掲載日 ・ 2026/10/05
株式会社神戸製鋼所
株式会社神戸製鋼所:【K630】生産技術開発・プロセス改善(樹脂混練造粒装置・接合特化/生産技術室/兵庫)
614~1,092万円
兵庫県
神戸製鋼所
鉄鋼・金属
生産技術・製造技術(機械・自動車)
600万~
会社名
株式会社神戸製鋼所
会社概要
<1905年に創立し、グループ会社が251社、連結従業員数が3万8千人を超えるグローバル企業>
【3つの主力事業を展開】
■素材系事業:鉄鋼アルミ・素形材・溶接等
■機械系事業:機械・エンジニアリング・建設機械
■電力事業:製鉄所の⾃家発電操業で永年培った技術・ノウハウを活かした事業
【数字でみる製品・技術】
・アルミディスク材:世界シェア60%
・自動車用弁ばね用線材:世界シェア50%
・スクリュ式非汎用圧縮機:世界シェア50%
・ゴム混練機:世界シェア40%
・発電規模:395万kw
ポジション
【K630】生産技術開発・プロセス改善(樹脂混練造粒装置・接合特化/生産技術室/兵庫)
仕事内容
<採用背景>
当社の機械事業における主要製品の一つである「樹脂混練造粒装置」の製造には、「真空ろう付け」と呼ばれる複雑な冶金学的挙動を伴う接合技術が不可欠です。これまで培ってきた専門技術をさらに高度化するとともに、今後の事業成長を支える技術基盤の強化・次世代への技術継承を進めています。
そこで、冶金学に関する専門知識を活かし、真空ろう付けをはじめとする接合プロセスの改善・開発をリードしていただける技術者を募集いたします。既存技術のさらなる高度化に加え、技術の標準化・体系化にも携わりながら、当社のコア技術を次世代へつなぎ、製品競争力の向上に貢献いただくことを期待しています。
<業務内容>
入社後は、当社の主力製品である樹脂混練造粒装置の最重要部品を担当し、冶金学や接合の専門知識を活かして、製造プロセス(特に真空ろう付け)における技術課題の解決に取り組んでいただきます。
■入社直後
まずは特定部品の製造工程や現状の品質課題への理解を深めながら、以下のような業務をお任せします。
●接合プロセス(真空ろう付け等)を中心とした製造プロセスの品質改善・安定化
●ミクロな物理的挙動の理解に基づいた、技術課題・品質トラブルの原因分析および対策立案
●材料特性や熱処理、金属組織などの知見を踏まえた製造条件の最適化・改善
●製造部門や設計部門、品質部門、サプライヤなどと連携した迅速な課題解決
■半年~1年後
特定部品の接合プロセスへの理解を深めた後は、品質改善・安定化にとどまらず、対象部品の拡大やより中長期的な視点での技術開発にも取り組んでいただくことを期待しています。
●様々な部品の製造プロセスに対する品質改善・安定化への展開
●真空ろう付けをはじめとする、新たな接合技術・工法の開発
●接合プロセスの生産性向上・高度化、およびボトルネック工程の解消
●サプライヤの技術力・品質向上に向けた技術指導や支援
●将来的なモノづくり課題を見据えた、次世代技術の開発・技術確立
■業務特徴
当ポジションの特徴は、経験則だけでなく「ミクロな世界の物理的挙動」という原理原則に立ち返り、材料・冶金・接合の専門家として、複雑なモノづくり課題に深く入り込める点です。
●真空ろう付け時にどのような冶金学的挙動が起こるのか
●なぜ品質のばらつきが発生しているのか
●温度や時間など、製造条件を変えることでミクロ組織をどう制御できるか
●現在の接合プロセスをより効率的・安定的なものにできないか
●複雑な物理現象を紐解き、現実的な打ち手(生産ラインへの適用)にどう落とし込むか
といった問いに対し、理論と現場の両面からアプローチします。
<キャリアパス>
生産技術室におけるキャリアパスとして以下が想定されます。
キャリアパス1)要素技術チーム:特定機種の担当として、調達仕様書策定やサプライヤ強化、中・短期の生産性改善や技術開発を行う業務
キャリアパス2)生産改善チーム:ボトルネックとなっている特定対象への集中的な生産性改善を行う業務
キャリアパス3)生産開発チーム:新技術の導入や中長期の専門的な技術開発/技術確立を行う業務
キャリアパス4)海外生産拠点:製造や品質保証のスタッフとして、現地のモノ作り課題の解消や仕組みづくりを行う業務
業務の都合等により、会社の指示する業務への異動を命じることがあります。
求める経験・スキル
<必須の経験・スキル>
下記いずれかの知識をお持ちの方
・冶金学・材料学に関する知識
└材料の製作方法
└熱処理
└接合時におけるミクロな物理的現象の理解
(金属の拡散、溶融・凝固、表面の濡れ性など)
└材料特性と製造条件の関係性
(温度・時間・冷却速度・真空度などの条件が、金属の強度・硬度・耐食性などに与える影響)
上記を満たしたうえで下記いずれかのご経験をお持ちの方
・ 工程設計、生産性改善を主導したご経験
・ トラブルシューティングを主導したご経験
・ 製造技法・工法を開発したご経験
<理由>
①「真空ろう付け」と呼ばれる接合技術、現象を理解するための基礎として、その専門性が不可欠。
②理論を応用的に適用し成果に繋げることが実業務で求められ、実際の現象を理解する洞察力や、現実的な打ち手に繋げる利害調整能力が、経験によって培われていることが必要。
<あると好ましい経験・スキル>
下記いずれかの経験・スキルをお持ちの方は、特に歓迎いたします。
・サプライヤに対する技術指導・品質指導のご経験
・ビジネスレベルの英語力
・以下のいずれかに関する専攻・専門性
└機械工学全般
└接合(特に真空ろう付け)に関する専門性・専攻
<理由>
冶金学・材料学の中でも、接合(特に真空ろう付け)についての専門性があれば、業務との親和性が更に高まるため。
<ターゲットキーワード>
接合、ろう付け、冶金、素材、材料、鋳造、鍛造、熱処理、溶接、めっき、溶射、表面処理
<求める人物像>
好奇心にあふれ、論理的思考と深い洞察力を備えた方