三井住友カードの強み・特徴は?
2024/03/18

三井住友カードの強み・特徴は?

三井住友カードの強みや特徴と聞くと、どのようなイメージを抱くでしょうか?メガバンクグループの一員としての規模感や安定感はもちろん、その他だと安定志向や保守的というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

三井住友カードはそのような社風の時代もありましたが、近年はむしろ新たな取り組みを続々と実施しています。日本初の挑戦も多く行っており、安定志向や保守的というキーワードとは大きく異なることが分かります。現在の大西社長が2018年に就任し、キャッシュレスを自社の一大テーマに掲げて以降、特に大きく変化している三井住友カード。そんな三井住友カードの強みや特徴について、詳しくご紹介していきます。

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4つ強み

三井住友カードの強み・特徴は主に下記の4つです。

①SMBCグループの総合力

②半世紀以上の歴史で培われたデータやノウハウ

③大企業のリソース&ベンチャー企業のスピード感での事業展開

④DXへの注力

 

1つずつ具体的にご紹介していきます。

 

①SMBCグループの総合力

三井住友カードは、SMBCグループのキャッシュレス戦略の中枢を担う総合決済カンパニー。2022年度の営業収益は5225億円で、競合他社であるJCBの3726億円、三菱UFJニコスの2783億円に大きく差をつけています。安定的な財務基盤を保有しつつ、SMBCグループの各社と連携し、幅広いニーズに合った決済・ファイナンスサービスを展開している点が強みです。

 

例えば2023年3月に提供を開始した個人向け総合金融サービス「Olive(オリーブ」も、三井住友カードと三井住友銀行のお互いの強みを生かしたSMBCグループ横断サービスです。

Oliveアカウントを開設すれば、キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いを1つのカードに集約でき、更にはアプリでの一括管理が可能というもの。SMBCグループの複数サービスを利用することで利用者の収益が増え、それによって利用者への還元や特典が増加すれば更に取引が増加し、収益もますます増えていくという好循環を目指しています。

 

このようにSMBCグループ横断でのサービス展開により、顧客のニーズに合った商品やサービスを提供できる点は非常に強いですね。

 

②半世紀以上の歴史で培われたデータやノウハウ

三井住友カードは設立翌年の1968年、日本のクレジットカード会社の中でいち早くVISAのライセンスを取得しました。1980年には国内で初めてVISAカードを発行し、それ以来VISAブランドの盟主、そして銀行系カード会社のトップとして業界をけん引してきた存在です。

 

近年は○○ペイ等の新しい決済アプリが乱立していますが、三井住友カードはこれまで半世紀以上にわたってクレジットカードや決済に関するノウハウを培ってきました。例えば三井住友カードはアクワイアリング(加盟店契約業務)シェア1位を獲得しており、消費者だけでなく加盟店側の事業者との繋がりも強いことが分かります。

 

実際に三井住友カードの強みに関して、社員インタビューでも以下のようなものがあります。

サービス内容の幅や有効性といった生活者にとってのメリットの拡充に加え、加盟店にとってのメリットも同時に成立させていかなければ、キャッシュレスが本当の意味で普及し、社会インフラとして機能していく未来はやってきません。そして、こういうフェーズでこそ、当社の強みは生きてくる。そう確信しているんです。

(データ戦略部部長/男性)

 

また、長年にわたり日本最大規模で消費者や加盟店の両方と繋がってきた三井住友カードは、「量」で圧倒的なポジションを築いてきました。この点を、マーケティング等のデータ活用においても活かしています。例えば三井住友カードが提供するサービス「Custella(カステラ)」は、三井住友カードが保有する消費者、加盟店のキャッシュレスデータを活用して、顧客の属性分析や行動予測などの解析ができるデータ分析支援サービスです。三井住友カードが保有する膨大かつ詳細なデータだからこそ実現できたサービスではないでしょうか。

 

③大企業のリソース&ベンチャー企業のスピード感での事業展開

上記”①SMBCグループの総合力”で記載した通り、三井住友カードはメガバンクグループの一員として安定した財務基盤があり、大企業ならではのリソースという点では申し分ない安定感です。だからといって保守的な社風ではなく、ベンチャー企業のスピード感で先進的な事業開発を次々に実施しているのが三井住友カードの特徴です。

 

三井住友カードの先進的な取り組みの一例をご紹介します。

  • 多様化するキャッシュレス決済を一気通貫で実現できる、事業者向け次世代決済プラットフォーム「stera」のリリース
  • 決済データを活用し、事業者の課題解決を実現するデータ分析支援サービス「Custella」のリリース
  • 日本で初めて、鉄道会社へのVisaのタッチ決済導入
  • 国内金融機関で初めて、当時日本法人の役員2人だけのスタートアップが開発したAI解析ツールを導入

 

この点に関して、社員インタビューでも下記のようなコメントがあります。

 

転職理由は明確で、2019年に決済プラットフォーム「stera」をリリースした三井住友カードの企業姿勢に共感し、ぜひここで働きたいと感じたからです。同じ業界で働く私にとって、「stera」のリリースはそれほどの衝撃でした。確かに「stera」の誕生によって、事業者・消費者の利便性は各段に上がります。しかし、複数企業によって多層化していた決済業務を1つのプラットフォームにまとめ、オールインワン決済端末「stera terminal」をはじめとした複数のサービス・プロダクトを開発するという道程は、決して平坦ではなかったはず。それを乗り越えてまで「私たちが全てやります」と言った会社を、これまで見たことがありませんでした。三井住友カードは「誰もやらなかったことに挑戦し、業界を自ら変えていこう」としている。その気概を肌で感じ、私は「この会社で働きたい」と思ったんです。

(2020年中途入社/アクワイアリング本部/男性)

 

新しい挑戦はしたいけれども安定した基盤の中で働きたい、という方にとっては、三井住友カードは理想的な環境と言えそうです。

 

④DXへの注力

”③大企業のリソース&ベンチャー企業のスピード感での事業展開”でも記載した通り、三井住友カードは国内金融機関で初めて、当時日本法人の役員2人だけのスタートアップが開発したAI解析ツール「DataRobot」を導入。これは2016年の出来事であり、三井住友カードはかなり早い段階でDXに対する取り組みを開始していました。

今では「DX推進宣言」を掲げ、社内オペレーションのデジタル化等の推進で新しい顧客体験の創造や社会課題の解決に取り組むことを名言しています。

 

具体的に注力している社内DXは、下記の通りです。

 

・RPAやAIツールの活用によるオペレーションの無人化

・RPAの従業員開発による自社開発パワーの強化

・社内データの顧客ニーズ分析、パーソナライズへの利活用

・データ人材の育成

・顧客利用データの蓄積による社内の不正検知システムの精度向上

三井住友カードの事業におけるDX取り組み事例としては、上記でご紹介した事業者向け次世代決済プラットフォーム「stera」、データ分析支援サービス「Custella」もそのうちの1つです。その他にもクレジットカードの券面にカード情報を印字せずアプリ上で確認するナンバーレスカード、プラスチックカードが発行されないモバイル端末専用のカードレスカードを発行するなど、デジタルファースト時代の新たなキャッシュレス体験を提供しています。

2022年12月にはDX事業者としての認定も取得している三井住友カード(*1)。大西社長も「全社一丸となってDXを加速することをお約束します」と名言しており、今後、DXが更に推進することは間違いなさそうです。これから三井住友カードがどのように事業を展開させていくのか、非常に楽しみですね。

(*1)DX認定制度とは、経営ビジョンの策定やDX戦略・体制の整備などを行い、DX推進の準備が整っている事業者を経済産業省が認定する制度です。

 

三井住友カードの企業概要

社名 三井住友カード株式会社
英文社名 Sumitomo Mitsui Card Company, Limited
設立 1967年12月26日
所在地 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
資本金 340億3千円(2023年3月末日現在)
代表者 代表取締役社長 大西 幸彦
従業員数 3,190名(2023年7月末日現在)

 

三井住友カードの事業内容

 長年培ってきたクレジットカード事業のノウハウをもとに、さまざまなお客さまと、多様な事業を展開しています。

 

クレジットカード

個人、法人ともにライフスタイルに合わせたさまざまなカードラインナップを取り揃えています。

 

カードサービス

会員の皆さまのニーズにお応えし、より充実した魅力的なサービスを開発・提供することで、メインカード化を図っています。

  • インターネットサービス「Vpass(ブイパス)」
  • ポイントサービス
  • 保険サービス

 

ファイナンス

クレジットカードの基本決済機能に加え、毎月のお支払い額をご都合に合わせて変更したいというニーズに応えたリボ払いや分割払いの支払い方法、現金のお借り入れサービスなどを提供するファイナンス事業に取り組んでいます。

 

その他のカード

クレジットカードだけではなく、デビットカード、プリペイドカードなど要望に合わせた、さまざまなキャッシュレスサービスをご用意しています。

 

加盟店事業

事業者・消費者が利用しやすい環境を提供するため、キャッシュレスに必要な機能をワンストップで提供する総合決済プラットフォーム「stera」を構築。多様な決済手段の提供に加え、業務効率化や販売促進、データ分析などさまざまなソリューションで事業者さまのビジネスをサポートしています。

  • 店頭決済
  • インターネット決済
  • 月々の利用料決済
  • 新しいキャッシュレス「stera」など

 

受託事業

決済・顧客管理システムのご提供および各種カード関連業務の代行により、事業者のより低コストかつ高品質なカード事業展開を可能とします。また、データベースマーケティングや、最新の決済ソリューションによる、事業拡大をサポートしています。

※「Custella」データ事業

三井住友カードが保有する膨大かつ詳細なクレジットカードの決済データを活用したデータ分析支援サービス「Custella」。自社顧客の分析に限定されていた従来のマーケティングとは異なり、クレジットカードの取引データだからこそわかる顧客の属性情報と詳細な購買データをもとにマーケティングを支援を手掛けています。

三井住友カードが保有する決済データの特徴

会員数…約1,300万会員

加盟店数加盟店数…約200万店

年間取扱金額年間取扱金額…約12兆円

取引数取引数…約5億件/月

【プロジェクト事例】

  • 7県を横断したDMPを構築 東北観光推進機構が目指す新しい誘客のカタチ(一般社団法人 東北観光推進機構)
  • データドリブンな温泉PRで観光消費単価アップを狙う(熊本県庁)
  • 年間パス購入者の特徴を抽出し、有望層の予測モデルを作成(ユー・エス・ジェイ)

 

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