
ミズノの働き方は?ワークライフバランス、繁忙期についても解説
ミズノは、創業100年以上の歴史を持つ日本を代表するスポーツ用品メーカーであり、「スポーツを通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、国内外で高い評価を得ている企業です。
野球用品、ランニングシューズ、ゴルフクラブなど、数多くのプロアスリートやスポーツ愛好者から支持される製品を手掛ける一方、アウトドアやヘルスケア分野への展開にも注力。品質へのこだわりと革新性で、スポーツ用品業界をリードする企業です。
今回はそんなミズノの働き方について紹介します。
※記事の内容には弊社の見解を含みます
基本的にワークライフバランスは整っている
転職口コミサイトでのミズノの口コミ(2025/02/22時点)では以下のような口コミが見られました。
フレックスタイム・テレワークを活用
「残業はなく休暇取得もしやすい。フレックス制度もあるため、夕方早上がりしてプライベート時間も楽しめる。
使用制限はあるが、中抜けができるため、子どもの病院受診や学校行事に参加することもできる」
「フレックス勤務もできるし、有給休暇もとりやすいので、その点での不満はないです」
「コロナを機に、テレワーク・フレックス制度に大きくシフトチェンジ。
出社かテレワークかの選択肢がある。子どもや通院のための中抜け休憩もしやすくなった」
ミズノではフレックスタイム制度やテレワークが導入されており、柔軟な働き方が可能となっています。特に育児や通院のための中抜けがしやすい点は、ワークライフバランスを重視する人にとって魅力的な環境といえるでしょう。
残業は基本控えめだが、部署により忙しいことも
「ワークライフバランスは部署による。部署によっては休日出勤が当たり前だったり、振替休日の際のメールや電話の量を考えると常に仕事をしている。独身であれば乗り越えられても家族持ちには少し厳しい…」
「自分の時間を保ちたい人にはおすすめ。ホワイトな環境だと言えるし、男性で育児休業をする人も増えている」
「人によっては平均(10時間程度)より多く残業している人もいるが、20〜30時間程度であり過剰な印象は受けない。フレックスやテレワーク制度もあり、相談すれば自分にあった働き方をすることができる」
基本的には残業が少なく、ホワイトな職場環境と評価されていますが、部署によっては業務量に差があるようです。育児休業を取得する男性社員も増えているため、長期的にワークライフバランスを重視したい人には適した環境といえます。
社員同士の交流が活発
「プライベートも充実している社員が非常に多い。家族ぐるみで社員同士交流している方も多くいます。」
「会社のメンバーで休日を過ごすこともあり、それをストレスと感じる方には向かないかもしれない」
「スポーツ関連ビジネスなので、体育会系で飲み会も多めの会社だったが、コロナでその回数も大幅減となり、プライベートの時間とお金を大切にする人には働きやすくなったと思う」
社員同士の交流が活発で、家族ぐるみの付き合いをする人も多いようです。一方で、こうした交友関係を負担に感じる人には向かない可能性があります。近年は飲み会の頻度も減少し、個々のプライベートを尊重する傾向も強まっているようです。
仕事により一時的な繁忙期も
「部署によっては土日の出勤が当たり前なところもある。また、新入生の時期は休日出勤も多い。その分振替休日はとれるので、一応ワークライフバランスはとれている」
「担当部署や担当業務、繁閑期により大きく異なるが、基本的には週末などプライベートを犠牲にしなければ業務が進まないような状況はなく、忙しくて平日の残業で対応できるレベル」
業務の繁閑期によって忙しさに差があるものの、基本的には振替休日が取得できるなどバランスを取れる仕組みが整っています。特に学校向けや小売向けの担当では特定の時期に忙しくなることがあるため、その点を理解した上での勤務が求められるでしょう。
ミズノ 会社概要
ここからは選考で欠かせない企業概要、事業についても紹介します。
社名 | 美津濃株式会社 |
本社所在地 | 大阪府大阪市住之江区南港北1-12-35 |
代表者 | 代表取締役社長 水野 明人 |
設立 | 1906年4月1日 |
資本金 | 261億3,700万円(2024年3月31日現在) |
従業員数 | 3,584人(2024年3月31日現在) |
参考:ミズノ コーポレートサイト(2025/02/22時点)
企業理念
「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する。」
スポーツが提供する価値は多種多様で、人々がより豊かで快適な生活をおくるためにスポーツは重要な役割を担っています。
ミズノは、より良いスポーツ品を提供することで、スポーツシーンを支えていくことはもちろん、スポーツの価値を活用した商品やサービスを開発し、日常生活にもその価値を積極的に広めていきます。
Purpose
より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する
Vision
“ええもん”を世界に届け続ける
Values
Fair Play
創業以来、「利益の利より道理の理」の精神を大事にしてきた
短期的と中長期的な事業の成功を両立させるため、勇気あるリーダーシップを発揮し、より良い世界を作っていく
Friendship
馴れ合いではなく、規律のある中でのフレンドシップ、リスペクト
自身を高め、チームを高める行動を賞賛する
Fighting Spirit
ミズノは フロンティア精神でええもんを作り続けてきた
絶えず変革を志し、結果にコミットする姿勢を堅持し成長を続ける
参考:ミズノ コーポレートサイト(2025/02/22時点)
ミズノの事業内容
主に「スポーツ用品の企画・製造・販売」を中心に展開されています。ただし、単なるスポーツ用品メーカーではなく、スポーツの振興や健康増進、社会への貢献を目指して多角的に事業を拡大しています。
ダイアモンドスポーツ事業
高い技術力で野球とソフトボールプレイヤーの視点に立った商品開発・サポートを実現
野球とソフトボールを通じたビジネスを展開する事業です。
『ええもんつくんなはれや』の想いで、「ビヨンドマックス」や「ライトレボエリート」等、数々のヒット商品を生み出しています。
野球、ソフトボールと関わる全てのユーザーに、『信頼』『感動』『共感』を提供できるよう日々活動を行っています。
コンペティションスポーツ事業
競技スポーツ全般を事業領域として、機能的で高品質なスポーツ用品を提供
サッカー、バレーボール、テニス、水泳、ランニングなど、競技スポーツ全般にわたる事業をグローバルで展開しています。
トップアスリートから一般の愛好者まで、スポーツを通じて新しい自分に出会う喜びを感じていただけるように、機能的で高品質なスポーツ用品を提供しています。
ゴルフ事業
多くのゴルフファンに支持される高機能・高品質のモノづくり
トップ選手から愛好家まで多くの皆様に支持されているミズノのゴルフギア。 2022年にミズノゴルフクラブは国内外の男女プロツアー競技において10勝を収めています。また国内男子トーナメント「ミズノオープン」を50年に渡り主催しており、多くのゴルフファンに卓越したプロのプレーとゴルフの楽しさを伝え続けています。
ライフ&ヘルス事業
ミズノならではのノウハウを生かして健康で快適な生活をサポート
長年にわたりスポーツシーンで培ってきたノウハウを生かして、 日常生活を健康で豊かなものにする商品、サービスを提供しています。「“いつもの時間、空間にプラス”のエクササイズグッズ」をコンセプトに開発された「ミズノヘルシーインテリアシリーズ」は、コロナ禍の巣ごもり需要で人気が急上昇。スポーツシューズでも使われている高反発ソール素材MIZUNO ENERZYを使用したウォーキングシューズ「MEシリーズ」は人気となっています。
ワークビジネス事業
最前線で働く人の課題を解決に導く商品を提案
「一人ひとりを、今日も主役に。」をコンセプトとして掲げ、さまざまなシーンで働く人の課題を解決する商品の企画開発を行っています。
スポーツシューズやウォーキングシューズのノウハウを活用したワークシューズ、スポーツ由来の素材・機能を活用したユニフォーム、などスポーツで培った知見を最大限に生かし、快適に働ける環境を提案しています。
スポーツ施設サービス事業
スポーツ施設向け商品の開発から施工、さらには施設運営まで幅広く展開
野球専用芝「MS CRAFT BASEBALL TURF」は、プロ野球1軍本拠地としての人工芝シェアNO.1の施工実績を誇ります。またミズノグループが運営しているスポーツ施設は全国で183物件1,159施設を数え、運動あそびから競技スクールなど幅広い年齢層の方に楽しんで参加頂けるプログラム・イベントを開発・実施しています。
参考:ミズノ 採用サイト(2025/02/22時点)