アサヒビールの気になる評判・口コミは?
2024/11/17

アサヒビールの気になる評判・口コミは?

日本5大ブランドのビール会社として有名なアサヒビール。主力の酒類事業だけでなく、飲料や食品など幅広く事業を展開しており、優良企業として転職希望者から人気を集めている会社です。

その一方で、実際の仕事内容や職場環境などのイメージができず、転職活動に一歩踏み切れていない方も数多くいらっしゃいます。

そこで今回は、実際に働いていた社員の評判・口コミをもとに、同社の実態を解説していきます。転職活動で押さえておきたい会社情報もあわせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

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アサヒビールの評判・口コミ

本記事では社員の評判・口コミについて、以下の項目に沿って紹介していきます。

 

・企業文化

・働きがいや成長

・女性の働きやすさ

・ワークライフバランス

・アサヒビールの強み・弱み

 

企業文化

“比較的フラットな体制であり、社員と経営者の距離が近い。担当役員との接点も多く、直接経営の考え方に触れる機会が多いのが特徴の一つ。”

“最近は中途採用の人や、海外事業会社からの出向者も増えてきているので、ダイバーシティの推進も進んでいるので、古い企業体質で悩む場面が減ってきている。”

(企画・管理・管理職/在籍20年以上/新卒入社/男性)

 

“部署のカラーや個人差もありますが、全体的に明るく朗らかで、面倒見の良い方が多くいらっしゃいます。アサヒビールから来てる方が多いので、飲みが好きな方はやはり多いです。”

(管理部門/在籍5~10年/新卒入社/女性)

 

“人柄はよい人が多く、働きやすさは感じる。ただ組織として、柔軟さに欠ける部分は多く、よくも悪くも大企業という感じ。”

(ルート営業/在籍5~10年/中途入社/男性)

 

上記の口コミにもあるように、アサヒビールは比較的フラットな組織体制で、社員同士の距離が近く、風通しの良い社風です。経営層との距離も近く、意見交換や提案がしやすい環境が整っています。また、中途採用者や海外事業会社からの出向者も増え、多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。

社内では明るく朗らかな人が多く、面倒見の良い社員が多いのも特徴的です。一方で、大企業であるがゆえに、組織として柔軟性に欠ける部分もあるという意見もあります。

全体的に、アサヒビールは、明るく働きやすい環境でありながらも、変化に対応していく柔軟性も持ち合わせているといえるでしょう。社員一人ひとりが自分の意見を積極的に発信し、新しいことにチャレンジできる風土があります。

 

働きがいや成長

“様々な研修機会・学習ツール(いずれも会社費用負担)が提供されるので、やる気があれば多くのことを学べると思います。最近はグローバル人材・デジタル人材育成に力を入れており、それらの研修が充実しています。研修はオンラインで実施されるので、育児中でも参加しやすいです。”

(管理部門/在籍5~10年/新卒入社/女性)

 

“国際関連部門や企業提携部門などは、会社の将来を背負っている、強烈な責任感がある。”

“手取り足取り育成するような雰囲気はなく、一定期間を経過しても成長の兆しが見られない場合は、閑職やグループ会社に異動になるケースが多い。一方で、仕事を任され、自ら進んで学び続けながら成果を出せれば大きく成長できると感じた。”

(管理部門/在籍3~5年/中途入社/男性)

 

“様々な変革を求められるので、前例に拘らず、新しい道を切り開ける人にとってはとても働いがいがある職場。”

“俯瞰的な視点からくるバランス力、豊かな想像力と高い志し、実践力が求められるので、大きな成長を得られる職場。”

(企画・管理・管理職/在籍20年以上/新卒入社/男性)

 

アサヒビールでは、社員一人ひとりの成長を促すために、様々な研修機会や学習ツールが提供されています。グローバル人材やデジタル人材の育成にも力を入れており、オンライン研修が充実しているため、自分のペースでスキルアップを目指せる環境といえます。

働きがいについては、部門によって差があるようです。国際関連部門や企業提携部門などでは、会社の将来を担うという責任感を持って働ける一方、一部の部門では、やりがいを感じにくいという意見もありました。

成長・キャリア開発については、積極的にチャレンジする人には多くの機会が与えられ、大きく成長できる可能性があります。しかし、受け身な姿勢では成長が難しく、閑職への異動となるケースもあるようです。

全体的に見ると、アサヒビールは、自ら学び、成長意欲の高い人にとって、やりがいを感じながらキャリアを築ける環境といえます。前例にとらわれず、新しいことに挑戦する姿勢が求められるため、変化を楽しみ、積極的に行動できる人に向いているでしょう。

女性の働きやすさ

“育休・産休取得への理解はもちろん、復職後の時短勤務への理解が深い職場だと思います。フレックスタイム制度・リモートワークなので、家事・育児との両立もしやすいです。”

(管理部門/在籍5~10年/新卒入社/女性)

 

“職場には女性も男性に関係なく育児による時短で働く社員も多く、休みも取りやすい環境がある。女性のロールモデルになる社員もおり、お互いに情報交換できるネットワークを会社がサポートしているので悩みを相談しやすい環境がある。”

(企画・管理・管理職/在籍20年以上/新卒入社/男性)

 

“産休や育児休暇制度は整っている。またスーパーフレックス制度や在宅勤務制度もあり、女性にとっても働きやすい会社だと思う。”

(管理部門/在籍5~10年/中途入社/男性)

 

アサヒビールは、育児休暇や産休の取得、復職後の時短勤務など、仕事と育児を両立するための制度が充実しています。フレックスタイム制度やリモートワークも導入されているため、柔軟な働き方が可能です。

職場には、男女問わず育児中の社員が多く、お互いに情報交換や相談をしやすい雰囲気があります。女性社員のネットワーク構築をサポートするなど、会社としても積極的に女性活躍を推進しています。

これらの制度や取り組みは、社員が仕事とプライベートを両立し、長く活躍できる環境を作るためのものです。介護や自身のスキルアップなど、様々なライフイベントに対応できる柔軟な働き方ができるため、ライフステージに合わせたキャリア構築が叶えられます。

総じてアサヒビールは、ワークライフバランスを重視し、多様な働き方を許容する企業文化であるといえます。

 

ワークライフバランス

“以前よりフレックスタイム制度は導入されていたが、コロナがきっかけでリモートワークが浸透したおかげで、さらにフレキシブルな働き方が可能となりました。家事育児との両立がしやすく、本当に助かっています。”

(管理部門/在籍5~10年/新卒入社/女性)

 

“ 在宅勤務等いろいろな制度があるので、仕事よりもプライベートを優先しようと思えば時間は確保できると思う。”

(バックオフィス/在籍5~10年/中途入社/男性)

 

“曜日により、忙しさは異なるが基本的に自分の担当店をしっかりフォローしていれば自由なので、プライベートとの調整はしやすいと思う。休日出勤もほとんどなく、したとしても代休を取らせてもらえる。有給も半休等上手く使えば比較的取りやすい。”

(ルート営業/在籍5~10年/中途入社/男性)

 

上記の口コミにもあるように、アサヒビールでは、フレックスタイム制度やリモートワークなど、柔軟な働き方ができる環境が整っています。コロナウイルスの感染拡大をきっかけにリモートワークが浸透し、より一層柔軟な働き方が可能になったという声もあります。

仕事とプライベートのバランスについては、個人の裁量に任されている部分が多く、プライベートを優先したい場合は時間を確保しやすいようです。有給休暇も取得しやすく、休日出勤もほとんどないという意見もあります。

全体的に見るとアサヒビールは、ワークライフバランスを重視する社員にとって働きやすい会社といえます。フレックスタイム制度やリモートワークなどの活用により、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働ける環境です。

 

アサヒビールの強み・弱み

“強み:積極的な攻めの姿勢、シェアを先に取りに行くという姿勢、特にアルコールは短期で利益が出る。”

“弱み:アルコール一本足である点、長期的な展望が楽観的で次への布石が他社と比べて遅れている。”

(管理部門/在籍5~10年/中途入社/男性)

 

“強み:欧州、豪州事業の買収により、収益基盤が多角化したこと。国内事業はトップブランドの商品が多数あり、安定的であること”

“弱み:少子高齢化による国内事業の成長力の鈍化”

“事業展望:日本、欧州、豪州の3極体制になり、収益基盤は多角化したが、日本の国内酒類事業の利益率悪化が課題である。”

(管理部門/在籍5~10年/中途入社/男性)

 

“強み:個々の社員の能力の高さ(特にコミュニケーション能力)”

“弱み:グローバルビジネス経験者の少なさ”

“事業展望:国内市場はシュリンクするため、海外事業頼みになっていくと思う。国内市場に軸足を置いたままだと厳しいと思う。”

(バックオフィス/在籍5~10年/中途入社/男性)

 

 

アサヒビールの企業情報

最後に、アサヒビールの会社概要・企業理念を紹介します。書類・面接対策で必須の情報なので、転職活動時にぜひお役立てください。

社名 アサヒビール株式会社
本社所在地 東京都墨田区吾妻橋1-23-1
代表者 代表取締役社長 松山 一雄
設立 創業:1889年 設立:1949年(昭和24年)9月1日
資本金 20,000百万円
従業員数 28,724名(連結・2023年12月31日現在)※アサヒグループホールディングス株式会社

企業理念

「Asahi Group Philosophy(AGP)」は、すべての事業活動における原点です。

 

グローバル企業への成長を目指すにあたり、事業環境における機会やリスクが広範かつ複雑化していく中、世界中の社員が、AGPを共通言語として捉え、グループ共通の価値観や進むべき方向性を共有しながら、アサヒ独自の価値創出に果敢に挑戦しています。

今後も、社員一人ひとりが、個々の業務を通してAGPを実践していくことで、中長期的な企業価値の向上を目指していきます。

 

社会における使命・存在価値

期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造

 

アサヒビールのありたい姿・目指す姿

高付加価値ブランドを核として成長する

“グローカルな価値創造企業”を目指す

 

ミッションを果たし、ビジョンを実現するための価値観

・挑戦と革新

・最高の品質

・感動の共有

 

ステークホルダーへの行動指針・約束

すべてのステークホルダーとの共創による企業価値向上

 

・顧客:期待を超える商品・サービスによるお客様満足の追求

・社員:会社と個人の成長を両立する企業風土の醸成

・社会:事業を通じた持続可能な社会への貢献

・取引先:双方の価値向上に繋がる共創関係の構築

・株主:持続的利益成長と株主還元による株式価値の向上

 

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