コクヨはどんな会社?コクヨの会社概要
2025/02/01

コクヨはどんな会社?コクヨの会社概要

 

コクヨ株式会社は、文房具やオフィス家具を中心とした製品を提供する日本を代表する企業です。1905年の創業以来、「ものづくり」を通じて人々の働き方や学びを支援してきました。文具ではノートやファイル、オフィス家具ではデスクや椅子が広く知られています。また近年では、「働き方改革」を見据えた空間デザインやコンサルティング事業にも力を入れています。多様な製品とサービスで、個人や企業の生産性向上や快適な環境づくりを支援する企業です。

 

コクヨの中途採用においては、専門性の高いスキルや経験が求められるポジションが多く、即戦力として活躍できる人材が優先される傾向にあります。さらに、面接プロセスでは厳しい選考基準が設けられており、高い倍率を突破する必要があるため、採用の難易度が非常に高いとされています。

 

ここでは、コクヨへの転職をお考えの方に、コクヨの全体像をご紹介していきます。企業理解の一つとして参考にしていただければ幸いです。

 

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コクヨの会社概要

1つの空間で「働く」も「学ぶ・暮らす」も心地よくし、未来を豊かにすることを目指すコクヨ。まずは会社概要をご紹介します。

 

商号 コクヨ株式会社

(英文名 KOKUYO Co.,Ltd.)

本社所在地 〒537-8686 

大阪市東成区大今里南6丁目1番1号

代表者 取締役 代表執行役社長 黒田 英邦
設立 1905年(明治38年)10月
資本金 158億円
上場市場 東京証券取引所 プライム市場
従業員数 連結  6,931名/単体  2,142名(2023年12月末現在)

 

出典:https://www.kokuyo.co.jp/com/kihonjoho.html(2025年1月時点)

 

コクヨの事業内容

コクヨグループは、「長期ビジョンCCC2030」の達成に向けて、自らの社会における役割を「WORK & LIFE STYLECompany」と再定義しました。文具や家具といったカテゴリにとらわれない、豊かな生き方を創造する企業となることを目指しており、この再定義を受け事業領域を「ワークスタイル領域」と「ライフスタイル領域」に、事業を4つに整理しました。

 

ワークスタイル領域

 

新型コロナウイルス感染拡大によって定着した働く場の分散と、働き方の多様化により定着したハイブリッドワークにおける新しいニーズに着目します。

 

・ファニチャー事業(国内ファニチャー・海外ファニチャー)

働き方の変化に伴うオフィスリニューアル需要の獲得と、デジタルや内装など事業領域の拡張をベースに、増収増益に向けてコクヨ全社の業績を牽引することを目指します。

 

・ビジネスサプライ流通事業(通販/カウネット・卸)

コロナをきっかけにEC購買が広がった通販市場の成長をベースに、カウネットでは、ECマーケティングの強化により、顧客数の拡大による増収と収益性の改善に取り組みます。

 

ライフスタイル領域

学びや生活の道具におけるライフスタイルツールにおいて、より自分らしく生きることへのこだわりのニーズの高まりに着目します。

 

・ステーショナリー事業(国内ステーショナリー 海外ステーショナリー)

SNSなど自己表現ニーズの高まりなどにより付加価値文具市場は拡大する中で、国内既存事業のブラッシュアップに加えて、国内外でデジタルマーケティングの強化に取り組みます。

 

・インテリアリテール事業(アクタス)

巣ごもり需要だけでなく、住空間への新たなニーズを取り込むために、店舗とECを統合したマーケティング戦略(OMO、Online Merges with Offline)に取り組みます。

 

出典:https://www.kokuyo.co.jp/com/business/(2025年1月時点)

 

コクヨの企業理念

コクヨの企業理念は、単に事業活動の指針としてだけでなく、企業の存在意義を明確に示すものとして機能しています。選考においても、候補者がマッチするかを図る指標となるため、しっかり抑えておきましょう。

 

経営理念

be unique

コクヨは、創造性を刺激し続け、世の中の個性を輝かせる。

 

存在意義 パーパス

ワクワクする未来の

ワークとライフをヨコクする。

価値観 バリュー

共感共創

実験カルチャー

体験デザイン

 

出典:https://www.kokuyo.co.jp/com/brand.html(2025年1月時点)

 

コクヨのカルチャー

 

企業カルチャーは働く環境や価値観を反映しており、自分の性格や働き方と一致しているかを確認できる大切な要素です。自分の目指すキャリアや成長の方向性に合っているかを判断するためにも、抑えておきましょう。

 

社員一人ひとりの挑戦を応援する実験カルチャー

「失敗するかもしれない」と不安を抱えるのではなく、まずやってみる。挑戦が失敗しても成功しても、その結果から生まれる新たな「問い」に挑みつづける。そんな、常に試行錯誤を繰り返す「実験カルチャー」を大切にしているコクヨでは、年次に関係なく社員個人の挑戦を応援し、価値を生み出しつづける組織づくりを目指しています。

 

自らの意志を起点とした目標の実現サポート

数値ベースの目標設定から、社員個人が達成したい目標や解決したい課題に基づいた目標設定に一新。月に1回チームメンバーや上司・部下との間で個人の目標について対話する機会を設けています。毎月継続することで、チームや組織のコンディションを常に意識する習慣ができ、立場に関係なく社員が対等に会社のことを考え、話し合えるような風通しのよい企業風土の醸成を目指しています。

 

出典:https://recruit.kokuyo.co.jp/personality/(2025年1月時点)

 

コクヨの挑戦を後押しする制度

カルチャーでも名言している通り、コクヨには挑戦を後押しする環境があります。以下にその制度の一部をご紹介します。

 

異動を前提とした幅広いキャリアの提供

ワークプレイスやステーショナリー、流通など幅広い事業を有しているコクヨの環境を思う存分活用してほしい。そんな想いから、人材の流動性を高め、社員にさまざまなキャリアの選択肢を提供しています。チームと個人間の面談に基づいて、社員の理想的なキャリアの実現をサポートします。

 

コクヨマーケティング大学/大学院

「コクヨマーケティング大学」とは、社会人経験3〜12年目の若手層を対象とした経営答申型実践プログラムです。新規事業の構想や戦略策定を通じたマーケティングスキルの習得により、顧客起点でニーズを捉えて課題解決を推進する仕事にチャレンジしたいという人材に向けて開催しています。

 

社内複業「20%チャレンジ」

2020年より、主体的なキャリア形成・能力向上、組織の活性化を後押しすることを目的として、自ら手を挙げることで、業務時間の20%程度を活用して他組織の業務にも参画できる「20%チャレンジ(社内複業)」の取り組みを開始しました。組織側の求人テーマに対し社員が応募し、求人先の上司と人事でマッチングを行っています。

 

 

出典:https://recruit.kokuyo.co.jp/personality/(2025年1月時点)

 

コクヨの求める人物像

コクヨが掲げる企業理念やバリュー、カルチャーから求める人物像を考えてみましょう。面接では、これらを体現する伝え方になっているかどうかをぜひ意識してみてください。

 

「個性とこだわり」を持って挑戦する人

コクヨは、他にはない独自のアイデアにこだわり抜き、誰も挑戦しない新しいテーマに没頭できる人を求めています。これには、既存の枠にとらわれず、自らの考えを深めて具現化する力が必要です。また、失敗を恐れずに試行錯誤を重ねる姿勢も重視されます。「工夫する」精神を持ち、ユニークな発想で価値を創出できる人が活躍できる企業です。

 

「面白がる力」で困難を乗り越える人

新しい取り組みやチャレンジをポジティブに捉え、楽しみながら進められる人材を理想としています。特に困難や苦労を「成長の糧」として受け止め、前向きに取り組む姿勢が求められます。挑戦を楽しむ力は、変化の多い環境で柔軟に対応する力にもつながり、コクヨが掲げる「楽しむ」「面白がる」という価値観と一致します。

 

「誠実さ」とチームワークを大切にする人

コクヨは、人としての基本的な誠実さを重視しています。これは、信頼関係を築き、チームで協力して成果を出すための土台となります。個人の力だけでなく、チーム全体で力を合わせることで、新しい取り組みを成功させることが期待されます。誠実であることが、協業の質を高め、持続的な成長につながると考えられています。

 

 「共感共創」で価値を広げる人

コクヨは、他者との共感や共創を通じて、より大きな価値を生み出す人を求めています。他者の意見や視点に共感し、それを基に協働して新しいものを生み出す力が重視されます。これは、多様な価値観を受け入れ、組織全体でイノベーションを起こすための基盤となります。「共感共創」の姿勢を持つ人が、コクヨのカルチャーにフィットします。

 

「実験精神」と「体験重視」のアプローチを取れる人

実験的な取り組みを繰り返しながら、体験を重視して新しい価値をデザインできる人が活躍できる環境です。コクヨは、顧客やチームメンバーが何を感じ、どのように行動するかを丁寧に観察し、それを基にアイデアを練り上げる「体験デザイン」の精神を重視しています。小さな実験を積み重ねながら、より良い体験を追求する探究心が重要です。

 

出典:https://recruit.kokuyo.co.jp/personality/(2025年1月時点)

 

データで見るコクヨ

コクヨでは、中途入社社員についてや働き方における様々なデータを公開しています。働くイメージをつけるのに参考にしてみてください。

 

中途入社社員数の推移 

2021年:31人

2022年:45人

2023年:74人

 

中途入社社員の離職率

離職率はわずか4%となっています。

 

入社理由ランキング

1位:職務内容/ミッションに魅力を感じた

2位:働き方や就業条件に魅力を感じた

3位:会社として目指しているビジョンや戦略に共感した

4位:上司や同僚など、一緒に働く人に魅力を感じた

 

職務やミッションについての満足度

期待以上だった:74.7%

 

実際の声

・未経験に近い自分に対し、かなり成長の大きいタフアサインをしてくださり、幅広い経験を積めている。

(2023年度入社 ヒューマン&カルチャー本部所属)

 

・前職の経験を活かしながら、本業だけでない場面でも新しい挑戦の機会を与えてもらった。

(2022年度入社 ワークプレイス事業本部所属)

 

・学ぶ機会が多く、たくさんの知識と経験を積み重ねることができる環境だった。

(2023年度入社 グローバルステーショナリー事業本部所属)

 

就業環境や働き方についての満足度

期待以上だった:84.4%

 

実際の声

・在宅勤務やフレックスタイム制など、制度があるだけでなくしっかりと運用されていて働きやすい。

(2023年度入社 ビジネスサプライ事業本部所属)

 

・コミュニケーションも含めて風通しがよく、またコクヨという会社のハイブリッドな働き方を進めていく姿勢が今の時代に合っていると思う。

(2023年度入社 イノベーションセンター所属)

 

・周囲にワーパパ・ワーママが多く、みなさんと働き方を分かち合えて良いです。

(2023年度入社 ビジネスサプライ事業本部所属)

 

社風やカルチャーについての満足度

期待以上だった:88%

 

実際の声

・キャリア入社と新卒入社の方の間が分け隔てなく、平等にチャンスを与えてもらえる環境だった。

(2023年度入社 情報システム部)

 

・周囲のキャリア入社者への手厚いサポートや、支援いただける環境だった。また、個人としてやりたいことや意見なども言いやすい。

(2023年度入社 ワークプレイス事業本部所属)

 

・チャレンジをする姿勢や変化に柔軟に対応するといった点で、コクヨという会社のイメージが良い意味で大きく変わりました。

(2023年度入社 ビジネスサプライ事業本部所属)

 

コクヨ全体の平均残業時間

21.8時間 / 月

 

有休取得平均

11日(最大付与日数は20日)

 

出典:https://recruit-career.kokuyo.co.jp/data/(2025年1月現在)

 

コクヨへのご転職をお考えの方へ

コクヨをはじめとする大手企業への転職は難易度が高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言われています。 弊社 sincereed では、転職市場の動向や選考対策、さらには入社後の早期活躍についてもアドバイスが可能です。 コクヨへの転職にご興味がある方は、関連業界の情報提供やキャリアの選択肢についてお話しできますので、ぜひ一度ご相談ください。

 

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