LIXILは第二新卒を積極採用している?
LIXILの会社概要と事業内容
LIXILは2011年に国内主要建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生した企業です。
主な事業は以下の3領域で構成されています(*1)。
- ウォーターテクノロジー
- ハウジングテクノロジー
- リビング
同社は約200社のグループ会社を傘下に収め、世界150カ国以上で事業を展開。
売上収益は1兆5,047億円(2025年3月期)で、日本だけでなく北米・欧州・アジアにわたるグローバルな収益基盤を持ちます。
LIXILが第二新卒を採用する理由
LIXILは「経験者(キャリア採用)」として通年で中途採用を実施しており、第二新卒もその枠組みで応募できます(*2)。
外部からの人材獲得に積極的な姿勢を持っており、業界・職種が未経験でも社会人の基礎力と成長意欲があれば評価される傾向です。
住宅設備・建材市場はDX推進・脱炭素・スマートホームなど変革期を迎えており、柔軟な発想を持つ若手人材へのニーズが高まっています。
第二新卒に求められる人物像
LIXILはPurpose(存在意義)として「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」を掲げ、以下の3つの行動指針を定めています(*3)。
- 正しいことをする(当事者意識・誠実な行動)
- 敬意を持って働く(多様な視点・オープンな意見交換)
- 実験し、学ぶ(継続的改善・イノベーション創出)
採用ページでは「誰もが目的意識を持ち、自分らしく生き生きと働き、成長できる企業文化」を大切にしていることが示されており、多様な視点を活かしながら3つの行動指針を日々実践できる人材が求められています(*4)。
第二新卒の選考では、3つの行動指針と自身のこれまでの経験がどう結びつくかを具体的なエピソードで語れるかどうかが重要です。
(*1)参照元:LIXILについて|株式会社LIXIL(2026年6月時点)
(*2)参照元:LIXIL経験者採用|採用情報(2026年6月時点)
(*3)参照元:LIXILを知る|PurposeとBehaviors(2026年6月時点)
(*4)参照元:LIXIL採用情報トップページ|採用情報(2026年6月時点)
LIXILへの第二新卒転職の難易度
知名度の高さから応募者が多く、各ポジションの募集枠も絞られているため、選考難易度は「やや高め」です。
ただし、第二新卒の選考では完成されたスキルよりもポテンシャルが重視されます。
「なぜLIXILなのか」「入社後に何を実現したいか」を自身のエピソードと絡めて、論理的に語れるかどうかが通過を左右します。
選考で重視されるポイント
選考を通じて一貫して評価されるのは、企業理念へのフィット感です。
特に「実験し、学ぶ」姿勢は、第二新卒の短い社会人経験でも変化に前向きに取り組んだエピソードがあれば十分にアピールできます。
また、口コミでは「なぜこの業界・職種かという必然性を問われた」「転職理由・志望動機について深堀りされる」という声が見受けられ、志望動機の一貫性と論理的思考力も重視される傾向です(*5)。
第二新卒が評価されやすい経験
法人営業経験は提案・折衝力の証明として特に評価されやすく、代理店やハウスメーカー向けの営業に直結します。
顧客対応・チームでの課題解決経験も、LIXILが掲げる行動指針と紐づけて語れれば、面接官へのアピールとして有効です。
異業種出身でも、前職の基礎力をLIXILの仕事にどう応用できるかを具体的に示せれば十分に勝負できます。
(*5)参照元:LIXILの面接/試験/選考情報|転職会議(2026年6月時点)
LIXILの第二新卒向け募集職種・求人情報
LIXILの経験者採用は通年で実施されており、キャリア採用エントリーサイトで随時公開されています。第二新卒は経験者採用の枠組みで応募でき、なかでも「第二新卒枠:システムエンジニア」のように時期によっては第二新卒歓迎を明記した求人が掲載されることがあります(*2)。
以下では、第二新卒が応募できる代表的な職種を整理します。
営業職の仕事内容
LIXILの営業職は、ハウスメーカーや工務店・代理店向けの法人営業が中心です(*6)。代理店営業では取引先の販売店網を通じてLIXIL製品の拡販を支援し、ハウスメーカー向け営業では設計・施工の段階から製品採用を提案します。
ルート営業が主体のポジションは業界未経験でも法人折衝の経験があれば挑戦しやすい職種です。
技術職・エンジニア職の仕事内容
開発職では商品企画・商品開発を、製造職では生産技術・品質管理・生産管理などを担います(*6)。
第二新卒向けのポジションとして公式に募集されているのは、デジタル部門のシステムエンジニアです。建築設計支援サービスや基幹システムの開発・運用、インフラ基盤の整備など幅広い領域を担当します。
デジタル系職種では在宅勤務を組み合わせた働き方も導入されています。スーパーフレックス制度を組み合わせた柔軟な働き方が整っており、デジタル技術を軸にキャリアを積みたい方にとって選択肢が広い領域です(*6)。
企画・管理部門の仕事内容
開発・製造・販売を横断して支えるコーポレート機能として、経理・財務、人事・総務、広報・宣伝、法務、マーケティング、知的財産、間接購買などの職種が存在します(*6)。
各部門は事業部門と密接に連携しながらLIXILの商品・サービスをお客様に届ける役割を担います。前職でのデータ分析・資料作成・プロジェクト推進の経験をアピールすることで、文系・理系を問わず挑戦できるポジションです。
勤務地と働き方
勤務地は全国各事業所で、担当する業務内容に応じて「通勤型」または「在宅型」のいずれかで勤務する形態となっています。本社・本部管理部門・営業部門・工場間接部門を対象にコアタイムなしのフレックスタイム制度を導入しており、柔軟な時間管理のもとで働ける環境です(*7)。
(*6)参照元:職種を知る|LIXILでの働き方|LIXIL採用情報(2026年6月時点)
(*7)参照元:LIXIL新卒採用(大学・大学院卒)|募集要項(2026年6月時点)
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LIXILの年収・福利厚生・働きやすさ
第二新卒入社時の年収目安
有価証券報告書(2026年3月期)によると、LIXILの平均年収は約730万円です(*8)。
ただし、この数値は平均年齢46歳前後の全社員を含む全体平均であり、20代入社時の水準とは異なります。
第二新卒の入社時年収は前職経験や職種によって個別に決まりますが、大卒初任給(月給25万5,000円 ※2026年度実績)を参考にすると、賞与(年2回)を加えた初年度の年収はおよそ400~500万円ほどが目安とも考えられます(*7)。
福利厚生制度・ワークライフバランス
LIXILでは、生活全般を支える福利厚生制度が整っています(*9)。
- 住宅補助: 30歳未満は借上社宅費用の75%(条件あり)を会社が負担
- カフェテリアプラン: 旅行・自己啓発・人間ドックなどに充当できるポイント制度
- 資産形成: 確定拠出年金・従業員持株会・積立年金
- Family Store: 住宅購入・リフォーム時に利用できる従業員購入制度
ワークライフバランスの面では、有給を1日・半日・時間単位で取得でき、以下の特別休暇も設けています(*10)。
- ゆとり休暇: 連続5日以内(心身のリフレッシュ・自己研鑽)
- メモリアル休暇: 2日以内(自身や家族の特別な日)
- セルフケア休暇: 年12日まで有給(生理日・不妊治療・妊娠中の体調不良等)
また、出産・育児・介護の各ライフステージに応じた制度も充実しています。
社員口コミから見る評判
OpenWorkに投稿された口コミでは「スーパーフレックス制度とリモートワークが進み働きやすくなった」「若手でも裁量のある仕事が任され、成長できる環境」といったポジティブな声が見受けられます(*11)。
気になる口コミとしては「年功序列の色合いが残っている」「昇格率は他の企業に比べて少なく感じる」という声も散見されます。
(*8)参照元:株式会社LIXIL|IR情報(有価証券報告書)(2026年6月時点))
(*9)参照元:福利厚生|LIXILでの働き方|LIXIL採用情報(2026年6月時点)
(*10)参照元:ワークライフバランス|LIXILでの働き方|LIXIL採用情報(2026年6月時点)
(*11)参照元:LIXILの「すべての社員クチコミ」 OpenWork(2026年6月時点)
LIXILの第二新卒採用選考フロー
応募から内定までの流れ
公式サイトでは選考フローの詳細が公開されていないため、転職会議に投稿された口コミをもとに整理すると、以下の流れが一般的です(*12)。
| 選考ステップ |
内容・ポイント |
| ①エントリー |
公式採用サイトまたは転職エージェント経由で応募 |
| ②書類選考 |
職務経歴書・自己PRの内容で審査。
課題→行動→成果のセットで記述し、数字で実績を示す |
| ③適性検査(SPI) |
Webテスト形式が多い。
言語・非言語・性格の各分野を事前対策しておく |
| ④一次面接 |
人事担当と部門責任者の2名によるオンライン面接が一般的。
志望動機・転職理由・キャリアビジョンの深掘りが中心。
雰囲気は和やかとの声が多い |
| ⑤二次(最終)面接 |
職種によっては部門長・役員クラスが加わる。
意思確認と価値観の確認が中心 |
| ⑥内定 |
内定から入社まで概ね1〜2カ月程度
(職種・時期により異なる) |
※出典:転職会議の口コミをもとに作成
書類選考の対策
職務経歴書では担当業務の列挙にとどまらず、「直面した課題→とった行動→得られた成果」の因果関係での記述が重要です。
売上目標達成率や改善した業務工数など、数字で示せる実績は積極的に盛り込み、再現性のある強みを伝えましょう。
自己PRはLIXILの行動指針を踏まえ、相手への敬意を体現したエピソードを添えると一貫性が出ます。
志望動機は「なぜ住宅設備・建材業界か」「なぜLIXILでなければならないか」を具体的に語れる構成にしてください。
面接でよく聞かれる質問
面接全体を通じて問われるのは、転職理由の一貫性と志望動機です。
転職会議の口コミでは「志望動機の深掘りが多い」「転職理由・キャリアプランについて深く掘り下げられた」という声が数多く見受けられます。
過去の失敗から何を学んだかを問う質問も頻出のため、「前職での成功・失敗体験」「チームで成果を出した経験」「将来のキャリアビジョン」を口頭で話せるよう準備しておく必要があります。
内定獲得のためのポイント
企業研究では、LIXILの企業理念を軸に「この製品・サービスがどのように暮らしの課題を解決しているか」を語れるレベルまで深めてください。
業界知識として住宅着工件数の動向・省エネ規制・スマートホーム市場の成長といったマクロ環境を押さえると、面接で事業への理解度をアピールできます。
自己分析では自身の経験を行動指針に当てはめ、どの行動指針が最も体現できているかの言語化が重要です。
答え方はPREP法(結論→理由→具体例→結論)で端的にまとめる練習をしておくと良いです。
(*12)参照元:LIXILの面接/試験/選考情報|転職会議(2026年6月時点)
第二新卒がLIXILへの転職を成功させるコツ
転職理由を前向きに伝える
第二新卒の転職では「なぜ短い期間で転職するのか」を必ず問われます。
前職への不満ではなく、キャリアアップや成長の機会、挑戦したい業務といった前向きな軸で語ることが重要です。
「前職で得た経験を活かし、より大きなフィールドで住まいの課題解決に取り組みたい」という形で、LIXILの企業理念と自身の転職軸を結びつけると説得力が増します。
メーカー業界への理解を深める
異業種からの転職を目指す場合、住宅設備・建材業界についての事前把握が面接での説得力につながります。
一般的に住宅設備・建材の流通は「メーカー→代理店・卸→工務店・ハウスメーカー→エンドユーザー」の流れが基本とされており、応募職種がどのチャネルに関わるかの理解が重要です。
競合(TOTO・YKK AP・パナソニックなど)との差別化も整理が必要です。
LIXILの強みは「水まわりから建材まで住まい全体をカバーする総合力」「GROHE・American Standardを擁するグローバル展開」にあります(*13)。
LIXILで実現したいキャリアを明確にする
「入社後に何を成し遂げたいか」という中長期の目標を明確にしておくことが、選考突破の鍵となります。
面接では以下の質問について具体的に語れると、長期的に活躍できる人材として評価されやすくなります。
- 3〜5年後にどのポジションで何ができるようになりたいか
- 活かせる前職経験は何か
- 入社後に貢献できる領域はどこか
転職エージェントを活用する
LIXILのような競争率の高い人気企業への転職では、転職エージェントの活用が有効です。
非公開求人へのアクセス・書類添削・面接対策・年収交渉を一貫してサポートしてもらえるうえ、書類では伝わりにくい自身の強みを、エージェントが企業側へ補足してくれる効果も期待できます。
在職中で時間が限られる第二新卒にとっては、日程調整や条件交渉を任せられる点も大きなメリットです。
(*13)参照元:LIXILについて|株式会社LIXIL(2026年6月時点)
FAQ|LIXILの第二新卒転職でよくある質問
Q. LIXILへの第二新卒転職は未経験でも可能ですか?
未経験でも応募可能な求人は存在します。ポテンシャル重視の選考につき、成長意欲を示せば十分評価されます。職種により必須条件が異なるため募集要項の確認が不可欠です。
Q. LIXILの第二新卒採用の難易度は高いですか?
人気企業につき倍率が高く難易度も高いですが、行動指針への共感と志望動機を入念に深堀りすれば、十分に通過を狙えます。
Q. LIXILの第二新卒の年収はどれくらいですか?
公式での開示はありませんが、第二新卒の入社時年収は職種や業務経験などによって決まります。入社直後は新卒の初任給に近い水準からスタートし、グレードに応じて上昇する構造です。
Q. LIXILでは転勤がありますか?
職種に依存しており、総合職は全国転勤の可能性があります。一方、転勤なしやリモート中心の求人も存在するため、各募集要項で勤務地の変更範囲の確認が不可欠です。
Q. LIXILに向いている人はどんな人ですか?
主体性と誠実さを持ち、失敗を恐れず挑戦できる人が適任です。住まいへの関心に加えて、自律的かつチームで連携して成果を出せる姿勢が欠かせません。
まとめ
LIXILは水まわり製品や建材で世界的なシェアを持つ住宅設備業界のリーディングカンパニーであり、第二新卒を通年で受け入れています。
中途採用に積極的な姿勢を持つ反面、大手グローバル企業としての人気から選考倍率は決して低くありません。
内定獲得には、存在意義である「Purpose」や行動指針「Behaviors」へのフィット感を具体的に示し、「なぜ同業他社ではなくLIXILなのか」を論理的に説明する入念な選考対策が求められます。
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