三菱ケミカルの社風・カルチャーは?
2024/09/01

三菱ケミカルの社風・カルチャーは?

三菱ケミカルへ転職をお考えの方で、社風やカルチャーについて気になる方は多いのではないでしょうか。

カルチャーとは、その企業が大切にする価値観、行動規範、組織内の雰囲気などを指します。このカルチャーを理解することは、自分がその企業に適応できるかどうかを見極める重要な要素です。

自分の価値観や理想の働き方とその企業のカルチャーが合っているかを確認することで、長期的な成功に繋がります。反対にカルチャーが合わないと感じた場合、入社後にストレスを感じたり、モチベーションが低下する可能性もあるでしょう。

また選考においては、カルチャーを理解し、それに沿ったエピソードや行動を示すことで、自身のコミットメントをアピールすることができます。企業にとって、カルチャーフィットする人材は、企業の成長の達成に大きく貢献できると考える採用担当者が多いため、非常に魅力的に映るでしょう。

 

ここでは、三菱ケミカルのカルチャーについてご紹介していきます。企業研究の1つとして参考にしてみてください。

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三菱ケミカルのグループ理念

まずは三菱ケミカルのグループ理念を見てみましょう。今からご紹介するPurpose・Slogan・Our Way が三菱ケミカルグループの価値基準や行動指針をつくるもとになっているものです。

 

Purpose

 

私たちは、革新的なソリューションで、

人、社会、そして地球の心地よさが続いていく

KAITEKIの実現をリードしていきます。

 

We lead with innovative solutions

to achieve KAITEKI,

the well-being of people and the planet.

 

当社グループが何をめざし、なぜ存在するのかを示したものです。2011年から当社グループを導く「北極星」として掲げ続けてきたKAITEKIの実現に向けた力強く前向きな意志と、ステークホルダーに対する私たちの約束を表しています。

 

Slogan

 

Science.

Value.

Life.

 

Purpose実現に向けて当社グループが実践すべきManagement of Technology(価値あるイノベーションの創出。MOT)、Management of Economics(経済的付加価値と株主還元の向上。MOE)、Management of Sustainability(持続可能な未来への貢献。MOS)の3軸を、「Science. Value. Life.」と端的に表現したものです。当社グループはよりよいイノベーションによって(Science)、すべてのステークホルダーへ価値を提供し(Value)、人々の健康な暮らしや社会と地球の持続可能性に貢献して(Life)、KAITEKIの実現をリードしていきます。

 

Our Way

 

誠実

(Integrity)

-安全を最優先する

-正しさを貫く

-誇れる仕事をする

尊重

(Respect)

-感謝の心を示す

-互いの違いを認め合う

-人と社会、地球を思いやる

果敢

(Bravery)

-柔軟に発想する

-決断し、迅速に動く

-失敗を恐れず、挑戦を楽しむ

共創

(Collaboration)

-強みをかけ合わせる

-信頼を築き上げる

-チームワークを称える

完遂

(Persistence)

-自分自身がやりとげる

-ステークホルダーに新しい価値を提供する

-未来に責任を持つ

 

Purpose実現に向けて当社グループ全員が大切にすべき心構えで、日々の業務遂行や意思決定に当たって常に意識し実践します。一人ひとりの誠実な姿勢と、他者を尊重する行動を基盤として、果敢な挑戦と多様な共創を通じて、ステークホルダーとの約束を完遂するというストーリーを、5つの心構えとそれぞれ3つの具体的な行動で示しています。

 

三菱ケミカルの社風・カルチャー

 

前提として、三菱ケミカルは2017年に三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンが統合し、発足しています。つまり、3社のカルチャーが混ざりあいながら組織構築を継続しているということが考えられます。そんななかでも三菱ケミカルが作り上げてきた社風にはどのような特徴があるのでしょうか。実際に見てみましょう。

 

社会に対して誠実である

 

グループ理念のOne Way でも一番目に掲げているように、非常に誠実さを大切にしてる社風です。コンプライアンス意識も高く、それは実際の顧客に限りません。三菱ケミカルは多くの関係者を有しており、社会への影響度もとても高いです。法令や国際規範をいついかなるときも遵守し、顧客、取引先、株主、協力会社、行政機関、地域社会などあらゆる関係者、また、従業員相互間においても、常に公正で公平かつ誠実な態度であることを求めています。そういったカルチャーのため、当たり前のようにさまざまなことに対して真摯に向き合う社員が在籍しています。

 

社内の風通しが良い

 

日本を代表する歴史ある大手企業グループなので、縦割りであったり、堅い印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。実は、非常に風通しの良い雰囲気がある企業です。統合があったことから、風通しの良い働きやすい組織を作ろうという発信も多くされているようです。実際の新入社員の方のインタビューを見ても、思ったよりもとても雰囲気が良かったという言葉が並んでいます。また、年功序列というよりも、しっかり若手にもチャンスを与えてくれるカルチャーも浸透しているようです。

 

チームワークを重視

 

三菱ケミカルではフレックスタイム制度やテレワーク・遠隔地勤務なども設けています。そのため常に同僚と顔を合わせながら仕事をするとは限らないため、よりチームワークを意識して働くことが求められてきます。また、業界や仕事の性質上、一人だけでは仕事が成り立たないということも多くあるため、自然とチームワークを意識して仕事をしている人が多いようです。前述した誠実さと同じく、グループ理念のなかにも共創という言葉が入っており、会社としても意識しているため、そういったカルチャーが浸透していると言えるでしょう。

 

実際の社員の声は?

 

これまでカルチャー・社風をご紹介してきましたが、実際に働いている社員はどのように感じているのでしょうか。転職口コミサイトのopenworkの投稿を見てみましょう。

 

・いい人が多く働いており、働きやすい組織。

 

・歴史ある会社だが、古い組織体質はそれほど感じない。

 

・法令順守意識がとても強い。

 

・大手なので、あまり個人の意見は聞いてもらえなそうに思えるが、そんなことはなく、意

見は聞いてもらえる。

 

・安全に対する意識はとても高い。

 

・とにかく真面目で常識的な人が多いので、日常的に問題が起こらない安定した職場。

 

・統合当初は旧3社のそれぞれの文化が異なるため、いろいろ問題があったようだが、文化

統一もされつつある。

 

大手企業ならではの雰囲気ももちろんあるようですが、統合後、カルチャーの統一を図るよう推し進めているということや働く人はとても良い人が多いなどと感じている社員が多い印象でした。

 

選考を通して社風の見極めを

 

カルチャーや社風に関しては、何か明文化されているものではないため、自身で見極めるのは少し難しいかもしれませんが、その会社の選考を通して社員の方とコミュニケーションを取ることで見えてくるものがあるかもしれません。企業研究や選考を通して、できれば複数人の方と実際に会話をするなどして、自身にマッチするかどうかの判断をされるのが良いと思います。

 

もちろん社風に関しては、感じ方やそれにマッチするかどうかは個人によるものなので一概には言えませんが、弊社アドバイザーにもぜひご相談ください。企業の雰囲気や情報はもちろん、選考に向けてのサポートやアドバイスも可能です。

 

三菱ケミカルへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。

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