コクヨの気になる口コミ・評判は?
2025/02/01

コクヨの気になる口コミ・評判は?

コクヨ株式会社は、文房具やオフィス家具を中心とした製品を提供する日本を代表する企業です。1905年の創業以来、「ものづくり」を通じて人々の働き方や学びを支援してきました。文具ではノートやファイル、オフィス家具ではデスクや椅子が広く知られています。また近年では、「働き方改革」を見据えた空間デザインやコンサルティング事業にも力を入れています。多様な製品とサービスで、個人や企業の生産性向上や快適な環境づくりを支援する企業です。

 

コクヨへの転職をお考えの方にとって、評判や口コミを参考にされる方も多いと思います。情報が多すぎてどれが本当なのか、自分がイメージする仕事は出来るのか、そもそも転職すべきなのか、など気になる点が様々あるのではないでしょうか。

 

そこで「働き方は?」「女性が働きやすい環境か?」「実際のカルチャーは?」「将来性は?」などの気になるポイントを、社員のリアルな声や口コミを元に、企業文化から働き方までを徹底解剖していきます。

 

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働き方

・非常に働きやすく、子育てや介護に対しての柔軟な働き方がしやすい。チーム及び上席に対して、本人の意思表示次第なところがあるため、社内の情報収集が必須。リモートワークも時短勤務もとてもやりやすい。本人の日々のコミュニケーションとスキルによる部分はあるが、会社として、上席としても柔軟な働き方は積極的に推奨しているため、本人の意思表示次第。

(男性/営業/新卒入社/在籍16~20年)

 

・働き方は基本的に自由だった。

自分がやらないといけないことをやっておけば、後は好きに働いてもいい雰囲気だった。

基本的にはフルフレックスでの運用のため、私用で早上がりや、遅めに出勤するなども全く問題ない。周りの子育て中の世代の方は、一旦仕事を片付けてお迎えに行って、家事を済ませてから仕事をするなど柔軟に働いていた。在宅勤務も可能なので、好きな時間に好きな場所で働けるのが最大の魅力である。「働く」をテーマに事業を展開している会社だけあって、働き方は最先端を行くよう常にアップデートされているイメージ。

(男性/営業/新卒入社/在箱3年未満)

 

・働き方改革に本腰を入れて取り組んでいる。一歩進んで2歩下がるという状態ではあるが、本気で取り組んでいることは間違いない。しかし、上場企業のため、働き方改革に伴う外注費や新組織の予算が営業部に降りかかってくるため、改革の途上で営業に負担がかかり、営業だけ離職率が高い状態となっている。会社の基本姿勢はホワイトであり、社員思いの会社であるため、前線の営業・文具部門は働きやすい環境が整っている。

(男性/中途入社/在籍16~20年)

 

・スーパーフレックス制なので、月の総時間を満たしていれば働く時間は調整可能。実際は残業が月20~30時間発生するため、ある日は定時前に終了、ある日は残業アリなどメリハリはかなりつけられる。働き方は出社型、バランス型、在宅中心型とわかれているが、バランス型(リモート・在宅が週に2〜3日)がほとんど。

(男性/コンテンツマーケ/新卒入社/在籍6~10年)

 

働き方についての口コミを総括すると、柔軟性と社員の主体性を重視する点が特徴のようです。コクヨでは、リモートワークや時短勤務、フルフレックス制など、社員が自分のライフステージや状況に応じて働き方を調整できる制度が充実しており、特に子育てや介護などの家庭事情への対応がしやすいとの声が多く見られました。これらの制度は、社員自身が情報収集をし、意思表示をすることで活用しやすくなる環境が整っています。

 

一方で、働き方改革への積極的な取り組みも評価されていますが、営業部門など一部の部署では改革の影響が直接負担となり、離職率の高さが課題となっているという指摘もあります。それでも、会社全体として社員を大切にし、働きやすい環境づくりに取り組む姿勢が評価されています。

 

また、スーパーフレックス制やリモートワークの普及により、自由度の高い働き方が実現しており、仕事の効率を上げつつプライベートとの両立も可能な環境です。このように、社員のニーズに応じた最先端の働き方を目指す企業文化が強く感じられると言えます。

 

仕事のやりがい

・自分の行った商品でユーザーから喜びの連絡などをいただいたときはこの職業をしていて良かったと思える。人の生活に密接な商品を作って販売しているので、自ずとそのような機会が多い会社である。また、弊社のファンが多くそのファンのために一生懸命になれる。

(男性/エンジニア/中途入社/在籍21年以上)

・オフィス環境を変える=働き方を変える、なので、その実験台になりつつビジネスモデルを構築できるのは面白いと思う。

(男性/コンテンツマーケ/新卒入社/在箱6~10年)

 

・配属される部署によって、また、人によっては、デザイン案の検討、基本、詳細設計、製品立ち上げまでと、製品開発の上流から下流まで、幅広い領城に携わることができる。

(男性/製品開発/新卒入社/在籍16~20年)

 

コクヨの仕事のやりがいに関する口コミを総括すると、同社では「人の生活や働き方に直接影響を与える」という使命感が大きなモチベーションとなっていることが伺えます。製品やサービスがユーザーに喜ばれた際に得られる満足感や感謝の声は、社員にとって特別なやりがいを感じる瞬間です。

 

また、コクヨは単に製品を提供するだけでなく、オフィス環境や働き方そのものを変革する挑戦的な取り組みをしており、その実験台となりながら新たなビジネスモデルを構築していく面白さが挙げられています。このような取り組みは、業界をリードする企業ならではの魅力と言えます。

 

さらに、部署や個人の裁量により、製品開発の初期段階から完成まで幅広く関わることができる環境が整っている点も、社員に多様なスキルを身につける機会と達成感を提供しています。こうした幅広い経験は、成長の実感とともに深い満足感を得られる要因となっています。コクヨでの仕事は、単なる業務を超えた「価値創造」に携わることができる、やりがいのあるものといえるでしょう。

 

成長性

 

・社内複業制度・マーケティング/新規事業創出を学ぶ機会があり、幅広く知識やスキルを身につけられる会社。

(女性/新卒採用/新卒入社/在籍3〜5年)

 

・社内教育は各種充実しているが個人から手を挙げて参加するタイプが多い為、積極性が問われる。

(男性/中途入社/在籍16~20年)

 

・新規事業などにチャレンジすれば成長の機会は得られると思うが、決まったことをやっていると、どんどん疲弊してきてしまう。積極性を持つことが重要。

(男性/営業/新卒入社/在箱6~10年)

 

・常に挑戦することを求められる、新しいことをはじめる推進力などは身につくと思う。物術じせずに、どんどん目標に向かって仕事を進めるスキルはアップした。

(女性/企画/新卒入社)

 

コクヨでは社員個々の成長機会や挑戦を重視する企業文化が根付いていることが伺えます。オフィス環境や働き方を変革する事業や新規プロジェクトへの関与を通じて、新しいビジネスモデルの構築や推進力を養うことが可能だという声が複数見られています。

 

特に社内複業制度やマーケティング、新規事業創出を学ぶプログラムなど、幅広い知識やスキルを身につけられる教育機会が充実していることが特徴です。

 

また、コクヨでは「挑戦」を重要視しており、新しいことを始める推進力や目標達成に向けた実行力を身につけられる環境がある一方、既存の業務を繰り返すだけでは成長を実感しづらいという意見もあります。社員の主体性を尊重しながら成長の機会を提供するため、自ら積極的に取り組む姿勢が成長を左右するようです。

 

社内の雰囲気

・新しいことにどんどん挑戦しよう、という風潮が強い。若い社員も多く、皆忙しくも誇りを持って働いているように見える。全体を通して人当たりの良い人が多い。また、新しい働き方を提案する企業でもあるため、多様性を認めることへの意識は社員一人ひとりが強く持っている

(女性/デザイナー/新卒入社/在籍3~5年)

 

・挑戦する機会は制度として設けられているが、活用できる環境はまだまだ整備されていない。業務の20パーセントを他の業務のチャレンジに使える制度もあり、徐々に活用する社員も増えてきている。

(男性/中途入社/在箱21年以上)

 

・風通しの良い風土。昔ながらの風士を残しつつ、時代に合わせたアップデートにも積極的。

(男性/内務/ 中途入社/在籍16~20年)

 

・縦割りの組織体制。役職や部門を大きくまたいで取り決めを行う際には、会議の前に担当者間ですり合わせを行うことが多い。また、プロセスに時間をかけるため会議が多く、意思決定が遅いと感じることもある。

(女性/マーケティング/新卒入社/在籍21年以上)

 

全体的に「人当たりの良い社員が多い」「風通しの良い風土」といったポジティブな印象が多く見られました。昔ながらの企業文化を残しつつも、時代の変化に合わせた柔軟なアップデートを進め、多様性を尊重する姿勢が社員一人ひとりに根付いている点が特徴的なようです。

 

新しいことに挑戦する風潮があり、若手社員も積極的に活躍できる場があるものの、縦割りの組織体制や意思決定のプロセスの遅さが課題として挙げられています。役職や部門をまたぐ調整には多くの会議や事前のすり合わせが必要であり、そのため迅速な意思決定が難しいと感じる社員もいるようです。

 

また、挑戦の機会を提供する制度や風土がありつつも、それを実際に活用できる環境が十分に整備されていないという意見も見られます。ただし、業務時間の一部を他の業務や挑戦に充てる複業制度も存在し、これを活用する社員が増えていることから、改善に向けた努力も進行中といえます。

 

福利厚生

・若手には首都圏だと6万円まで家賃補助が出るのでありがたい。ただ、ここ数年首都圏の家賃が大幅に上がってきているので、もう少し増額してくれたらとても助かるなという印象。カフェテリアポイントも毎年15万円分も付与されるので、大変助かる。

基本的には、レジャーでも家電でも服でもなんでも使用できるので大変ありがたい制度ではある。

(男性/営業/新卒入社/在籍3年未満)

 

・住宅補助(若手のみ)、選択制福利厚生制度カフェテリアプラン、財形貯蓄、社員持ち株会など、企業年金、退職金などがあり、福利厚生は充実している。オフィス家具メーカーだけあり、オフィスは非常に綺麗であり、テレビ番組の撮影に使われたり、政治家が役所の働き方改革のために視察に訪れたりもする。

(男性/中途入社/在籍16~20年)

 

・スーパーフレックスでコアタイムなし。自席もなく、自由に働ける環境。席の予約システムもあるので、自分で計画を立てながら働くことができる。席がないというケースも多々あり、働きにくい一面もある。

(男性/デザイナー/中途入社/在籍3年末満)

 

若手社員向けには首都圏での住宅補助が最大6万円支給される点や、毎年15万円分のカフェテリアポイントの付与など、経済的支援が手厚いといった声が多く見られました。また、退職金制度や企業年金、社員持ち株会、財形貯蓄といった長期的な資産形成をサポートする制度も整っており、福利厚生の充実度が高いと言えます。

 

さらに、オフィス家具メーカーならではのデザイン性と機能性を兼ね備えた綺麗なオフィス環境が、働きやすさをさらに後押ししています。オフィスはテレビ番組の撮影や視察にも使われるほどの質を誇ります。

 

また働き方に関しても、コアタイムなしのフレックス制度など、様々なライフステージの社員のニーズに応えている点もポイントになっているようです。

 

女性の働きやすさ

・とても働きやすいと感じる。女性の管理職登用に積極的で、実力と調整力、推進力次第。子育てなどにも寛容で組織で補い方を考えている風土があるため非常に助かっている

(男性/営業/新卒入社/在籍16~20年)

 

・女性の復職率も高く、時短勤務などの制度もあります。在宅が可能なので、出産後は在宅メインでお仕事されている方がおおいです。

(女性/情報システム部/新卒入社/在箱3~5年)

 

・女性の管理職はまだまだ少ないと思う。育児と両立しながら働かれている方は男女共にたくさん居られるので、急なお休みや早退に対して周りの理解はある印象。

(女性/デザイナー/新卒入社/在籍3〜5年)

 

・働きやすい。基本的に休暇、時短勤務は難なく可能。スーパーフレックス/リモートワーク可なので、柔軟性がある。

(女性/新卒採用/新卒入社/在箱3~5年)

 

口コミを見ていくと、女性がキャリアを築きやすい環境や柔軟な働き方をサポートする制度を整えていることが伺えます。特に、子育てに寛容な職場風土や在宅勤務、時短勤務の制度は、多くの女性社員から高く評価されています。また、復職率の高さや急な休暇や早退に対する周囲の理解も、育児と仕事を両立する上で大きな支えとなっているようです。

 

さらに、女性管理職の登用にも積極的で、実力や調整力、推進力次第で昇進の機会があるとされ、意欲的に取り組める環境があることが特徴的です。一方で、女性管理職の数はまだ十分ではないとの指摘もあり、さらなる改善の余地があると言えます。

 

加えて、スーパーフレックス制度やリモートワークが可能な点は、柔軟な働き方を実現し、ワークライフバランスを保ちやすい環境を提供しています。これらの制度により、女性だけでなく男性も含めた多様な働き方が実現されており、性別に関係なく柔軟性を持った働き方が広がっている印象です。

 

会社としての強み・展望

・実験カルチャー。何事も挑戦してみようという雰囲気はある。文具オフィス家具とも、海外事業を頑張りたいようなので、開拓精神旺盛な方はチャレンジできると思います。

(女性/空間設計/新卒入社/在籍11~15年)

 

・不動産業にもトライをはじめている。

オフィス以外にも賃貸、貸しスペース、コワーキングスペースの運営などをはじめている。(女性/デザイナー/新卒入社/在箱3~5年)

 

・創業から事務用品、文具などの事業領域で成長をしてきたが、昨今ではオフィス家具、オフィスインテリア領域が事業の柱となっている。PCの普及により年々事務用品、文具の使用量が縮小しているため、差別化商材の開発や海外展開などに舵をきっているが、売上の落ち込みをカバーするため新規事業の開発に力を入れている。中長期の目線でいくと新規事業により成長が続くか、規模縮小になるかの過渡期にあると感じる。

(男性/商品開発/新卒入社/在籍21年以上)

 

・新規事業や海外展開含め検討が進んでいる。日本のものづくりの品質やユニークさは海外でも拡大する余地はあると思う。

(男性/マーケティング/新卒入社/在籍3~5年)

 

コクヨの強みと展望についての口コミを総括すると、同社は変化する市場環境に適応しつつ、新たな成長の機会を模索している企業であると言えます。長年の主力であった事務用品や文具の需要が縮小している一方で、オフィス家具やインテリア分野を中心とした事業展開が柱となっています。また、差別化商材の開発や海外市場の開拓、新規事業への取り組みが進められており、挑戦を推奨する「実験カルチャー」が企業全体の革新性を支えている点が特徴的との声が多く見られました。

 

不動産業やコワーキングスペース運営といった新たな分野への参入も、これまでの枠を超えた多角的な成長戦略の一環です。このような開拓精神は、社員にとってもチャレンジングな環境を提供しており、挑戦を求める人材にとって魅力的な企業風土と言えます。

 

コクヨへ転職するために抑えておきたい基本ポイント

コクヨへの転職をお考えの方へ、抑えておきたいポイントをまとめてご紹介します。

 

会社概要

商号 コクヨ株式会社

(英文名 KOKUYO Co.,Ltd.)

本社所在地 〒537-8686 

大阪市東成区大今里南6丁目1番1号

代表者 取締役 代表執行役社長 黒田 英邦
設立 1905年(明治38年)10月
資本金 158億円
上場市場 東京証券取引所 プライム市場
従業員数 連結  6,931名/単体  2,142名(2023年12月末現在)

 

出典:https://www.kokuyo.co.jp/com/kihonjoho.html(2025年1月時点)

 

事業内容

ワークスタイル領域

新型コロナウイルス感染拡大によって定着した働く場の分散と、働き方の多様化により定着したハイブリッドワークにおける新しいニーズに着目します。

 

・ファニチャー事業(国内ファニチャー・海外ファニチャー)

働き方の変化に伴うオフィスリニューアル需要の獲得と、デジタルや内装など事業領域の拡張をベースに、増収増益に向けてコクヨ全社の業績を牽引することを目指します。

 

・ビジネスサプライ流通事業(通販/カウネット・卸)

コロナをきっかけにEC購買が広がった通販市場の成長をベースに、カウネットでは、ECマーケティングの強化により、顧客数の拡大による増収と収益性の改善に取り組みます。

 

ライフスタイル領域

学びや生活の道具におけるライフスタイルツールにおいて、より自分らしく生きることへのこだわりのニーズの高まりに着目します。

 

・ステーショナリー事業(国内ステーショナリー 海外ステーショナリー)

SNSなど自己表現ニーズの高まりなどにより付加価値文具市場は拡大する中で、国内既存事業のブラッシュアップに加えて、国内外でデジタルマーケティングの強化に取り組みます。

 

・インテリアリテール事業(アクタス)

巣ごもり需要だけでなく、住空間への新たなニーズを取り込むために、店舗とECを統合したマーケティング戦略(OMO、Online Merges with Offline)に取り組みます。

 

出典:https://www.kokuyo.co.jp/com/business/(2025年1月時点)

 

企業理念

経営理念

be unique

コクヨは、創造性を刺激し続け、世の中の個性を輝かせる。

 

存在意義 パーパス

ワクワクする未来の

ワークとライフをヨコクする。

 

価値観 バリュー

共感共創

実験カルチャー

体験デザイン

出典:https://www.kokuyo.co.jp/com/brand.html(2025年1月時点)

 

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