PwCコンサルティングの中途採用・転職難易度、採用倍率は?トップエージェントが明かす対策方法
PwCコンサルティングは世界的な経営コンサルティングファームであり、クライアントのビジネス課題に対する包括的なコンサルティングを提供しています。PwCグローバルネットワークを活用し、戦略策定から実行はもちろん、グループファームが持つ財務アドバイザリーや税務、法務など幅広い分野の専門知識も活かしながら、企業のビジネス成長と持続可能性を支援しています。また、PwCコンサルティングでは従業員の成長を重視し、多様性と包摂性を推進しており、チームワークと専門性を高める環境を提供しています。PwCコンサルティングは、自己成長とプロフェッショナルなキャリアを追求する転職希望者にとって魅力的な選択肢です。
ここでは、弊社sincereedの転職ノウハウの一部から、求める人材像や、各選考のポイント、さらにはこれまでご支援させて頂いた転職事例をもとにPwCコンサルティングへの「転職成功ポイント」をご紹介していきます。
そもそもなぜPwCコンサルティングの中途採用倍率はなぜ高いのか?
倍率が高い理由としては、
(1) 応募数が多い
(2) 高い「コンサル適性」が求められる
(3) 面接の通過率が低い
の3点が挙げられます。
(1) 応募数が多い
PwCコンサルティングは世界的に有名な会計事務所のグループであり高い評価を得ています。そのため、多くの人がPwCでのキャリアを望む場合があります。またPwCはグローバルに展開しており、多様なプロジェクトや業界での経験を積むことが出来、コンサルタントとしてキャリアの成長やスキルの習得を支援するトレーニングやプログラムも豊富なため、今後のキャリア展開を見据えて転職する方も多い傾向です。
またPwCコンサルティングの場合には部門別採用となっており、これまでの社会人経験を活かして親和性のある部門へと応募するのが一般的ですが職種自体が「コンサルタント」のみとなっていることから、ライバルのバックグラウンドも多種多様。一般事業会社であれば会社機能別に応募されているポジションのため、その企業に応募する候補者も分かれますが、コンサルの場合には一つとなってくるためライバル数も必然的に多くなってきます。
(2) 高い「コンサル適性」が求められる
何より難易度を高めているのがこの「コンサル適性」。コンサル適性とは論理的思考能力や課題解決力、コミュニケーション能力、やり抜く力、素直さなどコンサルタントとして必要な基本スキルが備わっているかどうか書類選考時点から評価されます。これら適性においてはすべて完璧にある必要はありませんが、コンサルタントとして活躍できるという一端を面接でアピールすることが出来なければ不採用となってしまいます。
そのためどんなに優秀な経歴の方も、面接においてコンサル適性がないと判断されれば即不採用になる厳しい門となっており、自身のこれまでの経歴と志望動機から、どのようにアピールするかがポイントとなってきます。
また年齢においても他事業会社の選考より顕著に厳しく、例えば30代中盤であればコンサルではマネージャーポジションになってくる年齢のため、その素養があるのかコンサル適性だけでなく、さらにプラスαを見られることもあります。
一方で中途採用比率においては非常に高いのがコンサルティングファームの特徴でもあります。ある部門では95%以上が中途という場合も珍しくありません。新卒より中途のほうが入りやすい、というデータもあるため、新卒リベンジから中途入社を目指す方も多くいらっしゃいます。
(3) 面接の通過率が低い
上記2点の通り、人気企業であり、採用ポジションでの求めるスキルから、おのずと面接通過率も低くなっています。PwCコンサルティングで実現したいことはもちろん、チャレンジ精神、成長意欲、という視点を重要視しているため、面接でのアピールはもちろん論理的思考能力やコミュニケーション能力もポイントとなってきます。
面接でこれらをアピールする必要があるでしょう。さらになぜPwCコンサルティングなのか、なぜ現職ではなく転職なのかPWCコンサルティングでなければいけないのかを論理的に述べることがポイントとなっており、その通過率は低くなっています。
どのような対策が必要か?
PwCコンサルティングへの転職では面接対策が重要なポイントとなります。書類においても実際に不採用になっているケースもあるため、ここでは書類、面接と合わせて、どのような対策が必要なのかご紹介していきます。
書類対策
一般的な書き方で問題ありませんが、しっかりとコンサル適性があることをアピールすることが大切です。ただ経歴を羅列するだけでなく、プロジェクトベースでそのプロセスと成果を具体的な数字をもって書くようにしましょう。プロジェクトベースでの業務経験がない方もいらっしゃるかと思いますが、自身の経験を分解、棚卸して、普段とは違う業務経験や突発的な業務などをプロジェクトとして考え書いてみるといいかもしれません。
転職エージェントに相談し、客観的な意見も交えてブラッシュアップしながら進めると良いかと思います。 応募書類の重要なポイントは人事担当者に「会ってみたい」を思ってもらうことです。どんなに人物面がよくてもこの書類選考で落ちてしまっては面接で何も伝えられません。
面接対策
PwCコンサルティングでは一般的な、自己紹介から始まり、なぜPwCコンサルティングなのか、志望動機や転職理由から、これまでの経験で苦労したこと、それをどのように乗り越えてきたのか、などが聞かれます。さらに面接官から深堀質問がされますので、これにも対応できるよう、自分自身でも腹落ちする志望動機の用意、結論を先に言うPREP法などを使って問答するようにしましょう。PwCコンサルティングではこれまでの職務経験を深堀して評価する傾向があります。何か光るものがあるのか、という点で面接官は見ていますので入念な準備をしていきましょう。
面接のどこかでフェルミ推定やケース面接を行う場合もあります。対策なしには乗り切れない可能性が大きいため、まずは書籍やネットでその概要を把握し、面接までに何度も練習して慣れていくことも重要なポイントでしょう。
そのため徹底的に自己分析、そしてPwCコンサルティングの企業分析を行いう必要があります。また面接では自信をもって話せなくてはいけないため、例えば想定質問に対しての問答など模擬面接で練習を重ねたり、自分自身の回答がロジカルになっているのか、録音しながら振り返って確かめながら進めていくのもいいでしょう。
転職エージェントに相談する
PwCコンサルティングがどのような人材を求めているのか」を的確に把握することが転職成功のカギとなります。 sincereedではPwCコンサルティングへの転職支援数も多く、「どんな人材を求めているのか」このポイントを熟知しており、選考ノウハウはもちろん、入社事例やWebサイトには掲載されていないエクスクルーシブな情報も提供させていただきます。まずは一度ご相談頂ければ幸いです。
求める人材像
採用サイトでは、各領域において求める人材像が以下のように書かれています。
戦略コンサルタント
オーナーシップと自主性を兼ね備えたうえで、他者とコラボレーションすることで1+1を3にも4にもしようという姿勢を持つ方。常に考えることを止めず、自身の思考で仕事に向き合うことができる方。
ビジネスコンサルタント
「クライアントのビジネスパートナーとして共に企業変革を実現したい」という思いを持ち、専門的なコンサルティングスキルを身に付けていくことで、企業や社会における価値創造を成し遂げたい方。
- コンサルタントの仕事を理解し、コンサルタントとして企業課題解決の実現に貢献したい
- 新しい刺激を求め、常に挑戦し続ける意欲がある
- どのようなことも自分の成長につながると理解し、全力で取り組むことができる
- 一緒に働く仲間をプロフェッショナルとして理解しリスペクトできる
- 困難な状況においても、自分を信じて仕事を楽しむことができる
デジタルコンサルタント
- 「テクノロジーを起点に問題解決をしたい」「自分が持つ専門性をコンサルティングに生かしたい」など、デジタル分野に興味があり、ビジネスの領域から社会に貢献したい方
- 最先端のデジタルテクノロジーを社会課題の解決に用いたいという方
- 成長意欲が高く、環境を生かして自分を高めていきたい方
ITコンサルタント
「ITを活用したビジネスに関わりたい」「世の中の課題を、ITソリューションを使って解決したい」「構想を描くだけではなく、具体的な課題解決まで顧客に並走したい」など、ITで新しい価値を創造する熱意のある方。
M&Aコンサルタント
企業の変革を支えることで自分自身の成長を実現し、「ディール戦略策定」「M&A」「事業再生」「公共インフラ/社会インフラ」について総合的な目線を持って専門性を深めていきたい方
- 戦略とファイナンスの両面でスキル・知見を身につけ成長したい
- 社会に大きなインパクトを与える案件に挑戦したい
- グローバル案件で活躍したい
- 事業がうまくいっている会社だけでなく、経営に苦しんでいる会社のためにも尽力できる
- クライアントを取り巻くステークホルダーを理解し、「社会課題」の解決と「企業価値」の向上を両立させるというマインドに共感できる
PwCコンサルティングの中途採用では、特定の業界や分野における専門知識とスキルが求められます。これは、金融、ヘルスケア、テクノロジー、エネルギーなどの業界における経験や、戦略コンサルティング、リスク管理、デジタルトランスフォーメーションなどの特定のコンサルティング領域での専門知識を指します。
またコンサルタントとしての基礎能力として、問題解決能力やコミュニケーション能力も求められ面接や選考過程においてこれらを徹底的に見られています。
問題解決能力
コンサルタントはクライアントの課題を解決する役割を担うため、論理的かつクリティカルシンキングに基づいた問題解決能力が重要です。複雑な問題を分析し、実行可能な解決策を提案できる能力が求められます。
コミュニケーション能力
クライアントとの円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。プレゼンテーションスキルや、クライアントのニーズを正確に理解し、効果的にコミュニケーションできる能力が重視されます。
PwCコンサルティングの選考フローは?
デロイト トーマツ コンサルティングの選考フローは以下のようになっています。ポジションに応じて面接回数や、オンライン・対面など異なってきます。
書類選考
コンサル適性があるのか、求める人材像などの観点から履歴書・職務経歴書を基に判断されます。良く整理された職務経歴書で、具体的に業務プロセスとその成果を数字をもって記載するようにしましょう。企画職の場合、どのような問題があって、どのように進めて、どんな成果が得られたのか、コスト削減なら何%、何円なのか、新規事業なら売り上げが何円で、そこからどのように改善しPDCAを回していったのかなどを盛り込むと良いでしょう。
1次~2次面接(Webテスト)
一部のポジションではTG-WEBなどの筆記試験が実施されます。そして面接では、転職理由はもちろんですが、入社して何がしたいのか、という質問や、前職における成功体験・失敗体験などがよく聞かれます。
面接官としてマネージャーレベルの方が出てくる面接になります。この面接では、通常の質疑応答に加え、簡単なビジネスケースが出題されることがあります。特に戦略コンサルタントのポジションでは、ケース面接が重要視されます。
求める人材像でも述べたように「コンサルタントとしてのマインド」もポイントになってきますので、これまでの経験から深堀質問され、一貫性をもって話しているのか、しっかりと物事を考えて業務をしてきた人なのか、を見極められています。
どんな対策が必要かは転職エージェントに相談しながら進めると良いでしょう。
最終面接
最終面接では、基本的には他面接と同じ内容になりますが、ここでも書類→面接で答えた内容と齟齬がないよう、ロジカルに答えていきましょう。
PwCコンサルティング 中途採用情報
PwCコンサルティングの中途採用でのコンサルタント募集要件を見ていきましょう。
Technology Strategy コンサルタント(Strategy-TCS)
職種ポジション | Technology Strategy コンサルタント(Strategy-TCS) |
仕事内容 | デジタル化が進展している昨今、ほぼすべての新規事業はテクノロジを活用したものになっています。 Technology Strategyは、デジタル・テクノロジの知見をベースに事業戦略や事業構想策定など 様々な事業課題をクライアントとともに解決していくことをミッションにしたチームです。【担当業務】 ストラテジーコンサルティング部門におけるデジタルテクノロジーの専門家チームです。 デジタルを活用した新規事業/新サービスの構想策定から、市場投入以降のデジタルサービス/プロダクトの改善・成長まで、PwC国内外の様々な専門領域を持つメンバーと連携しつつ、一気通貫で支援します。 【担当業界】 【担当領域】 【具体的なプロジェクト】 【人員構成】 【部門からのメッセージ】 |
求める経験・スキル | 【必須要件】 大卒以上 社会人経験3年以上■望ましいスキル: ・レガシーITではなくデジタルIT関連のIT経験を有する方 ・ITコンサル経験、ビジネスコンサル経験のあるかた歓迎 ・デジタルITの中でもクラウドアーキテクチャ設計経験、データ基盤設計経験、アジャイル開発経験をお持ちの方 ・パッケージ開発ではなくスクラッチ開発のアーキテクチャ設計ができる方大歓迎です! ・AWS、GCP、Azureなどのクラウド資格や、スクラムマスター、プロダクトオーナーなどのアジャイル開発関連資格の保有する方 ▼Associate/Senior Associate: ▼Manager以上: |
給与 | 500~1500万円 |
戦略コンサルタント Strategy&
職種ポジション | 戦略コンサルタント Strategy& |
仕事内容 | ■主な業務内容 – 企業等向けの戦略策定、実行支援 – 上記のための調査、分析、考察、示唆出し、等※直近2年以内に中途採用選考にご受検頂いた方は対象から除かせていただきます |
求める経験・スキル | 【Associate/Senior Associate】 ■求める経験 事業会社・官公庁・研究機関等における実務経験【Manager/Director】 ■求める経験 – マッキンゼー – BCG – Bain – ATカーニー 上記記載の戦略コンサルティングファームにて、プロジェクトマネジメント経験がある方 ※ポジションに関係なく、直近2年以内に中途採用選考にご受検頂いた方は対象から除かせていただきます |
給与 | 500~1200万円 |
PwCコンサルティングへの転職理由
ベイカレントコンサルティングに転職を決めた理由として多いのは、主に下記の4点です。
①成長環境であること
②グローバルな活躍機会
③企業カルチャー
④年収アップを実現
1つずつご紹介していきます。
①成長環境であること
これは、コンサルティングファーム全体に言えることですが、入社理由として成長環境をあげる方は多いようです。コンサルタントの役割は、企業が抱えている課題についての解決策を提案し、企業全体のパフォーマンスを最大化させること。企業自身も、どんな課題を抱えているのか曖昧だったり言語化できていなかったりすることがあるので、それを顕在化させる役割を果たしつつ的確な解決策を提示する必要があります。そのため顧客とのコミュニケーション力、洞察力、ロジカルシンキング、プレゼン力といったスキル面が求められるほか、業界や領域についての知識習得も必要な環境です。成長し続けることが喜びに繋がる方、市場価値を上げたい方にとっては、非常に有意義に働ける環境でしょう。
②グローバルな活躍機会
PwCコンサルティングには、グローバルモビリティ制度があります。異なるカルチャーやマインドセットを経験によって身に着け、インターナショナルな環境で成長し、新たなキャリアパスに挑戦する機会を求めて入社したを決めた方は多いようです。海外にプロジェクトアサインされたり、2、3年の長期出向、3カ月から1年程度の短期交換アサインなどさまざまなケースがあります。また、151カ国のPwCグローバルネットワークがあり、最先端の知見やソリューションに触れることができます。
③企業カルチャー
企業カルチャーに惹かれて入社を決めたという方も多くいらっしゃるようです。PwCコンサルティングでは、「やさしさが生む、強さがある。」というメッセージを打ち出しています。また、行動規範には「声をあげる」「ビジネス活動における信頼を築く」「お互いの信頼を築く」などがあり、オープンでフラットな企業カルチャーを魅力に感じる方が多いようです。
④年収アップを実現
転職を決めるうえで、オファー額は重要な項目の1つだと思います。現年収やスキル、面接接評価に応じてオファー額は変わってくるため一概に言えない部分も大きいですが、弊社sincereedで転職支援した方の中には、希望年収を上回る年収でオファーを受けたことが決め手になった方も複数いらっしゃいます。中にはコンサル未経験ながら150万円、200万円の年収アップを実現した事例もあります。詳しくは、こちらの転職成功事例をご覧ください。
【転職成功事例】
https://sincereed-agent.com/occupation_other/occupation_compre_consul/
PwCコンサルティングの会社概要
転職活動でおさえておきたい情報として、まずは会社概要をご紹介します。
会社名 | PwCコンサルティング合同会社
(英文名称:PwC Consulting LLC) |
代表者名 | 代表執行役CEO 大竹 伸明 |
創業 | 1983年1月31日 |
従業員数 | 4,500名(2023年6月) |
所在地 | 東京
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー(地図) Tel:03-6257-0700 (代表) Fax:03-6257-0701 名古屋 〒450-6038 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ 38F(地図) Tel:052-588-3958 Fax:052-588-3957 大阪 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町4‐20 グランフロント大阪 タワー A 36F(地図) Tel: 06-6375-2620 Fax: 06-6375-2621 福岡 〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル4F(地図) Tel:092-477-7625 Fax:092-477-7626 |
PwCコンサルティング合同会社は、ロンドンを本拠地とし世界151カ国に展開する世界最大のファームであるPricewaterhouseCoopers(PwC)グループの一員として日本でコンサルティングサービスを提供している企業です。デロイト トウシュ トーマツ、KPMG、アーンスト・アンド・ヤング(EY)と並び、世界4大コンサルティングファーム(Big 4)の一角を占めています。
PwC Japanグループは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社の総称です。PwC Japanグループは以下の法人で構成されています。
・PwCあらた有限責任監査法人
・PwC京都監査法人
・PwCコンサルティング合同会社
・PwCアドバイザリー合同会社
・PwC税理士法人
・PwC弁護士法人
・PwC総合研究所合同会社
・PwCサステナビリティ合同会社
・PwCビジネスアシュアランス合同会社
・PwCビジネスソリューション合同会社
・PwC Japan合同会社
グループ間ではパートナーシップ体制を採用しており、プロジェクトによっては企業の垣根を超えてチームが組まれることがあります。このパートナーシップ体制により、戦略立案、システム導入、会計、税務、法務など幅広い課題解決、コンサルティングサービスを提供できることがPwCコンサルティングの強みとなっています。
PwCコンサルティングの経営方針
面接対策で外せないのが経営方針です。PwCコンサルティング)では、「3つのDによる変革」というコンセプトのもと、最適な価値提供を目指しています。
「Design:新しい姿を描き、作る」
クライアントの事業変革を成功に導くプロセスをデザインし実行する。
「Disruption:従来の概念を覆す」
デジタルを駆使して、既成概念を覆すサービスを提供する。
「Dimension:多くの側面から多面的に考える」
課題に対して多面的に取り組み、新たな提供価値を導き出す。
PwCコンサルティングの事業内容
PwCコンサルティングでは、戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。PwCコンサルティングが扱うテーマ・産業には以下のようなものがあります。
テーマ
・エンタープライズトランスフォーメーション
「デジタル」をキーワードに、「SAP×Cloud」をサービスの軸とし、SAPのソリューションと次世代のクラウドの利点を徹底的に追求した「クラウドネイティブ」を目指し、デジタル化の構想から、デザイン、実現までをトータルで支援します。
・ストラテジーコンサルティング
PwCのストラテジーコンサルティングは、伝統的な戦略コンサルティングファーム(Strategy&)の強みと、総合コンサルティングファームとしてのDXやM&A・提携・再編などの変革実務に係る強みを組み合わせることで、Practical Strategy(即座に実行できる戦略)の策定や、それを起点とした全社トランスフォーメーションを支援し、クライアント企業の「信頼の構築」「ゆるぎない成果」の実現に貢献します。
・ビジネストランスフォーメーション
「ビジネス」「デジタルデータ」「リスクマネジメント」の3つの観点からサステナブルな企業経営や企業間連携の実現、データドリブンでアジリティの高い組織の構築、デジタルを活用した新規事業の創出、地政学リスクやデジタルリスクへの対策など、クライアントが社会からの信頼を構築し、持続的に企業価値を高めていくための支援を提供しています。
・テクノロジー&デジタルコンサルティング
デジタルとテクノロジーの力で、クライアントの現在、そして未来へのゆるぎない成果の実現を支援するとともに、私たちの持続可能な社会づくりに取り組みます。
・トラストコンサルティング
企業のビジネス戦略を脅かす中長期的なリスクを識別し、事業運営の継続性を阻害するオペレーショナルリスクに的確に対処するための支援を提供します。
・グローバルビジネスストラテジー
さまざまな業界のクライアントに対して、グローバルビジネス戦略の策定から、実行に必要なビジネスオペレーションの構築、ピープルエンゲージメントの向上などに係る支援を提供しています。
産業
・自動車、製造、エネルギー、資源
・情報通信/エンタテイメント&メディア
・流通・消費財
・官公庁・公的機関
・ヘルスケア・医薬ライフサイエンス
・金融サービス
PwCコンサルティングの育成制度
PwCコンサルティングでは、一人ひとりの可能性を最大限に引き出すため、研修やコーチング制度をベースとした「キャリア構築」に力を入れています。PwCの各国メンバーファームとの連携やグローバルモビリティ制度を通じて、グローバルな「キャリア構築」が可能となっています。
トレーニングプログラム
PwCコンサルティング合同会社では、中途入社の方の基礎スキル向上のために、1カ月間の入社時研修プログラムを用意しています。研修は毎月実施しており、コンサルタント経験者も苦手なテーマなど、希望する項目のみを選択した受講が可能です。
マインドセット、ロジカルシンキング、ファシリテーションなどのコアスキルを学ぶ研修に加え、PwCのカルチャーや方法論、デジタル活用を理解するための研修、チームで企業の課題解決を議論する実践的なケース研修など、PwCで活躍するために必要なマインド・スキル・リレーションを習得できる内容になっています。そのほか、デジタル領域スキル強化プログラムやマネジメントトレーニングも用意されています。
コーチング制度の導入
PwCコンサルティングでは、全社員にコーチが割り当てられます。コーチはキャリアアドバイザーの役割を担い、先輩社員が担当します。一人ひとりに応じたケアを実施し、短期的な育成だけではなく、将来のキャリアに目を向けて、対話を通じてキャリア実現をサポートします。
グローバルモビリティ
PwCコンサルティングでは、グローバルモビリティ制度によって異なるカルチャーやマインドセットを経験によって身に着け、インターナショナルな環境で成長し、新たなキャリアパスに挑戦する機会を創出しています。
・さまざまなアサインの機会
グローバルモビリティの機会にはプロジェクトベースでのアサインや2、3年の長期出向、3カ月から1年程度の短期交換アサインなどさまざまなケースがあります。PwCコンサルティングでは、全社員の10%がグローバルモビリティ経験者となることを目標としています。
・PwCグローバルネットワークとの交流機会
インバウンドの観点では、PwCグローバルネットワークの海外法人から多数のメンバーが日本に赴任しており、主に日本におけるビジネス展開を図るグローバル企業をサポートしています。彼らとのネットワークを通じて海外との距離を感じることなく、最先端の知見やソリューションに触れることができます。また、仕事以外の場も含めて、多様な考え方から生まれる新たなアイデアやイノベーションを経験することで、国内にいながらも自らのスキルアップが可能です。
PwCコンサルティングの福利厚生
PwCコンサルティングの福利厚生には以下のようなものがあります。
休暇制度
・年次有給休暇
入社初年度から(最大)20日間の有給休暇の付与、5日間のリフレッシュ休暇が付与されます。
・特別有給休暇
年次有給休暇とは別に各特別有給休暇が整備されています。
結婚休暇、子女結婚休暇、忌引休暇、災害休暇、交通遮断休暇、特別試験休暇、ボランティア休暇(1年度に1日間)、出産休暇、配偶者出産休暇、育児・介護特別休暇(有給15営業日・無給5営業日)、子の看護休暇(1年度に5日間)、傷病休暇(最大有給40日間※勤続3年以上の場合)
柔軟な働き方
社員それぞれのライフスタイルやライフステージに併せて、働き方を自分で選択・組み合わせることができる「Design Your Workstyle」制度が導入されています。
・ハイブリッドワーク制度
状況に応じてリモートワークとクライアント訪問・オフィスへの出社を組み合わせて働くハイブリッドワークが標準的な働き方となっています。
・フルリモートワーク制度
介護や配偶者の赴任帯同などを理由に、「出社義務のないフルリモートワーク」や「居住地を限定しない遠隔地リモートワーク(ただし国内に限る)」が可能です。
・コアなしフレックスタイム制度
スタッフが時間や場所にとらわれずに能力を最大限発揮できるよう、コアタイムを設けないコアなしフレックスタイム制度を導入しています。7:00〜22:00の間で、一人ひとりが就業する時間を設定できます。
・フレキシブル・ワーク・アレンジメント(短時間勤務制度)
育児・介護のための短時間勤務(時短・短日勤務)だけでなく、通学やボランティア活動などのための短時間勤務が可能です。これにより、「週3日勤務」(短日勤務)や「1日5時間勤務」(時短勤務)といった柔軟な働き方を推進します。
・フレキシブル・ライフ・デザイン休職
従来の育児・介護のための休職制度に加え、海外留学、配偶者の海外赴任への帯同などのための一定期間の休職が可能です。
育児サポート
・出産特別休暇
妊娠~産後1年まで、5日間の有給休暇(半日単位)が取得可能です。配偶者の場合、出産立ち会いなどのために、出産予定日(出産日が予定日からずれた場合には出産日を基準とすることも可)以降6カ月以内に連続3日以内の休暇(1日単位)が取得できます。
・育児特別休暇
育児休業取得可能期間の末日までに、父母ともに連続15営業日までの有給休暇を取得可能です。
・育児休業
父母ともに子が2歳に達するまで休職が可能です。
・ベビーシッター費用補助
父母ともに子が小学校入学までの期間、在宅保育サービスの入会金の全額、利用料金の半額(上限設定あり)を負担します。
健康支援・自己啓発支援等
・PwC健康保険組合
・カフェテリアプラン
・健康診断
・インフルエンザ予防接種補助
・確定拠出年金制度
・公認会計士企業年金基金
・語学学習支援制度
・資格取得支援制度
・PwC Funs活動
PwCコンサルティングへのご転職をお考えの方へ
PwCコンサルティングへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
PwCコンサルティングへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。