとし、①人事施策、②人財育成、③環境整備、④風土醸成の4つの軸で女性活躍を推し進める取り組みを実施しています。こうした中で社員のライフステージの変化とキャリアの考え方を尊重し、以下のような様々な制度を導入しています。

「配偶者海外転勤帯同による休職制度」

一定の要件の元、配偶者の海外転勤に伴い、退職せずに休職により配偶者に帯同できる制度です。社員のキャリア形成の支援や経験を積んだ人財の定着を目的としています。

2023年4月現在、通算休職取得実績(累積):19名

「キャリアブリッジ制度」

一定の要件の下、結婚や配偶者の転勤に伴う移住居の変更により退職せざるを得ない社員のキャリア継続支援や、当社経験があり、意欲的に自己研鑚しキャリアアップに取り組む優秀な社員の確保を目的とした再雇用制度です。

2023年4月現在、通算復職実績(累積):32名

地域社会における雇用の創出

人材育成という面から少し角度は変わりますが、国内だけでなく豊田通商では「人材」においての支援を惜しまず、様々な活動を行っています。

①トヨタケニアアカデミー

豊田通商は、2014年にケニアのナイロビ市内に「トヨタケニアアカデミー」を設立。現地コミュニティに向けたオープン型の社会人教育の場で、自動車・建機・農機などの技術研修だけでなく、リーダーシップ研修なども実施しています。また奨学金プログラムを通じ、これまでに1000人以上の若年層の進学や育成を支援してきました。

②インドにおける就業機会の創出

女性労働参加率が低いインドの首都デリー郊外にある、エアバッグ製造のToyotsu Ambika Automotive Safety Components India Private Limited(以下、TASI) での事例です。

TASI社では、健康や安全のために工場にエアコンを導入、女性社員専用送迎バス・寮の完備、職場における基本動作や海外への作業訓練派遣を含む教育パッケージを充実させるなど、女性が安心して働ける環境づくりに挑みました。また、女性の就労機会や格差の問題には、社員の家族向けに企業見学会を開くなど信頼関係構築にも努めました。

このような努力の積み重ねにより、生産従事者100%女性という職場も実現。またTASI社では、貧困問題が深刻なインド東北部、北部地域に出向き採用活動を実施し、これまで全従業員200名のうち71名を同地区より採用しています。

会社概要:豊田通商

社名 豊田通商株式会社
業務内容 各種物品の国内取引、輸出入取引、外国間取引、建設工事請負、各種保険代理業務 等
設立 1948年7月1日
所在地 名古屋本社(本店)
東京本社
大阪支店
従業員 単体 3,315名(出向者を含み、受入出向者を除く)
連結 66,944名
代表者 取締役社長 貸谷 伊知郎

豊田通商の企業理念・行動指針

豊田通商の企業理念をご紹介していきます。ぜひ面接対策の企業研究として参照ください。

【基本理念】

人・社会・地球との共存共栄を図り、豊かな社会づくりに貢献する価値創造企業を目指す。

行動指針

良き企業市民として

  • オープンでフェアな企業活動に努める
  • 社会的責任の遂行と地球環境の保全に努める
  • 創造性を発揮し、付加価値の提供に努める
  • 人間を尊重し、活性化された働きがいのある職場づくりに努める

行動指針の内容をより具体化したグローバル行動倫理規範(10ヶ条)を2016年7月1日に制定

ビジョン

豊田通商グループは、“代替不可能・唯一無二”の存在「Be the Right ONE」となることを追求し続け、実現を目指します。

The Right ONE for you

ステークホルダーの現場ニーズに応え、最適な安全・サービス/品質・信頼を提供します

The Right ONE for us

一人ひとりの力の最大化に努め、組織・地域・性別・国籍を超えて結束し、総合力を発揮します

The Right ONE for future

我々の強みや知見を培い、発揮することで、持続可能な社会と未来を切り拓きます

豊田通商グループウェイ

不屈の精神

何が何でもやり遂げる気概、最後まで絶対に諦めない粘り強さ、溢れんばかりの情熱をもって、目標達成を遂行する。

進取の精神

高い志と自由な発想により、時流を先取りする。五感を研ぎ澄まし、顧客を一歩先へと導く、機能や事業づくりを目指す。

真のニーズの追究

現地に足を運び、現物を見て、現実を直視した上で、常に原理・原則に則り、自分の目で正しい判断を行う。

PDCA※の実践

現実の本質を見極め、固定観念にとらわれず、常に問題を表面化させ、改善・改革・革新を行う。

個のパワー

自らの課題を設定、それを自立・自律的に達成する。プロを自覚し、自己の能力向上に努める。

チームワーク

対話を重視し、知恵を出し合い、共鳴・協働することで、信頼関係を構築する。個々人が一人称かつ柔軟性をもって、周りを巻き込みながら、全体最適の視点で物事を実行する。

豊田通商へのご転職をお考えの方へ

豊田通商への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

豊田通商への転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。

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