デロイトトーマツコンサルティングの年収は?
デロイトトーマツコンサルティングは国内を代表する経営コンサルティングファームです。あらゆる領域において戦略立案から実行まで一気通貫でコンサルティング提供できることが大きな強み。Deloitte(デロイト)のメンバーで、日本ではデロイト トーマツ グループに所属し、メンバーファームである監査(監査法人トーマツ)・税務・法務・ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)と連携し、あらゆる組織・機能に対応したサービスとあらゆるセクターに対応したサービス提供が可能となっています。また、クロスボーダー案件も多く、各国現地事務所と連携して、世界中のリージョン、エリアに最適なサービスを提供できる体制を有しています。
社員の満足度も比較的高いデロイトトーマツコンサルティングですが、年収帯はどのようになっているのでしょうか?年収とともに給与・評価制度や残業の実態についても、口コミをもとに解説していますので、同社へのご転職を検討なさっている方はぜひ参考にしてみてください。
デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は?
デロイトトーマツコンサルティングは非上場企業であるため、残念ながら有価証券報告書での平均年収の企業による公開は行われていません。公式の情報ではありませんが、現職社員や元社員の口コミが閲覧できる転職口コミサイト「OpenWork」から、平均年収のデータを見てみましょう。いずれも2024年6月時点での情報です。
デロイトトーマツコンサルティングの職種別平均年収は?
まずは、職種別の平均を見てみましょう。
職種 | 平均年収 | 口コミ投稿の範囲 |
コンサルタント | 949万円 | 400万円~2500万円 |
マネージャー | 1272万円 | 1100万円~1600万円 |
アナリスト | 560万円 | 500万円~650万円 |
トラディショナル | 1007万円 | 530万円~1700万円 |
これはあくまでも、口コミからの集計なので参考値となりますが、投稿されている年収範囲を見ても、人によってばらつきがあることがわかります。評価や仕事量に比例していることが読み取れます。
次に年齢別でも見てみましょう。
年齢 | 平均年収 | 約80%の推定範囲 |
25歳 | 649万円 | 479万円~879万円 |
30歳 | 863万円 | 637万円~1170万円 |
35歳 | 1106万円 | 816万円~1498万円 |
40歳 | 1279万円 | 944万円~1733万円 |
45歳 | 1330万円 | 982万円~1801万円 |
50歳 | 1315万円 | 971万円~1782万円 |
※「OpenWork」で集計されている平均年収は、現職社員や元社員が会社評価レポートで回答した年収データから、独自のアルゴリズムによって統計的に算出されています。また「OpenWork」では一定数の年収データが集まらないと、年齢別の年収が表示されない設計のため、今回ご紹介した金額は企業の平均年収を推測する上で参考になる指標です。
職種別も年齢別の年収も、人によって差があることがわかります。これは年功序列ではなく、評価によって年収が決まってくると考えられるのではないでしょうか。
実際に年収に関する口コミも見ていきましょう。
デロイトトーマツコンサルティングの年収に関する口コミは?
それでは続けて、年収に関しての社員の満足度など口コミも見てみましょう。
・評価されれば、昇給や賞与にかなり反映されるため、頑張った分だけ金額面に現れる点はかなり良いと思う。
・自分が所属する部門では基準に基づいて厳密に評価されていると感じます。
・経験年数や年次に関係なく、プロジェクトにおける純粋なパフォーマンスで評価が決まる。
・他のコンサルティング会社と比較して、低いということはない。プロジェクトで成果をあげて正しく評価されれば職位もしっかり上がる仕組み。
・同業他社と比較しても同水準かやや上の給与、待遇かと思う。福利厚生は事業会社と比べるとやや弱いと感じるものの、業界的には一定水準であると考えられ、必要十分。
「OpenWork」では、比較的満足しているという口コミを多く見かけました。他社と比べても満足できる水準であることや、評価によって、多少の差が出てくることも事実のようです。口コミにもあるように、大手事業会社と比べると、コンサルティング会社は福利厚生が少し劣るようにも感じることもあるかもしれませんが、その分年収の水準は高く、同業他社と福利厚生を比較するとデロイトトーマツコンサルティングは同水準と言えると思います。
実際にデロイトトーマツコンサルティングの評価制度はどのようになっているのかも見ておきましょう。
デロイトトーマツコンサルティングの評価制度は?
デロイトトーマツコンサルティングの評価制度は、育成に重点を置き、成長を加速させるための制度として位置づけられています。グローバルと共通の5つのツールを用いて、「継続的なフィードバック」「適時のパフォーマンス確認」を行うことで一人ひとりの日々の成長をバックアップしています。
・Check-Ins ー タイムリーで高頻度なフィードバック
・Career Counseling ー 個人の強みや中長期的なキャリアを意識した対話(コーチと本人)
・Talent Reviews ー 育成のための議論(コーチと部門長)
・Performance Snapshots ー プロジェクト評価(四半期ごと)
・Pulse Surve ー チームのエンゲージメントサーベイ
以上の5つのツールを使い、多角的な評価がなされ、成長支援と昇給や賞与額が決まります。対直属のコーチだけではなく、その上の部門長やチームへの貢献などさまざまな観点で評価が決まるので、自身の成長も促しながら年収を上げていける環境であるのかもしれません。
デロイトトーマツコンサルティングへ転職をお考えの方へ
デロイトトーマツコンサルティングについて見てきましたが、同社への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいといえます。
弊社sincereed だからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
デロイトトーマツコンサルティングへの転職にご興味ある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。