

カカクコムが求める人物像とは?
カカクコムが掲げる「ユーザーファースト」は、単なる顧客志向を超え、未来のニーズを先回りして捉えるという挑戦的な理念に基づいています。その価値観は、全社員に浸透しており、ユーザー目線での本質的な課題解決や、変化を恐れない革新姿勢、圧倒的な専門性の追求、そしてAI活用による新たな価値創出に表れています。この記事では、理念や行動指針に加え、社員のリアルな声を通して、カカクコムが求める人物像とそのカルチャーを紐解きます。
カカクコムへの転職をお考えの方は、企業研究の一環としてぜひ参考にしてみてください。
※本記事は2025年5月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
カカクコムが求める価値観とは?企業理念編
カカクコム株式会社が大切にしている価値観の中心には、ミッションのキーワードでもある「ユーザーファースト」があります。単なる顧客志向とは異なり、ユーザー自身がまだ気づいていない未来のニーズを先回りして捉え、社会に新たな“当たり前”を提供するという、挑戦的かつ創造的な姿勢を示しています。
ここではカカクコムのミッション・バリューを中心にカカクコムが求める価値観について解説を行います。
【ミッション】
ユーザーファーストで、新しい常識を作る
ユーザーファーストって、なんだろう。
それは、ユーザーに聞くだけでは、きっとみつからない。
ユーザー自身も気づいていないニーズを見つけること。
未来の人々が「ないと困る」と思うような、新しい常識をつくること。
それが本当の「ユーザーファースト」だと、私たちは考える。
忖度は、いらない、古い常識もいらない。
「ユーザーのためになるかどうか」だけを考え、創造しよう。
まだ誰も知らないけれど、誰もが待ち望んでいた未来が、
きっとその先に待っているから。
【バリュー】
USER FIRST 徹底的にユーザー視点で考える
・つねに「それはユーザーが本当に求めているものなのか?」という視点で考える
・ユーザーのために、今までの常識や業界慣習を疑う
・ユーザーが求めるものは、時代やテクノロジーの変化と共に変わるから、自分たちも変わり続ける
DYNAMIC GROWTH ダイナミックな成長を目指す
・「10%」ではなく「2倍、3倍」、「改善」よりも「革新」というマインドセットで臨む
・いままでの延長線上ではなく、非連続な事業成長を目指す
OTAKU SPIRIT 情熱を持ってとことん追求する
・飽くなき探究心を持ち続け、その分野に圧倒的に詳しい人になる
・クオリティを高めるために、ディテールまで徹底的にこだわる
AI EXCELLENCE AIで卓越した成果を出す
・AIで新たな体験、新たな価値、新たな市場を創り出す
・AIを駆使して、自分のパフォーマンスを最大限引き出す
カカクコムに根付く、「ユーザー本位」という価値観
私たちカカクコムには、1997年の創業以来一貫して持ち続けてきた「哲学」のようなものがあります。それが「ユーザー本位」という価値観です。
私たちのサービスは、生活している中での「こんなサービスがあったら便利だろう」という素朴なアイデアから生まれます。そうして生まれたサービスを、ユーザーの声に真摯に耳を傾け、試行錯誤を重ねることで拡充させてきました。ある意味で、私たちのサービスは、ユーザーとともに作り上げてきたものでもあります。だからこそ、カカクコムのサービスは単に「あったら便利」から、生活の中に「あってあたりまえ」で、「なくてはならない」ものへと進化して来ることができたのです。
時代の変化、環境の変化とともに、ユーザーの求めることも変わります。その意味では、カカクコムのサービスに完成はありません。ユーザー本位のサービスを追求しつづけ、ユーザーにとっての未来のあたりまえの世界を創っていくこと。それが、カカクコムだからこそできる挑戦です。
カカクコムが掲げる「ユーザーファースト」は、単なる顧客目線ではなく、「未来の常識をつくる」という高い理想に裏打ちされた行動指針です。
その理念を体現する4つのバリューは、次のように整理できます:
- USER FIRST:表面的な要望にとどまらず、本質的なニーズに応える視点
- DYNAMIC GROWTH:常識を超えた非連続の成長を目指す意志
- OTAKU SPIRIT:圧倒的な専門性と細部へのこだわり
- AI EXCELLENCE:AIを活用し、新たな価値と市場を切り拓く姿勢
これらの価値観に共鳴し、「ユーザーの未来を創ること」に情熱を持てる方であれば、カカクコムでのキャリアは大きなやりがいと成長の機会に満ちているはずです。自らの志向性と照らし合わせながら、ぜひ転職の参考にしてみてください。
カカクコムが求める価値観とは?社員インタビュー編
◼︎Webディレクター
業務概要
価格.comのWebディレクターとして、PCおよびコンタクトレンズのカテゴリを担当。ユーザーデータを多様な視点で分析。エンジニアやデザイナーと連携してサービス向上を図っています
やりがいや大切にしていること
プロジェクトの全体像を俯瞰し、「本当にやるべきこと」を明確にする姿勢を重視されています。施策の意図がぶれないように判断をフラットに保ち、関係者とのすり合わせや影響範囲の共有も丁寧に行っているようです。
カカクコムの好きなところ
「ユーザー目線」が徹底されている点が魅力のようです。社内会議でもユーザーの立場になって考えられているかどうかを周りの社員から指摘されることが多く、顧客志向を第一に考える風土が浸透しています。
他部署連携
営業やエンジニア、デザイナーと連携する場面が多く、それぞれの視点を踏まえた調整が必要とのことです。特にクライアント案件では、営業を通じた要件ヒアリングを丁寧に行い、全体の意図をブレさせないよう慎重に進行が必要です。
今後のビジョン
リアル店舗のように、ユーザーに合わせたナビゲーションを提供することで、よりパーソナライズされた購買体験の実現を目指されており、中長期的には、これまでの経験を活かしながら、組織全体を正しい方向に導けるようなポジションを目指しています。
◼︎企画営業職
業務概要
パソコンを中心したカテゴリを担当し、クライアントに対する販促支援やユーザーに対する購買支援をされています。クライアントの販売実績を最大化することをミッションとして、価格.com内でのマーケティング、販促支援や営業企画の立案等を行っているようです。
やりがいや大切にしていること
クライアントだけでなく価格.comのユーザー視点にも立って課題やニーズを探り、価格.comの価値最大化を目指すことを大切にされています。そのために、日頃から様々なサービスをユーザーとして活用し、口コミやレビューを読んだり、周囲に使い勝手を聞いてみたりし、生の声をキャッチアップすることを意識しているようです。
他部署との連携
クライアントへ提案した企画や施策は、我々営業部門だけでは完結しないことが多く、社内外問わずさまざまな人と良好なコミュニケーションを取っていくことが非常に大切なようです。様々な部門の方と共にクライアント・ユーザー双方の視点に立った施策をリリースし、成果や反響を得られた際にはやりがいを感じるとのことでした。
今後のビジョン
価格.comの利用ユーザーの変遷を調べると、昔から使い慣れているリピートユーザーが多いため、20~30代の新規ユーザーを増やしていきたいとのこと。クライアントや販売店の声にしっかりと耳を傾け、今後もより多くの方に役立つサービスを提供し続けることができるよう価格.comを変化させていきたいとのことです。
◼︎開発エンジニア
業務概要
「価格.com」の開発・保守を行っている部署に所属されています。チームは取り扱う製品のカテゴリによって分かれているようです。
やりがいや大切にしていること
一番記憶に残っているのは、カラーバリエーションのある製品の表示方法を改善した案件とのことです。カラーバリエーションが多い製品が検索結果を埋め尽くさないように仕様を変更した案件が、初めて担当した大規模案件で不安も多かったそうですが、その分得られるものも多かったとのことです。
難しかったこと
多くの部門と連携しながら業務を進める必要があり、案件を進めるのが難しいことがあるようです。多くのメンバーと連携して進める必要がありましたが、コロナ禍で入社し在宅勤務が続いていたことで、誰がどのくらいの知識や責任を持っているかが分からない状況の中で進めなければならずに苦労されました。結果的に周囲に助けていただきながら対応されたとのことです。
カカクコムの好きなところ
ユーザーにどのような影響が出るのかを慎重に考える点とのこと。今後も利用され続けるサービスであるためには、目の前のタスクだけではなく、過去と未来を意識する必要があると考えられています。
他部署との連携
基本的にはサービス分析や改善策の立案を行っている企画部から開発の相談を受けてプロジェクト化していくとのことです。週に1度、企画部やアドバンストテクノロジー部と定例MTGをしており、その場で企画部から新しい案件の相談が入ったり、既存案件の課題について話したりするそうです。
◼︎マーケター
業務概要
食べログのマーケティング部門のマネージャーとして、食べログや食べログモールのコンシューマー向け集客施策とブランドプロモーションを推進
やりがいや大切にしていること
ラットフォーム型サービスという特性上、食べログに対して厳しい声や批判が寄せられることも多かったようですが、現在は、「ユーザーに求められる情報を配信していきたい」という姿勢を感じ取ってもらえるような方針に変更。ーザーとのコミュニケーションも以前より積極的にとるようにされています。
難しかったこと
TVCMのプロジェクトが挙げられています。“サービスを知っていても利用いただいていない“ターゲットに対してどのようにアプローチするかという点で、より難易度の高いミッションとなったようです。風通しの良さのおかげで、部署を横断して多くの方に助けてもらいながら対応、放映された際は感慨があったようです。
カカクコムの好きなところ
“やるべきこと”と“やりがい”がつながっているので、仕事に対する意識を高く持ち、誠実に向き合っている人が多いところが魅力のようです。集中して黙々と業務にあたる人が多く、社内におけるその空気感が好きで、誇らしくも思う点とのことです。
今後のビジョン
食べログをより愛されるブランドにしていきたいとのこと。、「お店を探すのであれば食べログにしよう」という世界観を、今以上に実現していきたいようです。
◼︎カスタマーサポート
業務概要
カカクコム全体のユーザー向け問い合わせ対応を担当しており、主に、「キナリノ」や「求人ボックス」、「PHOTOHITO」など10サービスの担当をされています。
やりがいや大切にしていること
関わる全ての人に対して、何を還元できるのかを考えて仕事をされています。ユーザーの声をダイレクトにいただくのはカスタマーサービスなので、その声をどうやって事業部へ届けたらサービスをよりよくできるかと考えられています。
カカクコムの好きなところ
社員の一人一人が本当にカカクコムのサービスを好きで、自分たちのサービスの良さを心から信じていることが丁寧な検討や着実に物事を進める会社にしているようです。熱い想いと同時に冷静な面もあり、社員があくまでも一人のユーザーとして「こんなサービスを展開してほしい」という目線も持っているのは面白いところだと感じられています。
今後のビジョン
事業メンバーと比べるとサービスについて理解が追いついていない部分もある中で、サービスの背景にある想いやどういったフェーズかを理解し、ユーザーに対してより良い案内を導き出したいと思われているようです。そのために今後は事業部とのより深いコミュニケーションをとっていきたいとの事です。
社員インタビューを通じて見えてきた、カカクコムが大切にしている価値観は以下の3つです。
- ユーザー志向 × データドリブンの課題解決力
- チームで成果を出す協調性とコミュニケーション力
- 自ら動く、自走力と当事者意識
これらは華やかなサービスの裏側で、日々地道にサービスを磨き続ける社員たちの共通項でもあります。
もしあなたが転職先としてカカクコムを考えているなら、これらの価値観に共感できるかどうかが、最初の“フィット感”の判断軸になるかもしれません。
具体的な人材像は
カカクコムが“これからの仲間”に求める人物像とは、どのようなものでしょうか。公式HPに記載されている採用メッセージをもとに、企業の価値観やカルチャーを紐解いていきます。
インターネット業界で 着実な成長をとげています
インターネット業界は、トップ企業の移り変わりや浮き沈みが激しい業界と言われていますが、カカクコムは、1997年の創業以来業績を伸ばし続けています。 日本のウェブサイトの中でもトップレベルのユーザー数をもつ「価格.com」「食べログ」を主軸に、不動産サイトや、旅行・料理・映画をはじめとした趣味娯楽サイトなど、様々な事業領域で着実に成長しています。 収益面で安定感のある事業を複数もっていることが強みとなり、次の成長の芽が産み出されています。
カカクコムで 働く意味
カカクコムで働くことの意味。それは生活に密着した誰もが知っているサービスを展開する会社の一員として、社会とつながっていること実感し、社会を便利に変える影響をおよぼしていることを体感できることです。 家族や友人に胸を張って「この仕事をしている」と言えることはすばらしいことであり、仕事を通じて、日々自らの成長とともに誇りも実感できます。 社会と自らを交差させ、自らの存在価値を確認できることは、ビジネス・パーソンとして何物にも代えがたいことだと思います。 “自分自身を誇れる仕事”がカカクコムにはあります。
成長を支える社員の秘めたる顔
カカクコムはその堅実な経営ぶりから、社員も堅いひとが多いと思われがちです。 確かにじっくり慎重に物事に取り組み、着実に歩みを進めていくタイプの社員が多いかもしれません。 しかし、それはリスクを嫌い挑戦しないということではありません。 「ユーザーファーストで、新しい常識を作る」をミッションとして掲げるカカクコムの一員として、ユーザーのニーズをしっかりと見極めようとするその姿勢の奥には、プロフェッショナルとしての誇りと情熱を感じます。 外見は穏やかでありながら、熱いハートを胸に秘めた、スマートな情熱家集団です。
キャリア形成を導く人事諸制度
カカクコムは、社員に短期的な成果だけを求めません。 社員に常に進歩し、変化し、改善しながら成長することを求めます。 また、中長期で社員のキャリア形成を支援することを約束し、長期的な視点を持った人材育成に力を入れています。 人事制度で用いる資格等級も、キャリアのステージを一歩一歩登っていき、仕事を通じて責任や役割を広げていくことがイメージできる設計になっています。 評価制度は、社員が挑戦し続けること、成長し続けることをしっかり評価する制度となっています。 自分自身が何を目標とすべきかが明確になった状態で仕事ができる環境を整えるために、カカクコムの人事制度は整備されています。
上記のメッセージから導き出される、カカクコムが求める人材像をまとめると、次の4つのキーワードに集約されます。
- 堅実に物事に取り組む誠実さ:慎重かつ着実に成果を積み上げる力
- 変化を恐れない挑戦心:「新しい常識」をつくる意志と熱意
- ユーザー視点の徹底: サービスの先にいる人を見据えた価値創出
- 長期的に成長を続ける意欲:自身のキャリアを育てる当事者意識
カカクコムは、単なるインターネットサービス企業ではありません。人々の生活に密着し、日常を便利に変えるサービスを提供し続けることで、社会に確かなインパクトを与えています。
そうした環境で働くということは、自分の成長だけでなく、「社会の進化」にも貢献すること。その実感を得ながら、自らのキャリアを着実に築いていきたい、そんな想いを持つ方にこそ、カカクコムはふさわしい転職先といえるでしょう。
会社概要
社名 | 株式会社カカクコム |
本社所在地 | 〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南3丁目5番7号 デジタルゲートビル |
代表者 | 代表取締役社長 村上敦浩 |
創業 | 1997年12月 |
資本金 | 916百万円(2025年3月末 現在) |
従業員数 | 連結:1,381名(2025年3月末 現在)
※取締役、契約社員、派遣社員及びアルバイトを除く従業員ベース |
カカクコムへの転職をお考えの方へ
カカクコムが求める人材像を見てきましたが、会社としての理念や社風とも直結してくる話なので、そちらも合わせて探ってみるとより理解が深まるでしょう。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートも可能となっております。
カカクコムへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。