

マネーフォワードの気になる平均年収は?
マネーフォワードは日本国内で人気のあるフィンテック企業です。「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに掲げ、個人および企業向けに様々な金融サービスを提供しています。経済産業省・特許庁が主催する令和5年度の知財功労賞において「特許庁長官表彰」を受賞、アイティクラウド株式会社主催「ITreview Grid Award 2023 Fall」の各部門にて最高位を受賞するなど注目を集めています。
マネーフォワードは、経理や人事労務を効率化する法人向けプロダクト「マネーフォワード クラウド」や個人向け家計簿プロダクト「マネーフォワード ME」を中心とし、数多くのプロダクト、サービスを提供しています。近年は積極的なM&Aを通じて、金融・会計・人事労務・マーケティング分野でのプロダクトラインナップを拡充し、より世の中での知名度が上がってきました。そういった背景もあり、金融・会計分野の急成長中の企業として転職市場でのマネーフォワードの人気が高まってきています。部門・職種によって異なりますが、中途採用の場合には求められるスキルや経験は高く、転職難易度も高いと言えるでしょう。
さて、本記事ではそんなマネーフォワードの年収について紹介します。平均年収推移や、国内平均年収との比較もまとめていますので、マネーフォワードへの転職をご検討なさっている方はぜひ最後までご覧ください。
※本記事は2025年6月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
7年間で50万円以上アップ!マネーフォワードの平均年収
マネーフォワードは上場しているため、有価証券報告書で平均年収が公開されています。
同社掲載の有価証券報告書によれば、2023年11月期におけるマネーフォワードの平均年収は約665万円(平均年齢: 33.6歳)となっています。
以下では過去7年間の平均年収をご紹介します。
年度 | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続(年) | 平均年収 |
2023年11月期 | 1,473 | 33.6 | 2.4 | 665万6016円 |
2022年11月期 | 1,266 | 33.3 | 1.9 | 647万1844円 |
2021年11月期 | 815 | 33.4 | 2.2 | 648万4666円 |
2020年11月期 | 579 | 33.3 | 2.3 | 613万6421円 |
2019年11月期 | 504 | 33.0 | 1.8 | 607万2433円 |
2018年11月期 | 304 | 33.2 | 1.7 | 611万6339円 |
2017年11月期 | 218 | 32.6 | 1.5 | 614万8802円 |
上記の通り平均年収は2017年から2023年にかけて、多少の増減を繰り返しながらも、徐々に増加傾向にあることが分かります。特に2020年11月期以降の伸び幅が非常に大きいですね。
また平均年収もさることながら、従業員数も驚くほどの勢いで伸びています。コロナ禍以降、キャッシュレス化やDXの流れが追い風となり、マネーフォワードの事業成長が拡大したことも要因の1つです。
国内平均給与や同業他社との比較は?
国税局の令和5年、民間給与実態統計調査によると正社員平均給与は530万円(非正規の場合には202万円)であることから、マネーフォワードの平均年収は日本人全体の平均よりも十分に高いと言えます。
国内平均給与の中でも、年齢別で見た時の比較はどうでしょうか。
マネーフォワードの平均年収は33.6歳のため、国内の30~34歳の平均年収を「企業規模別(資本金階級別)」「事業所規模別」「業種別」で見てみると、下記の通りです。
<30~34歳の国内平均年収>
・企業規模別(資本金階級別※資本金10億円以上企業):565万5000円
・事業所規模別(1,000人以上):496万1000円
・業種別(情報通信業):534万9000円
マネーフォワードの平均年収が約665万円であることを考えると、近い規模や従業員数の企業、および同業界における同世代と比較しても、マネーフォワードの年収は上回っていることが分かります。
(出典:令和5年分 民間給与実態統計調査)
マネーフォワードの福利厚生は?
マネーフォワードの福利厚生は、社員が安心して健康的に働くための職場環境に関する制度と、社員自身の成長を後押しする制度の2種類に分かれます。代表的な福利厚生をそれぞれの制度に分けて紹介していきます。
<社員が安心して健康的に働ける職場環境を実現する福利厚生>
■近隣住宅手当・近隣引越し祝金
所属オフィス近隣に居住する際、最大2万円の近隣住宅手当を支給。また近隣住宅手当の範囲内に新たに転居した際、祝金10万円を支給。※詳細条件有
■家事代行補助
マネーフォワードグループで働くメンバーの家事負担を少しでも減らせるよう、家事代行補助を用意。家事代行サービスが7%オフで利用可能。
■医療サポート
病気やケガに関する悩みや、救急医療機関について24時間365日電話で相談することができる『メディカルアシスト』、夜間や休日に往診やオンライン診療が受けられる『ファストドクター』を導入。
■企業型確定拠出年金
毎月の給与から一定の金額(拠出金)を控除して積み立てし、従業員が資産運用する制度。拠出金分は非課税になるなど、節税メリットも。
■『マネーフォワード ME』プレミアム無料クーポン
年に1度、『マネーフォワード ME』のプレミアム機能が無料で使えるクーポンを配布。従業員とその家族が利用可能。
■健康診断
定期健康診断の他、婦人科検診も会社負担で受診可能。
■予防接種
インフルエンザ予防接種を会社負担で接種可能。
■育休産休ガイドブック
妊娠・出産というライフステージの変化を安心して迎えられるよう、「産休育休ガイドブック」を用意。
■福利厚生賃貸
従業員が個人で契約している賃貸物件を会社名義に変更することで、手取り収入の増加が期待できるもの。
マネーフォワードでは、週2回のオフィス出社を原則としているため、転居に関連する複数の福利厚生を提供しています。フルリモート勤務の他の企業にて、新入社員がオンラインコミュニケーションのみで他の社員との関係構築に苦労する一方で、同社のような出社ハードルを下げる福利厚生の提供は、新入社員の人間関係構築や心理的安全性の高い職場の構築に一役を買っていることでしょう。
また、医療サポートに関する福利厚生は先進的な取り組みをしているのも特徴的です。同社は出社の機会はある一方で、リモートワーク中心の働き方をしている社員も多いようです。そのため、会社やマネージャーが社員の健康状態を常に把握することは難しく、『メディカルアシスト』、『ファストドクター』のようなオンラインや電話対応が可能な医療サービスを導入することで、社員の病気や怪我に関わる迅速な対応や健康的な就業を支援しています。
<社員自身の成長を後押しする福利厚生>
■開発環境構築支援
エンジニアはVP of EngineeringまたはCTOによる決裁で、最新のPC・必要なスペックのPCが利用可能。
■書籍購入補助
業務上必要な書籍を経費で購入することができる制度。購入後は社内本棚に寄贈され、全社員に共有。
■テックカンファレンスコミュニティへの参加支援
国内外のテックカンファレンス・コミュニティへのスポンサー、出展をしており、参加費用を会社が負担。
■従業員持株会
毎月の給与から一定の金額(拠出金)を控除し、マネーフォワードの株式を買付できる制度。拠出金に対して15%の奨励金も支給。
最新の技術が目まぐるしく変化するIT業界では、エンジニアやビジネス職社員にとって、常に最新の技術やトレンドをキャッチアップすることが求められます。また、最新技術の活用において、高価格で高品質なPC等の機器がないと業務遂行が困難な場合もあります。その状況において、マネーフォワードは書籍購入補助や開発環境構築の制度が豊富にあり、社員の成長促進に寄与しています。
また、テックカンファレンス・コミュニティのイベント参加における経済的なサポートも特徴的です。本制度を通じて、最新技術への好奇心や向上心が高い社員がイベントに参加し、その学びを会社に持ち帰ることが可能です。その学びを他のメンバーに共有することは、チーム・組織全体の技術力の底上げやモチベーション向上に繋がっているでしょう。
従業員持株会は、ご自身の成長や会社の貢献意識をより一層促す制度といえるでしょう。ご自身の成長が事業成長や会社業績に繋がることで、同制度によって取得した株式の価値が増加するため、働くモチベーションの向上に繋がると考えられます。
マネーフォワードはどんな人におすすめ?
マネーフォワードは、上記の通り年収や働く環境において非常に魅力的であることが分かります。そんなマネーフォワードは、どのような転職希望者におすすめの企業なのか、詳しくご紹介していきます。
求める人材像もこちらでご紹介しているので、合わせてご覧ください。
①待遇・やりがいの両方を求める人
マネーフォワードは上場企業でありながら、成長志向の強いスタートアップ気質もある会社です。一般的なスタートアップよりも給与水準は高めに設定されており、特に以下の職種は年収800万円以上も狙える可能性があります。
エンジニア(バックエンド/SRE/フロントエンド)
プロダクトマネージャー(PdM)
ビジネス開発/カスタマーサクセスのリーダークラス
また給与改定も定期的に行われており、直近では2021年、2023年にそれぞれ給与レンジの上方改定が行われました。アウトプットが高いメンバーへの昇給率UPやハイパフォーマンス賞与付与など、成果に応じてしっかりと報酬に還元される仕組みになっています。
実力次第で高待遇が可能であり、仕事のやりがいも求めつつ年収アップを狙いたい人にはおススメの企業と言えるでしょう。
②成長志向のある人
マネーフォワードでは、自ら学ぶ人を全力で応援するカルチャーがあります。下記の通り成長支援に関する制度が豊富に用意されており、「自走する力」がある人はどんどんチャンスを得られる環境です。
・書籍購入・勉強会参加支援(自己申請制)
・月1回以上の1on1実施:振り返り/フィードバックはシステムで全てテキスト管理
・自身のパフォーマンスと評価の納得感が持てるよう、給与レンジを公開
・経営陣や社外メンバーによるリーダー育成プログラムの実施
・チャレンジシステム(異動公募制度):年に1回、メンバー自らが希望部署に応募できる制度
また企業風土としても、若手でもプロジェクトのリーダーを任されたり、20代〜30代でマネージャー昇格の実績も多数あります。
「やってみたい」と声を上げれば、チャレンジできる空気がしっかり根づいています。
③変化を楽しめる人・スピード感ある環境を求める人
事業内容として複数のSaaSサービスをスピーディに展開しており、プロダクト改善や新サービス立ち上げが日常的に行われています。会計・請求書・人事労務などのSaaSが毎月のようにアップデートされるなど、ユーザーの声をすばやく取り入れ、週単位で改善→リリースを繰り返す、アジャイル型の開発・運営スタイルです。またパートナー企業との提携やM&Aも活発で、新しい組織や業務が頻繁に生まれています。マネーフォワードは「スピード=価値」と考える企業文化なので、変化をポジティブに受け止められる人、指示を待つより「まずやってみる」姿勢を持てる人にとっては、非常に刺激的でやりがいのある職場と言えるでしょう。
またこのような環境の中では、新たにインプットすべき情報量が多かったり、昨日までのルールが今日変わるといったことも多く発生します。新しいツールや考え方にすぐ適応できる柔軟性は必要と言えるでしょう。
どのような対策が必要か?
マネーフォワードへの転職では面接対策が重要なポイントとなります。書類においても実際に不採用になっているケースもあるため、ここでは書類、面接と合わせて、どのような対策が必要なのかご紹介していきます。
書類対策
一般的な書き方で問題ありませんが、応募ポジションと親和性のある経験、スキルをアピールしましょう。専門職であればどんな業務内容を経験してきたのか、企画系であれば実績を記載するようにしましょう。転職エージェントに相談し、客観的な意見も交えてブラッシュアップしながら進めると良いかと思います。 応募書類の重要なポイントは人事担当者に「会ってみたい」を思ってもらうことです。どんなに人物面がよくてもこの書類選考で落ちてしまっては面接で何も伝えられません。
例えば、担当したプロジェクトの概要、目的、規模、期間、チーム構成などや、自分の役割や責任、具体的な成果や達成した目標、プロジェクトで使用した技術やスキル、ツールなども記載すると良いでしょう。また自分の強みや特長を具体的にアピールすることも必要です。
面接対策
マネーフォワードでは一般的な、自己紹介から始まり、なぜマネーフォワードなのか、志望動機や転職理由から、これまでの経験で苦労したこと、それをどのように乗り越えてきたのか、などを深堀して聞かれます。なぜマネーフォワードを選んだのか、その理由を具体的かつ簡潔に述べられるよう準備しましょう。過去の経験やスキル、自身の強みがどのようにマネーフォワードで活かせるか、どのような貢献ができるかを明確にすることが重要です。
面接対策では徹底的に自己分析、そして企業分析を行いう必要があります。マネーフォワードの事業内容、企業理念、最新動向やニュースなどを詳しく見て把握しましょう。
さらに、面接の最後に必ず「何か質問がありますか?」と聞かれることが多いので、企業のビジョンや具体的なプロジェクトに関する質問をいくつか準備しておきましょう。これにより、企業に対する関心と理解度をアピールできます。
面接では自信をもって話せなくてはいけないため、例えば想定質問に対しての問答など模擬面接で練習を重ねたり、自分自身の回答がロジカルになっているのか、録音しながら振り返って確かめながら進めていくのもいいでしょう。
転職エージェントに相談する
マネーフォワードが「どのような人材を求めているのか」を的確に把握することが転職成功のカギとなります。 sincereedではマネーフォワードへの転職支援数も多く、「どんな人材を求めているのか」このポイントを熟知しており、選考ノウハウはもちろん、入社事例やWebサイトには掲載されていないエクスクルーシブな情報も提供させていただきます。まずは一度ご相談頂ければ幸いです。
会社概要
「すべての人の、お金のプラットフォームになる。」というビジョンを掲げているマネーフォワード。同社では個人法人を問わず、すべての人のお金に関する課題を解決することを目指しています。オープンかつ公正なプラットフォームを構築し、本質的なサービスを提供することで、多くの人々の金融生活をサポートしています。
会社名 | 株式会社マネーフォワード |
代表者 | 代表取締役社長CEO 辻 庸介 |
設立 | 2012年5月 |
本社所在地 | 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F |
事業内容 | プラットフォームサービス事業 |
主な関係会社 | マネーフォワードケッサイ株式会社
株式会社Biz Forward 株式会社アール・アンド・エー・シー 株式会社ナレッジラボ マネーフォワードi株式会社 株式会社シャトク アウトルックコンサルティング株式会社 マネーフォワードクラウド経営管理コンサルティング株式会社 マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社 スマートキャンプ株式会社 株式会社ビズヒント マネーフォワードホーム株式会社 マネーフォワードエックス株式会社 Money Forward Vietnam Co., Ltd. Money Forward India Private Limited マネーフォワードホショウ株式会社 マネーフォワードシンカ株式会社 マネーフォワードファイン株式会社 マネーフォワードフィナンシャル株式会社 |
事業内容
マネーフォワードの事業は、主にto法人・to個人・to金融機関の3つに分かれ、多角的に事業を展開しているため、その区分けに基づいて事業内容を紹介します。
■法人向け事業
企業や法人向けにバックオフィス業務の効率化や経営管理を支援するソリューションを提供しています。
<主要サービス>
マネーフォワード クラウドシリーズ:経理・会計、給与計算、請求書発行、経費精算、労務管理、会社設立など、バックオフィス業務を効率化するクラウドサービス。直近の法改正に対応したクラウドインボイスのサービスも提供。
マネーフォワード ケッサイ:B2B取引における高速与信審査や入金保証や口座振替のサービスを提供。
マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startups:売掛債権を売却していただくことで、最短翌営業日に資金化できるスタートアップのためサービス
■個人向け事業
個人向けに、家計管理や資産形成をサポートするサービスを提供しています。
<主要サービス>
マネーフォワード ME:個人の収支を一元管理する家計簿アプリ。銀行口座、クレジットカード、電子マネーなどを連携し、自動で収支を記録・分析することが可能。
マネーフォワード お金の相談:資産運用やライフプランニングのための専門家による相談サービス。
マネーフォワード 固定費の見直し:日々の生活に関わる「固定費」の削減をサポートし、個人の家計改善を促進するサービス。
■金融機関向け事業
金融機関向けに、DX化を支援するためのソリューションを提供しています。
<主要サービス>
マネーフォワード Fintechプラットフォーム:銀行や証券会社などの金融機関向けにAPIを提供し、顧客向けのデジタルサービスを強化するためのソリューション。
Mikatano シリーズ:複数の金融機関の口座をまとめた資金管理やインボイス管理や融資ポータルのサービスを金融機関向けに提供。
インボイス制度等の法改正があり、法人ではバックオフィスの業務負荷が進む中、同社では時代や法改正に合わせたサービスを提供することで法人向け事業を伸長しています。また、昨今の物価高を踏まえ多くの世帯・個人で家計の収支を見直すケースが増えてきました。個人向けサービスでは収支の可視化や固定費の見直し等、多くの人にとって有益なサービスを提供しています。
事業の強み・特徴
マネーフォワードが急成長している理由には、様々な特徴・強みがあります。ここでは、その特徴・強みをいくつか紹介します。
■強固な開発体制とM&Aによる幅広いサービスの展開力
同社では前述のとおり、to法人・to個人・to金融機関の3つの主要分野で多様なサービスを提供し、日々サービス内容が拡充しています。その背景には、CTOの中出匠哉氏が牽引する優秀なエンジニア組織の組成とその開発力にあります。国内でのITエンジニア確保が難化する中、例えば早期にベトナムでのオフショア(海外拠点)開発を推進し、またエンジニア組織の社内公用語を英語に統一・優秀な海外人材確保のハードルを下げるなど、国内のみにとどまらないグローバルな開発体制を整備しています。
その結果、競合企業がエンジニア不足により開発スピードが上がらない中、マーケットの変化に対して早期にかつ柔軟にサービス提供〜改善を実現してきました。また、積極的なM&Aを通じて自社の開発リソースでは対応できない部分を補い、多角的にサービスラインを拡充しています。
■ クラウド技術とSaaSを通じてデジタル化支援
同社はクラウド技術を活用し、業務の効率化や自動化を推進するサービスを提供しています。特に法人向けクラウドシリーズは、経理・会計、給与計算、労務管理など、企業のバックオフィス業務を効率化し、デジタル化をサポートします。従来はバックオフィスのシステム構築・導入や外注に高額な初期投資が必要だった一方で、SaaSを通じた従量型課金サービスを通じて規模が小さいスタートアップ、中小企業から大手企業まで幅広く支援ができています。
■APIプラットフォームと金融機関向けの先進的サービス
同社は、複数の金融機関の口座情報を一つに集約、閲覧を可能にするアカウントアグリゲーションというコア技術を保有しています。その技術をベースとしたAPIを活用したフィンテックプラットフォームや、データ活用を支援するサービスを金融機関向けに提供しています。これにより金融機関のデジタルサービス強化や新たなビジネスモデルの創出を支援しています。法改正やビジネス慣行が変化する中で、今後も金融機関をDX分野から支えていくと考えられるでしょう。
■ユーザーに根ざした利便性と使いやすさ
同社では、「User Focus」というバリューを掲げており、ユーザーにとっての利便性と使いやすさを重視しています。その取り組みの結果として、「ITreview Grid Award 2023 Fall」の各部門にて最高位を受賞する等、法人、個人から高い評価を受けてきました。例として、個人向けの家計簿アプリ「マネーフォワード ME」は、銀行口座やクレジットカードとの連携機能により、ユーザーが銀行など金融機関に行かずともスマホ一つで資産管理や収支の把握を可能にし、多くの人の生活利便性が大きく向上したのではないでしょうか。
これらの強みを活かして、マネーフォワードは、法人、個人、金融機関に対する価値を提供し、デジタル化時代におけるリーダーシップを今後発揮していくことが想定されます。今後も数多くのサービス改善や新規サービス提供を通じて、デジタル社会や最新の金融・会計分野を支える人材を輩出していくでしょう。
マネーフォワードへの転職をお考えの方へ
マネーフォワードへの転職は難易度が非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言えます。弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
マネーフォワードへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただけますと幸いです。